2023/06/25 - 2023/06/25
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あおしさん
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北海道旅行2日目です。
レンタカーが借りられなかったので、昨日は「バス旅」、今日は「鉄旅」
新得から富良野までの根室本線は、今は1日4本の単行デイーゼルカーが往復するだけのローカル線。
古くは明治時代の石川啄木、「生涯でもっともうれしい旅だった」と書いた紀行作家・故宮脇俊三さんなど多くの人々に愛されたこの区間も来年3月で廃線が決まりました。
ドラマ「北の国から」の始まりの駅・布部駅、高倉健さんの「鉄道員」の幌舞駅こと幾寅駅も廃止になります。
まず富良野にローカル線でむかい、クルマではないので、富良野ワイン城に行きました。
ラベンダーにはやや早かったけど、菜の花畑が見事でした。
https://www.youtube.com/watch?v=q42p0JBnXFs
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
まずは新得駅へ。
廃線が決まった根室本線・新得~富良野間ですが、そもそも新得から途中の東鹿越までは7年までの台風の被害を受けて鉄道は不通、代行バスになっています。
朝8時のバスでスタート。
乗客はいずれも旅行者のみで4人ほど。
十勝と空知の峠超え区間なので、日常的な利用者は皆無なのでしょう。新得駅 駅
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新得から隣の落合までは狩勝峠超えの区間。
かつては「日本3大車窓」と言われた区間です。
峠超えのバスの車窓からは雄大な景色が広がります。狩勝峠展望台 名所・史跡
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狩勝峠を越えて、途中の落合駅で10分の休憩。
この駅には現在列車は来ていません。
この駅はかつては峠超えに備えた駅の町として栄えたようですが、現在は居酒屋や店舗などはほとんど廃墟になり、小中学校も閉校、さびれた集落になっています。落合駅 駅
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駅舎はバスの待合室でもあるので整備されていますが、駅構内は閉鎖され雑草に覆われて、すでに「廃駅」状態になっていました。
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落合駅の次の駅が幾寅駅。
高倉健さんの映画「鉄道員」の舞台となった駅です。
この駅からは高倉健さんのファンの観光客らしき人が8人ほど乗車してきました。幾寅駅 駅
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幾寅駅の駅前には、「鉄道員」で使われた鉄道車両や、映画に登場した食堂や床屋さんなどのセットが現在も残っています。
名作「鉄道員」ですが、高倉健さんに続いて、志村けんさんも鬼籍に入り、純真な高校生役の広末涼子さんは・・・
そしてこの駅自体も歴史が終了しようとしています。映画「鉄道員」ロケ地 名所・史跡
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新得駅からバスで1時間、幾寅駅の次の東鹿越駅でバスから列車に乗り換えになります。
東鹿越駅 駅
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富良野駅行の列車は旧国鉄時代からの単行のデイーゼルカーです。
このデイーゼルカーももはや絶滅危惧種で、この区間の廃線とともに、この車両も引退するのでしょう。金山駅 駅
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旧国鉄時代からの懐かしい雰囲気の車内。
お客さんはバスから乗り換えた10人ほど。下金山駅 駅
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この時期の北海道は新緑の鮮やかな季節。
厳しい冬、短い春から草木が芽生える一番美しい時期です。
JR北海道のコーポレートカラーである黄緑色もこの時期の北海道のイメージから。山部駅 駅
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途中の布部駅。
ドラマ「北の国から」では、故田中邦衛さん演じる黒板五郎と2人の小さな子供が麓郷に向かうためにこの駅で降り立つところから始まります。
駅前には「北の国 此処に始まる」という原作者倉本聰さん直筆の木製のささやかな看板があります。
ドラマファンの方でしょうか、何人かのお客さんが下車していました。JR布部駅 名所・史跡
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新得駅から2時間で富良野駅に到着します。
こちらのホームは人はほとんどいませんが、隣の富良野線のホームにはラヴェンダー目当ての観光客でにぎわっていました。富良野駅 駅
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駅前の観光案内所でMAPを入手し、自転車店でレンタサイクルを借りました。
JR富良野駅横インフォメーションセンター 名所・史跡
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富良野は今まではクルマだったのですが、今回はレンタサイクル。
お酒が飲めるかも、ということでふらのワイン工場へ。ふらのワイン工場 名所・史跡
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富良野といえば、「ラベンダー」「北の国から」が有名ですが、ワインの名産地でもあります。
工場内は今日は日曜日なのでお休みのようですが、保存中の木樽などを見られした。
そしてお目当ての「利き酒」。
無料え3種類のワインの他、有料でもいくつかのワインが試飲できました。 -
ふらのワイン工場にあるラベンダー畑。
時期的には少し早く、あと2週間もすれば満開になることでしょう。 -
紫という独特の色をしたラベンダー。
今ではすっかり北海道のこの地域のシンボルとなりました。 -
ラベンダー畑の前にはたんぽぽが一面に咲いていました。
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ふらのワイン工場の近くにある「ふらのワインハウス」
チーズフォンデュとハンバーグのランチにふらのワインをつけて約3000円。ふらのワインハウス グルメ・レストラン
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このレストランは高台にあり、富良野の広々とした風景が見渡せました。
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ラベンダーは時期はまだ早かったですが、その代わり菜の花が真っ盛り。
関東だと3~5月ですが、北海道はこの時期のようです。
まるで黄色いじゅうたんのようです。 -
この菜の花畑は観光客も大喜び。
たくさんの人が記念写真などを撮っていました。 -
ふらのワイン工場のある高台から降りてくると、ちょうど空知川を渡る富良野線のデイーゼルカーが走ってきました。
この区間は夏にはラベンダー観光の人のためのトロッコ列車も走ります。
トロッコ列車だったらもっと絵になったのにな。
昭和50年代、ラベンダー農家が次々に廃業し、残るは富田さんだけになったときに、この富良野線の国鉄のポスターの写真から富良野地方のラベンダーが知られるようになり、現在は富田さんの「ファーム富田」を中心に、北海道の大観光地になりました。学田駅 駅
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富良野はちょうど北海道のど真ん中。
近くの小学校に「北海道中心標」がありました。北海道中心標 名所・史跡
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富良野駅前。
地方の駅前はさびれているところが多いですが、ここは観光地でもあり、きれいなお店やレストランが並びます。
1軒ふるいお店がありますが、この店は「北の国から」にも登場していました。つるや金物店 名所・史跡
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4時間ほどで富良野駅に戻ってきました。
ちょうど満員のお客さんを乗せて、トロッコ列車が出発しようとしていました。富良野駅 駅
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さて、富良野駅から再度新得方面へ折り返しします。
その後帯広に行ってようやく確保したレンタカーに乗って、再度今晩の宿泊先の富良野に戻る予定です。
レンタカーの空車がなくて、なんともめちゃくちゃな工程になってしまいました。
今度の列車は大入り満員。
時間がいいので、「お名残乗車」の人が多く集まったようです。 -
バスの乗り換える東鹿越駅は、富良野からの列車と新得からの代行バスがちょうど到着して、とてもにぎわっていました。
東鹿越駅 駅
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新得駅から特急で帯広駅に行き、レンタカーを借りました。
このまま今日の宿泊は富良野へUターン。帯広駅 駅
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途中、日勝峠に寄りました。
十勝地方と日高地方の間の峠です。
かつては帯広と日高に国鉄バスがありたくさんの観光客でにぎわったところです。日勝峠 名所・史跡
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