2023年 富士山と桜を追いかけて (3 days) =DAY 2= This is JAPAN!!

2023/04/09 - 2023/04/09

4月8日：愛知 ⇒ 日本平 ⇒ 山中湖 ⇒ 石和温泉
4月9日：石和温泉 ⇒ 新倉富士浅間神社 ⇒ 忍野八海 ⇒ 甲州
4月10日：甲州 ⇒ 河口湖 ⇒ 鳴沢氷穴 ⇒ 清水港 ⇒ 掛川城 ⇒ 愛知

エリア 富士吉田(山梨)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

2日目はこの旅のハイライトの日ということもあり、6時半起床で朝食。

大江戸温泉物語 石和温泉 ホテル新光 宿・ホテル

昨晩に続き和洋折衷のビュッフェ形式で海鮮丼は自分で好きな具材を乗せることができる。

7時半に出発し、40分で着くところが駐車場の手前で渋滞しており、8:40に駐車場に駐車。

桜の時期ということで、駐車場は臨時に小学校グランドが解放されている。
とは言え、駐車料金\1,000は必要だが・・・。

駐車場から見える富士山はとても綺麗。頂上付近に影が見える・・・

・・・ズームしてみると影の部分は崖が内側にえぐれていることによるものだった。

駐車場から神社の麓までは無料のバスが出ている。

神社へと続く階段に9:20に到着。

階段を上っていく。

・・・少し開けた場所から赤い鳥居と富士山の共演が見られる！

これはこれでとても美しくハイライトにもなりえるのだが、この旅のハイライトはこれではない。

再び階段を上り始めると物凄い行列が・・・

途中で階段は左、坂道が右へと分岐する場所があり、その場所に・・・

・・・水仙が咲いていた。

頂上へと続く道の途中。桜の隙間から・・・

・・・ハイライトの一部が顔をのぞかせている。

桜に囲まれるような富士山も楽しめる。

和式の結婚写真を撮影しているカップルもいた。

和傘をもって着物を着て・・・実はこのカップル、外国人です。

麓から1時間半、行列に並び始めてから1時間10分が経過した10:50に撮影した写真。
昨日がウソのように雲1つない快晴！

神社の麓の方の桜はまだ5部咲きくらいだったが・・・

山の上の方の桜は満開。

先ほどの場所から10分程(といっても行列がなければ1分くらいの距離だが・・・)進んだ場所からの撮影。

今日は本当に良い天気。

麓から上り始めて2時間経過が経過した11:20に撮影した桜と富士山。

途中、この日1、2を争う良い写真を撮影できた場所がこちら。
この写真がそれではありません・・・

・・・ズームしたこちらの写真がこの日1、2を争う良い写真！
桜の額縁に収まった富士山。

麓から登り始めて、2時間15分後の11:35ようやくこの旅のハイライト＝新倉浅間神社の展望テラスへ到着。

外国人がSNSにアップし、それがきっかけとなり外国の旅行雑誌の表紙を飾るなどして有名になった逆輸入版日本の名所とも言うべき新倉浅間神社。
　富士山＋五重塔＋桜
というThis is Japanという名所が全て詰まった場所。

新倉山浅間公園 公園・植物園

富士山と五重塔の2つが揃うだけでも良い写真になるのだが、期間限定の桜が加わることで、本当に素晴らしい景色が完成する。

麓から2時間以上並ぶ＝テーマパークの人気アトラクション並みの行列だったが、結果としてはそれだけの価値がある素晴らしい景色！

塔の反対側からも撮影してみる。

桜の量を考えると塔の左側から撮影する方がやはり美しい。

展望テラスから降りて五重塔を下から見上げる。

桜と五重塔の共演も素晴らしい。

階段を下りてきたところにある新倉浅間神社。

この神社の上に先ほどの素晴らしい絶景が待っている。
紅葉の季節もとても綺麗な景色が見られそうだ。

新倉浅間神社 寺・神社・教会

こちらの階段がいわゆる参道にあたる部分。

階段の先に上から見えた赤い鳥居がある。

帰りはバスに乗らず駐車場まで歩く。その途中にあった枝垂れ桜。

こんな間近で枝垂れ桜を見たのは初めてかも？

桜の右半分と左半分で咲き具合が全然違う珍しい桜。

遠くから新倉浅間神社の方向を見ると・・・

・・・五重塔のてっぺん部分が見える。

12:20に駐車場へ戻ってきた。
3時間40分程の滞在だったが本当に充実した時間を過ごすことができた。

次の目的地へ向けて出発。信号機の上の方に・・・

・・・富士山があった！

12:55にランチ。

ほうとう木こり グルメ・レストラン

茅葺屋根のこちらのお店で・・・

・・・山梨県名物ほうとうを食べる。
人生初のほうとうです。

ランチを終え、忍野八海へ13:40に到着。
駐車場に入れる前に見えた橋まで戻り撮影。

両岸に桜が咲き誇る川の向こうに富士山という絶景！

富士山がなければこうした景色は日本全国で見られるのだろうが、富士山があるかないかでここまで変わる。

やはり富士山は偉大だ！

昨日の久能山の桜は八重桜だったが・・・

・・・今日は午前中の新倉山浅間公園も含めてソメイヨシノ。

川岸まで下りてみた。

下から橋越しに見る桜に囲まれた富士山も素晴らしい。

今日は昨日見れなかった分も含めて、どこからでも富士山が見えるのが嬉しい。

川沿いをずっと歩いていく。

富士山が無くても美しい光景が目の前に広がっている。

忍野八海の1つお釜池に到着。

忍野八海の地図。
8個の池があるので八海となっているわけだが、海でもなく池にしても小さい。

どれだけ小さいかというと・・・

・・・これくらい小さい。

正直びっくりするくらい小さい！

続いて訪れたのはこちらの銚子池。

こちらは先ほどのお釜池の10倍以上は大きい。

が、ここからは富士山は見えない。

水車もあり、良い雰囲気。

続いて訪れたのは湧池。

この池は透明度が非常に高い。

泳いでいる鯉も綺麗に見える。

それもそのはずで富士山の雪解け水でできた池。

こちらの雪解け水が・・・

・・・池に流れ込んでいる。

池の中央に更に囲まれた場所がある。

ここが忍野八海の中心的な場所にもなっていて、池と茅葺屋根の建物と一緒に富士山も綺麗に見える。

忍野八海 自然・景勝地

そこに桜も加わり、本当に素敵な景色が目の前に広がる。

売店でソフトクリームを購入。

山梨県ということでシャインマスカットと白桃のミックス。

続いて訪れたのが鏡池。

その名の通り池に鏡のように富士山が映り込む・・・はずなのだが、ちょうどその場所から水紋が発生していて、逆さ富士は望めなかった。

最後に訪れたのが菖蒲池。

忍野八海の中で富士山からは一番遠い場所にあるこの池。

反対側から見ると少しだけ逆さ富士を見ることができた。

しかしこの日は新倉山浅間公園といい、忍野八海といい、聞こえてくるのは日本語よりも外国語の方が多かったくらい、多くの外国人が訪れていた。

コロナ明けでまだ日が浅いのにも関わらず、これだけ多くの外国人が日本の桜を楽しみにしていたのか？と痛感した1日となった。

15:45に本日の宿となるぶどうの丘に到着。

甲州市が運営する施設で宿泊施設以外にもレストラン、イベントホール、温泉などもある。

ぶどうの丘 宿・ホテル

それら施設が記された案内板。

宿泊施設内にはこのような機械が設置されている。何の機械かというと・・・

・・・100円で飲めるワインの自販機。

部屋は和洋あるが、洋室は満室の為、和室に宿泊。

部屋のベランダから見える景色は・・・

・・・こんな感じで山に囲まれた盆地であることが良くわかる。ちなみにこちらは東側。

部屋に荷物を置き、施設内を散策。西側に面する場所には、桂由美の名とともに・・・

・・・恋人の聖地を示すプレートがあった。

西側は夕方ということもあり逆光。

北西方向はこんな感じ。

西側も東側と同じく山に囲まれており、やはり盆地だということが良くわかる。

中央の建物を抜けたところにある池。

その中央には・・・

・・・ブドウを手にした女性の像がある。
良く見ると足元にもブドウがある。

ぶどうの丘＝Budo no Okaと記された撮影スポット。

ここにも桜が咲いているが、葉桜の状態。

高台の上に建っていることもあり、涼しい。

盆地の斜面を見ると・・・

・・・ブドウ畑があるのがわかる。

中央の建物はホテルのロビーと売店を兼ねている。

ワインもたくさん売られている。

日本を代表するワインの産地ということもあり、たくさんの種類のワインが売られている。

山梨名物の一升瓶ワインもお土産として売られていた。

片隅に一升瓶ワインの歴史を説明するPOPもあった。

そしてこの宿に宿泊を決めた理由がこのワインカーヴという地下にあるワイン蔵に16時半入場。

タートヴァンという試飲用の皿を\1,520で購入し、いざ地下へ。

地下へ下りると白ワインと・・・

・・・赤ワインが樽の上に並んでいる。
その数およそ180種類！？

コロナは明けたはずなのだが、まだ黙食ならぬ黙飲が続いていた。
樽の横には樽の上に乗っているワインが置いてあり、試飲して気に入ったワインをその場で購入することができるようになっている。

1つの樽の上に8本くらいのワインボトルが置いてある。

ナイアガラとネオマスカットの2本はとても美味しかったので購入。

地下にあるこちらの部屋には・・・

・・・平成8年に皇太子殿下ご夫婦が来館された際の写真が展示されていた。

そしてその際にご使用されたタートヴァンも展示されていた。

さすがに180種類のワイン全てを飲むことはできなかったが、50種類くらいは飲むことができた。

地下にある別の部屋には日本のワインの歴史を示す展示があった。
明治7年(1874年)に山梨県の2人の青年がフランスでワイン造りを学び、帰国後に国産最初のワイン会社を設立したことから始まった。

その二人がフランスから帰国後に醸造した際の本物のボトルとワインのレプリカも展示されている。

ワインカーヴにはタートヴァンの説明書きもある。

いったん部屋に戻り、19時に予約していたディナーの会場へ向かう。

レストラン入口からワインが出迎えてくれる。

レストランの名前は展望ワインレストランということで、昼間なら素晴らしい景色を楽しめると思われる。

ぶどうの丘 展望ワインレストラン グルメ・レストラン

勝沼コース(\5,500)を注文。

オードブルは桜エビと菜の花、穂先筍のアンチョビソテー。

筍のシャキシャキ感と桜エビのカリカリ感が程よくマッチし、とても美味しい。

ワインも美味しい！

本日のスープはまぁ普通。

2品目は魚料理で、鮮魚のベニエ青のり風味・和風ソース。

これまた絶品！

そしてメインは山梨県産和牛。

そしてデザートはマンゴーのシャーベットに桜ムース添え。

この桜ムースが美味！

展望レストランからの展望はこんな感じ。

良く見ると京都の大文字焼きのようなものが見える。

ズームしてみると大文字焼きではなく、鳥居のようになっている。レストランの人に聞くと焼いているのではなく、照明であのようなマークになっているとのこと。

20時20分にレストランを後にして、部屋へ戻る途中に夜景を撮影。

星も映るほど空気が澄んでいるようで、この旅のハイライトとなる1日の締めくくりとして綺麗な写真を撮ることができた。

部屋に戻り22時過ぎに就寝。