2023/04/29 - 2023/05/01
398位(同エリア1561件中)
すなふきんさん
- すなふきんさんTOP
- 旅行記87冊
- クチコミ144件
- Q&A回答14件
- 125,223アクセス
- フォロワー33人
コロナも収束し激混み労働節などお構いなくガンガン行こうぜの旅スタイルを貫くべく西安へ。今回の目的である兵馬俑見学を達成し、2日目は市内観光。碑林、鐘楼&鼓楼、回民街など。
PR
-
朝はホテルのビュッフェをしっかり食べ、歩いて碑林博物館へ。もう既に午前中のチケットは売り切れている様子。
西安碑林博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
昔の孔子廟を博物館として活用しているということだが孔子廟はどこに行ったんや。
-
最初に目に飛び込んで来るのは900年以上移動していないという石台孝経。
-
内容は孔子とその弟子たちがかつて親孝行に関する問答に参加したことを記したもの。
-
古代の石刻品が多数並ぶ石刻芸術陳列室。
-
入口で出迎えてくれる石刻。なんらかの獣だが分からない。前漢の石像で2000年以上も前のものらしい。
-
昭陵六駿のレリーフは5つあるが、この2つはアメリカがジャイアンして奪っていった。なのでレプリカが展示されている。
-
これはオリジナルのもの。長い年月を超えて傷みが激しい。
-
唐の時代、635年に作られたとされるサイの石像。この頃は外国から友好の証としてサイが送られたことがあるらしい。今のパンダ外交のような感じか。
-
唐の高祖李淵のいとこである李寿の霊廟。墓の扉、碑文、垂木、彫刻など芸術的にも価値の高いものだという。碑文だけ思いきや色々な展示があって楽しい。
-
建物の出口にポツネンとたたずむ老君像。老君とはすなわち老子で春秋時代の思想、道家の始祖である。この像は華清宮にあったものを持ってきた。
-
孔子様の碑。髭なども繊細に描かれており技術が高い。
-
たくさんの展示室があってしっかり見ると半日はかかる。漢文を読める人は楽しめるかもしれないがそうでなければ退屈だという中国人の評もある。
-
最初は空いていて快適だったが、だんだんツアー客が押し寄せてきて混雑してきた。
-
ツアー客から逃げるようにやってきた新石刻芸術館は仏教関連の展示が多い。
-
元々鐘楼にて使われていた景雲鐘のオリジナル。唐瑞宗の景雲2年(711年)に鋳造された歴史のある銅鉛合金の鐘。高さ約2.5m、腹円周は約5m、重さは約6トン。鶴、獅子、龍、朱雀などが描かれている。
-
孔子廟の周辺らしく周辺の通りは書物や書道道具などを売る店が軒を連ねている。
-
西安名産。手作り品だとか。
-
西安名物の玫瑰镜糕が売られている。糸を使って器用に餅を切り出すのが面白いので買ってみた。15元。
-
美味しいんだけど思ったよりも多かった。若干薔薇の香りがキツいかな。
-
ガチャガチャしたものを並べて売る露店が続く。ガラクタのようなものだが、ここで見るといいお土産になりそうなもんだから不思議。
-
筆も売っているが異常に安い。三流品を叩き売る市場なのか。
-
後で気づいたが、この賑やかな露店市場は書院門付近の名物だったらしい。楽しかった。
書院門 建造物
-
南門から城壁に上るためには地下道を通らないといけない。既に長い行列ができている。
-
夜は盛り上がりそうなバーが並ぶ通りを抜けていくい。こういうところは昼間は寂しい。
-
元々果物の店が多い中国だが西安は輪をかけて多い気がする。果物屋の軒先で売っていたフルーツ盛り15元。
-
鼓楼の全景。1380年に建てられており、シンボル的な鐘楼よりも4年早い。入場と入場チケットを買うための売り場の2箇所で渋滞。ただ今回は前売券を買っており少し短縮できた。
鼓楼 建造物
-
時間の訪れをしらすために叩かれたデカい太鼓、聞天鼓。ただこれは1996年に作られた様子。太鼓の表面は直径2.8mもあり世界最大の太鼓としてギネスブックに登録されている。
-
鐘楼方面を望む。人が多い、そして暑い。
-
鼓楼の上のステージでミニコンサートが始まった。人が多すぎて溢れかえっているが警備員も収拾がつかなくて手を焼いている。
-
季節の節目ごとに設けられた太鼓。重厚感のある音があるので叩くと警備員が来て怒られる。
-
上にも上がれるがさして見る価値のなさそうな家具の数々。
-
イスラムの香りが漂う回民街は多く人でごった返しており、本日は汗臭さが勝っている。
-
清真大寺に行くため細い小道を抜けていく。
-
お土産物屋が両サイドにひしめきあっている。よっぽどダルい客が多いのか、値引き交渉しない、との札も少なくない。
-
どれも数十元程度でお手頃だが、どこでも買えそうなものも。ECサイトのタオバオで買うといくらになるのか気になってしまう。
-
やってきました西安で最も規模が大きいモスク、清真大寺。唐の時代の742年に創建されたという。
清真大寺 寺院・教会
-
木牌坊を抜けると境内に入る。一見中国の仏教寺院のようだが、何やら様子が違う。一切偶像らしいものが見当たらない。
-
とても珍しいアラビア語だけで刻まれている碑文。
-
ミナレットと英語で説明書きがある省心楼。西アジアの荒涼とした土地に建つ砂色の塔ではなく中国様式。
-
最も奥にある礼拝大殿は緑色の瑠璃の瓦で覆われており、キングスライムのような独特の形ではないもののイスラムのモスクを思わせる配色。
-
このホールには1000人以上の信者を収容できるという。一般人は入ることはできません。
-
ムスリムの帽子を被った人が結構行き来していることから信者もきっと多いんだろうね。
-
入口のはムスリム用品を売っている商店。お土産物屋ではなくガチな感じ。
-
羊串はどこで食べても美味しいがシルクロードの起点である西安はもっと美味しいに違いない。
-
1本10元。美味しいけど少し肉が少ないかな。
-
山羊の脚のスープ。辛そう、臭そう。
-
ビャンビャン麺を伸ばすためにビャンビャンしているところ。残念ながらこの店は人気で入れなかった。
-
こちらも西安名物料理の一つ、水盆羊肉。羊の濃厚なスープにクタクタに煮込んだ肉、野菜、春雨が入っている。38元。
-
それらを付属してくる硬めの馒头に挟み込んで食べる。もちろんスープも食べる。変に調味料で味付けされていない素朴な味わい。
-
この店の看板料理なので宣伝も兼ねて表で作っている。
-
回民街はとても楽しいグルメの街。もう少し空いている時に来たいですな。
-
今は用済みとなったPCR検査場が放置されている。産業遺産として各街でいくつか残しておいた方がいいのでは。
-
鐘楼に登るべく地下通路へ。ここでもチケットを持っていない人は長蛇の列に並ぶ必要がある。
-
景雲鐘のレプリカ。碑林にあったオリジナルの展示用複製なので少し小さめ。
鐘楼 建造物
-
やはり街のシンボルの楼閣は近くで見るとより迫力がある。
-
中はちょっとした博物館みたいになっている。楼閣の歴史みたいなものが学べる。
-
暑すぎて台座に腰掛けて休んでいる人多数。人も多いので不快度200%。それでも旅行に出かけるほどゼロコロナで鬱憤が溜まっていたのだ。
-
疲れたカエルが街でフラフラしていた。これは絶対危険なやつ。絡まれないように。
-
西安の風景も見納め。さよならスーパー鐘楼&鼓楼ブラザーズ。
-
ホテルから空港まではタクシーで80元。労働節中は道が混んでいると思いきや意外とスムーズだった。
西安咸陽国際空港 (XIY) 空港
-
スポットには既に上海行きの春秋航空機が待機している。西安は楽しいところだった。日本からの直行便も再開しますます盛り上がりそう。まだ行っていないところもたくさんあるので、ぜひまた訪れたい。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
西安(中国) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 西安 三日游
0
62