春の日光・世界遺産めぐりとクラシカルなホテルを満喫の旅②

2023/04/02 - 2023/04/03

「春の日光・世界遺産めぐりとクラシカルなホテル満喫の旅①」の旅行記の続き。

日光参拝のあと老舗のステーキハウスで夕食やレトロモダンなホテルで温泉や朝食など非日常のホテル時間を体感。
翌日は二荒山神社に行ってきました。

日光は予想よりも見どころが多く、観光箇所も多いので大満喫の旅となりました。

エリア 日光(栃木)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

日光参拝のあとは日光街道に戻り夕食へ。
事前に行きたいお店をチェックしていた「Restaurant Nikko えんや」に向かいました。

創業３０年を迎える地元で人気の老舗ステーキハウスです。

ステーキはもちろん、串焼きや一品料理も豊富なお店なので、観光で疲れた体にお肉料理でスタミナ回復を狙います。

日光レストラン えんや グルメ・レストラン

店内はログハウスのような雰囲気でかわいらしい店内。

夜になると寒くなってきたのですが、お店には暖炉があり、フワッと暖かく快適でした。

まずはお疲れ様の一杯。

メニューを開くと実にバラエティ豊かな品揃え。

サラダや漬物の盛り合わせなど軽い物から串焼きやミックスグリルなどがっつり系まで気になるものをどんどんオーダーしていきました。

どれもおいしい。
疲れた体に沁み渡ります。

老舗のステーキ店なので、お肉がおいしい。
レバーなど全くクセがなく、なめらかな食感で食べやすい。
夫は普段レバーが苦手なのですが、こちらのレバー串焼きは美味しい！と言っていました。

ミックスグリルもボリュームがあって選んで正解の一品でした。

ハンバーク、グリルチキン、一口ステーキの組み合わせ。

お店の雰囲気は肩肘張らない寛ぎやすい雰囲気で、料理も全体的にリーズナブルに感じたので、長年地元のかたに支持されているのがわかります。

今回はディナータイムのオープン時間に行ったのですぐに待たずに入れたのですが、ふと気が付くとお店の前に列ができていたので、早めに行くか予約が必要かもしれません。

食後、思わぬ展開が待っていました！！

ホテルに帰るためタクシー会社に連絡したところ、日光方面の車が全て出ているとのこと。
お店のかたにお願いして他のタクシー会社に確認をとってもらったのですが、そこもタクシーが無い。

仕方なく、ホテルまで歩きました。
日光の夜は事前にタクシーを予約しておいた方が安全です。

日光駅を通過して、暗い杉の木の林を通ります。

昼間明るいところで通った長閑な景色は、夜になるとガラッと雰囲気が変わりました。

心細く、風の冷たい夜道の中、別邸向日葵の明かりが見えた時はホッと一安心。ようやく寛げます。

別邸向日葵 宿・ホテル

ホテルに到着後、チェックインの手続きをして客室へ。
今回は半露天風呂がお部屋に着いた「杉苔」に宿泊。

お部屋もレトロモダンでおしゃれです。

お部屋の露天風呂。

客室と露天風呂の間には大きな窓。カーテンで仕切ることもできます。

杉苔のお部屋はベットのスペースと畳スペースがあり、和と洋の装飾をおしゃれにまとめた和モダンなお部屋でした。

なお、室内の備品もいろいろ揃っています。

館内をまわれるように部屋着、羽織物、スリッパの他に外履き用のスリッポン。

お水は2リットルのペットボトル。
エスプレッソマシーンもあります。
コーヒーと抹茶のフレーバーが用意されていました。

アメニティは３種類のなかから一人１種類選択できました。

今回ロクシタンを選択。

洗面道具は歯ブラシ、髭剃り，ボディタオルなど。
ドライヤー、箱ティッシュもあり。

貸し切り風呂の温泉に行くときは客室のタオルを持って行きます。

なお、室内の露天風呂は沸かし湯で、本館の貸し切り風呂が温泉だったので、この日は貸し切り風呂を使うことにしました。

貸し切り風呂は温泉利用となるので一人150円の入湯税が発生します。
これはチェックアウトのときに清算となります。

部屋の備品には貸し切り風呂に行くときの荷物入れに、籐で編んだ籠も用意されていました。至れり尽くせりです。

貸し切り風呂は「家族風呂」と聞いていたので小さな湯舟を想像していたのですが、ちゃんと温泉らしく予想より湯舟や洗い場は広め。

のぼせたときにちょっと休憩できそうな畳の台もありました。

貸し切り風呂。湯舟と畳の休憩台。

翌朝。

宿泊で利用した「杉苔」の客室。
外観はこのように独立した離れになっています。

客室の中にある半露天風呂。

湯舟は本当に快適。
朝、野鳥の鳴き声を聞きながらのんびりお湯につかっている時間は最高でした。

ただ、洗い場のシャワーの水圧が弱いのが残念。

AM8:00に朝食会場へ。

実はチェックインのときに朝食時間を何時スタートにするか、事前にスタッフのかたから確認されていました。

朝食はビュッフェでなく、朝食セットのため、希望の時間にセッティングされる仕組みだったからです。

今回の宿泊では同じ時間でスタートするかたは他にいなかったので、朝食会場は貸し切り状態でした。

朝食会場もいろいろおしゃれ。

ホテルの世界観を大事にされているので、ホテルの敷地内は本当に日常を忘れてしまう雰囲気。

リンゴジュースとミネストローネ。

ミネストローネはとっても丁寧に調理されているのが感じられる優しい味わい。でもしっかり野菜の旨味は感じます。

箱膳スタイルの朝食。

どれも丁寧でおいしい。
パンは焼きたて。

お代わりしたパンも、その都度焼いているようでホカホカで表面パリっと中はふんわりの思わず笑みがこぼれる食感。

ただ、夫は食いしん坊なので、
「どれもすごくおいしい。でもおかずはもっと量をたべたかった」
とつぶやいていました。
おいしい故にたくさん食べたくなったのでしょうね。

食後はホテルの周辺を散歩。

近くには広めの河原があり、川の水がやはりきれい。

また、川沿いの土手にあった桜並木が満開でした。

チェックアウトの時間はあっという間で、名残惜しいですがそろそろホテルを出る時間になりました。

チェックアウト後は駅まで送迎の車が用意されました。

クラシックカーのようなかわいい車。

本当に最後までレトロモダンな美しい時間を提供して頂きました。

別邸向日葵さんありがとうございます。

また旅行費用を貯めて再訪したいです！

日光駅に着いてからはコインロッカーに荷物を預けて二荒山神社へ向かいました。

日光二荒山神社 寺・神社・教会

縁結びの神様の他にもたくさんの神様がいるのであちこちにいろんな仕掛けがあるスポットでした。

こちらはお菓子の神様。
大黒田道間守（だいこくたじまもり）。

お菓子好きなのでこちらの神様は素通りできません。

開運の金色ネズミ。
表情がかわいらしい。

境内の奥へ進んでいくと運試しができる輪投げがあったり、恋愛祈願関係の仕掛けがありました。

その中で気になったのはこちらの泉。
二荒霊泉（ふたられいせん）。

こちらの泉には２つの霊泉が流れていて、1つは眼病に効果があるとか。
もう１つはお酒の味が良くなり、また若返り効果があるそうです。

ちょうどこの日は花粉アレルギーで、もう目が弱っていたので、すがる思いで霊泉にお参り。

湧き出るお水をそっと目に数滴つけてみました。

アレルギーで荒れた眼が治りますように。。。。

境内の中をぐるっと回れる回廊があるので登ってみることにしました。

道中に人生の教訓のような一言が書かれた札が点在するので、つい読んでしましました。

回廊をぐるりとまわったところで、そろそろ参拝も終盤に。

最後に樹齢800年の高千穂神社の御神木を接ぎ木した杉の木を眺めて二荒山神社をあとにしました。

バスで二荒山神社から日光街道へ。

お土産におこわを湯葉で巻いた、湯葉むすびを購入。

東武鉄道で東京に戻ります。
【特急列車】
　けごん38号
東武日光駅　15：43発　→　浅草駅　17：35着。

日光と言えば東照宮ばかり気にしてしまいますが、他にもいっぱい見どころがあることが今回の旅で実感しました。

日光エリアは実際に歩いてみると予想よりもずっと広くて、短い滞在では観光しきれないほど魅力がたくさん。

これは再訪計画をきちんと企画しなくては・・と決意した帰り道でした。