2023/05/20 - 2023/05/23
11位(同エリア402件中)
ゆるてつさん
長門路で山陰本線西寄りを観光列車「○○(マルマル)のはなし」で巡る旅。
山口県西部海岸方面は従来地味だったが今では注目のスポット。
(2/2)は特牛~長門市~長門湯本~厚狭までの美祢線乗車初体験。
2023年
5/20
本庄(埼玉)~東京~岡山~新下関~下関
5/21
下関~「まるまるのはなし」~特牛~角島展望所~特牛~長門市~長門湯本
5/22
長門湯本~厚狭(山口)~広島~新大阪~品川~本庄
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
2023年
5月21日(日)
角島大橋の続き
橋を間近で見える展望台があったが時間がなく行くのはあきらめた。 -
海岸へ出ることもできそうだ。浜も魅力的である。
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立派な売店もある。
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島への路線バスもあるが車で走ればさぞ爽快な気分になるかも。
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横から橋を望むこの海岸一帯はホテル西長門リゾートの敷地みたいだ。
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特牛(こっとい)駅へ戻る。木造駅舎がきれいに維持されて好ましい。
周囲に人家らしきものは見当たらず秘境駅の雰囲気。 -
以前は売店(左端)もあった形跡あり。
1971年に荷物扱いが廃止されて無人化された。
ここで昼食とする。
母屋と離れたところにトイレがある。 -
隣接の貨物ホーム跡を見て昔をしのぶ。貨物扱いは1961年まで続いた。
わずかの貨車が出入りする小口の貨物扱いを見てみたかった。 -
下関行き2連
この辺はやはりキハ47が主流で新型車はほとんど見かけなかった。 -
意外と長い棒線ホーム
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長門市行きが接近
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特牛から山陰本線で長門市を目指す
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キハ47
車内はロングシート部分が多くなったセミクロスシートに改装されていた。 -
阿川
下りホームのすぐ後ろにできたオシャレなカフェ。
地面までとどく大きな固定窓でバツグンの解放感だが、
余計なものまで見えてしまうのはどうかな?
撮れなかったが駅待合室も同様の外観になっていた。 -
人丸
「○○のはなし」停車駅
有名な元乃隅稲荷神社への下車駅。 -
日本海へと連なる鳥居風景を見たいが交通不便もあり今回は通過する。
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ここでまた海が広がる。
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長門古市
大きな無人駅だが石州瓦が美しい改装駅舎は公民館を兼ねているとの事。 -
長門市へ到着
「○○のはなし」と「美祢線」と乗車したキハ47とで3者勢ぞろい -
大漁旗風の横断幕で歓迎される。
-
「○○のはなし」
長時間停車中でこれが見納め、3両に見えるが2両編成。 -
長門市駅舎をチェック
-
使われていないホームの前になぜか鳥居が連なる謎の光景 ヘ(-_-;)
お子様用の小さな車両がこれを抜けるのを想像すると楽しくなる。 -
長門市から美祢線に乗る。
列車はほとんどがキハ120によるワンマン単行運転。 -
長門湯本で1名下車。
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厚狭(山陽本線)へ向けて出発する列車をお見送り。
旅行者らしきお客が乗ってくれて寂しい思いをしなくて済んだ。 -
長門湯本駅を出発した美祢線ののどかな風景。
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長門湯本
石州瓦が美しい駅舎。よく整備された無人駅。 -
音信(おとずれ)川が鉄道に沿って温泉街方向に流れている。
-
川沿いに宿が展開する長門湯本の温泉街。
開湯600年の歴史を持つ長門湯本温泉は近年まで団体対応の大型施設が多かったようだが時代に合わなくなり温泉街を丸ごとリノベーション(再設計)するという意欲的な試みに取り組んでいる。
残念ながら歩いてじっくり見て回るには時間が足りなかった。
ちなみに正式名称は「湯元温泉」で、長門湯本温泉は一般向け名称。 -
<参考イメージ>
音信川(おとずれがわ)の名は湯女が音信(恋文)を流したという伝説による
長門湯本駅の待合室にあるこの絵が気に入った。
→画像は展示中の絵の一部分のみを借用 -
川床テラス(大寧寺川)
温泉街そぞろ歩きスポットのひとつでこのような場所が複数ある。
川のせせらぎの中でくつろいでみたかった。 -
湯本観光ホテル西京
大規模レジャー施設まで備えた典型的な大型温泉観光ホテルである。
空室と予算できめたらこの宿になってしまった。全106室。 -
フロント付近
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滝の落ちる庭園に面したロビー。
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10畳和室
やはり和室がのんびりまったりできて落ち着くので好き。 -
「ちょっと休足」
これが足湯になっている。
娯楽棟が別棟のためそこまで行く途中の休み処。
ここまでやらなくても…という感じ。 -
本格的なボウリング場がある。
浴衣姿で「温泉ボウリング」というのが一興。 -
大衆演劇の一座が訪れる芝居小屋まであるのがすごい!
かつて大型観光ホテルにはこれの対局として「シアターレストラン」などの設備がある所も見受けられた。 -
カラオケルームもありゲームコーナーも豊富で気合入ってる。
温泉リゾートの魅力満載で至れり尽くせりだが宿泊客が多くなかったせいもありもう少しプレーヤーが欲しかった。 -
大浴場も露天風呂も大きくサウナの設備もあって快適だった。
温泉はPH(ペーハー)値の高いアルカリ性単純泉
いわゆるお肌すべすべ美肌の湯。
風呂は残念ながら撮れず閉まいに終わりパンフレットを参照されたし。 -
食事処「鶴翔」
-
料理の一部
夕食では山口名物フグのから揚げや刺身なども出てきた。 -
5月22日(月)
長門湯本へ再び -
向こう側にホーム跡がみてとれ列車交換も可能だったようだが今は棒線ホームになってしまい寂しい。
かつては山陰本線から急行「さんべ」「あきよし」が乗り入れていた時期もあった。
ちなみに「さんべ」は山陰本線で乗った事がある。 -
長門湯本の温泉街から長門市方面へ向かう美祢線。
-
厚狭行きの列車が接近。
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長門湯本をあとにする。
美祢線は山陽本線の厚狭から山陰本線の長門市を結ぶ。
全線単線、非電化、全長46km、全12駅、
全列車各駅停車,最高速度85km,貨物列車運行無し, -
キハ120の車内はセミクロスシートでトイレ付。
-
温泉街の隣を通過していく。
対岸の老舗旅館大谷山荘の中居さん達がこちらに手を振るのを見て感動した。 -
於福
無人駅だが「於福地域交流ステーション」という公民館的役割をもつ。
近くにおふく温泉がある -
重安
石灰石らしき山が見えた。
美祢線は石炭石灰石輸送で昔は昼夜多数の貨物列車が走りその収入のおかげで運賃設定上の地方交通線(ローカル線)ではなく幹線とされており貨物列車が全く走らなくなった現在でもその扱いは変わっていない。 -
今回は窓ガラスの掃除がいまひとつなのかで展望が鮮明ではなかった。
-
美祢へ
線路が複数見える気がしたがここもホーム一面一線の駅。 -
美祢
美祢市の代表駅だが、駅の施設がそば屋,売店,みどりの窓口,と次々に剥がされてとうとう無人駅になってしまった。自動券売機はあり。
かつては2面3線で貨物駅(2014年廃止)も抱える拠点駅だったのに……。 -
南大嶺
昔はここから大嶺までの大嶺支線(~1997年廃止)がありやはり貨物列車で賑わっていた時期があった。
今は使わない右端のホーム真下に大嶺支線の線路があったとのこと。
ちなみに大嶺は最初に開発した(旧)山陽鉄道の終着駅だったので本線が廃止されたことになる。 -
美祢線は厚狭川に沿っているので小さな橋梁を何度も渡る事になる。
-
四郎ケ原
何やら黒いのと列車交換。 -
美祢線全線開通100周年のラッピング車だった。
宣伝するのに黒を基調とすることが珍しい。
但し100周年は2024年でそれまで走るとのこと。 -
厚狭川を渡って四郎ケ原隧道を抜ける。
-
厚保(あつ)
ホーム2面2線で駅舎は「厚保 地域交流ステーション」になっている。
だからホームもきれいに維持されているのか。
2020年度1日平均駅利用人数23人と寂しい。 -
厚狭川に沿うこのあたりが一番気に入った景色。
-
湯ノ峠(ゆのとう)
2面2線の無人駅で終着厚狭の一つ手前。
駅の近くにあった湯ノ峠(ゆのとう)温泉は優れた泉質で評判だったらしいが旅館が閉業とあり惜しいことをしたものだ。 -
厚狭到着直前のできごと
山陽本線を走る「トワイライトエクスプレス瑞風」が通過
JR西日本の豪華列車を初めて見せてもらった。 -
厚狭に到着
山陽新幹線に乗り換える。
→美祢線は2023,6月30日からの集中豪雨で橋梁崩落等により運休中。
2010年の豪雨でもやられて今回もかなりの被害だが復旧を切に祈る。 -
500系
今や山陽新幹線でも残り少ない貴重な存在だが乗車できてうれしい。
この先頭形状を拝ませてもらえるだけでもワクワクする。
厚狭(こだま850)~広島(さくら552)~新大阪(ひかり656)~品川へと順に乗り継ぐ。 -
品川の新幹線コンコース
上野東京ライン(普通)に乗り換えて本庄(高崎線)へ直行でおしまい。
今回も無事に戻れて良かった。
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最後まで閲覧いただき御礼申し上げる。 byゆるてつ
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この旅行記へのコメント (3)
-
- mom Kさん 2023/11/09 11:18:45
- 私の中で
- 今、ちょっと山口が燃焼しかけている。
そこへタイムリーな貴旅日記。ゆるてつさんのお写真で”ゆるゆる鉄”入門しそうな気分になってきました。
理由は、駅舎と駅名。とりわけ、声に出してみたい駅の名前が次から次へで、どれも秀逸。そう読むの?目を見開いてしまいました。
コトコト、早春の頃がいいかなあ。新たな夢が始まります。ありがとうございます。
- ゆるてつさん からの返信 2023/11/09 23:03:25
- RE: 私の中で
- mom Kさまへ
こんばんは、ゆるてつです。
コメントによろこんでいます。
いつも閲覧されて山口にも興味を持っていただき感謝します。
この旅行記は前々から狙っていたルートでした。
山陰本線はずっと昔に山口まで完乗したことがありますが、
西部地域については自分も注目していませんでした。
しかし海岸も山間部も見どころはあります。
長門湯本温泉は某元首相がロシア大統領を接待したところですが、
環境のすばらしい温泉でお勧めしたいです。
ところで注目された駅はどこでしょうか?
byゆるてつ
- mom Kさん からの返信 2023/11/11 18:09:54
- ”好き”が伝わって
- ゆるてつさん、まず牛の漢字に目が留まりますね。それで「こっとい」ですか。方言から転じたのでしょうか。それとも別種の謂れがと、想像を刺激してくれました。ホームの長さが語っているものありますねえ。
どの駅舎も個性的でいながら、農村部の風景にとけこんでいるようにお写真からうかがえます。それと、ゆるてつさんの「好き」が見えるようです。
「長門古市」駅舎は、公民館でもあるとか。とてもいいアイデアだと思いました。列車も駅舎も誰もがそこにドラマを投影しますね。だから、たくさんの人の記憶をとどめた駅舎は、修繕の跡もすてきだから、ごっそり立て替えないでほしいと思う私です。支線に焦点をあわせた報告旅日記に今後も期待しています。
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