1999/02/26 - 1999/03/08
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「社会に出るまでに何か大きなことをやり遂げたい!」
と、無謀にもアメリカひとり旅を計画した24年前、1999年の自分。
「アメリカ進出大作戦」と当時の自分が銘打ち、テキサス州とニューヨークを旅したときのアルバムとムービーが、2023年に発掘された。
2023年の今、改めて見返すと、準備やら覚悟やら全くできていなかった小さな人間だった自分。
だが、確かにアメリカに行ったという足跡は残すことができた。
当時の旅行記を織り交ぜながら、ここに甦らせることに。
24年前の稚拙な旅とその記録をご高覧いただけたら幸いです。
ムービーの静止画を使用しているため、画像が見にくいところがありますがご容赦ください。
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1999年2月26日、
「アメリカ進出大作戦」と銘打ったアメリカひとり旅が始まった。
反対側の下り線ホームを眺めつつ、駅を出発。
11日後、あそこに降り立つことかできるのか。
画像は、24年前の旅のアルバム表紙(24年前の自分による自筆)。 -
成田空港に到着後、チェックインカウンターを2度も間違える。
ようやくチェックインできたが、まだ日本国内なのに、日本語は通じるのに、この先が不安になる。
写真は、成田ーポートランド間の搭乗券。
目的地まで、この日は乗り継ぎ2回の計3フライトの予定。 -
出発前の成田空港にいた、懐かしのANAポケモンジャンボ。
成田国際空港 空港
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イチオシ
18:35発のデルタ航空52便に乗る。
「日本を離れるのか。これから長いな一」
と離陸直前に思いが込み上げてくるが、時すでに遅し。
もう滑走路の上にいる。デルタ航空 航空会社
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まずは、1フライト目で最初の乗り継ぎ地:アメリカ西海岸ポートランドをめざす。
機内食で出された「チキンのトマトソース添え」に舌鼓を打つ。
機内ではほとんど眠れず、窓の外を見ると満天の星空。
1人で感激に浸る。
初めて「来てよかった」と感じる。
画像は、当時のアルバムに貼られていた地図と手書きのフライトルート。 -
約8時間で、オレゴン州ポートランドに到着。
「オレゴン富士」と呼ばれるマウントフッドが見える。
雪に覆われ、きれいな山である。
入国審査はもちろん英語であり、緊張する。
まわりの人たちは、ファーストフードをばくばくたいらげていて、あぜんとする。
アメリカだなあと思う。フッド山 山・渓谷
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空港職員は、ガムをかんでいたりハーフパンツをはいていたり(2月なのに)とマイペースで個性的。
こういうところにもアメリカを感じる。
これが、ずっと行きたいと憧れていた「アメリカの一部」なのだ。 -
続いて、2フライト目の12:45発のデルタ航空1696便に乗る。
この飛行機の到着が遅れ、心配になる。
画像は、ポートランドーダラス間の搭乗券。ポートランド国際空港 (PDX) 空港
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ポートランドからダラスに向かう飛行機から、アメリカの大自然を楽しむ。
ひたすら平原かと思えば、キャニオン (峡谷)が大地を削っていたりする。
このフライトの機内食では、リンゴ丸ごと1個が出された。
またアメリカを感じる。
写真は、キャニオンに雪が積もっている様子。 -
一方、こちらは赤い大地のグランドキャニオンのような峡谷。
こんな景色が飛行機から見られるなんて思っておらず、テンションが上がる。
旅行会社がくれたFlight Scheduleによると、このフライトは12:45発18:23着と書かれていた。
「そんなに飛行機乗るのか」と一瞬ぞっとしたが、実は2時間の時差があり、実際には約3時間のフライトだった。 -
国内でも時差、それがアメリカである。
約3時間で、次の乗り継ぎ地テキサス州ダラスに到着。
ポートランドでの飛行機の到着が遅れたのに、きちんと予定通りに到着したので 、「やればできる」と感心する。 -
ダラス空港で次のフライトを待つ。
3フライト目は、ダラスからテキサス州北西部の街:ラボックへ向かう。
ポートランドで入国審査官に目的地を尋ねられたとき、「テキサス州ラボックに行く」と答えたら、
「ラボック?聞いたことないなぁ」
と言われた。
画像は、ダラスーラボック間の搭乗券。ダラス フォートワース国際空港 (DFW) 空港
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20:56発のデルタ航空4851便に乗る。
といっても、計30人乗りくらいの小型プロペラ機である。
乗ると、知らないオヤジが座席を教えてくれたり (尋ねてない)、
フライトアテンダントの説明に拍手したり(普通はしない)。
フレンドリーな人々ばかりだが、このノリがアメリカなのか。 -
約1時間半でテキサス州ラボック空港に到着。
真っ暗な平野に突然、幻のようにラボックの夜景が浮かび上がる。
この日、自宅からの移動時間の合計は、約28時間。
1999年2月26日は、時差もあり、自分にとって長い1日だった。
自分で自分をほめたい。ラボック プレストン スミス国際空港 (LBB) 空港
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ラボックに来たのは、友人がラボックに引っ越していったので会いに行くため。
友人と再会・合流し、右側通行を奇妙に感じつつ、街へ繰り出す。
ここラボックには、セブンイレブンもデニーズもある。 -
「銃とナイフの店」という看板が出ているのがすごい。
こういうのがアメリカなのか。 -
テキサスの夕暮れ。
テキサスは空が広い。
そのため、夕焼けが広く大きく感じる。 -
日はとっくに沈んだが、なかなか夕焼けが終わらないテキサス。
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野生のプレーリードッグ?発見。
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ラボック滞在中、友人はホームパーティーを開く別の友人の家に連れて行ってくれた。
持ち寄りの食事、飛び交う英語、食後の音楽とダンス。
こんなパーティーに参加するのは初めて。
よそ者の自分でも受け入れてくれたことに感謝である。 -
こんなデカい飼いウサギを見たのも初めて。
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「次はニューヨークに行く予定なんだ」
と他のパーティー参加者に話すと、
「よくもあんな所に行くね」等、ニューヨークの評価はよくなかった。
同じアメリカなのに、テキサスの人たちがニューヨークをそういうふうに言うことに驚く。
「何もないラボックに何しに来たんだ?」
と冗談半分に聞く人もいた。
だが、自分はこの数日間をラボックで充分楽しんだ。
観光地ではなく、地に足のついた南部アメリカの生活を垣間見ることができ、満足している。
「また来たい」と思える街である。 -
滞在中に連れて行ってもらったスーパーマーケット。
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ビーフのボリュームがすごかった。
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液体洗剤?
いや、プラスチックのボトルに入った牛乳である。
食べ物も飼いウサギもデカい、それがアメリカなのか。 -
トイザらスで見かけた、車イスに乗ったバービーの友達。
この他、着物を着たバービーや、日本でも放送されたドラマX-FILEの登場人物:モルダーとスカリーまで飾られていた。 -
1999年3月2日、
次の目的地であるニューヨークへ向けて出発。
この日、ニューヨークまで2フライト。
画像は、ラボックーダラス間の搭乗券。 -
この日は、ラボックから一旦ダラス空港に飛び、
ダラスからはニューヨーク:ラガーディア空港へ。
またまた当時の地図と手書きのフライトルートが登場。 -
10:50発のデルタ航空4845便に乗る。
空からテキサスの大地を見て驚く。 -
ラボックからダラスの風景は、一面の広大な畑と大地を削るような川。
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ダラス空港で乗り継ぎ。
次はいよいよニューヨークへ。
画像は、ダラスーニューヨーク:ラガーディア間の搭乗券。ラガーディア空港 (LGA) 空港
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ここダラス フォートワース国際空港はとにかく規模が大きい。
滑走路が何本もあり、2機同時に平行着陸でき、また2機同時に平行離陸できてしまう。
にもかかわらず、まわりの空には着陸待ちの飛行機の光がたくさん見え、 10機ほどの飛行機が滑走路手前で離陸を待っているのである。
空港ターミナルビルも巨大で、前回と今回乗り継ぐのに必死だった。
すごい国に来てしまったものである。 -
小さな自分の「アメリカ進出大作戦」を支えてくれたデルタ航空。
帰国するまで、計7フライト全てでお世話になる。
飛行機の型といい、塗装といい、デルタのロゴといい、とても懐かしい。 -
ダラス離陸後、外は少しずつ日が暮れてきた。
着陸体制に入る頃、飛行機から見下ろすと、海に浮かぶ小島に何か建っている。
自由の女神だ!
ニューヨークだ!!
大作戦の続きは、ニューヨーク編で。
https://4travel.jp/travelogue/11837212自由の女神像 モニュメント・記念碑
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旅行記グループ アメリカ進出大作戦!in 1999
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