大人の休日倶楽部パスで三陸へ、そして何故だか台湾も　〈２日目　浄土ヶ浜～龍泉洞～北山崎～田老をドライブ〉

2023/06/26 - 2023/06/30

この春メデタク大人の休日倶楽部に入会できる年齢になりました(?＾?3?＾?♪
早速パスを購入し、なかなか訪れる事が難しい三陸ヘ行くことにしました。
しかもそのまま台湾へ行くという荒技を繰り出したこの旅　かなりハードでした(^^;)

＝行程＝
6/25（日）　長野→東京　　泊）東京

6/26（月）　東京→新花巻→釜石→宮古　　泊）宮古市　　

6/27（火）　レンタカーでドライブ（浄土ヶ浜・龍泉洞・北山崎）　泊）宮古市　　　←★今回はここ★

6/28（水）　宮古→久慈　レンタカーで周辺ドライブ　久慈→八戸→花巻→いわて花巻空港→台北　　泊）台北

6/29（木）　台北→新竹→台北　プロ野球観戦　

6/30（金）　桃園国際空港→セントレア→長野

エリア 宮古(岩手)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.0

1日目からの続きです
https://4travel.jp/travelogue/11838503

今回宿泊したホテル宮古ヒルズです。　駅から歩いて５分くらいかな
地方都市の宿命でしょうが宿が少なく、しかもなかなか強気な値段設定です。

ホテル宮古ヒルズ　ステーション店 宿・ホテル

こちらが部屋です。
説明が難しいですが、左のベッドの下段が隣の部屋の方のベッドです。
大変狭いですが、一応は個室になってます。
冷蔵庫完備ですが何せ窮屈です　このタイプの客室が１泊５８８０円です。
今回は全国旅行支援の割引で２泊で９４０８円で、更にクーポンが４０００円付いたので宿泊しましたが、本来の値段だったら絶対に泊まりませんね

ホテル宮古ヒルズ　ステーション店 宿・ホテル

男性限定ですが大浴場完備(?＾?∇?＾?)?ﾉ?♪
２１時以降夜鳴きカレー＆お茶漬けのサービスが提供されます。
う～ん　太りそう・・

ホテル宮古ヒルズ　ステーション店 宿・ホテル

翌日27日はレンタカーを借りて1日三陸海岸をドライブします。
キャルレンタカー宮古店にて１２時間２５００円と格安でしたが、なんとカーナビが付いていません(>_<)　まあ道路地図持ってきているので全く問題はなかったですけどね・・

浄土ヶ浜第1駐車場に車を停め、浄土ヶ浜マリンハウスへ。
先ずはサッパ船で青の洞窟へ
時間は決まっておらず、人が集まったら随時運航します。
１５００円支払い、ライフジャケットにヘルメットを被りいざ出航！！

浄土ヶ浜マリンハウス 名所・史跡

まずは浄土ヶ浜の名所をぐるっとクルージング

青の洞窟 (八戸穴) 名所・史跡

「剣の山」と呼ばれるこの岩山は、約4000年前にできた白い流紋岩が波で浸食され現在の形になったそうです。

青の洞窟 (八戸穴) 名所・史跡

「賽の河原」の頂上には子安地蔵を祀った祠があり、参詣のためにつくられた階段もあるが、現在は上陸することができないみたいです。

青の洞窟 (八戸穴) 名所・史跡

ウミネコさんと寄り添いながら

青の洞窟 (八戸穴) 名所・史跡

丁度前のボートが出てきました

青の洞窟 (八戸穴) 名所・史跡

いざ洞窟へ
気分は川口浩(?ー?_?ー?゛?)　←知らね～よ今の人は!
八戸穴の由来は嘘か誠か青森県の八戸市まで穴が繋がっているからだそうな

青の洞窟 (八戸穴) 名所・史跡

青の洞窟の最奥部より潮が吹くときもあります。この現象を観た人は幸せに成るという噂です
小生が訪ねたときは２度ほど潮吹きが見られました。　取り敢えず旅行中の平穏無事を祈りました

青の洞窟 (八戸穴) 名所・史跡

振り返るとこの青さです(?≧?▽?≦?)
決して画像の加工はしていません。　
船頭さん曰く「もう少し日差しがあれば、もっと青く見えるんだけどね～」
いやいや十分ですよ

青の洞窟 (八戸穴) 名所・史跡

当日の気象条件や波の高さによって見え方はまちまちだそうです。　海面のコバルトブルーが反射して洞窟の天井部分も染めています
透き通った海底にはウニがゴロゴロ、そして岩肌にはムール貝がゴロゴロ
さすがは三陸！！

青の洞窟 (八戸穴) 名所・史跡

いや～満喫いたしました(*^_^*)

青の洞窟 (八戸穴) 名所・史跡

ボートから降りて、パンフレット等でお馴染みのスポットへ向かいます。
それにしてもこの海の透明な事

浄土ヶ浜 自然・景勝地

お決まりのポイント　まだ人気も少なくノンビリと散策　　夏場は海水浴ができるのですね

浄土ヶ浜 自然・景勝地

「浄土ヶ浜」特有の白く尖った岩石は、４千万年前のマグマが冷えて固まり、地上に現れたもの。
白い流紋岩（りゅうもんがん）の美しい海岸で、天保年間に霊鏡和尚が「さながら極楽浄土のごとし」と感嘆したところから由来しています。

浄土ヶ浜 自然・景勝地

岩を登るのは厳禁です

浄土ヶ浜 自然・景勝地

脇に立つ浄土ヶ浜レストハウス　まだ営業時間前でした
津波の威力をまざまざと見せつけられたレリーフ

浄土ヶ浜レストハウス グルメ・レストラン

あの日の津波はこんな高さまで押し寄せたのですね

浄土ヶ浜レストハウス グルメ・レストラン

レストハウス屋上の展望台からの眺め

浄土ヶ浜 自然・景勝地

駐車場まで戻ります。
御台場展望台の看板が出てたのでちょっと向かってみることに

御台場展望台 名所・史跡

なかなか良き眺め
丁度浄土ヶ浜クルーズ船が出航してました。

御台場展望台 名所・史跡

浄土ヶ浜を後にして、岩泉町の龍泉洞を目指します。
宮古市からだと北上し、小本地区から向かうのが早いみたいですが、気分を変えて国道340号線を北上します。
国道脇にあった旧岩泉線の中里駅

中里駅 駅

こちらは岩手和井内駅
先程の中里駅までは、廃線跡を利用したレールバイクが土日祝を中心に運航しているようです。

岩手和井内駅 駅

中里駅まではこのように往時のまま整備されていますが

岩手和井内駅 駅

反対方面はこんな感じ
半ば自然に還ってますね

岩手和井内駅 駅

これ本当に国道？　というすれ違いも難儀する箇所をしばらく走りました。
旧岩泉線の線路跡に寄り添います

昨今地方ローカル線の存廃問題が浮上していますが、災害等で橋脚や施設が被害を受けても、復旧にかかる費用に見合った乗客がいるかと思うと廃止もやむを得ないのかな

岩泉線の終点だった岩泉駅に立ち寄りました
岩泉線は、かつて岩手県宮古市の茂市駅と同県下閉伊郡岩泉町にある岩泉駅を結んでいたJR東日本の鉄道路線です。
第二次世界大戦中に耐火煉瓦の原料となる耐火粘土の輸送のために建設された路線で、国鉄時代に特定地方交通線第2次廃止対象線区に選ばれていたが、並行する道路が整備されていなかったため、代替道路未整備を理由に廃止対象から除外されていました。
2010年7月31日に発生した土砂崩れによる脱線事故のため、以来全線で運休。
2012年3月30日にJR東日本は鉄道での復旧を断念し、バスによって輸送を継続したいという方針を発表し、2013年11月8日に廃止届が提出され、2014年4月1日に廃止されました。

旧岩泉駅 名所・史跡

えっ？1日3往復なの(?~?_?~?;?)

旧岩泉駅 名所・史跡

ホームに上がってみるとこちらも草ぼうぼう

旧岩泉駅 名所・史跡

♪龍泉洞♪
道草しながらようやく龍泉洞に到着

龍泉洞 温泉

♪龍泉洞♪
入洞料１１００円支払い洞内へ

龍泉洞 温泉

♪龍泉洞♪
龍泉洞は、日本三大鍾乳洞のひとつです。洞窟内に住むコウモリとともに国の天然記念物にも指定されています。
ちなみに残りの２つは山口県美祢市の秋芳洞と高知県香美市の龍河洞です

龍泉洞 温泉

♪龍泉洞♪

龍泉洞 温泉

♪龍泉洞♪
水深35mの「第一地底湖」　青色に輝く湖の色は、洞窟の名前も相まって『ドラゴンブルー』と呼ばれています。
諸説ありますが、光が水中に入る際、光の構成色の中で最も水に吸収されにくい青だけが残り他の色は吸収されてしまうため、透明度が高い水であるほど鮮やかな青に見えるためだといわれています

龍泉洞 温泉

♪龍泉洞♪
こんな階段を登りますが、先に歩いていた高齢者のグループが途中で完全にダウンして、階段途中で止まってしまいました。
《200段以上の登り下りがあります》と注意書きしてあったのにヽ(｀Д´#)ﾉ
狭い階段で追い抜くのも一苦労

龍泉洞 温泉

♪龍泉洞♪
かなり高いところから見下ろした地底湖

龍泉洞 温泉

♪龍泉洞♪
ここが最上部　観光コースの中で最も高い位置にあり、地底湖の水面からの高さはおよそ35ｍあります。

龍泉洞 温泉

♪龍泉洞♪

龍泉洞 温泉

♪龍泉洞♪
鍾乳洞から出ると、一気に蒸し暑さが襲ってきました。
ビールはのめないので、サイダーで喉の渇きを潤します

龍泉洞 温泉

龍泉洞を後にし、約３０分ほど走った「道の駅たのはた」で昼食を取ることにします。

道の駅 たのはた 道の駅

スープカレーもそそられましたが

道の駅 たのはた 道の駅

わかめたっぷりミルク麺　900円にしました。
思っていた以上に美味しかった～(*´∀｀*)

道の駅 たのはた 道の駅

暑かったのでソフトクリームも

道の駅 たのはた 道の駅

三陸鉄道田野畑駅です

田野畑駅 駅

NHKの朝の連ドラ「あまちゃん」のなかでは、架空の『畑野駅』という駅で登場しました。　親友のユイちゃんの住んでいる町ですね

田野畑駅 駅

放送当時（２０１３年）はここ田野畑駅が終点でした。　この先の区間が復旧されたのは、その翌年の２０１４年４月のことです。
最終回でもそのシーンは印象的でした

田野畑駅 駅

国道をひた走っていると右手に看板が出てきたので立ち寄りました

震災遺構 明戸海岸防潮堤 名所・史跡

先の津波によって決壊した防潮堤が、被災当時の姿のままに保存されています。

震災遺構 明戸海岸防潮堤 名所・史跡

津波の驚異をまざまざと見せつけられました

震災遺構 明戸海岸防潮堤 名所・史跡

机浜番屋群
漁の拠点として作業場や漁具置き場、土間などの22棟の木造番屋。

三陸海岸有数の観光スポット北山崎です。

北山崎展望台 自然・景勝地

本当は第2展望台を目指そうとしたのですが、あまりの暑さで帰り200段以上の階段を登る自信がなくなり、敢なく第1展望台から眺めただけで退散乁???˘???o???˘????

北山崎展望台 自然・景勝地

三陸横断道路を南下し宮古市田老に来ました。
今回の旅でどうしても立ち寄りたかった場所　それが「たろう観光ホテル」です。

震災遺構 たろう観光ホテル 名所・史跡

四半期以上前ですが、当時旅行会社で添乗員をしており、一度だけですがこのホテルに宿泊した事があります。
ただ残念な事に当時の記憶は無し

震災遺構 たろう観光ホテル 名所・史跡

東日本大震災で高さ１７メートルを超えるとも言われる津波の被害を受け、４階まで浸水、２階までは柱を残して流失したものの、倒壊することなく留まりました

震災遺構 たろう観光ホテル 名所・史跡

こちらはエレベーターホール
館内はガイドを付けることで見学することができますが、如何せん１グループ４０００円かかります。　複数人で訪れれば良かったのですが、生憎と小生一人・・
迷いましたが今回はパス　１日時間を決めて有料で施設を案内してくれればいいのに

震災遺構 たろう観光ホテル 名所・史跡

震災遺構を保存するか撤去するかは賛否両論あり、簡単には解決できない問題なのは外部の者でも理解出来ます
昨日訪ねた釜石市の鵜住居防災センターは取り壊し、ここたろう観光ホテルは保存されました。　それは犠牲者の有無や管理していた団体の意向も強いのでしょう
勿論忌まわしい記憶を思い起こさせたり、膨大な維持管理費がかかるのは承知の上で、実際被害に遭った建物を間近に見ることで、津波の恐ろしさを肌で知ったのは良い体験だったと小生は思います

震災遺構 たろう観光ホテル 名所・史跡

ホテルから少し離れた所にある防潮堤
ツアーでここを通りがかった際ツアーの客が「海が見えない!」と騒いでいたのを、バスガイドさんが「こちらが岩手の万里の長城でございます」と切り返していたのが印象的でした。

防潮堤からの田老の町並み
先の津波は｢万里の長城｣と呼ばれた１０ｍの防潮堤を軽々と越え、田老の町を飲み込み１８１人の方が犠牲になりました。
地震が頻発していた地区だからこそ逆に｢防潮堤があるから大丈夫｣や｢防潮堤を越える訳がない｣といった油断もあったのでしょうね

穏やかな田老港

三王岩

三王岩 自然・景勝地

そして本日も最後に“あの扉”へ　　好きだね～(*^_^*)
映画をご覧になった方なら分かると思いますが、後方の電波塔といい、周囲の空き地の具合といい、物語のイメージにかなり近いと思われます。
ちなみに場所は宮古市運動公園にあります。

今まで幾度となく恩恵を受けてきた全国旅行支援のクーポン
今回岩手県でも1泊につき2000円分のポイントを頂戴いたしました(^O^)／
宿近くのコンビニやドラッグストアでも利用できたので、晩酌用のビールやツマミもクーポンで調達

＊その後この写真について４travel当局から知的財産権を侵害しているのではないか？というクレームが付きましたが、岩手県の事務局に確認したところ掲載に関しては何ら問題なしとの回答済み（あくまで個人が掲載するに限ってですが）
もし問題が生じるというのならば４travel側が先方に確認するのが先なんじゃないかな？　ちょっとモヤモヤ　

宮古市のご当地メニュー『瓶ドン』がいただける駅前の「蛇の目寿司」が本日の夕食場所です。

蛇の目 本店 グルメ・レストラン

こちらが宮古名物の瓶ドンです(?????・?)???☆
めかぶとウニとイクラとホタテは分かりましたが、あとは何だったんだろう？

蛇の目 本店 グルメ・レストラン

これまたSNS映えを意識したであろう見栄え

蛇の目 本店 グルメ・レストラン

そして“映え”など全く意識することが無い小生は、ただ中身をぶちまけただけ(´ε｀ )
尚、隣の席の女性はかなり見栄えを意識しているようで、具材を慎重に並べバシバシ写真を撮ってました。
小生が店主なら、「早う食えや！ボケ!」とブチ切れそうです。
大変美味しくいただきました。
明日は早起きなのでとっとと寝ます

3日目に続く　https://4travel.jp/travelogue/11838588

蛇の目 本店 グルメ・レストラン