会津若松ふたたび　戊辰戦争の爪痕と美味いもん巡り(わっぱ飯＆ソースカツ丼＆満多屋の味噌田楽)

2022/09/29 - 2022/09/30

高速バスでどこか行こうかな…と調べていると、バスタ新宿⇔会津若松の高速バス「夢街道会津号」が期間限定で片道2,620円の設定だったのでポチり。7月に訪れたばかりですが2か月ぶりに会津若松を再訪し、観光しながら前回は食べれなかった会津若松の美味いもんを味わってきました。1日目は周遊バス、2日目はレンタサイクルでの移動になります。

エリア 会津若松(福島)

• 旅行の満足度: 4.0

• 交通手段: 高速・路線バス

旅のスタートはバスタ新宿から。7時30分発の会津若松行き「会津夢街道1号」に乗車します。なんたって片道2,620円(往復5,240円)ですから。

12:17　ほぼ定刻どおりに終点の会津若松駅前に到着。

さっそく、まちなか周遊バス「ハイカラさん」に乗って観光開始。
（おっ、今回はボンネットバスだ！）
１乗車210円、1日乗車券は600円です。

まず向かった先は御薬園。御茶屋御殿は戊辰戦争時に西軍傷病者の治療所として使用され戦火を免れました。

御茶屋御殿に今も残る戊辰戦争時の刀傷。

会津歴代藩主が愛した庭園を眺めながらお抹茶をいただけます。

こんな風に(^O^)

心字の池。
向かって左が御茶屋御殿、右が楽寿亭。

楽寿亭にも戊辰戦争時の刀傷が残っています。

【国指定名勝 松平氏庭園】この場所が撮影ポイント。

御薬園から徒歩3分、2か月前にバスの車窓から駐車場に車がいっぱいで気になっていた手打ちラーメンの店「あたごや」で遅めのランチ。店一押しのワンタンメン(750円)をオーダー。いかにも手打ちっぱいモチモチ感がグー。+100円で大盛にして正解だったかも♪

続いて、まちなか周遊バスに乗って飯盛山下で下車。飯盛山は明日に登るとして麓の旧滝沢本陣に移動。戊辰戦争の際、松平容保が陣を敷き白虎隊が出陣の命を受けた古民家です。

座敷のあちこちに戊辰戦争時の弾痕や刀傷が残ってます。

生々しい弾痕。

旧滝沢本陣に残る戊辰戦争時の弾痕。

旧滝沢本陣に残る戊辰戦争時の刀傷。

夕食は会津の郷土料理が味わえる輪箱飯の元祖「田季野」にお邪魔しました。通し営業なのも観光客にはありがたい。鮭親子の輪箱飯はウマウマでしたよ。でも、お肉も食べたいなぁ、、ってことで

ソースカツ丼の発祥店「若松食堂」で自慢のソースカツ丼も完食。

この日の宿は会津若松駅から徒歩15分、城下町の中心に位置するホテル大阪屋です。すぐそこが野口英世青春館で館内に2つの貸切風呂があるのが選択理由。

翌日、朝食を食べてから9時半過ぎにチェックアウト。

2日目は自転車で市内を回ります。ホテル大阪屋の宿泊客はレンタサイクルが無料なんです。ママチャリだけど侮るなかれ、、6段ギアだぜ！

会津若松の中心地を走りながら興徳寺にやってきました。

興徳寺境内には会津若松の礎を築いた蒲生氏郷の墓があります。

会津若松のシンボル・鶴ヶ城。
今回は有料エリアに入らず撮影だけ。

鶴ヶ城から飯盛山の麓までヘトヘトになりながらママチャリ漕いできましたよ。2か月前は動く歩道を利用したので今回は参道を登りました。

六角三層のお堂「さざえ堂」を拝観してから
白虎隊の霊魂を慰める供養車を廻してきました。

白虎隊十九士の墓

その奥には・・・

白虎隊20名が自決した場所があります。

若き少年の視線の先に鶴ヶ城。

麓の売店で名物あわまんじゅうをゲットしてから

元祖煮込みソースカツ丼の店「なかじま」でランチにしよう。店内は10名以上は座れる長いカウンター席と小上がりがあります。

オーダーしたのは元祖煮込みソースカツ丼（1,100円）一般的なカツ丼ではなく、まろやかな特製ソースで煮込んだカツ丼です。

ゴクリ(*‘ω‘ *)

腹八分目のまま、味噌田楽の老舗「満多屋」に移動。目の前で焼く味噌田楽コース（6品セット）をいただいてから自転車をホテルに返却。

ちなみにメニューはこちら。

快晴の会津若松を回って汗かいたので駅前の富士の湯でひとっ風呂。
銭湯料金で利用出来る日帰り温泉施設です。

途中、地元の八百屋さんで会津産のりんご（千秋）をお土産に購入。
小ぶりだけど3個で150円、リュックも重くならないかなと。
甘くて美味しかったなあ。

駅前バスターミナルの隣にある創業120年のマルモ食堂も気になるなあ。
今度来た時に食べてみよう。

今回は青春18きっぷと同程度の料金で会津若松に訪れることができ、観光3割／食事7割のペースで満喫してきました。復路は16時発「会津夢街道16号」でのんびり帰ります。渋滞リスクがあるものの時間を気にしなければ問題なし。最後までご覧いただきありがとうございました。