2023/05/01 - 2023/05/01
221位(同エリア698件中)
さとうさん
パレルモのエキシビションセンター ラ・ルーラルで5月10日まで開催されている "Campeones del Mundo" 展へ。ワールドカップカタール大会の優勝杯が展示されています。
開催期間が短いのでいつ行こうか時間を探していたのですが、今日5月1日月曜日はメーデーの祝日。労働者の日であるメーデーには毎年ほとんどの商業施設が休業して退屈な休日になるのですが、ラ・ルーラルは本館の国際ブックフェアと併せて通常通り開館していたのでラッキーでした。
∵
とか書いてて以前の旅行記に「毎年5月1日には競馬場でアルゼンチン共和国グランプリが開催されるので見に行った」というのがありました。去年もしっかり楽しんでましたわ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
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チケットを買って入場します。4500ペソ。メッシの隣にいるのはAFA(アルゼンチンサッカー協会)の会長さん。
ラ ルーラル エンターテイメント
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サイン入り代表ユニフォーム メッシバージョン。
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準々決勝オランダ戦後のインタビューのときに相手選手の挑発にメッシが返したセリフが案内板に。その時の文脈では「あっちいけ」とか「失せろ」というニュアンスですがここはアルゼンチン。みなさん意味を了解済みです。
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最初の展示室は第1回ワールドカップからのアルゼンチン代表の戦績一覧。各大会の公式ポスターも見比べられました。2002年日韓大会のがいちばんおとなしいデザインだった。みなさん覚えてます?
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最初の優勝は地元アルゼンチン大会。右下の六角形にはソニーのウォークマンのアルゼンチンでのCMが。当時の世相もあわせて紹介されています。
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メキシコ大会で2回目の優勝。マラドーナのワールドカップでしたね。
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そして今回の3勝目。エンブレムに3つ目の星がついた代表ユニフォームのオフィシャルのレプリカがぼちぼち市場に出回り始めました。今3つ星のユニを着ている人はほとんどパチもん。
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反対側は各年代の主な選手と歴代ユニフォーム。
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今回の主役たち。マスチェラーノは前回までか。
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メジャーな国際大会でのアルゼンチン代表の優勝回数。コパ・アメリカはさすがです。
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2番目の展示室は最初の優勝のアルゼンチン大会の展示。ダイジェストムービーは当時を知らないちびっ子たちには新鮮に映ることでしょう。
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合計38試合が行われました。6つのスタジアムのうち3つはこの大会のために新設されたそうです。
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大会のマスコットはガウチートくん。
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大会の公式ポスターのひとつ。いくつかのバージョンがあるようです。
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すでに空気が抜けてベコベコになったサイン入り試合球。
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当時のトレンドを感じさせるユニフォーム。
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キャラクターグッズなど。
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そして優勝杯。実は本物ではないのでは?と疑ったりもしましたが
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この台座の刻印のリアルさを目にして疑うのをやめました。
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第3の展示室は2回目の優勝のメキシコ大会の展示。
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「マルビーナス諸島はアルゼンチンのもの。そして準決勝(対イギリス戦)も」。ナショナリズム丸出しの大会。
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そして優勝杯。
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因縁の相手を撃破して優勝に導いたマラドーナの評価は少なくともこの当時を知る世代が元気なうちは下がることはないでしょう。メッシとどちらが偉大かになかなか決着がつかないのもこの大会がアルゼンチンにとって特別すぎるくらい特別だからでしょう。
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背後の雑誌の表紙はアイドルのような扱いですね。
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2つのバージョンのユニフォーム。
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サイン入り試合球。
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キャラクターグッズなど。
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第4の展示室は今回の、ではなくそこに至るまでの長い道のりを紹介。
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メッシのワールドカップ登場は2006年。
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マラドーナとメッシの間をつなぐ重要選手リケルメ。代表としての活躍があまりなかったので目立ちませんが、ボカ・ジュニアーズで一時代を築いた彼のプレーもすごい。今回のオランダ代表を率いたファン・ハール監督にバルサ時代冷遇されたという遺恨が今回の準々決勝が荒れた原因のひとつでもあります。
私はこのリケルメの代表ユニが欲しいのですが、アルゼンチンでもなかなか手に入りません。 -
2014年ブラジル大会でメッシが使用したスパイク。
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そして今回の優勝へとつながる2021年コパ・アメリカブラジル大会での優勝。
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このときのキーパーユニが紺色で渋い。
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その勢いでコパ・アメリカとユーロの王者が対戦するフィナリッシマでイタリアに勝ってタイトル獲得。代表戦では勝てないメッシ、の呪縛が解けてワールドカップ優勝への期待が大きくふくらみます。
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フィナリッシマの優勝杯きれいね。
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その間にもカタール大会の予選は続きます。
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今大会の代表を率いたスタッフたち。
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そして本戦へ。
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大会のマスコットライーブくん。名前はこの旅行記を書くために調べて初めて知った。
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映像と組み合わせたきれいな展示。
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ミニシアターがあってダイジェストムービーが。超ワイドスクリーンと重低音で少し酔いそうになったけど当時の感動がふたたび。メンドーサを旅行中で見逃したマクアリスターのゴールシーンが見られてよかった。
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歴代の10番ユニにお父さんたちが見入っています。観客はやはりちびっこが多かった。休日だしね。
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このユニフォームの紺色がやはり渋い。
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表彰式のシーンを再現したメッシのリアルな蝋人形。アスンシオンのCONMEBOL本部にあるミュージアムに今回の代表選手の蝋人形が展示されたと言うニュースを見たので行ってみたいと思っているんですがこれでしょうか。
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初戦のサウジ戦を落としてのらりくらりと勝ち上がり、トーナメントで徐々に勢いに乗っていく優勝チームらしい戦績。
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表彰式のスケスケガウンもグッズの一部なんですね。
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ディ・マリアの11番。
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今大会がワールドカップのデビューだった三選手。彼らのおかげで次回大会も楽しみです。
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そして神様ディブくん。
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サイン入りグローブ。
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スカローニ監督も漢でしたね。勝っても感情を表に出すことがなかった監督ですが、最後に感極まってうつむいた顔を両手で覆うシーンは何度見ても涙腺崩壊できます。その重圧はいかほどだったか。
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今回の優勝杯、あんまり注目されていませんでした。みなさんAFAとかに行ってすでに見飽きてるんでしょうか?
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さらに展示が続きます。代表選手帰国後の優勝パレードのときのオープンカー仕様のバス。
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決勝戦の翌々日は国民の祝日になりました。エセイサ空港のそばにある代表の合宿所を出発してオベリスコを目指したパレードのバスですが、高速道路がこのありさま。私も生メッシ見たさに7月9日大通りまで出かけていったのですが、結局代表は途中でヘリに乗り換えて上空を旋回しただけでした。
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それでも各選手は本当に楽しそうでよかった。明け方に到着して炎天下の中何時間もデッキで歓声に応え続けていたのはさすがタフですね。
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各地の熱狂の映像も。ロサリオの国旗記念塔ということは私もこのどこかにいるはず。
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年間最優秀選手のトロフィーも。
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バスの中に入ってみましょう。
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いい気分。
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パレードでディブくんが持っていたエムバペ人形。大会前の「南米のサッカーは欧州ほど進んでいない」発言に優勝で返したアルゼンチン代表。ディスったらディスり返されるのです。
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最後にはグッズ売り場が。こういうところではめったに買い物をしないのですがついTシャツを買ってしまいました。7000ペソ。着たいけど着れない。
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久々にパレルモに来たのでバラ園にでも行くつもりだったんですが日が傾いて寒くなってきたのでやめようと思ったんですがやっぱり行くことに。途中にそういえば大会期間中パブリックビューイングの会場だった広場が。お導きでしょうか。夏の熱狂から季節は移り変わり、9月か10月から次回北米大会の予選が始まります。
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