2023/03/04 - 2023/03/05
1601位(同エリア2994件中)
みーみさん
この旅行記のスケジュール
2023/03/04
-
徒歩での移動
-
徒歩での移動
-
徒歩での移動
-
徒歩での移動
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
熱海訪問がブルーノ・タウトの旧日向家熱海別邸の公開日にあたっていたので、見学を事前予約しておきました。
タウトは1933年に来日しましたが、日本では建築家としての仕事には恵まれず、この旧日向家熱海別邸が日本での唯一の作品です。
旧日向邸は1936年に竣工していますが、同年、タウトは日本を後にしてトルコへと旅立っています。
PR
-
旧日向邸の予約時間まで来宮神社へお参りに行きます。
JRで熱海駅から一駅ですが、熱海駅からは歩いて向かいました。
熱海駅前に展示されているのは軽便鉄道・熱海鉄道の蒸気機関車です。
小さくてかわいい。熱海鉄道7号蒸気機関車 名所・史跡
-
熱海は今でこそJRや新幹線が通って便利ですが、昔は東海道線も迂回して熱海をとおらず、交通の不便な「陸の孤島」でした。それで、軽便鉄道の敷設が行われましたが、東海道線が熱海を通るようになり、関東大震災の影響もあって、軽便鉄道は廃止になりました。
熱海鉄道7号蒸気機関車 名所・史跡
-
来宮神社へ歩いて行く途中に熱海七湯のひとつ「野中の湯」がありました。湯けむりがもうもうと出ていたので熱いお湯が出ているんだろうなと思いましたが、私有地の敷地内にあるため、近くまでは行けませんでした。
野中の湯 温泉
-
来宮神社は熱海の山手にある神社で、境内は斜面に沿って細長くなっています。パワースポットとして人気らしく、また、おしゃれなカフェや、写真スポット、くつろげるベンチなどもあって、大勢の若い人で賑わっていました。
來宮神社 寺・神社・教会
-
鳥居をくぐってすぐに立派なご神木がありますが・・
來宮神社 寺・神社・教会
-
イチオシ
本殿の裏には、樹齢2000年というさらに立派な大クスのご神木があります。国の天然記念物に指定されています。
來宮神社 寺・神社・教会
-
御神木のまわりは一周できるようになっています。
來宮神社 寺・神社・教会
-
その御神木の高い部分を近くから見ることができ、また、写真スポットでもある、突き出たデッキには行列ができていました。
來宮神社 寺・神社・教会
-
木宮神社の御参りを終えて、また、歩いて熱海駅に戻りました。
途中、平和通り商店街に源泉「福福の湯」がありました。商店街は食べ歩きの店や海産物などのお店がたくさんあって観光客でいっぱいでした。手湯 福福の湯 名所・史跡
-
福福の湯の横にある顔嵌めではけっこう写真を撮っている人がいました。
熱海駅前平和通り商店街 市場・商店街
-
別荘地らしいたたずまいの坂道をのぼり、旧日向別邸へ向かいます。
旧日向別邸(ブルーノ タウト熱海の家) 名所・史跡
-
今度は階段で下へと下りていきます。
旧日向別邸(ブルーノ タウト熱海の家) 名所・史跡
-
イチオシ
すると旧日向別邸が現れてきます。
旧日向別邸(ブルーノ タウト熱海の家) 名所・史跡
-
母屋の設計は渡辺仁。銀座和光や第一生命館、横浜のホテルニューグランドなどで有名な方ですが、このような和風建築から、和光のようなクラシックな建物や第一生命館のモダニズム建築まで、振れ幅の大きい建築家なんだなと思いました。
旧日向別邸(ブルーノ タウト熱海の家) 名所・史跡
-
旧日向熱海別邸は日向家の手を離れてからは長年ある企業の保養所として使われていました。多少の改変はされていますが、大切に使われていたことがよくわかります。
旧日向別邸(ブルーノ タウト熱海の家) 名所・史跡
-
2階の窓からは昭和11年、吉田五十八設計の旧杵屋六左衛門別邸が見えました。
急こう配の切妻屋根がとても印象的です。
旧日向邸見学のあと、近くで見たいと思って歩き回りましたが、時間もなくて、結局道がわからず前までたどり着くことができませんでした。旧日向別邸(ブルーノ タウト熱海の家) 名所・史跡
-
イチオシ
庭からはもちろん、部屋からも熱海の海が見渡せます。
旧日向別邸(ブルーノ タウト熱海の家) 名所・史跡
-
お庭に出ることもできます。
館内の写真撮影はできましたが、インターネット上へのアップは不可ということで、残念ながら内部の写真はありません。旧日向別邸(ブルーノ タウト熱海の家) 名所・史跡
-
竜安寺の石庭を思い起こさせるようなお庭です。
旧日向別邸(ブルーノ タウト熱海の家) 名所・史跡
-
旧日向別邸は急斜面に造られているため、この庭は実はコンクリートの土留の上に造られています。
そして、この庭の下がブルーノ・タウトがデザインした部屋になっています。旧日向別邸(ブルーノ タウト熱海の家) 名所・史跡
-
タウトがデザインした地下室については施主の「ダンスができるような部屋」というリクエストがあったそうで、板張りの部屋が二間、階段のある洋室や和室からなっています。階段は単なる階段ではなく、そこに座って海や月などを眺める場所でもあったようですが、階段などには上ることはできませんでした。が、和館も地下室も隅から隅まで案内してくださり、見学時間も十分ありますので、興味のある方はぜひ行ってみてください。
旧日向別邸(ブルーノ タウト熱海の家) 名所・史跡
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
熱海(静岡) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
21