2023/05/12 - 2023/05/12
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maitakeさん
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ちょうど天気が良い日と休みが重なったので、残雪の御嶽山に行ってきました。
三ノ池は龍の目がくっきり開眼して綺麗に見えました。
平日の午前中ということもあり、四ノ池周りはだれにも合わず、天空の散歩道の景色を一人占めしてきました。
ゼブラになった雪景色はまたきれいです。
- 交通手段
- 自家用車
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天気を選べば春山の残雪期に登ることができると昨年わかったので、池の雪が解けて龍の目の様に見える風景を見るために今年もやってきました御嶽山。
朝の5時。登り始める時にはもう明るくなる季節になりました。
濁河温泉から登山開始です。
登山者の車はまだ私の1台だけのようです。 -
麓は、苔の合間から咲くオーレンの花が一杯です。
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苔生した原生林の中を進みますが、しばらく雨がなく乾燥しているので、苔もまだ休眠中です。
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まだ麓ですが、ふと立ち止まって後ろを振り返ると、木々の合間から白山がぽっかり浮かんでいるのがみえました。
なんか大きく見える。 -
摩利支天方面の谷から落ちる滝。
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所々に見える霜柱は非常に大きく、5cmくらいのもあります。
毎日少しずつ成長しているのでしょう。 -
28/42(1単位が100m)の所に来ると凍った雪が続きますので、ここで軽アイゼンを付けます。
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森林限界に近くなると、雪が草木を覆っているので、好きなところが歩けます。
喜んで凍った雪の上を景色がいい場所まで散策です。
そして、見えてきたのが・・・ -
乗鞍岳から左に、笠が岳、黒部五郎・薬師岳、北ノ俣岳
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そして後は遠くに白山
あそこまでが岐阜県だ。 -
朝日が当たって雪と岩がくっきりとしてきてきれいです。
雪が少し緩んだので、坂でもさほど滑ることはありません。 -
五ノ池に到着です。
まだたっぷりの雪。 -
小屋のテラス席はまだ出ていませんでした。
どうも今日山小屋の準備をされるようです。 -
さあ、気になる三ノ池は、周りが解けてきれいに龍の目(ドラゴンアイ)になっています。
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もう一つ気になるのが、富士山。
今日は見えないかと思ったら、うっすらと頭が見えています。 -
3の池(左側)と4の池(右側)の間を降りてきました。
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そして三ノ池のドラゴンアイが、丸く見えます。
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昨年(2022年5月29日)の三ノ池は、南側から溶けて目のようにはあまり見えません。
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気になって、過去にこの時期に訪れた2017年6月17日の写真です。
この時も南側が早く溶けていました。
どうも、毎年同じようには見えなく、今年はきれいなドラゴンアイになっているのが見られて本当にラッキーです。 -
そんな時、ヘリコプターがやってきました。
何かと思えば、五ノ池への荷揚げでした。
今年は5月19日から週末営業開始とのことです。 -
さて、この4の池をまわって、正面に見える継子岳に向かいます。
いつもとは逆ルートで、初めてです。 -
急な坂を下るとなだらかな道は、天空の散歩道。
天気もいいし、風も冷たいがそよ風のような弱い風です。
先ほどの山小屋準備の方以外、まったく人気がありません。 -
今日は、スキーシューを担いで、この四ノ池や、三ノ池の斜面を滑ろうと思いましたが、ここまで登ってくる数時間、重いスキー板を担いでくるのは体力的にも厳しいな。
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さあ、これから150mほどを上ります。
四ノ池が標高2,700m程ですから、まだ高山になれない体にはきついです。
これを登ったらあとはほぼ下るだけなので頑張るぞ。 -
登ってくると、奥の剣ケ峰が良く見えます。
この景色を見ていると、ヨーロッパアルプスにあこがれるけど、隅々までほぼ歩ける日本のアルプスも改めてその魅力を感じます。
ただ、ここまで乗り物がないため自分の足で来なければいけませんが。 -
そして見えてくる、乗鞍岳以北の北アルプス。
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乗鞍も、スカイラインは通行止め。エコーラインから入るので気楽にはいけなくなりましたが。
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途中のピークにある祠には、摩利支天尊 と書いてあります。
摩利支天の山頂にではなく、なぜここに祀ってあるのでしょう? -
遠くの名山を眺めながら、なだらかな坂を楽しみます。
あと1か月もすれば、駒草が咲き乱れる場所です。 -
継子岳に到着。
以前はここに多くの像が置かれていたようですが、風雪で壊れ、今では岩石だけになりつつあるようです。 -
西の白山方面は、だいぶん雲がわいてきました。
全体的に薄い雲が出てきましたが、何とか下山する時間まではいい天気と景色が楽しめました。 -
継子岳から五ノ池へ帰る道には、雪がたっぷり残っていますので雪の上を歩いていきます。
今日は、スキーシューを担いで、この斜面を滑ろうと思いましたが、
わずが2、3分の滑降で、30分以上かけて登り返し、ただでさえ100mほどの坂を上るのに大変なのに、数キロのスキー板を山頂まで担いでくるのは疲れるだけなので、持ってこなくて正解でした。 -
五ノ池に戻ってくると、朝から数回ヘリで荷揚げされたものがあちこちに置かれています。
山小屋運営も大変だこりゃ。 -
三ノ池のきれいなドラゴンアイを見納めし、下山開始です。
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摩利支天山の山頂を時より隠す雲もたくさん現れ、陽も陰ってきました。
風もやや強くなってきました。
ちらほら登ってくる方ともすれ違いようになりました。
今日はこれから雲が多く、明日は雨模様なので、今朝のような景色は拝めないだろうと思いながら降りていきます。 -
午後には完全に山頂は雲の中。
いい景色をいい天候で楽しむことができました。
平日の静かな山は格別ですね。
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