三重と伊豆、3世代旅④東府やResorts & Spa

2022/03/29 - 2022/04/02

ばあばと息子を連れて2度目の伊勢に行ってきました。
後半は鎌倉殿の13人で盛り上がる伊豆に宿泊。
3世代が楽しめる旅になったらいいな。

宿泊先
伊勢　鳥羽国際ホテル3泊
伊豆　東府やSpa&Resorts2泊

＊4日目は三重から静岡に移動して温泉つきのお部屋でゆっくりします。

エリア 伊豆市(静岡)

• 旅行の満足度: 5.0
• ホテル: 5.0

4日目の朝。
いよいよこの景色も見納めで寂しい。また来れるように仕事がんばらなきゃ。

ゆっくり起きて皆で朝食。
旅の最中はいつもよりゆっくり過ごすようにしています。
体調を崩したら楽しめないもんね。

相変わらず見映えがイマイチな盛り付け。
はまったもずく、手こね寿司、平皿の上のキャベツとお豆のお料理が美味しくておかわり。

こちらの朝食ではお野菜をよく食べました。

ばあばのお皿は私より大盛り。
70代半ばで体も小さいのに、快適なホテルだと食欲がわくみたい。
よかった。

手前のカップはビスクスープですね。
こちらのレストランの自慢の一品で、今でも恋しくなります。

予約の際にアレルギー食品を伝えると後日お電話をくださって、細かく尋ねてくれました。
レストランの入り口でも話しは伝わっていて、アレルギー表を頂けました。

変わらない景色をいつまでも眺めていたいけど、そろそろ移動しよう。

お世話になったホテルをチェックアウトして、次の目的地伊豆に向かいます。

関東から車で鳥羽に向かうと片道6-7時間かかります。
行きは楽しみなので一気に運転できますが、帰りは疲れやすいので途中で休憩。
これまでは箱根や沼津でしたが、今回は鎌倉殿の13人で注目の伊豆に泊まることにしました。

途中のSAで休憩。どこだっけ。

遅い朝食だったのでお腹が空いておらず、ランチは軽くパン。
最近SAに美味しいパンのお店が増えましたよね。
岡崎では行列まで出来ていたっけ。

高速道路を安全運転で走り、沼津インターで降りて一路今日のお宿へ。
吉奈温泉にある東府やResorts & Spaさんにチェックインしました。

伊豆はどこもそうだと思いますが、高速を降りてから街中を走るので意外と時間がかかります。東府やさんは自然豊かな場所にポツンと建てられたリゾート施設で、周囲に観光場所のような所はなかったように思います。
すぐそばにコンビニもないので、必要な物はゲットしてから向かうといいと思います。

細い道を入ると手前に一般客用の駐車場と東府や工房カフェテラスがあり、そのまま進むと駐車場と宿泊者用の玄関が現れます。
東府やさんは広い敷地内にカフェや遊歩道があり、一般の方も利用しています。宿泊ゲストは玄関棟でチェックインしましょう。

静かなロビーで座ってチェックインします。
朝食、夕食の時間を決めて、貸し切り風呂の予約もしました。
借り切り風呂は無料で利用できます。ありがたや。

今回宿泊するのは少し離れた離れなので、荷物は車で運んでくれました。
館内を歩きながら離れに向かいます。

ロビー脇に浴衣の貸し出し。気に入った浴衣を選べます。
このほかにお部屋にも普通の浴衣と作務衣、浴衣の上から羽織れる上着を用意してくれていました。

こちらのお宿も宿泊予約の際に連絡をくださり、子供の身長と草履のサイズを尋ねてくれました。

本館を通っていったん外に出ます。
ちょうど桜の季節であちこちピンク色。

少し歩くと向こうに宿泊棟が見えてきました。

ここから先は宿泊者だけ入れます。
私たちが泊まったのは一番手前にある温泉露天付きヴィラスイート。
8棟あるメゾネット洋室のヴィラが人気ですが、私たちは2棟ある和洋室のヴィラにしました。

3世代で宿泊すると寝る時の間取りを気にしませんか？
ばあばは一人で寝たい派なので、部屋数が一つでは気を使って眠れないようで、かといっていくつも寝室があるお部屋はなかなか手がでません。

いい具合いなお部屋を探してやっと見つけたのがこちらでした。

とても趣のある玄関。
彫りの重厚なドアが素敵でした。

おじゃまします。
宿泊者用に草履の用意とふかふかスリッパ。

お花がいけてあり

傘や靴べらの用意も。

入って右手がお手洗い。
広くてお香の香りがする綺麗なお手洗いでした。
バリアフリー対応で広々。

寝室とお手洗いが廊下を挟んで離れているので、複数人で泊まっても
気兼ねせずに良かったです。

玄関を入って左手に寝室、和室、リビングが一直線に繋がっています。
まずは玄関左手の寝室。

寝室のベッドから向こうを見ると和室、リビングと繋がっています。
寝室と和室の間を閉められるので、夜は和室に布団を1組敷いてもらい
ばあばはプライベート空間で休めました。

和室には大きなテーブルが鎮座しています。
HPで見た時より実際の方が広く感じました。

ネスプレッソマシンとグラス、カップ

その下がミニバー。
中のものは無料です。

でも、楽しみにしていたスパークリングワインはありませんでした。
がーん。
温泉に入ってスパークリングワインを開けたかった。

お水などもあり

テーブルの上にはお茶セット。
ちゃんとした陶器で用意してくれているのが嬉しい。
お重の中は

お茶うけ。
最中とクッキー、有平糖とたくさんありました。

こちらはリビング。
大きなソファーとテレビ、暖炉。

テレビの脇にCDが用意されていました。
いいですね～。ずっとこもってゆっくり過ごせます。

リビングの先には大きなバルコニーがあり、
もはやガゼボ状態です。

大人2人がゆったり座れる広さのソファとテーブルを置いてもまだ余裕があります。
向こう側がミニガーデン、その向こうは川に面しています。

右手には露天風呂。とはいえ屋根がついているので雨でも気にせず入れます。

お風呂カバー、重い檜だと大変ですがこちらは軽くて助かりました。
お湯から出て休憩できるベンチもついていて最高です。

特筆すべきは床が床暖房だったこと。
まだ朝晩は冷える時期だったのでとても快適でした。

バルコニーとお風呂の間はドアを閉めることも出来ます。

こちら、玄関を入ってまっすぐ行くと脱衣所とシャワーブース。
シャワーブースの先がお風呂に続いています。

ダブルシンク

タオル、ハミガキ粉、コップなど十分用意されていました。

アクセサリー置きもあって、過度すぎず、けれど必要な物がしっかりという印象。
松山油脂のスキンケアセットが置いてありました。
松山油脂、使い心地よかったです。

お部屋ツアーが一段落したところでばあばと息子はリビングでゆっくりタイム。
私はお目当ての場所に向かいます。

それがこちら。大正建築の建物、大正館芳泉です。
1階が宿泊者用ラウンジになっていて、2階は金本楼という食事処です。
宴席などで利用可能ですって。素敵！

入り口をはいるとスタッフの方が出迎えてくれるので
鍵を見せて入ります。

入って左手がアールデコというお部屋。
その先にある階段を降りると

これまた素敵な空間。
入り口を入って右手にはミルクホールというお部屋もあるのですが、
気に入ってしまったのでこちらで休憩させてもらいましょう。

入り口正面に飲みものとおつまみが並んでいます。
こちらはセルフで注ぐワインとビール

左手にはお茶セット

和のお茶だけでなく紅茶もありました。

ジュースも揃っていて。

私はおつまみとビールをいただきます。
しばらくゆっくり過ごしてから

お散歩してみました。
橋を渡って右手にあるのは「Bakery & Table 東府や」。
人気の足湯ベーカリーカフェです。

どれを見ても美味しそう。
宿泊中はお腹がいっぱいでこちらのカフェには寄りませんでしたが
人気のカフェらしく、足湯スペースは開店と同時に満席になるみたいです。
川沿いで桜を見ながら足湯って天国か。

奥にもテーブルがあります。

足湯カフェの反対側、橋を渡って左手には広場があり、休憩スペースもあるのでカフェのパンを買ってこちらで過ごすのも気持ち良さそう。

お散歩を終えてお部屋に戻ると日も暮れたので

温泉にどぼん。極楽。

お風呂あがりにミニバーのビールをぷしゅ。
日本人のDNAにこれ以上うったえる過ごし方があるのでしょうか。幸せ。

ほどなく夕食の時間になったので

夜道を歩いて食事処に向かいます。
あちこちライトアップされていて趣がありますね。

夕飯はこちら、水音でお世話になりました。

テーブル席に案内をしてくれて

ずらりの献立。

和の食事が綺麗でおいしくて

湯葉やお刺身は新鮮で

お椀ものは上品な味付け。
山の幸のお椀ですね。

鍋にアブラボウズが！
深海魚が夕餉に並ぶとは、さすが沼津に近いですね。

もうお腹いっぱい、だいぶ苦しいです。

でも食べちゃう。

ほっとする味のお椀でした。

量がとても多くて食べきれなかったので
ご飯はおにぎりにして持たせてくれました。

食後にロビーを拝見。
だれもいませんでした。

ひっそり、シーン。
いつ通ってもあまり人を見かけなかったので、皆さんお部屋で過ごしているのかな。
ドアを開け放つと気持ちの良いお庭に面していて椅子も並んでいました。

こじんまりとしたショップ。
地元の趣味の良い品が並んでいました。
手前にはアイスケース。

お風呂上がりのアイスクリームなんていいですね。
私達はとにかく夕飯でお腹いっぱいで入らなかったけど、かわいいパッケージのアイスクリームでした。

温泉に入って美味しい夕飯をいただいて、満足して眠りについた夜でした。
東府やさんが気に入ってしまったので、翌日も敷地内にこもります。

つづく。