2019年スイス(ヴェルビエ・Verbier)旅行 2日目 2019年7月20日(金)その2 ヴェルビエ村内を見学

2019/07/20 - 2019/07/20

旅行2日目その2。昼過ぎにヴェルビエのアパートにチェック・インし、その後、無料巡回トレインで村内を周回。後に買い物。

エリア ヴェルビエ(スイス)

14:00 午後2時少し前に村の雰囲気を味わうとともに無料村内バスの路線を確かめようと外出する。アパートから徒歩わずか30秒のメドラン(Verbier, Médran)バス停で路線図を見つけ、写真を撮っていた。
ちなみに村内バスは2019年当時は4系統あり、村内に宿泊しなくても(｢ゲストカード｣がなくても)無料で乗れる。さすが｢高級リゾート｣、大盤振る舞いだ。

14:04 すると、スイスの観光地でときおり目にする｢蒸気機関車型バス？｣が、ロープウェイ乗り場でUターンしてやってきた。ちょうど運良く目の前に停まったので運転手に尋ねると、無料で乗れるとのこと。行き先はわからないが、おもしろそうなので乗ってみることにした。この手の乗り物に乗るのはスイスで初めてだ。

確かに運転手横の窓に｢無料｣の張り紙がある。6月下旬から9月中旬まで毎日午前10時・11時、午後2時・4時に運行されているらしい。なんとタイミングの良かったことか！始発はここではなく、郵便局の南にある駐車場(Verbier, Parc Ermitage)だった。

14:05 前から2列目というビジネスクラス？が空いていたのでそこに座る。結果的にこのトレインに乗れたことで村の規模や無料バスの向かう地点がよく理解できて大正解だった。

14:08 トレインは村を北方向に進み、村内バスのブルネット(Verbier, Brunet)停留所を通過。ここは村内バスの2路線が通る場所で、その後、滞在中何度も通過したところ。

14:12 Verbier, Hameau停留所に向かう途中。村に来て初めて南の方向に(右)プチ・コンバン(Petit-Combin) 3669mと(左)コンバン・ド・コルバシエール (Combin de Corbassière) 3715mが見えた。その左のグラン・コンバン(Grand-Combin) 4314m は雲の中で少しだけしか見えない。

14:14 Verbier, Hameau停留所。村内バスの終点でトレインはいったんここでUターンする。

14:16 Uターンして最初の停留所はVerbier, Les Esserts。北側にゴルフコースが広がる。

ここでゴルフをやったら気持ちが良いだろうな。

14:17 ここから進行方向右側(北西)に２つのもっこりとした岩山が見える。右が La Tournelle 2219m でこちらは簡単に登れそうだが、左の Pierre Avoi 2474m はかなり怖そうだ。

14:23 Verbier, La Marlénaz停留所の近く。今度はさきほどのゴルフ場を一段上から見ることになる。高度が上がって進行方向右側(南西)にモンブラン山群が見えた。

14:23 村内バスでの最高地点の停留所であるVerbier, Carrefour停留所に到着。同行者は｢スーパーマーケットと同じ地名だ！｣と喜んでいる。後で調べたら、｢交差点｣とか｢交流｣という意味らしい。ここでまたトレインは村中心部に向けてUターンをする。

14:36 村の中心に戻り、村内バスのバス停名はVerbier, Mondzeu停留所、実際にはポストバス終点のVerbier, station posteを通過。トレインはさらにまた西方面へ走る。

COOPはVerbier, Montaney停留所の手前50mほどのところ・停留所からだと坂を少し登ったところにある。ポストバスを使って村に登ってきた時は、Verbier, Pra Michaud停留所が目の前なので便利。

14:38 MIGROSの目の前、COOPから坂を50mほど下ったところにあるVerbier, Montaney停留所を通過。このバス停は買い物帰りに何度も使わせてもらうことになった。
14時46分に郵便局の前のVerbier, Parc Ermitage停留所でトレインツアーは終了。
トレインで走ってきた道を200mほど戻り、COOPとMIGROSで買い物をした後、Verbier, Montaney停留所16時23分発の村内無料バスに乗車、16時27分にVerbier, Médran下車、16時30分にアパートに戻った。
(※ヴェルビエ周辺のハイキング・レポートは2023年夏のハイキング・レポート掲載後にアップする予定です。長い目でお待ちいただけるよう、お願い申し上げます。)

この旅行記へのコメント （4）

• おーとさん 2023/12/31 14:14:27

  長閑そうな村ですね

  プチ・トラン（ミニトレイン）にも無料で乗れるって、本当に太っ腹ですね。村内をのんびり偵察できて好都合でしたね。
  最も上手の曲がり角「カルフール」は、そこに建っているレストランの名前が停留所名になっているんでしょう。
  次の更新アップが少し先になりそうなので先回りしてお伺いしますが、ヴェルビエ村のゲストカードで無料移動できる範囲はバーニュ谷の全域なんでしょうか？

  ゴン太さん からの返信 2024/01/01 06:52:39

  RE: 長閑そうな村ですね

  おーと様
  ｢カルフール｣、おっしゃるとおり、その名前のレストランが確かにありました！一度昼時に近くを通ったら、かなりの賑わいの店でした。
  
  ヴェルビエのゲストカードについてのご質問の件ですが、私が滞在した2019年当時はバスはVerbier Posta -Le Chable VS, gare - Mauvoisin のバーニュ谷全域、山岳交通機関は Le Chable - Mont-Fort までと北のVerbier Les Creux - Savoleyres - La Tzoumaz に乗れました。おーと様がNendazに滞在された時に乗られた Col-des-Gentianes - Tortin へのロープウエイは不可でしたが。
  
  さて、さきほど確認したところヴェルビエもご多分に漏れず、ゲストカードが改悪されたようですね。現在は山岳交通機関はLe Chable - Verbier - Les Ruinettes までは無料で乗れるようですが、｢肝心の｣ Ruinettesから上の区間は割引価格になってしまったようです。
  その反面、当時は乗れなかったLe Chableの南のLa Pasayまでのリフトが無料で乗れるようになったのと、Le Chable からSembrancher までの鉄道が無料になったようなので、｢改悪｣とまでは言えないのかもしれません。しかし、ヴェルビエを訪れる観光客の大部分はMont-Fortが目的地でしょうから、その方々にとっては大打撃でしょうねえ。我が家は良い時に滞在したと思いました。
  で、お尋ねのバスの有効範囲についてなのですが、具体的に記載がないのではっきりとは言えないのですが、記載がないということは、おそらく現在もバーニュ谷全域の乗車が可能なのだと思います。はっきりわからなくて申し訳ありません。

  おーとさん からの返信 2024/01/01 17:57:44

  未だ魅力的だと思います

  そうですか、ヴェルビエ村からモン・フォール展望台には無料で行けなくなっちゃったんですね。でも我が家はモン・フォールには既に行ってますから、ハイキングのターゲットはサヴォレール周辺や、ラ・パゼからモン・ブリュレ方面、レ・リュイネットからのトラバース道、モーヴォワザン・ダム周辺等になりそうで、現在のヴェルビエ村のゲストカードの適用範囲で充分です。マルティニーに滞在するとロープウェイ類は自費で乗るしかないので、バーニュ谷をメインターゲットにするなら、やはりヴェルビエ村に滞在する方がお得ですよね。

  ゴン太さん からの返信 2024/01/02 05:46:48

  RE: 未だ魅力的だと思います

  おーと様
  ラ・パゼからモン・ブリュレ方面、今夏はゲストカードでラ・パゼまでリフト無料のようですから、ヴェルビエ滞在の効果大だと思います。
  私も2019年当時、ラ・パゼからTete de la Payanne周回のハイキングを考えてみたのですが、その年はリフトが運行しておらず、残念ながら断念しました。
  ご予算の合うアパートが見つかれば、ヴェルビエでの1-2週間のご滞在もありかなあ、と思います。