2019/07/19 - 2019/07/19
22位(同エリア24件中)
ゴン太さん
1999年からスイス周辺には20度近く訪れているが、日本から訪れたのはこれがわずかに3度目。チビチビと溜めたアメリカ系の2つの航空会社のマイルがヨーロッパまでの片道分ずつ溜まったので、それを利用した。
目的地はフランス語圏のヴェルビエ(Verbier)。ブログ等では、日帰りや1泊程度でヴェルビエを訪れた日本人は若干見受けられるものの、アパートに滞在した人はまだ見つからない「未開の地??」。そこで人柱覚悟で3週間滞在してみることにした。
ヴェルビエというと「高級リゾート地」のイメージが強いが、しっかり探せば格安の割に条件の良いアパートも見つかる。また、ヴェルビエは村の滞在者に滞在期間中、村とその周辺のバス・ロープウエー・リフトが乗り放題になる「ゲストカード」を提供してくれるので、全く費用がかからずに周辺をハイキングでき、財布にやさしく、リラックスした滞在ができる。
日程は7月19日(金)に羽田を出発し、ミュンヘン経由で同日ジュネーブ空港近くのホテル泊。20日(土)にヴェルビエに移動してアパートに3週間滞在し、8月10日(土)にジュネーブに戻りホテル泊。11日(日)にジュネーブを出発し、アブダビ経由で成田に12日(月)に戻る24泊25日の旅だった。
旅行1日目。羽田からミュンヘン経由でジュネーブに移動。ジュネーブ空港近くのホテルに宿泊。
写真はジュネーブ到着少し前に見えるモンブラン山群。
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往路はユナイテッド系のマイレージ・プラスのマイルを利用し、梅雨の開けきらない雨の羽田で12時35分発のルフトハンザドイツ航空LH715便に搭乗。スターアライアンス系の航空会社はマイルでの搭乗でも(通常の有償航空券と同じく)有料で事前座席指定を受け付けてくれるので安心。他アライアンスの一部の航空会社がマイルでの搭乗だと座席の指定を全くさせてくれないのとは大違いだ。さらに燃油サーチャージ代もかからない。機種は1年半前から導入されたエアバスA350型機。昼便なので「寝なければ」というプレッシャーもなく、のんびりと映画を見ながらの快適な空の旅ができる。
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ミュンヘンに17時15分着。フランクフルトのような巨大空港ではないので、1時間のトランジットタイムならゆっくりとシェンゲン圏への入国審査も受けられる。
ミュンヘン18時20分発のスイスインターナショナルエアラインズLX1127便に搭乗。乗客はワイシャツ姿にビジネスバックを持った西欧のビジネスマンばかり。ドイツに出張に来て、これから帰るという感じの人が多い。
機種はボンバルディアのCシリーズ(現エアバスA220)という小型機。これに乗ればあと1時間でスイスだ。 -
ジュネーブへの乗継便を利用する際はいつも左側の座席を指定する。なぜなら、左側座席だとレマン湖越しにモンブラン山群が見えるからだ。
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今日も天気が良く、レマン湖の奥にモンブランがよく望める。
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モンブランのアップ。
19時30分過ぎにジュネーブ空港に到着。空港のタクシー乗り場の先にあるシャトルバス乗り場でホテルのシャトルバスを待つ。20分ほどの待ち時間で空港からシャトルバスで5分ほどの距離にあるホテルに到着。 -
ジュネーブでの定宿はここ、ホリデイ・イン・エクスプレス・ジュネーブ・エアポート(Holiday Inn Express Geneva Airport)。
エクスプレス バイ ホリディ イン エアポート ホテル
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ジュネーブ市内のほとんどのホテルよりも安く、エアコン・朝食付きで空港からのシャトルバスは往復ともに無料。(注:コロナウイルスの影響で、現在のシャトルの有無・有料か無料かは不明。)さらに市内の交通機関24時間無料券をくれるので時間があれば市内観光も無料でできる、と良いことずくめのホテルだ。
写真はホテルのシャトルバス。バスと言ってもワンボックスカーだ。 -
これがホテルをチェックイン時にもらえる市内の交通機関24時間無料券。往路では時間がなくて使わなかったが、帰路ではジュネーブ市内の観光で役に立った。
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ホテルのフロント。公式ではチェック・インは14時からとなっているが、午前中に到着しても部屋さえ空いていればすぐに部屋に通してくれるという、さりげないサービスが嬉しいホテル。
ホリデイ・インは「IHGホテルズ&リゾーツ」というホテルグループに所属しており、インターネット上の簡単な手続きで無料の会員になれば、ほんのわずかだが、他のホテル予約サイトよりも安く泊まれる。 -
ツイン・ルーム。部屋は狭いが1泊なら問題はない。
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ツイン・ルームなのに椅子が一つしかないのが残念なところ。部屋で食事をする場合、一人はベッドに座らざるを得ない。
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エアコンの設定もできる。だいたい寒過ぎるので、消してしまうことが多い。ジュネーブ市内の多くのホテルにエアコンがないことを考えると、夏はここが天国だ。
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ベッドサイドにはUSB電源も用意されている。
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他にも室内にはあと2箇所、このようにUSB電源が用意されているので、スマホ等の充電には困らない。
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テレビとサービスの飲み物。テレビは小さめ。
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空港ホテルにはポットがないところもあるのだが、ここは電気ポットがあるので、いつでも温かいものが飲めて快適。
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コーヒー、紅茶と砂糖・ミルクのサービスがある。飲み切れないので、いつもアパートに頂いていく。(せこい!)
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インターネットのスピードは下り43Mbps、上り36.08Mbpsとなかなか快適。
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洗面台・シャワー・トイレは狭いものの清潔で機能的。
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残念ながらバスタブが無いが、この料金では文句も言えない。
明日以降に備えて早めの就寝とする。
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この旅行記へのコメント (2)
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- おーとさん 2023/12/31 12:47:39
- 来夏はここに泊まろうと思います!
- 我が家は来夏に予定している旅でジュネーヴ空港に22時到着の予定なので(余り好きじゃないヒースロー空港での乗り継ぎのため時間の余裕を長めにしました)、初日は空港近くのホテルに泊まろうと考えてます。ウェブサイトを見ると、現在でも無料シャトルバスや市内乗り放題切符のサービスを受けられるようなので、ゴン太さんに見習ってここにしようかなと思いました。情報ありがとうございます!
- ゴン太さん からの返信 2024/01/01 05:26:44
- RE: 来夏はここに泊まろうと思います!
- おーと様
来夏はヒースロー経由で22時到着予定とのこと。最近は欧州内で遅延が多発しているようですので、定時の到着を期待したいですね。無料シャトルがタイミング良く来てくれればいいのですが・・・。ジュネーブも無料シャトルの待ち時間はイマイチ信用できません。でも、ホリデイ・インでホテル内にバスの運行スケジュールが貼ってあったのは、ジュネーブだけしか知りませんので、けっこう正確に運行しているほうなのではないかとも思います。
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