2023/03/11 - 2023/03/19
205位(同エリア949件中)
NATTYさん
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コロナ禍で三年海外に行けなかった旅好き女(56歳既婚)、ついにぶち切れ?!一人でメキシコへ。
ちまちま貯めたマイレージを放出し、ビジネスクラスと中央高原のカラフルな街でちょっぴり良い感じのホテルで大人旅。
周囲に治安を心配されながら、日常英会話と挨拶程度のスペイン語で自由な一人旅です。
旅の予定は以下の通り
Day.0 大阪前泊
Day.1 大阪伊丹~羽田~成田~メキシコシティ:メキシコシティ泊
Day.2 メキシコシティ~ケレタロ:ケレタロ泊
Day.3 ケレタロ~グアナファト:グアナファト泊
Day.4 グアナファト自由行動:グアナファト泊
Day.5 グアナファト~サンミゲルアジェンデ:サンミゲルアジェンデ泊
Day.6 サンミゲルアジェンデ自由行動:サンミゲルアジェンデ泊
Day.7 サンミゲルアジェンデ~メキシコシティ
Day.8,9 メキシコシティ~成田~羽田~大阪伊丹
vol.5 はメキシコシティ、コヨアカン散策と日本帰国です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
SMA のバスターミナルを11:30の定刻に発車しました。
メキシコはまだまだ未開の荒野がたくさんあって、水路さえあれば気候は良いからオリーブとかブドウとか小麦とか作れそう。
まだまだ発展の余地があり、若い人も多く元気がある国って感じがする。 -
道路脇で農産物を直売してたりします。
バスはもちろんメキシコシティまで約4時間ノンストップ。 -
メキシコシティに近づくにつれ、広大な畑もあり色々な作物が。
-
しかしあと1時間くらいのところで、大渋滞に引っかかってしまった!
今晩の帰国便は夜中の1時発。
たっぷり時間があるのであえてメキシコシティ泊はしなかったんですが。
15時にはシティにつく予定なんだけどなあ、ハラハラする。 -
というのも実は17時にフリーダ・カーロ博物館の予約を取ってるんです。
めちゃ人気なので常に満席、シティ到着日と翌日は1ヶ月前に既にいっぱいで。
仕方なく最終日に。 -
15時着の17時予約、少しくらいバスが遅れても大丈夫っしょ!
と安易に考えてたんですが。
やばいよやばいよ~。 -
結局1時間以上ずれ込み、16:10北バスターミナル着。
大渋滞の影響でそれでなくとも混んでるコンコースがさらに混んでる。
まずは正面のスーツケース預けのカウンターへ急げ! -
ところが係がいない!まだ営業時間内でしょー。
数分待っても無人なので、他の荷物預けを探しウロウロ。
こういうときに限ってさ~、3カ所目でやっと係がいた!
大きさで値段が決まり、半券をくれるのでお金を渡そうとすると。
係のおじさんが何やらスペイン語で説明してくれるが、エー何?
焦ってるので意味が分からなかったが、どうやら隣の売店で半券と見せて料金を払い、レシート+半券で返却、ということらしい。
要はここではお金の受け渡しは無いと。 -
ターミナルの認可タクシー乗り場も長蛇の列。
お得意のUberを呼ぼうとするが、この巨大ターミナルはUber乗り入れ禁止エリアらしい。
小走りで数百メートルエリア外へ出て、やっとこさUber呼んで、乗り込んだのが16:40。
しかも北ターミナルからフリーダ・カーロ博物館はほぼメキシコシティを縦断しなきゃならない。
でも少しくらいの遅れならメキシコだし入れてくれそうな気もするが(希望的観測)。 -
追い打ちをかけるように、運転手さんは街中も渋滞で1時間かかるっていう。
そもそも18時閉館だしもうアウトやん・・・
ここまで順調に来たけど、ここに来て万事休すかあ(脱力)。 -
フリーダ・カーロの映画DVDレンタル近くに無くて、TSUTAYAで取り寄せして観たのに。
とても感動して、本当に行きたかったのに。
ダメ元で必死で交渉して、入れなかったらせめて博物館周りだけでも散策しよう泣。 -
車内で翻訳アプリで思いつく限りの言葉をメモして。
「今日の便で日本に帰るの!もう二度と来れないの!」とかなんとか。
ブルーの博物館前に着いたのは実にビミョーな17:35。 -
したらメモを出すまでもなく、すんなり入れてくれた。
「閉館は18時だからそれまでには出てね~(英語)、イッテラッシャイ(日本語)」
メキシコの緩さに救われました笑。
とにかく入れてよかったです。 -
ここはメキシコで最も有名な女流画家フリーダ・カーロの長年の住まいで、家具やアトリエなんかもそのままです。
フリーダの絵は数少ないものの、大好きなスイカの絵が。
彼女は少しグロテスクな絵が有名だけど、この瑞々しいスイカの絵は生命力が溢れてると思う。 -
時間が無いので係に急かされながら、アトリエ。
-
女性らしい寝室。
男女の帽子はフリーダとその夫、画家のディエゴ・リベラが愛用していた物。 -
とてもスッキリしてオシャレなキッチンダイニング。
黄色と青がセンス良い。 -
フリーダは18歳で交通事故に遭い、一時は寝たきりに。
その後も47歳で亡くなるまで、生涯後遺症で全身の痛みに悩まされました。
フリーダの使っていた車椅子やコルセットなどが生々しいです。 -
しかし彼女は持ち前の精神力で描き続けます。
また当時のファッションリーダーであり、社交界の花でした。 -
メキシコならではの民族衣装も彼女自身が集めた物。
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いつもつけていたコルセット。
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斬新なパーティドレス。
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このドレスを着用した写真見たことある。
小柄だけどとてもスタイルがよかったのね。 -
ショップにも駆け込み。
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素敵な物が色々あったけど、お高くてステッカーだけ購入。
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そして庭へ。
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印象的な青の建物と、街中とは思えない大きな庭園。
フリーダを思わせる薄いピンクの百合と。 -
これはメキシコのピラミッドをかたどったのかな。
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フリーダとディエゴ風写真も撮れます。
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駆け足だけど、最後の数人と18:15まで粘り
庭園のイスにも5分ほど座って感慨に浸りました。
私のような綱渡りをする人は、北バスターミナル到着から最低3時間はみた方がアワアワしませんよ笑。 -
ここコヨアカン地区はメキシコシティきっての高級住宅街。
ポランコ地区は高級マンションだったけど、こちらは一戸建てです。 -
どの家も広そうだなあ。
高い壁に囲まれセキュリティも厳しそー。 -
フリーダ・カーロの壁画発見。
30年前メキシコ来た時は全然知らなかったが、今はお土産から何からどこにいってもフリーダだらけ。
映画の影響はすごい。 -
ここにも大きなジャガランダ。
思えば3月を選んだのもこの花が咲くからだった。 -
美味しそうなパン屋発見。
そう言えばドタバタでホテルの朝食以来なんも食べてない。
日本にも持ち帰り用に数個購入。 -
フライトまでまだ時間があるので、Uberでコヨアカンの高級デパートへ。
最後に留守番してくれたパパりんになんか良い物を買わねば。
ってことでノースフェイスのアウターを購入。
つられて自分のも笑。 -
最上階のフードコートでカフェラテ休憩。
さっきのパンをひとつ食べました。
メキシコのパンは、何回か食べたけど・・・イマイチですね。 -
大きなショッピングモールで、夜21時まで営業してます。
アメリカのブランドやスーパーも入って、買い物好きにはたまらない。
円さえもう少し強ければ私も張り切ったんですが笑。 -
Uberでいったんバスターミナルへ戻り、スーツケースをピックアップ。
最も治安を心配していた北バスターミナル付近だったけど、庶民的ではあるがアブナイ感じはしなかったな。
私的にはアメリカの方がラリってる人とかいてマジ怖い。
(個人的感想です) -
Uberで空港に着いたのは21:30頃、ANAのカウンターはもう開いてます。
メキシコ人スタッフがVisit Japan の登録はしてるか、と。
は?私日本人だけど?と。
結局ワクチン証明でOKだったけど、コロナのことなんてすっかり忘れてたわ。
ラウンジで軽く何か食べようと思ったが、ポテチくらいしかなくて超ガッカリ。
改装中らしいがあのラウンジはないわ~。 -
と言いつつ、丸一日走り回ったので(感覚的に)シャワーの順番待ち。
このシャワー個室も二カ所だけで、シャンプーも安物だしイマイチだよね~。
まあ使えるだけ良しとする。
日本キャリアのビジネスラウンジは帰路だいたい残念な印象。
ハブ空港じゃないから仕方ないけど。 -
真夜中なので空港自体は空いてます。
でも成田行きは満席。
日本人は半分以下、後半分は中国人やメキシコ人。
一昔前は日本便はほぼ日本人だったけどなあ。
ま、今回も日本の国力が更に落ちてるのは実感しました。
国内にいると物価高、くらいしか気づかないかもしれないが、
バブル以降を知ってる世代には、本当に悲しい有様。
ある経済学者は発展途上国に追い抜かれつつある衰退途上国が日本だ、と。
まさにおっしゃる通りでございます。 -
はああ、やれやれ無事搭乗できました。
最終日がちょっとバタバタだったけど、全体的には問題なく。
どころか素晴らしい滞在でした。
メキシコって危なくない?ヤバくない?と言ったヤツ出てこい笑。
こんな素敵な国ないよ。
やっぱメキシコ大好き。 -
成田までは14時間半!
朝からまともな物食べてなくてお腹空いたあ。
深夜便なのでいつでも頼める軽食と、到着前の食事だって。
ヨーロッパ便のビジネスは次々に食事だった気がするが、まあいい。
豚骨ラーメンはあんま好きじゃないけど、麺類は一択だったので。
美味しいけどチャーシューすら無いの、さびしー。 -
あとヨーグルトとフルーツもらって、おやすみなさーい。
-
帰路は14時間、長ーい夜を飛んでる感じ。
2,3回目覚めたけど、結構よく寝られました。
やっぱり深夜便こそフルフラットだなあ。 -
到着前の和食食べて、洗面して気分スッキリ。 -
成田に着くと長ーい通路の先に赤いビブスとマスク姿の係員がズラリ。
席に案内されワクチン証明のチェック。
入国が多少緩んだとはいえコレだもんなあ。
ほんと日本って・・・
旅行中ライン連絡は毎日してたパパりんが、伊丹空港車で迎えに行こうか?って。
わがままで一人旅して、せっかくの土曜日に悪いわ~、って言いつつ、内心ラッキーと迎えにきて貰いました笑。
ありがとうね、パパりん!
でもまた行くかも♪ -
まとめ:
30年ぶりしかも一人旅ということで周りにも心配され、緊張して訪れたメキシコ。
結論から言うとやっぱメキシコ最高。
明るくてカラフルで音楽が溢れる街々、ゆるーくて親切な人々。
この円安でも日本と同じくらいの物価水準で、異国情緒をこれでもかと楽しめる。
移動も安くて安心なUber使えばこわいものなし。
今度はプエブラやサカテカス、サンクリやパツクアロにも行ってみたい。
そして一人旅がこんなに気楽で楽しいとは。
おばちゃんの今後の人生に役立つ旅となりました。
ビバ!メヒコ!!
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この旅行記へのコメント (1)
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- お黙り!さん 2023/09/20 08:42:30
- ビバ!メヒコ!!
- NATTYさん、初めまして。
メヒコの旅行記、夢中で全編拝見させて頂きました。とても素敵ですね。私と少し共通する点(勝手に思ってます)があり、うなずきながら、笑いながら読みました。フォローさせて頂きましたので、今後、ちょくちょくお邪魔しますのでよろしくお願い致します。マリー
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