シニア夫婦　福岡・佐賀・長崎を訪ねて４　佐賀嬉野温泉

2022/11/08 - 2022/11/09

　今日は一日平戸を回りました。西洋と中国の文化が入り混じり、不思議な魅力のある街でした。今夜のお宿は何度も訪れている私の大好きな嬉野温泉です。宿泊は初めてとなる大村屋です。そして、立ち寄り湯にも入ります。お風呂が楽しみだわあ。

エリア 嬉野温泉(佐賀)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

　平戸大橋に別れを告げて、

平戸大橋 名所・史跡

　佐世保経由で嬉野温泉の大村屋に到着です。何度も来ている嬉野温泉ですが、大村屋さんには初めて宿泊します。

嬉野温泉 旅館大村屋 宿・ホテル

　老舗旅館なので建物外観は全体的に古い感じがします。

　フロント

　右側はお土産どころです。

　エレベータの扉が美しくて、ぱっと見、エレベータだとは思えません。

　「湯上りを音楽と本で楽しむ宿」がコンセプトらしく、ここはレコードを鑑賞できる湯けむりラウンジだそう。写真は翌朝のものです。

　本日の部屋は504の桔梗と505の浜木綿の二つをお使いくださいということで、部屋のキーも二つ。

　この二つの部屋は所謂、コネクティングルームとなっているようです。我々二人には広すぎ―と思いましたが、一つはリビングとして、もう一つは寝室として使うようになっていました。

　共通の玄関口から504桔梗の部屋を見たところ

　こちらの部屋は「桔梗」

　小上がりの部分に布団を敷くようですが、こちらのお部屋はリビングとして使いました。フロントではなくここでチェックインの手続きをしました。

　床の間隣の押し入れに布団が入っていました。２家族で来てもこちらに十分な人数が寝られます。

　桔梗は普通の浴室です。　

　寝室として使う浜木綿のお部屋

　部屋の入り口から見たところ

　テレビは壁掛け式。外観は古い旅館ですが、中は近代的にリニューアルされています。

　洗面室隣のトイレ

　洗面脱衣所

　大浴場や家族湯があるので源泉かけ流しの部屋の風呂は、結局入らずじまいでした。あー、もったいないことしたわと思います。お土産買うのに街中を長いことぶらぶらしていて時間がなかった気がします。

　夕食お品書き

　旬菜　いぶりがっこチーズカナッペが美味しい。

　吸物　海老真丈入りのすまし汁

　お造り

　蓋物　蓮根饅頭が美味しい。

　焼物は豚肉の朴葉味噌焼き

　佐賀牛のすき焼きです。

　とても良いお肉でした。このあともう一つ、油物として甘鯛や舞茸などの野菜を揚げたものが出たのですが、写真を撮り忘れています。

　佐賀県産のお米で炊いたご飯

　デザートは大村屋特製嬉野牛乳プリン

　こちらは嬉野茶プリンだったかな？

　貸切風呂に入ります。大村屋のお湯は自家源泉で、かけ流しの温泉です。加水はされています。

　４つある風呂のうちの「寝々の湯」と呼ばれる石風呂です。

　嬉野温泉は日本三大美肌の湯として有名で、お肌がつるつるになるので大好きなのです。大浴場にも入りましたが、とても広々として大きな窓があり開放的なお風呂でした。

　翌朝、朝食会場へ。

　ご飯とお味噌汁

　アジの干物

　サラダ

　野菜の炊き合わせ

　などが並びますが、　

　嬉野と言えば、これ、温泉湯豆腐ですね。朝から幸せ。もちろんお土産にも買って帰りました。

　お土産を買うついでに、街をぶらぶら歩き。

嬉野温泉 温泉

　ここは足湯

　入ってはいませんが、どうやら、ひざから下をすっぽりと入れて、上に小さな小机を置いて作業ができるようになっています。地元のご婦人が、編み物をしておいででした。

　豊玉姫神社に行ってみます。

　あの鳥居のところかな？

　ここですね。

豊玉姫神社 寺・神社・教会

　豊玉姫神社

　御祭神・豊玉姫大神は「美肌の湯」として知られる美しい肌の女神さまです。乙姫様のモデルになった絶世の美人だそう。　

　豊玉姫様の御遣いの白ナマズ様がおられます。手水はもちろん温泉のお湯です。

　豊玉姫様の御遣いの白ナマズ様に触れると美肌の御利益があるそうです。しっかりなでさせていただきました。

　今回の嬉野温泉旅では、ここ嬉泉館のお湯にぜひ浸かりたいと思っていました。玄関前は工事中でしたが、立ち寄り湯はやっていました。よかった。

源泉かけ流しの宿 嬉泉館 宿・ホテル

　玄関

　玄関から奥を見ると、古い旅館のようです。

　お湯も男湯と、女湯が一つずつ。

　一人きりだったので、写真を撮らせてもらいました。工事中で大きな音がしているし、時間も午前だし、派手さもないしで誰も来ません。しめしめです。

　脱衣所は古かったけれど、浴場はとてもきれいでした。カランは３つです。

　浴槽が２つに分かれていて、お湯の温度が違いました。嬉野温泉で源泉かけ流しをうたう宿は多く、実際かけ流しなのですが、加温や加水をしていないところはとても少なく２つぐらいしかありません。ここ嬉泉館は加温加水無しの本物の源泉かけ流しの宿なのです。

　やはり、お湯のつるつる度が全く違います。いい所見つけたわあ。朝日が差し込んで、ほんとに気持ちがいい。

　嬉泉館の工事が終わったら、また来ようと思います。たぶん、嬉野温泉に来るたびに立ち寄り湯を利用するでしょう。それくらいいいお湯でした。