2023/05/11 - 2023/05/18
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azianokazeさん
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5月14日 ジャフナ観光
午前中に下記3か所を観光
ジャフナを代表するヒンドゥー寺院の「ナッルール・カンダスワミ寺院」
内戦の傷跡を残す「ジャフナ・フォート」
2000年以上前の仏教遺跡「カンタロダイ遺跡」(表紙写真)
午後は島に渡って非公開プライベート活動
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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2023年5月14日 ホテルで朝食
毎朝、トースト、卵、紅茶、↓のフルーツというメニュー -
量が多すぎるので、後日「もっと少なくしてくれ」と頼んだつもりでしたが、私の拙い英語のせいで、小さくカットされたフルーツが出てきました。
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ジャフナ半島の中央に位置する、スリランカ北部最大の都市ジャフナ。13世紀から17世紀は、南部のシンハラ王朝とは別に独立したジャフナ王国が存続していました。今もナッルール地区にはジャフナ王国の遺跡群が残っています。
その後もタミル人の町として栄え、ナッルール・カンダスワミ寺院やナグレースヴァラム・シヴァ寺院などのヒンドゥー寺院があり、ヒンドゥー文化が色濃く残ります。【西遊旅行HP】
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最初に訪れたのはジャフナを代表するヒンドゥー寺院の「ナッルール・カンダスワミ寺院」 -
赤白のストライプに塗り分けられた壁はヒンドゥー寺院共通。
ナッルール・カンダスワミ寺院は15世紀に建てられたということで、ジャフナの遺跡としてはそんなに古いものではありませんが、7~8月に26日間かけて行われる盛大な祭りで有名な寺院です。
祭りのときは山車が町を巡回し、世界中から集まったヒンドゥー教徒で町は埋め尽くされるそうです。 -
足を洗って清めるガイドのアサンカさん
ヒンドゥー寺院内では男性は上半身裸になります。
なお、寺院内は撮影禁止
蛇をくわえた獅子などをかたどった列柱が回廊に沿って並び、荘厳な雰囲気です。 -
ヒンドゥー寺院内では男性は上半身裸になります。
なお、寺院内は撮影禁止
蛇をくわえた獅子などをかたどった列柱が回廊に沿って並び、荘厳な雰囲気です。
入口付近からも撮影不可ということで、外のかなり離れたところから望遠で内部を撮影してみましたが、、やはり無理でした。 -
お寺の庭でガイドのアサンカさんがやっているのは、占いの椰子の実割。
椰子の実を地面の石に叩きつけて、その割れ方で吉凶を占います。
私も以前(2009年 ゴール旅行)、スリランカ南部の聖地カタラガマでやったことがありますが、うまく石に当たらず椰子の実は割れませんでした・・・不吉。
同行していた現地の方がもう一度やるようにすすめてくれましたが、また割れないといよいよ不吉なので、やめておきました。
なお、アサンカさんの椰子は良い割れ方をしたそうです。 -
ジャフナの海岸
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その海沿いにあるのが「ジャフナ・フォート」
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ポルトガル統治時代には方形の要塞であったが1658年にはオランダから包囲攻撃を受けた。
1680年にオランダ(ネーデルラント連邦共和国)によって建てられた55ヘクタールほどの要塞で、上空から見ると星型をしている[2]。外壁の要塞部分の門が完成したのは1792年。1975年にイギリスに占領されたが、要塞は無傷で明け渡された。
スリランカ内戦では大きな被害を受け、内部の教会などが破壊された。内戦終結後の2009年からオランダ政府の支援を受けて修復作業が始められ、2013年12月には外壁の修復工事が終了した。
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上空から撮影した写真
函館五稜郭ですね。 -
ガイドのアサンカさん(右)とドライバー氏(左)
ドライバー氏は内戦当時政府軍兵士として北部地域に駐屯していまし。
そのとき、ここ「ジャフナ・フォート」に政府軍兵士650名ほどが籠城し、約1か月に及ぶタミル人武装勢力の攻撃を耐えた経験があるとのこと。
包囲されているので、食糧などは空輸したとか。
フォートの石垣には今も内戦当時の弾痕が多数残っていますが、ドライバー氏も足首あたりに被弾し、頭皮には弾丸がかすめた傷跡が残っています。弾道があと数cm低ければ即死でした。 -
石壁に残る弾痕
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フォート内部は広い空き地のようになっていますが、内戦当時はいろんな建物もあったようです。
空き地に残る残骸は、内戦で破壊されたものでしょうか。 -
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今は公園のようにのどかな空間です。
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城壁の上から
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市街地中心部のマーケットを観光する予定でしたが、日曜日で閉まっている店が多いようなので、郊外の「カンタロダイ遺跡」に向かいます。
途中目にした、店先の巨大な魚の干物。焼くのも一苦労では・・・ -
ハヌマーンの巨像
猿との半神で、 叙事詩『ラーマーヤナ』ではラーマ王子に献身を捧げ知恵と強靭な肉体を使い、戦う姿が描かれています。 -
フルーツの露店
ココナッツ、パイナップル、マンゴー・・・お馴染みのフルーツ -
「カンタロダイ遺跡」に到着
近道をしたとのことですが、狭い道に大きな車なので、両脇から生い茂る木の枝に大苦戦しました。 -
“約2000年前のものとされる、50を超える直径2メートルほどの小仏塔と仏足石がある。”【コトバンク】
とのことですが、仏足石は気づきませんでした。
フェンスで囲まれていますので、間近に行くことはできません。
インドネシア・ボロブドゥールの小仏塔のような雰囲気 -
仏教遺跡ですが、タミル人の信仰も集めていたそうです。
この小仏塔にまつわる言い伝えもガイド氏から聞いたのですが・・・忘れました。何かの理由で亡くなった僧侶たちの墓だとか・・・何かそんな話だっとような・・・。 -
私たち以外に訪れる人はいませんでした。
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敷地内のプルメリアの花が綺麗でした。
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帰路は違う道で20分ほどでスムーズにジャフナ市街に戻り、写真は駄菓子屋さんの店先
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ポテトなどが入ったサモサ(三角のもの)や、それに似たようなものを買って、ホテルで簡単な昼食
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午後からは非公開活動のため公開できる写真がほとんどありませんが、数枚だけ。
ジャフナの沖合にはジャフナ諸島と呼ばれる島が点在していますが、手前側の島とジャフナは海中の土手道で繋がっています。
その島のひとつカイツ島観光に行く際、まずジャフナ側の海岸で、海中をまっすぐに伸びる土手道の写真(わかりにくいですが、画像中央、横に走っている道路)を撮っていました。
すると警備員のような男性が笛を吹いて、写真を撮るなとのこと。
何のことかよくわからず、ガイド氏が理由を訪ねますが、警備員はタミル人、ガイド氏はシンハラ人ということで言葉が違うため、相手の言っていることが理解できません。
その警備員は英語も通じないとのこと。
やはりシンハラ人のドライバーも加わっていろいろ言い合っていましたが、どうも、スマホ撮影なら構わないが、一眼のようなカメラで撮影するためには、チケットを購入しなければいけない・・・みたいなことを言っているようだというところまではわかりました。
埒が明かないので、車に戻り、移動しようとしていたら近くに警官が。
腹の虫がおさまらないガイド氏が警官に事情を話すと、「写真を撮るのに制約はない」とのこと。
そこで、改めて車外に出て撮影再開。
すると再び別の警備員が撮らないようにとのこと。
ガイド氏「いや、ポリスはかまわないといってるぞ!」ということで、警官を呼んで、ガイド、ドライバー、警備員、警官が集まって協議。
警官が警備員を押し切ったようでしたが、私も撮影はほぼ終了。
「トラブルのは困るので、次へ移動しましょう」ということに。 -
本当に警備員の言うようなローカルルールがあるのかどうかは知りません。
ガイド氏に言わせれば「ああいう難癖をつけてカネをとろうとしているだけ」とのこと。
ことの真相はよくわかりませんが、話がこじれる大きな理由は、言葉が違うため相手の言い分が理解できないところにあります。
当然ながら、どちらかの言葉で統一すれば意思疎通は簡単になります。
ただし、この問題は非常に敏感な問題。そのやり方が、他方の言語を否定することになると、否定された方は激しく反発します。
内戦に至った理由の一つが、タミル語を公用語として認めないような、シンハラ人による政府のシンハラ民族主義的政策でした。 -
島の、ちょっと雰囲気がいい景色
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島の小さな船着き場
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島のビーチ
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島の小さなヒンドゥー寺院
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ホテルのレストランで夕食 野菜などの具材をあんかけ風にしたもの。
結構美味しかったので翌々日の夕食でも頼んだのですが、味がまったく違いました。作る人で異なるのかな?
ということで、この日は終了。
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