2023早めの夏休みは秘湯・秘境を訪ねる旅（その１：清津峡）

2023/07/15 - 2023/07/16

　7月三連休の初日＆二日目の日程（2023/7/15-16）で清津峡・奥只見に行ってきました！
　インスタ映えスポットとして有名なトンネル、行ってみたくて調べたところ、第一駐車場より近い場所に旅館発見！　しかも日本秘湯を守る会の温泉旅館（※）ではないですか！　これは行ってみなければ、ということで、2ヶ月程前に予約しようとしたのですが、トイレ無しのお部屋しか空いてない。紅葉の季節の方がいいだろうなと思いつつ、７月でも取りにくいのなら、トイレ有無なんて気にせず、このチャンスを逃すまい、ということで早速予約しました。
※　https://www.hitou.or.jp/provider/detail?providerId=683
　
　当初の計画では、せっかく旅館に泊まるんだから朝一の誰もいないトンネルを狙おうと思っていたのですが、連休渋滞を避けたくて早めに出発したため、時間つぶしをしても旅館に14時に到着し、その日のうちにトンネルへ。それなりに人は多かったけど、朝一は続々と人が到着し、旅館から見える第一駐車場は8:30には一杯になっていたので、朝一でなくて正解だったかも。むろん前日到着した時間は第一駐車場に止められるはずもなく、旅館に泊まるが故に旅館前の一番入口近くに駐車ができるし、宿泊者は割引券をもらって予約必須の連休でも予約なしにふらっと入れるし、大メリットでした。

エリア 十日町・津南(新潟)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

　7/15(土)、渋滞を避けるために早めに出発しようと思っていたけど、結局6:00出発となり、多少の渋滞に巻き込まれながらも、清津峡近くに10:00頃に到着。
　14時のチェックインまでどうやって時間つぶそうかとgoogleマップで調べ、棚田アートを見つけたので、行ってみることにする。（棚田アート 松之山下布川）
　。。。googleマップの評価、4.3だったのにな...。どこが棚田やねん。壮大な棚田にアートが描かれているのを想像していた私が悪い。まあ、可愛いっちゃかわいいけど。途中で作業をしているオジサマが通る我々の車に怪訝な目線を送っていたのもわかる気がする...。

　次に美人林に行こうと思っていたけど、棚田アート4.3が期待外れだったので、美人林4.1はやめておくことにする。天気も怪しくなってきたし。
　来る途中で気になっていたこれはなんだろう、ということで車をとめてみる。砂防ダムかな？と思っていたら、思っていた通りだった！　思っていた通りだと、不思議な建造物もすごいじゃん！と思えたりする（笑）

　実は2011年3月12日に発生した長野県北部地震の際に土石流が起こり、国道353号が埋塞したために造られた砂防ダムらしい。勉強になった。（トヤ沢砂防えん堤）

　この後、近くの「かどまん食堂」でつけ麺の昼食。他に食べるところは見当たらなかったので。地元車が多かったこのお店、意外に穴場かも。手作りっぽい麺がいけてる。が、ボリュームは半端ない（それが地元車に人気の秘密かも）。

　まだ時間があるので、磯辺行久記念 越後妻有清津倉庫美術館に寄ってみる。廃校になった清津峡小学校の体育館を大型の作品保管庫とギャラリーを兼ねた倉庫美術館としてリニューアルしたらしい。（入館料：500円）

　展示物はなかなか斬新で面白い。

　写真撮影OKなので、いくつか掲載しますね。

　これが一番好きかも。

　ワッペンシリーズ

　アトムのお面！

　違う人の作品だったかも

　１Fには「消えた小貫集落」の展示があってなかなか興味深かった。ふらっと入った美術館だけど、けっこう満足したかも。

　13:00頃になり、他に行く場所もないので、清津峡湯元温泉・清津館に向かうことにする。
　連休中の清津峡トンネルは予約必要とのことで、清津峡に行く道に入ったところでとめられる→宿泊である旨を告げて通していただく。第四駐車場の前でとめられる→宿泊だと告げても満車なので待つように言われる→再度宿泊の旨を告げる（旅館の駐車場が満車になるのか尋ねる）→誰か（たぶん先の駐車場の人）に無線連絡する→ようやく通過できる。そのあとはスムーズに旅館までたどり着けたけど、大変だった。
　ようやく旅館前の駐車場に車を停め、宿でトンネルの割引券をいただき、天気も良さそうなので、トンネルに行くことにする。（宿泊者は予約不要）

清津館 宿・ホテル

　さあ、トンネルに向かいましょう！　清津川のせせらぎが気持ちいい♪

清津峡 自然・景勝地

　振り返ると、宿の露天風呂が見える。

清津峡 自然・景勝地

　トンネルは連休中は事前予約が必要。宿の割引券をもらった我々は1000円→900円でその場で購入（現金のみ）。

清津峡渓谷トンネル 自然・景勝地

　第一見晴所に到着。

清津峡渓谷トンネル 自然・景勝地

　渓流と柱状節理の見事な景観！

清津峡渓谷トンネル 自然・景勝地

　今まで見た柱状節理で一番かも！

清津峡渓谷トンネル 自然・景勝地

　第二見晴所に到着。

清津峡渓谷トンネル 自然・景勝地

　意外と人が少ない。

清津峡渓谷トンネル 自然・景勝地

　が、ここからの景色も圧巻！

清津峡渓谷トンネル 自然・景勝地

　迫力ある柱状節理

清津峡渓谷トンネル 自然・景勝地

　差し迫る柱状節理の渓谷！

清津峡渓谷トンネル 自然・景勝地

　第三見晴所に到着。

清津峡渓谷トンネル 自然・景勝地

　反対側から見るとこんな感じ

清津峡渓谷トンネル 自然・景勝地

　ここからも圧巻！トンネル造ってまで見せたかったのがわかる。

清津峡渓谷トンネル 自然・景勝地

　最後のパノラマステーションに到着。

清津峡渓谷トンネル 自然・景勝地

　両岸壁を見ることができる最終地点。

清津峡渓谷トンネル 自然・景勝地

　順番に水面に映る写真を撮るのに夢中！？

清津峡渓谷トンネル 自然・景勝地

　写真撮りながらゆっくり往復しても１時間あれば十分。帰り道で案内人の方にお勧めされた足湯に寄って、作品（潜望鏡）を通して外の景色を眺めてみる。

清津峡 自然・景勝地

　さて、宿に14:30頃入って（チェックインは14:00～）、15:45～16:15の露天風呂の予約をして一休み。ところが、疲れがどっと出て寝入ってしまい（ま、缶ビールを飲んだせいもあるけど）、気が付いたら16:00になっていた！
　次の予約が入っていなかったので、16:20～16:50に変更してもらう。次が空いてて良かった～。
　めちゃいいお湯じゃん！しかも二系統の源泉かけ流し温泉。あ～、疲れが吹っ飛んだ～★　

清津館 宿・ホテル

　さて、18:00～山の幸の夕食。苦手な山菜オンパレード。が、大人になったねえ。ちゃんと食べたよ。
　さすが日本酒の里、新潟。一升瓶が並んでいて、チェックする夫。純米の鶴齢と松乃井を１合ずついただき、その後、松乃井生300mlもいただく。

清津館 宿・ホテル

　この他に鍋もあり、山の幸ながら品数はある。ご飯はもちろんコシヒカリ。お代わりOK。

清津館 宿・ホテル

　夕食後にちょっとお散歩。夏の静かな夕暮れを味わう。

清津峡 自然・景勝地

　基本渓流が見えるお部屋なんだけど、トイレなしの我々の部屋は景観・駐車場。それでも十分満喫できる宿でした。

清津館 宿・ホテル