2023/06/08 - 2023/06/09
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akricaさん
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あじさいの咲き始めで見頃には少し早い6月初旬、箱根に一泊しました。
昨年も5月中旬に来ていて、宿泊したのも同じ塔ノ沢温泉の老舗旅館『紫雲荘』。
ですので似たような写真もありますが、箱根登山電車に乗ったりガラスの森美術館にも行きましたのでよろしかったらご覧ください。
同じ紫雲荘に泊まったのは蛍を見るためです。
『紫雲荘』では敷地内で条件良ければ蛍鑑賞ができるのですが、昨年はちょっと時期的に早すぎて見れず、今回は高い確率で見れそうな時期を選び、再び来ることにしたのです。
問題は天気なんですが。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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西湘バイパス経由で箱根に向かいます。
台風19号の損壊でずっと工事中だった西湘パーキングエリアが復旧していました。
出来たばかり、広々すっきりです。すっきりしすぎか。西湘パーキングエリア (下り線) 道の駅
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あじさいはまだまだ咲き始めで見頃ではないですが、箱根登山電車には乗ったことなくて、乗ってみたくて強羅駅に来ました。ちょうど正午頃。
車で来たので駐車しやすい強羅駅すぐそばの駐車場を利用し、箱根湯本駅間を往復します。
下り電車が終点のホームに入ってきました。
インバウンド、かなり戻ってきてるみたいです。強羅駅 駅
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来た電車に乗り、折り返し箱根湯本駅に向かいます。
先頭の席に座ることができました。
かぶりつきです、ラッキー!
強羅駅を発車。 -
3両編成の先頭が最新のアレグラ号。
他の車両とは座席の配置が違い、席は前後方向を向いています(他のは横向き)。
最前列はもちろん前向きで、進行方向の景色抜群。
運転席との間には全面透明ガラスがあって、車両内の天井照明が映ってしまっています。 -
単線なので途中駅でときどき反対方向の電車とすれ違います。
いかにも歴史を感じさせる趣きの電車が。
私は特に鉄道ファンではなく、詳しくないので調べたのですが、モハ1形104と106という製造から70年以上経った車両の連結らしいです。
いい感じですよね、どうせならこっちに乗りたかったかな。 -
急勾配をくねくねと。
半径30 mから40 m程度の急カーブが連続します。 -
箱根登山電車は山の斜面の急勾配を走るので、ルート途中いくつかの信号場とスイッチバックを通ります。どこの信号場・スイッチバックなのか、撮った写真見てもわからないですが。
反対方向の車両通過を待ち、信号を確認して発車。 -
スイッチバックで停車したところ。
運転手と車掌が交代し、今度はこちらが最後尾に。 -
車掌と運転手の交代を何回か繰り返し、再びこちらが運転席になってます。
トンネルたくさんあり、トンネル出てまた次のトンネルに。 -
トンネルを抜けると見える緑が鮮やかなんですよ。
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だいぶ下ってきて大平台駅、出山信号所を過ぎしばらくすると箱根登山電車のハイライト、出山鉄橋(早川橋梁)を渡ります。現存する日本最古の鉄道橋だとか。
周囲が一気に開け、眼下に早川の渓流が見えます。
向こうに見えるのは塔ノ澤橋。紅葉の季節はあちらから出山鉄橋を渡る登山電車を撮ろうと撮り鉄が集まる箱根観光名所のひとつだそうです。早川橋梁 名所・史跡
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いきなり深沢銭洗弁財天です。
と言うか塔ノ沢駅の下りホームを降りたところすぐ脇にあって、改札出ないでお参りできます。途中下車すらする必要なく、こちらのお二人(面識なく掲載失礼します)がお参りしお金を洗っている間の数分、電車止まって待っていてくれるなんて!塔ノ沢駅 駅
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ホームからこの様子を眺められてよかった。
深沢銭洗弁財天へは歩いてこようか迷っていたのです。深沢銭洗弁財天 寺・神社・教会
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手水舎。
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間もなく発車しますよ~。
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出山信号所のスイッチバックで箱根湯本駅までは私たちの席は最後尾。
今通り抜けたトンネルと車掌さん。 -
間もなく終点箱根湯本駅というところで紫陽花がけっこうまとまって咲いていました。
白に近いあっさりした色のあじさい。 -
ちょっと飛んでこれは箱根湯本駅で折り返し、既に強羅に向かっているところです。
箱根湯本駅でいったん改札を出て再び改札し、同じ電車のまた先頭の席に座りました。先頭ですが行き(上り)とは向きが逆ですから最後尾だった席になります。最新型より少し古い車両で横向きの座席です。
上の写真とほぼ同じ場所で撮った写真。あじさい電車というにはまだまだですが、ところどころ咲き始めの紫陽花を見ることができました。 -
鉄橋ふたたび。
たぶんイギリスから来たと思われる家族連れとご一緒。 -
出山信号所と思われるポイント。
スイッチバックの様子がよくわかります。
向かって右側から来て左へ登っていきます。 -
塔ノ澤橋の向こう側に出山鉄橋が見えます。
路線がくねくねしていてこんな景色も見ることができるのです。 -
スイッチバック駅の大平台駅に停車しようとしているところ。
待機していたモハ1形104と106車両と再び行き交います。
行きと同じ編成ですね。真ん中の車両だけ塗色が違うのがまたいいです。
がんばって時間調整してこの編成に乗ってみてもよかったかもしれないな。 -
強羅に到着。片道約40分、往復1時間30分ほどでした。
あじさいの見頃でもないのに乗るだけとんぼ返りで往復する乗客なんて私たちくらいだったかも。でも緑のなか急勾配のくねくね路線に乗るのは楽しかった、全然ありだと思います。
乗らなかったけど箱根登山電車のホームとは直角に箱根登山ケーブルカーのホームもあって、早雲山に向かってまっすぐ線路が伸びるのをしばらく眺めていました。強羅駅 駅
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強羅から車で宿に向かう途中、登山電車で見た塔ノ澤橋に来てみました。
「金乃竹」という高級旅館の専用橋です。出山鉄橋を眺めることができる名所です。 -
出山鉄橋(早川橋梁)。
旅館の専用橋ですが、歩いて少しだけ渡ったところで撮影させてもらった。早川橋梁 名所・史跡
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やっぱり登山電車が通るところ撮らなくちゃ。
でもかなり腰が引けてます。 -
鶴井の宿『紫雲荘』に一泊します。
老舗温泉旅館らしい趣き。ちょっと古いのですが、広く手入れが行き届いたお部屋です。
昨年ほぼ同じ時期にも泊まり、部屋の間取りも前回角部屋だった以外は同様ですのでここからの写真も昨年とほぼ同じで見分けつかないと思います。箱根温泉 鶴井の宿 紫雲荘 宿・ホテル
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最初に広縁でお茶をとお菓子をいただいた写真も昨年とほぼ同じ。
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紫雲荘の全ての部屋は渓流に面しています。
昨年は最上階5階の角部屋でしたが今回は4階なので、見晴らしは昨年の方がよかったな。 -
部屋を出た通路側は国道1号に面していて、窓からはあの『環翠楼』が見えます。
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ロビー階の奥にある早川テラス。
ここがいいんですよね。 -
二組限定でこのテラスで素晴らしい朝食をとる事ができ、昨年は利用したのですが、今回は天気が悪そうなので見送りました。
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早川の渓流。
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早川にかかるつり橋「鶴翁橋」。
この橋や渡ったその先の一帯も紫雲荘の土地なんだそうです。敷地4千坪とか。 -
鶴翁橋を渡ります。
渡った先の右側に私たちは利用しませんでしたが貸切露天風呂 『観山の湯』があります。ここだけ別料金です。
さらに行くと「竹林の小径」もあるそうです。 -
橋から見る渓流と紫雲荘本館。
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早川の澄んだ流れ。
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後から来た妻が橋を渡って行きます。
少し雨が降ってきました。 -
明るいうちに大浴場にてひとふろ浴びます。
ほぼ満室のはずですが、今回も独り占め状態。おかげで撮影できました。 -
浴場脇のドアから露天風呂に出ることができます。
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湯船から見える渓流。
条件よければ夜、蛍が見えるかも。 -
湯上がり後、ロビーで妻を待ちます。
ガラス越しに早川テラスとその先の渓流を眺めながら。
ガラスに鶴のシャンデリアが映ってます。 -
湯上がりのサービス、竹のタンブラーでビールをいただけます。
外のテラスもいいのですが、雨でちょっと肌寒いのとロビーの皮のソファが安楽すぎて。 -
そして夕食です。
部屋食することは稀ですが、ときにはいいものですね。
季節の懐石料理。内容は昨年と基本的な流れは同様でしたが、旬の食材が違うのと、昨年の鯛しゃぶしゃぶに対し今回は朴葉焼きという大きな違いが。 -
リピーターだったので「竹徳利冷酒」のサービス。
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前回とは前菜の器の花も違いも。
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紫雲荘こだわりの十割蕎麦。
焼き物は前回の「鰆の柚庵焼き」に対し今回は「鯛のかぶと焼き」でした! ちょっとびっくりしましたが絶妙な焼き色で美味しそうですね、身もたっぷりで食べでがありました。とても美味しかったです。
このあと赤だし、ご飯、デザート等々。 -
食休みしてから再び温泉。
前回も利用した貸切家族風呂 『男爵の湯』です。
古代檜造りの浴槽は竹部分が新しくて青々としていました。 -
檜の香りでとても癒されます。
このあとはお部屋でのんびり寛ぎました。
蛍を見たくて再びこの宿にしたのですが、この夜さらに雨足が強まり警報が出るほどの豪雨に。とても蛍を見れる天候ではありませんでした。ここ数日蛍を見たという宿泊者の声があったとチェックイン時に聞いていたので期待していたのですが、今年も断念。
諦めておやすみなさいしました。 -
おはようございます。
夜中に雨か川の音かわからなかったけど、大きな音がしていてかなりの豪雨だったらしく、翌朝、早川テラスに降りてきてみた。
しっかり降っていたけど、雨足は夜中よりは弱まっているようでした。 -
激しい濁流。やはりテラスでの朝食は無理そうでしたね。
天気は回復傾向だけど今日一日大丈夫だろうか。 -
朝食はお部屋食です。
テラスでの朝食と内容は変わらず、昨年の朝食ともほぼ同様でした。
木のトレイと桝に収まってとてもいい感じです。卵焼き、そして鯛茶漬けがまた美味しいんだな。
このあとゆっくり支度して、チェックアウト時間ぎりぎりまでゆっくりしていました。 -
2日目は「箱根ガラスの森美術館」に。朝、オンラインチケットを購入しておきました。
数日前から天候の様子はほぼ掴んでいて、雨でも楽しめそうなところに行こうと思ってました。箱根ガラスの森美術館は来たことあるような気がしていたけど、20年ほど前にチケット売り場まで来てあまりに混雑していて諦めたんじゃなかったかな。
ここは光の回廊を渡りヴェネチアン・グラス美術館に入ってすぐの辺りから中央の池を臨むところ。まだ雨は降っていて駐車場からエントランスを経てここまで写真撮っている余裕ありませんでした。箱根ガラスの森美術館 美術館・博物館
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ヴェネチアン・グラス美術館では7月上旬まで所蔵作品展『千の花咲くヴェネチアン・グラス─きらめく初夏の庭園』を開催中。
ポスター/チラシを飾っていた「ミラフィオリ・グラス・ランプ」。
これ、ちょっと見たかったんですよね。 -
カラフルなモザイクグラスを組み合わせたミラフィオリ・グラスって以前からきれいだなって思って興味あったんですけど、本物はなかなか見れませんね。
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「ミラフィオリ・グラス花器」
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「ミラフィオリ・グラス見本」
元となるモザイクガラス棒を切断した様々なガラス片の見本。
制作過程の映像コンテンツや説明展示も充実していました。 -
ミラフィオリ・グラス以外のヴェネチアン・グラス展示もたくさんありました。
「草花文ワイングラス」 -
「花鳥装飾的ゴブレット」
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多くのヴェネチアン・グラス展示を眺め進んでいくと広い吹き抜け空間に出ました。
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シャンデリアの向こうに見える上の階へ行ってみましょう。
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上の階から吹き抜けホールを振り返ります。
眼下に現代ガラス作家、リヴィオ・セグーゾの「ガラスの泉」が見えます。 -
吹き抜けのシャンデリアを背景に「ドルフィン形脚赤色コンポート」。
この展示の向こう側でホールの写真を撮る人が多数入れ替わって空かず、なかなか思うように撮れませんでしたががんばって粘って撮りました。 -
2階にも素晴らしい作品展示多数。
ほんとに美しかったな。 -
ヴェネチアン・グラス美術館の最上階の4階に美術館周囲/庭園を見渡せる展望室があるのですが眺めてびっくり、外は濃霧で真っ白な世界に。
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展示を見終り通路から外を見ると雨は止んでいるようでした。
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現代ガラス美術館への通路から少し外へ出たところから振り返る霧のガラスの森美術館。
霧も素敵ですね、この天気でよかったかもしれません。 -
現代ガラス美術館へ。
先ほどの吹抜けでも見たリヴィオ・セグーゾの別の作品群。 -
アメリカ出身の作家、デイル・チフーリ他、現代ガラス作家の作品を多数見ることができました。
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現代ガラス美術館の先にミュージアム・ショップ館があって、とても広い店内に膨大な商品が売られていました。
買い物の予定は特になかったのですが、ミルフィオリ風の何かかわいいアクセサリがあればいいなと眺めていると、イタリアのエルコレ・モレッティという歴史ある工房の商品が目に留まりました。カラフルで可愛いけど、こんな豪華なのでなくてブレスレットかブローチくらいで手頃なのがいいなとスタッフの人と相談しながら更に見ていました。 -
結局、エルコレ・モレッティ社創業時の古典的工法によるベネチアンガラス・ビーズのブレスレットを見つけ、その透明なブルーが一目で気に入り、思い切って(高価ではなく大げさですが)買ってしまいました。
私たちにとっては宝物。
(妻の買い物ですが、私も気に入っています) -
庭園を散歩することに。
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ふたたびヴェネチアン・グラス美術館の前を通って、
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遊歩道を「カフェテラっツァ うかい」に向かっていきます。
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「カフェテラっツァ うかい」の前の紫陽花。
カフェでは有名な音楽家の生演奏が催されているようでした。 -
霧と紫陽花。
花の多くはクリスタルガラスの花のようでした。これもキレイね。 -
向こうに霧に霞んで森の水車小屋「アチェロ」が見えます。
近くまで行きませんでしたが、ジャムやメープルシロップなど食品係のショップみたいです。 -
少し霧が晴れてきたかな。
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池の周囲を一周します。
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「光の回廊」を中心にパノラマ。
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「光の回廊」からエントランスとヴェネチアン・グラス美術館方向。
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池のカモさん。
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そろそろ玄関に向かいましょうか。
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駐車場に向かう途中の木々の枝にはガラスの雫が。
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とてもきれいでした。
来てよかったな、いつかリピートするかも。箱根ガラスの森美術館 美術館・博物館
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あ~、お腹空きました。
ランチは宮ノ下のイタリアン「La Bazza」へ。午後2時ごろ着きました。
宮ノ下のあの信号T字路を曲がってすぐ、富士屋ホテルの直近です。元富士屋ホテルのフレンチシェフが営むお店ということで評価高く以前から気になっていて、箱根に来る際はいつもリスアップするほどがこれまでたまたま機会がなかったというか…。
お店は箱根信用金庫の建物を改装したということで、雰囲気を期待していくとちょっと怪しいというか不安になるかもしれませんが、料理の評価は極めて高いのです。
たっぷりなセットのサラダ。
窓から見えるのは 旧御用邸 菊華荘の緑。
La Bazza グルメ・レストラン
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妻は「帆立と季節の野菜のスパゲティ」。
非常に美味しかったと妻。お値段もリーズナブルで箱根に来たらいつもここで食べたいとのこと。 -
私の「ピエモンテ風、ベーコンとマッシュルームのペンネ」。
う~ん、素晴らしい。フレンチシェフのイタリアン、侮れないね。
箱根ナンバーワンイタリアンの呼び声高いとの噂が…。 -
そしてデザート、私のアーモンドタルト。
意外とあっさりしていてとても美味しい。また食べたい!
味見した妻も絶賛です。 -
妻の自家製マンゴームース。
普通に美味しかったとのこと。
食事に満足し、無理せず明るいうちに帰路につきました。
天気いまいちで、あじさいには早く期待していた蛍も見れませんでしたが、かなり楽しめたと思います!
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