スリランカ2023･･･（6）ジャフナ　キーリマライの泉　ダンバコラパトゥナ寺院　マーケット

2023/05/11 - 2023/05/18

5月15日　午前中はジャフナ半島の北側海岸沿いにあるキーリマライの泉（表紙写真）やダンバコラパトゥナサンガミッタ寺院を観光。

その後ジャフナ市街にもどってジャフナマーケットをブラブラ。

午後は非公開活動のため画像がありません。

エリア ジャフナ(スリランカ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

5月15日　ジャフナのホテル「Gatetrees resort」でのいつもの朝食

隣のテーブルで男性がブツブツ独り言を話していました。

「何してんだろう？」と不審に思っていたのですが、どうやらホテルの関係者のようで、レストランの魚料理などに関する宣伝を翻訳機に吹き込んでいたみたい。それを日本語に翻訳して私に聞かせてくれました。

でも魚料理って、大きな魚を丸ごと使うので結構高価だし、一人には多すぎるし･･･。

9時頃、日本語ガイドのアサンカさんと専用車で観光に出発。

この日は、ジャフナ市街地から北上して、ジャフナ半島の北海岸方面に向かいますが、写真は途中に立ち寄った崩れかけた小さなお寺。

名前は知りません。場所的には「キーリマライの泉」のすぐ近くです。

自然に帰りつつある壁

私がこういうのが好きなことをアサンカさんも分かったみたい。

私が日本人の無常観について話すと、アサンカさんは輪廻転生について･･･日本語ガイドはこういう話がストレスなくできるところが一番の利点です。

ちょっとユーモラスな石造

「キーリマライの泉」近く

木陰では、椰子から作る黒糖を使用したお菓子を売る露店が。

黒糖菓子

キーリマライの泉

沐浴場です。

海の近くにもかかわらず淡水が湧き、病気が治るという伝承があるとのことで、ヒンズー教徒が多く訪れるスポット。

泉は男女分かれていて、神聖な場所ではありますが、子供達が飛び込んだりとプールのようにローカルの人々の憩いの場にもなっています。

私も水浴びしたかったけど、後がいろいろ面倒なのでパス。

泉周辺の海岸

車移動中の何気ない風景ですが、タミル人とシンハラ人の文化的違いも。

シンハラ人のガイド・アサンカさんによれば、タミル人は自分の所有地を塀とかフェンスで囲い込みたがる習性があるとか。シンハラ人にとっては、それが奇異にも見えるようです。

日本人も欧米と違って、庭を囲い込む風習がありますので、その点ではタミル人に近いのかも。

内戦で被害を受けて打ち捨てられた廃屋

やはりジャフナ半島北海岸にあるダンバコラパトゥナサンガミッタ寺院

紀元前288年、アショーカ王の王女で仏教尼僧サンガミッタが、仏陀がその木の下で悟りを開いた神聖な菩提樹の苗木を持って、インドからスリランカに到着した場所です。

そしてその苗木が成長したのが写真の菩提樹。

その後、この木からアヌラダープラの有名な菩提樹へとつながっていきます。

当時のデヴァナンピヤティッサ王がダンバコラパトゥナにやって来て、サンガミッタを出迎えたそうです。

ということで、ここダンバコラパトゥナはスリランカにおける仏教伝来の聖地です。

インドとスリランカの位置関係

島の北端にあるジャフナ、更にその北海岸のダンバコラパトゥナはインド南部の目と鼻の先にあります。

聖なる菩提樹の苗木をもたらしたアショカ王の王女にして尼僧サンガミッタと、海中にひざまづいて出迎えるスリランカ国王

サンガミッタが乗ってきた船の像

近くの池には浮かんでいる同様の船もありました。

【Sri Lanka TravelPages】より

ダンパコラパトゥナの海岸

紀元前3世紀、この海を渡ってサンガミッタがスリランカに聖なる木をもたらしました。

50分ほどのドライブでしょうか、ジャフナ市街地に戻ってきました。

これからマーケットを見学します。

このたりはマーケット外側のお店

スリランカ料理に多用する唐辛子

玉ねぎ、ジャガイモ、ニンニクは日本と同じ
一緒にヤシの実が並んでいるのがスリランカらしいところ。

マーケット内部

ジャックフルーツ

マンゴーがゴロゴロ

ウッドアップル･･かな。

野菜コーナー

日本でもおなじみの野菜

お菓子コーナー

店番する猫

牛さんも

衣料品コーナー

インドと同じようにサリーが正装

ランチはホテル近くのレストランで、インドネシア料理のナシゴレンをテイクアウト

午後からは非公開活動のため写真はありません。

ということで5月15日の観光終了です。