青い海と野良猫？の楽園、石巻市・田代島

2023/07/17 - 2023/07/17

石巻市街地から船で海に出ること４０分、石巻市の田代島に渡りました。
ひなびた漁村、青く透明度の高い海、そして野良猫？の楽園の島です。
確かにあちこちの猫がたくさんいました。
道路であおむけで寝ている猫を見たのは初めてでした。

https://www.youtube.com/watch?v=jmk-kM-rcDc

エリア 石巻(宮城)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 船 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

JR石巻駅です。
宮城県では仙台市に次ぐ２番目の都市・石巻市の玄関口です。
少ししゃれた駅舎です。

石巻市は漫画家・石ノ森章太郎ゆかりの町。
石ノ森萬画館をはじめ、様々な見どころがあります。
駅から、田代島への船の乗り場までは徒歩１５分。

港までの道々には石ノ森章太郎のキャラのオブジェがあります。
石巻駅前にあった「サイボーグ００９」のキャラ、赤ちゃんのような「イワン・ウイスキー」＝００１と「ジェロニモ」＝００５のオブジェ。

石巻マンガロード 名所・史跡

交差点には、「サイボーグ００９」の主人公でリーダー、「島村ジョー」＝００９のオブジェ。

ホテルパシフィック 宿・ホテル

個人的には石ノ森章太郎のキャラでは１番の仮面ライダー。
仮面ライダー２号の「へんしん！」ポーズは当時マネをしなかった男の子はいないと言われたほど、大ヒットしました。
この変身ポーズは仮面ライダー１号をはじめその後の仮面ライダーシリーズのみならず、ウルトラマンA以降のウルトラマンシリーズから、現在のセーラームーンに至るまでヒーロー、ヒロインものには定番お約束となりました。

駅から１５分ほどで川沿いに出ます。
川が茶色なのは、昨日の大雨の影響でしょうか。
秋田県などの北東北はすごいことになっていたようでした。

対岸には石ノ森章太郎萬画館が見えます。

午前９時発の高速船で、石巻中央港から出発です。
今日は天気もよく、たくさんのお客さんが乗船しています。

石ノ森章太郎萬画館を見ながら出航です。

途中、自動車の駐車場のある石巻門脇港からもたくさんのお客さんが乗ってきて、船は満員。
乗れなかった人もいました。
臨時続行便でも出したのかな。

やがて田代島が見えてきました。
ひらべったい島のようでした。

田代島 自然・景勝地

田代島には大泊港と仁斗田港の２つの港があります。
ただし、まだ干潮の時間とかで大泊港は通過して仁斗田港へ直行します。
お客さんの９割は田代島で下船、その後この船は網地島へ向かいます。

さっそく港の待合室の前には猫が２匹昼寝していました。
下船したお客さんは大喜びで写真を撮っていました。

田代島で何度もみたピンク色のきれいな花。
なんて名前の花でしょう。

まず港から仁斗田の集落へ。
田代島の中心となる集落です。
とはいっても商店街などの市街地らしきものはなく、家々の密集している漁村です。

ここにも猫が座って待っていました。
この猫は人懐っこいようで私のところにも寄ってきました。

ただ、やはり人は多く出て行ってるらしく空き家、廃屋も多かったです。
ちなみに小学校や中学校もこの島にはありません。
船で通学も難しいと思うので、子どもさんはいないのでしょう。

郷土資料館の道しるべがあったので、寄ってみました。
カフェと簡易郵便局、さらに島の昔の写真や資料の展示されている建物でした。

簡易郵便局の看板、他にお土産ものなども販売していました。

この建物の前には青い海が広がっていました。
今日はとても天気がいいので、素晴らしい風景でした。

さて、資料館と海を見た後は、まずはほとんどの人と同じく、猫神社を目指して歩いていきます。
途中、田代島の唯一の商店があります。
建物からして昔は旅館でもあったのでしょう。
おばあさんが１人でやってるようでした。

この商店の前には猫が１０匹ほど集まっていました。
猫の中には道路であおむけでお昼寝。
道路で昼寝する猫なんて初めて見ました。

今日はとっても暑いですが、日陰で気持ちよさそうにお昼寝しています。

仁斗田集落から歩いて１．５キロ、３０分ほどのところにある「島のえき」
観光の拠点となる建物で、カフェやお土産店、休憩所になっています。
ここでは猫たちに餌をやってるところでもあるので、たくさんの猫が集まっていました。

田代島「島のえき」 グルメ・レストラン

この建物はもともと田代島の中学校の校舎だったようです。
石碑の歴史を見ると明治５年に開校しており、明治維新後にすぐ開校したようです。
平成元年に閉校したようですが、その時の生徒数はどのくらいだったのでしょう。

「島のえき」の近くに猫神社。
この島ではもともと猫を縁起のいい生き物としてあがめていました。

田代島 猫神社 (美興利大明神) 寺・神社・教会

この猫は行儀よくちょこんとお座り。
これが都会では普通でしょ。

仁斗田集落から約１時間。
田代島のもう１つの集落・大泊。
民家の数は１０軒ほどでしょうか。

さて、ここまで歩いてきて、ペットボトルが空だったので自販機を探したのですがどこにもありません。
暑くてのどはからから。
先ほどの「島のえき」まで戻ってカフェでコカ・コーラを一飲み。

この猫はすごい！
木の切り株の上で昼寝してます。
痛くないのかな。

仁斗田集落に戻ってきました。
ちょっと高台にあるお寺の境内から見た仁斗田集落と港。

仁斗田集落の端にある、キャンプ場「マンがランド」
猫のようなバンガローに「里中満智子」「ちばてつや」などの漫画家の名前がついています。
ここを訪れた漫画家のサインが展示されている休憩所があり、ここで一息。

石巻市マンガアイランド キャンプ場

港にある田代食堂。
猟師さんたちの直営の食堂です。

メニューはその日に採れた魚によって変わるようで、今日はカレイのづけ丼。
あら汁がついて１８００円。
やや高めかな。