オランダに想いを馳せて

2023/05/13 - 2023/05/13

　たまたま寄った道の駅『絵本の里けんぶち』の壁に、美しいチューリップの花が一面に咲き誇る見事なポスターが貼ってあった。
『2023かみゆうべつチューリップフェア』
５月１日(月)～６月上旬
花薫夢の里、湧別町
約200品種ものチューリップとの出会い。

ちょうど良い時期ではないか。
行ってみたい！　行ってみよう！

という訳で、車を走らせ湧別町に行って来た。

エリア サロマ湖・湧別(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• 交通: 4.0

チューリップの鑑賞できる期間は本当に短い。

北海道だと５月から６月上旬の約１ヶ月だ。

かみゆうべつチューリップ公園が有名なのは知っていた。

丁度見頃を迎えた時期に北海道にいたので、３０年ぶりに訪れてみた。

総面積は１２．５ヘクタールで、昔よりはるかに広くなっていた。

そこにおよそ２００品種７０万本のチューリップが咲き誇っている。

屯田兵により拓かれた街である湧別(ゆうべつ)町上湧別地区に無償で提供された土地はあまりに狭く、少ない面積の農家の収入を増やすには高収益であるアスパラガスとチューリップが有望と呼びかけられ、昭和３２年から農業改良普及所長の指導が始まった。

町内５４戸の農家がオランダからチューリップの球根２２種類６万５００球を輸入し『チューリップで夢を見よう！』を合言葉に栽培が始まった。

しかし昭和４１年にオランダ球根が世界市場で値下げされたため、日本からの輸出も困難となり、さらに花を楽しむような社会情勢ではなかったため、年々衰退していってしまった。

かみゆうべつチューリップ公園 公園・植物園

チューリップ栽培の衰退後、ただ単に自分たちが楽しむため、チューリップを残したいために農園で栽培されてきたチューリップだった。

そんな国道沿いに広がるチューリップ畑は、車で通過する町外の人たちから注目され人が集まるようになった。

町はここに注目し、本格的に町花としてのチューリップを町のシンボルにしようと農園整備の着手に取りかかった。

昭和６３年４月１日に町立の『チューリップ公園』と指定された。

久しぶりに来た『かみゆうべつチューリップ公園』の美しさに圧倒され、天気が良かったこともあり興奮状態。

写真も何枚撮ったかわからない。

【カティンカ：バラのような花型で美しい淡いライラック色の八重咲】

その写真を２０枚程度に絞り込むのに、また時間がかかる。

【ディズニーランドパリ】

花とガーデンの美しさに感動しすぎて、それを言葉にし旅行記にするのは本当に難しい。

【ジャグジー】

ネーミングもおもしろい。

【ママミア】

名前を付ける時に、一般募集するとか選考委員会があるのかな。
あるなら参加してみたい。

【バレリーナ】

花型から想像するのも多いんだろうな。

【ファイヤーワーク】

【カタール：芍薬咲き　フリンジ】

ここで、足が止まった。
開花が遅く見られず残念。
情熱的な、くれない色のエキゾチックな花を咲かせるのだ。
今　カタール航空でヨーロッパに行きたいと考えている。
【カタール】は、私にとってバズるワードだ。

オランダのキューケンホフ公園に行った事がある。
いつもの悪い癖で、ついつい比較してしまう。

どうせ大した事ないだろう・・と思って来てみたが、勝るとも劣らない見事な公園だった。

風車なんかは模した感が否めないが、チューリップ公園に風車はよく似合う。
園内をぐるっと一周する電動バスは『チューピット号』という。

お天気の良い週末。
家族連れで賑わい、みんな楽しそうにしていると嬉しくなる。

野外フードコートで焼きそば・焼き鳥・ポテトフライ、そしてこの炎天下でビールを飲みたいところだが、運転があるので我慢してウーロン茶。
自然に囲まれ、外での飲食は気持ちが良いし美味しかった。

旭川に向かう前に、日帰り温泉に入りたくて層雲峡にやって来た。

層雲峡温泉 温泉

『ホテル大雪』の大雪の湯。
ずいぶん前に宿泊した事があるけれど、リニューアルしてすっかり綺麗になっていた。

ホテル大雪 ONSEN & CANYON RESORT 宿・ホテル

３つの大浴場と２つの露天風呂があり、大雪の山々が眺められて展望も良くサウナがあったのも良かった。
１人1000円。
層雲峡温泉の中でも最も高台に位置するホテルだからこその景色を楽しんだ。

今年の北海道は、熊出没のニュースが多い。
ひぐまっぷを見ると全道各地で目撃されている。
札幌藻岩山・小樽・旭岳での登山を予定しているので、注意しながら楽しみたいと思っている。