2023/06/18 - 2023/06/19
67位(同エリア268件中)
うの子さん
この旅行記のスケジュール
2023/06/18
-
電車での移動
上野駅→盛岡駅 新幹線はやぶさ
-
車での移動
盛岡駅→北上より秋田道→秋田県横手市十文字地区 レンタカー利用
-
横手市 柴田農園 藤春食堂
-
横手市 増田まんが美術館 増田の蔵町通り 道の駅十文字
-
車での移動
横手市→盛岡市
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
今年もさくらんぼを買いに秋田県横手市十文字地区に出かけました。今回は盛岡に宿泊し、秋田と岩手の美味しいものを探します。
新幹線ホテルパック+レンタカー利用です。
1日目は横手市内です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- レンタカー 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- 日本旅行
PR
-
早朝の上野駅からスタートします。はやぶさ1号は満席に近い乗車率でした。
-
2時間で盛岡駅に到着。
-
岩手県の観光地は来た事があっても、盛岡駅は昔仕事で来て以来。今夜は盛岡市宿泊なので楽しみです。
-
盛岡駅前でレンタカーを借りて、東北道を南下して北上から秋田道に入り、横手市の十文字地区を目指します。
おやつに盛岡駅で福田パンのあんバターを購入。 -
イチオシ
横手市十文字地区の柴田農園です。昨年と同じさくらんぼ園なので迷う事なく、盛岡から1時間半で着きました。(秋田道の錦秋湖SAでトイレ休憩)
さくらんぼ園に着いた途端に大雨。日曜日なのでお客様は次から次へ。
横手市十文字さくらんぼ祭り2023
https://akitanote.jp/detail.html?id=1010 -
見ているだけで幸せになる。
-
さくらんぼ園が密集している地区なので、大雨のせいもあり路肩に止めるのも一苦労です。
-
さくらんぼ狩りだと数種類食べ比べできますが、今日購入するのは佐藤錦です。
道の駅十文字では当日さくらんぼ狩りができるところを紹介していて、さくらんぼ狩りは地区で同一料金になっています。 -
綺麗につめてもらうのには時間がかかるので、段ボールにまとめて入れてもらいます。発送依頼の方や、さくらんぼ狩りの間に持ち帰り分を用意してもらう方で園の方も大忙し。
-
道の駅十文字から柴田農園
-
藤春食堂
昨年食べられなかった横手焼きそばの有名店。こちらのほうが市内よりですが、営業時間の都合で先にさくらんぼ園に行きました。 -
駐車は向かいの公民館へ。待ち時間にトイレもお借りしました。
-
横手焼きそば四天王。楽しみです。
-
肉玉焼きそばと特製焼きそばにしました。
-
特製焼きそば待ちしています。
入店の行列や店内待ちをふくめ、時間に余裕をもって来店したほうがよいです。 -
イチオシ
肉玉焼きそば
良い意味で思っていたのと違う。ソース味より出汁の味をかんじます。太麺でもちもち。 -
特製焼きそば2.5玉?
注文時には量の確認をすべきでした。 -
藤春食堂から横手市増田地区へ向かいます。
R13が混んでいそうなので別ルートで。 -
ここはりんご畑が続く見晴らしの良い広域農道です。増田地区はりんごの産地でもあります。
-
イチオシ
横手市増田まんが美術館
昨年も来ましたが、今は「ナンシー関の消しゴム版画展」を開催中です。グッズショップで探し物があったのですが見当たらず。次の企画展はエヴァンゲリオン大博覧会です。
https://manga-museum.com/eva-x-expo/ -
雨が止んできました。白い畑はソバの花。
-
こちらにもソバの畑。
昨年見学できなかった「増田の内蔵」といわれるすぐ近くの増田蔵町通りに行ってみます。 -
増田の町並み案内所「ほたる」
(旧杏華堂石田医院 国登録有形文化遺産)
ここの駐車場を利用します。綺麗なトイレもあります。 -
日の丸醸造倉庫
-
増田の蔵町通り
-
佐藤又六家(国指定重要文化財)
-
イチオシ
案内所蔵の駅(旧石平金物店) 無料開放しています。
増田の一般的な町屋構造が見学できます。 -
時間厳守とか金物商店らしい。
-
内蔵
手前が板の間で奥がお座敷。
多方面で活躍した増田の商人は裕福な暮らしができたのにもかかわらず、質素倹約を旨としていたようで、人寄せができる住宅構造にしていたようです。大きな料亭はなく、とくに冠婚葬祭は出張料理人に依頼し、自宅で振る舞いをしていたそうです。 -
CMで吉永小百合さんが立った位置。
-
明かり取りの工夫もありますね。
-
2階は道具類の保管場所になっていたようです。左のは炬燵櫓でしょうか。自宅での振る舞いに使用する御膳、食器類の保管にも温度湿度が一定の内蔵の2階は最適だったそう。
-
シンプルだけど美しい戸襖。
-
昔の写真の展示もあります。京町屋だと通路に水屋がありますね。これだと表から店→帳場→表座敷→水屋→内蔵(家族の生活空間)になっているようです。
-
秋田の大曲花火大会は有名ですが、増田にも花火師さんいるのかな。
-
左より旧村田薬局 旧石宇商店 佐藤又六家
左の店頭に惹かれるものが。 -
イチオシ
旧村田薬局(市指定文化財)
江戸中期に伊勢の国より移住し、平成まで続いた増田で最古の薬舗。 -
蔵出し品を販売していました。
-
薬棚うわー。
内部を見学させていただくことにしました。 -
カーテンを開けて見せていただきました。これは油絵です。販売額が高かった薬舗への記念品的な物でしょうか。こちらは秋田県で3本の指に入るほどの販売額を誇っていたそうです。
-
店舗の床下にある地下室です。大谷石と院内石でできています。天井のみ上部床部分修理時にコンクリートにしたそうですが、高さは130くらいでしょうか。かなり冷んやりしました。
-
店舗の2階です。梁がカーブしていますね(竿縁天井)。欅や栗の銘材を使用しています。廻り縁は洋風の飾りになっています。なにより商品の保管数に圧倒されました。
-
百味箪笥や薬瓶、乳鉢やホーロー製品。
-
石鹸かと思ったら進駐軍から寄贈された圧縮包帯。
-
薬のラベルいろいろ。
-
サロンパスやシッカロールはわかります。
-
見たことのないブリキ看板やホーロー看板が沢山。
-
さらに前の時代の木製看板。見ているだけでもあきません。店舗部分の奥に内蔵の扉が残されていました。
-
各部屋このオシャレなガラスで統一されています。ガラス板一枚や電灯のミルクガラスの傘なども現代では貴重です。
-
このお部屋は床板が駄目になり現代の床材で張り替えたそうです。覗くだけですが立派な伊万里焼もあります。仁丹のポスター良く保管されていたなと思います。
-
収集品ではなく実際に使われていた物ですから価値がありますね。
-
夕張の會田製作所?と読めます。
-
山スキーの板は沢山あったそうです。秋田の中でも豪雪地帯ですから。
-
味噌蔵。麹屋さんを呼んで家族や使用人の分の味噌を仕込んだそうです。中には大樽や桶、ざる、餅つきの臼杵等の道具類がありました。
内蔵の1番奥は最近まで90代のお母様が居室として利用されていたそう。 -
裏には表から続く用水路。この後ろにも外蔵が2棟あります。
後ろの蔵はのぞくだけですが古いミシンとか洋服とか家庭で使用していた物が展示されていました。 -
水路は奥の所で分水され各家の裏を通り、暗渠になっている所もあり、現在でも離れた田に流れこんでいるそう。
立派な薬舗でしたが健康保険制度がきっかけで廃業する流れになったそうです。
秋田では角館と増田の2箇所だけ重要伝統的構造物群保存地区となっている。ただ増田の場合「増田の内蔵」がメインではなく、幕末から変わっていない堀割り・道路・敷地がポイントになっているそう。建物に対する公的な補助が増えて御当主の維持するための苦労が少なくなるといい。「冬になると必ず建物に不具合が出る」との言葉で少し切なくなりました。
(一部説明は増田の内蔵/増田細見読本パンフレット抜粋)
増田地区は無料公開の所をさっと見学して、盛岡に戻る途中に「ほっと湯田駅」で立ち寄り湯を利用しようと予定していました。レンタカー返却時間の都合で無しになりましたが貴重な見学が出来ました。 -
蔵出し品の中から漆皿と宝船の皿を購入しました。骨董ほど高価ではなく古道具の部類ですが、こういうものに惹かれます。
-
段ボール箱にドサっと入れていただいたさくらんぼ。パックもいただいたので、列車で持ち帰りしやすいように盛岡のホテルでパック詰めしました。
多めに入れとくねとのでしたが、雨よけカバーの紙を外して見たらさくらんぼ用の箱ではなくいちご用の箱に沢山入っていました。
2日目は午前中だけ盛岡観光する予定です。
後編に続きます。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ さくらんぼを求めて 2022年〜
0
58