れんこんの花を見に土浦へ　

2023/07/22 - 2023/07/22

ハスの花の根っこが、”レンコン”だと認識したのは２年前。
ここ土浦に来たときのことでした。

背の高い、大きくて丸い葉っぱの植物が、道沿いにずっと続いていました。
「これはなんだろう？」

最初は、里芋の畑なんだと思ってたんですが、
畑のなかに白い花が見えて、それがハスだったんですねぇ。

で、さらに
”どうしてこのハス園はこんなにどこまでも続いているんだ？”と
思うんですが、

”いや、ちがうぞ”　と。

「ここはハスの花を観るハス園じゃなくて、レンコン畑なんだ」と。

エリア 土浦(茨城)

• 旅行の満足度: 4.5

• 交通手段: 自家用車

午前１０時、霞ヶ浦総合公園に到着。

向こうに見えるのが、関東最大の湖（でいいんだよね？）霞ヶ浦。

その西端に位置するのが、土浦市。

霞ヶ浦総合公園 公園・植物園

この広大な公園内にある、「花蓮園」へ

（”はなはす”園って読むのかな？）

「花蓮園ご案内」には、ハスの花種類がずらり。

墓地案内図（！）みたい、

こんなに種類があるんだ、ちょっと驚く

日陰はないので、ちょっと日和る

湖からの風で
ハスの花の香りがふわっと来ました

ベトナムで飲んだハスのお茶の香りでした

奥にみえる風車の展望からは、霞ヶ浦が一望できます。


そして、今年は
ハスの開花が早かったらしく
「見頃」時期はちょっと過ぎていました。

花びらが散って、タネになる部分”花托（かたく）”って言うらしいんですが
そのタネになる部分が、ゴロゴロと顔をだしてました。

その花托は、シャワーのヘッドみたいというか、
目が沢山付いている生物みたいに見えて、、どうも苦手です。
綺麗な花が、花びらを落とした途端にあの姿。
ハスってなかなか凄みのある花だなって思ったりします。。。

「霞ヶ浦」を臨む　釣り少年とワンコ

「霞ヶ浦」は、日本の高度成長期ごろには水質汚染が問題となって
長年取り組んできたそうです。

近くに流れる川を利用した水質改善の方策を経て、今は基準値内になったとのこと。

この少年とワンコがずっと釣りが出来るようという意味をこめたものなのかな？

「霞ヶ浦総合公園」を後にします。


以下は、この日のルートです。

土浦市で霞ヶ浦総合公園でハス花園を
霞ヶ浦の北側の道路にはレンコンの花畑→
隣の霞ヶ浦市を経て、霞ヶ浦にかかる橋を渡り小美玉市→
読み方が難しい行方（なめがた）市を経由して→
メロンが有名な鉾田市へ

そして、

そして、

本日のメインテーマ、”花咲くレンコン畑”へ。

「見頃（！）」でした

さきほどの「霞ヶ浦総合公園」の、湖を挟んで対岸にやってきました。

地図でいうとこのあたり、、

ずっと、どこまでも続く、レンコン畑に大興奮

レンコンを収穫するためのハスは

白い花がほとんどなのかなぁと見ていると

薄いピンクのが、ちらほらありました。

背の高いレンコンたちと、この広大さを写真で撮るのが難しい。

県道３５４号線の北側にやってきました。

向こうにある家々はレンコン農家さんなんでしょうか。

黒い瓦屋根の家々がずらり。

遠くに見える二つの峰が、筑波山です

標高は1000メートルもありませんが
茨城県は土地が平らなので、
何処からでも見える、、、いや、見えそう。（実際には見えないでしょうねぇ）

「レンコン街道」なるものを地図に見つけたので

そこに向かって走ってみると、、

高台があって、そこからは、、

広大なレンコン畑の向こうに

土浦市の”ダウンタウン”。　

このコントラスト、堪りません。

あとで知るんですが、

霞ヶ浦を縁取るように、ここから先ずっと、ずーーーっとレンコン畑でした。

もう飽きるくらいレンコン畑で、白い花が可憐に揺れていて。
県道118号線でした。

レンコン畑からちょっと離れて

高台にのぼって、次の目的地へ

「霞ヶ浦環境科学センター」へ

茨城県霞ケ浦環境科学センター 美術館・博物館

「霞ヶ浦環境科学センター」は、

霞ヶ浦の歴史と自然を楽しく学べる・・的な施設で、

ここからの展望が良いと知って、敷地内散策目的でしたが
館内展示も分かりやすくてよかったです。

無料ですし、キレイだし、涼しいし。

霞ヶ浦は、大昔、海だったところで。

長い月日を経て、海水が干上がって陸地になり、取り残された部分が湖になったという絵図です。

千葉県の東の突端「銚子市」に行った時にも、銚子灯台があるところは、海に浮かぶ島で、島と、陸地の間がだんだんに陸地として広がり繋がった、というのを読みました。

２階は図書コーナーと、飲食もちょっと出来るのかな、って感じで。

茨城県の市町村別パンフレット。

この数年、例の感染症禍で、福島、茨城を旅してますが
福島県、茨城県って、自分の県の魅力アピールに力入れてるって思う。

外に出ると、敷地内の東端に、展望台がありました。

むむ、　牛久大仏？！

どうやら、霞ヶ浦の向こうに、「牛久大仏」という大きな大仏さまが見えるようです

この方向をズームすると、、

ほんとだ。大仏様が。


茨城県って、広いんですよ、そして逆三角形みたいな形をしてるんで
方角が把握しづらいんですねぇ。牛久大仏様には４年位前に行ったかな。

そうか、この方角か。

長くなったので、この日の前半はここまで。

この旅行記では

土浦市（地図の左端）から、霞ヶ浦の北端の道路を走り、橋をわたる手前までを書きました。

つづく。