3年ぶりの石垣離島巡り　2－竹富島で沖縄の原風景を見る

2023/04/10 - 2023/04/22

2度目の石垣島＆離島旅行です。
前回、2020年11月の初石垣は台風シーズンが終わっただろうと、現地の冬期の天候を考慮せずに旅程を組んだため、行程のほとんどが雨という残念旅行でした。
今回は前回の反省ということで比較的天候が穏やかな季節を選んで飛行機を予約したのですが、八重山の天候はきまぐれだという。
さてどうなることやら。

旅程
1日目　成田で前泊
2日目　成田発　石垣島　ホテルエメラルドアイル泊
3日目　小浜島　はいむるぶし泊　
4日目　小浜島　はいむるぶし泊　
5日目　竹富島　高那旅館泊
6日目　竹富島　やど家たけのこ泊
7日目　竹富島　やど家たけのこ泊
8日目　西表島　ルアナメレ泊
9日目　西表島　ルアナメレ泊
10日目　石垣島　ホテルパティーナ泊
11日目　石垣島　ホテルパティーナ泊
12日目　石垣発　成田後泊
13日目　帰宅

エリア 竹富島(沖縄)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 船 Peach
• 旅行の手配内容: 個別手配

フェリーは竹富港に到着。
竹富島は初めてなのです。

宿のお迎え車に乗って5分。
チェックインは飲み物とサーターアンダギーを食べながらまったりと。

高那旅館 宿・ホテル

チェックイン手続きをした部屋。
玄関脇にあります。

島の天気は変わりやすい、ということでチェックイン手続き後すぐに外出。
まだ晴れている内にビーチへ。

竹富島といえば星砂。
宿からはけっこうな距離ですが、歩いて来ました。
この砂浜、昔は星砂がたくさんあったようですが、今はよーく探さないと見つけることは出来ません。
お土産屋さんでビン入りの星砂を見かけますが、業者が沖の砂をさらってくるようです。
西表島で星砂海岸脇の宿を予約しているから、そこに期待しよう。

宿にもどりました。
割り当てられた部屋は1階奥です。

床の間も付いています。
沖縄の家に床の間があるのが一般的なのかどうかは分かりません。
それとも旅館だからなのでしょうか？

広縁にあたるところに洗面台がありました。

廊下の突き当たりにも共同の洗面台がありました。
…ということは洗面台がない部屋もあるのかな？

共同の風呂です。
よく分からないのは脱衣所が無いこと。
廊下から暖簾をくぐったところに半畳の脱衣所みたいなスペースがあり、その左右に浴室があります。
しかしなにしろ暖簾がかかっているだけ。しかも二つの浴室での共用。
ここで脱衣したら下半身は廊下から丸見えですし、反対側の浴室にだれかが入っていたら鉢合わせすることも。
結局浴室内で脱衣し、服は浴室内に掛けておいたのですが、あちこちかなり濡れた状態で浴衣を着る事になってしまいました。

夕食です。
かなりの品数ですが、お盆の空いているスペースにも何が来るのかな？

まもなく来たのが牛肉と海老の塩焼き。
お肉と海老は温かい内にという配慮ですね。

とてもリーズナブルな宿泊料金の割にはとんでもなく豪華な夕食です。
この宿を選んだのは、ゆんたくが無さそうな雰囲気だったから。
自分はアルコールが苦手な上に早起きなので夜は早く寝るし、だんだんと収まってきてはいるけれど、コロナで人との接触を避けるべきです。

食堂です。
右側の扉を開けて食材が運ばれてきます。

朝食もとても豪華。

そして朝からデザート付き。

チーズケーキの脇にミニトマトみたいな果物？
宿の人に聞くと、ピタンガという果物だという。
宿の庭になっているものを今朝むしってきたとのこと。
食べてみると甘い、酸っぱい、苦いが混ざった複雑な味。
でもビタミンとかとても栄養豊富そうな味でした。

宿の女将さんの案内でピタンガの木を見せてもらいました。
赤くなりかけているもの、まだ緑のものなどなっています。

庭にはグアバもなっていました。

朝食後にチェックアウトし、散歩がてら本日の宿へ徒歩で向かう。

西塘御嶽。
御嶽は神聖な場所だし男子禁制とのことなので、真ん前から撮影するのみ。

西塘御嶽 寺・神社・教会

そばで有名な竹乃子。
当面の間臨時休業とのことでした。
残念！

そば処 竹の子 グルメ・レストラン

本日から2泊させて頂く宿。
チェックイン時間まで荷物を預かっていただきます。

やど家 たけのこ ＜竹富島＞ 宿・ホテル

石垣からニョキニョキと伸びている不思議な植物。
宿の人によるとキンチョウという雑草とのこと。
繁殖力が半端でないとのことです。

荷物を宿において身軽になり、島内の散歩へ。
宿を移る際に通り過ぎたなごみの塔。
さすがに荷物を持っていてはここに上るのはちょっときつい。
しかし空模様が悪くなってきました。

なごみの塔 名所・史跡

塔自体は老朽化のために上ることは出来ませんが、塔が建っている台座までは上ることが出来ます。
そこからの眺め。
正面の鉄筋コンクリート造りの建物がなごみの塔の代わりになる「あかやま展望台」という建物なのですが、お休みでした。単に屋上に鉄骨造りの簡単な台を乗っけただけですが、竹富島で一番高い建物です。

別の方角を撮影。

なごみの塔には登録有形文化財のプレートが付いていました。
それにしても雨は止みそうに無い。

昼食は宿の隣のレストランで。
当初はそばの竹乃子で食べる予定でしたが、お休みなのでやむを得ない。
まあ雨降りだから宿の近くで食べるに越したことはありません。

ガーデンあさひ グルメ・レストラン

竹富島ではどこの食堂でも八重山そばは食べることが出来ます。

何の工夫も無いけれど、カレーライスにしました。
八重山そば付きです。

デザートにカップのアイスを注文。
店内のアイスクリーム用ケースから選ぶことが出来ます。
沖縄は有名なブルーシールだけでなく、独特のアイスもあって良いですね。
沖縄明治乳業ということで、明治のスーパーカップと同じ容器ですね。ビッグサイズで嬉しい。

食事を終えて宿を石垣越しに見ながら歩く。

西桟橋から近いということで選んだ宿です。

玄関前のテーブル右。

玄関前のテーブル中。

玄関前のテーブル左。
遊び心があって良いですな。

部屋に向かう通路。
趣があります。

ふしの間という部屋。
ふしは星という意味。
はいむるぶしも南十字星の意味でしたね。

琉球畳の部屋です。

左側には順番にトイレ、押し入れ（下は冷蔵庫）、洗面＋浴室と機能的に収まっています。

トイレは洗浄式。

洗面所（脱衣場）の奥に浴室。

浴室は一般家庭用のように浴槽と洗い場が付いているタイプ。

洗面台の下のカゴにタオル類とドライヤーが置いてあります。

小さいながらもTV。
普段の旅行と同様に滞在中、一回もスイッチをONにすることは無かったな。

天井が高いので、開放感があります。

網戸越しに庭を眺める。
この庭もここを選んだ理由のひとつ。
しかし雨がとんでもなく激しく降って来ました。

側溝がないため大雨時は道全体が川のようになってしまいます。
その代わり水が道路にしみ込むのも早い。

廊下においてあるマシンでドリンクを自由に飲むことが出来ます。

洗濯機も沢山あります。
沖縄の宿は洗濯機が備えられているところが多く、とても便利。
さすがに今日は西桟橋の日の入りは無理。
明日は天気らしいので、今日は我慢です。

翌朝。
朝食を摂るため食堂へ。
この宿を舞台にしたアニメがあったようです。
興味がないので知りませんでした。

かなり豪華な朝食です。

デザートも付いています。

朝食後はさっそく散歩へ。
自然が豊かな島です。
チョウチョがたくさん飛んでいました。

島バナナの花と実。

パパイヤもなっていました。

キンチョウが石垣からたくさん生えていました。
竹富島で初めて見た植物です。
石垣島では見たことがありませんが、もしかしたら生えていたのかも知れません。

何か視線を感じたと思ったら、まどからシーサーがこちらを睨んでいました。

別の民宿の入口。
ブーゲンビリアのアーチが見事。

道路が舗装されていないし、側溝も無いというのが懐かしい雰囲気の一因かもしれません。

石垣に十二支の神様が乗っかっていました。

蒐集館という博物館でした。

喜宝院蒐集館 美術館・博物館

ポストは円筒型の本土でも田舎でよく見かけるタイプ。
本土でも台風後のニュースで箱形ポストが傾いているのをたまに目にします。
このあたりは台風の風に耐えることが出来るこのタイプが良いのかも知れません。

広場に出ました。
奥には目立たないけれども鳥居がありました。

世持御嶽という火の神と農耕の神を祀っている場所だとのこと。
初秋には種子取祭という竹富島最大のお祭りが開かれる場所と書いてありました。

むこうから水牛車がやってきました。
水牛にとってこのくらいの重さが軽いのかキツいのか分かりませんが、気になってしまいます。そのうちどこかの国から動物虐待だとかで文句を言われそうで気になるのです。

安里屋ユンタという民謡で有名な絶世の美女、安里屋クヤマ誕生の地。
その子孫が営んでいるというお店でフロートを注文しました。
髪の毛が長かったお店の人、子孫なのかな？

安里屋クヤマ生誕の地 名所・史跡

コンドイ浜へ出る道。

コンドイ浜に来ました。
島一番の美しいビーチとのこと。

コンドイビーチ ビーチ

干潮時らしく、沖には砂州がてきていて多くの人が上陸していました。

帰りに西桟橋に寄っていこう。
夕陽の名所らしいが、昼間の様子も知りたいからね。

西桟橋 自然・景勝地

本日の昼食も昨日と同じここです。
蕎麦屋の竹乃子が臨時休業しているので、予定が変わりました。

ガーデンあさひ グルメ・レストラン

今日は八重山そば。
昨日も来たので、店員のお姉様、覚えていてくれました。

今日もアイスをデザートに。
本土では食べることが出来ない沖縄明治乳業のアイスです。
沖縄といえばブルーシールが超有名ですが、これもなかなかですよ。
格安だし大きいし。

居心地が良い庭。
この宿を選んで正解！

夕食はネット予約したお店へ。
竹富島では夕食を予約したほうが安全だということですので。
特に観光シーズンは観光客の数に対して食堂が不足しているようです。

かにふ グルメ・レストラン

ゴーヤチャンプル。

海老フライ。

紫芋のコロッケ。

竹富小学校、中学校。
人口が少ないため、小学校と中学校がひとつになっています。

夕陽を見に西桟橋へ。

水平線では無く島陰に沈む太陽。

やど屋たけのこの食堂。
夕陽を見るタイミングと食事時間が重なるのを防ぐため、今回は朝食のみのプランでした。この宿は夕陽のタイミングを見計らって食事を摂ることが出来るとのこと。
次回お邪魔の際は夕食もお世話になろう。

竹富島最終日の朝食。
バランスが取れた食事です。

お土産にサーターアンダギーと星砂をいただきました。

3日間の竹富島滞在を終え、次は西表島へ渡る。
竹富島から西表島への直行フェリーは無いため、いったん石垣島へ行く必要があります。