地道に貯めたマイルでバンクーバー、動物多めでよろしく♪（前編）

2023/03/13 - 2023/03/21

貯まったマイルでANAビジネスのバンクーバー往復を確保。ビジネスクラスに乗れるなら、と参加表明した今回の連れは次男。
カナダに行くならケベックシティやモントリオールに行きたい！けれど、次男は城にも歴史にもグルメにも興味は無い。母子2人きりでバンクーバーだけじゃ間が持たないので、動物好きの次男におもねって、犬ぞりオプションをつけたホワイトホースへの3泊4日ツアーも組み込みました。バンクーバーではとにかくラッコを愛でましょう。日本人が多い街だから、食事も（次男の）口に合うでしょう。
バンクーバー在住の友人との再会も楽しみ。
いや、何より、コロナ以来初めての海外。物価は高いだろうけど、海外旅行、楽しみ～

◆前編↓↓
3月13日　夕方成田発。同日昼にバンクーバー着。ブルーホライゾンホテルに宿泊。(2泊) 水族館でラッコを愛でる。
3月14日　ダウンタウンを観光。夕食はバンクーバー在住の友人と共に。
3月15日　ホテルをチェックアウトし、大きなスーツケースは預かってもらう。昼過ぎの飛行機でホワイトホースへ。(イン・オン・ザ・レイクに3泊)
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3月18日　午後バンクーバーに戻る。再びブルーホライゾンホテルにチェックイン。(2泊) 日本食にトライ。
3月19日　路線バスを駆使してノースバンクーバーの吊橋巡り。ラーメンにトライ。
3月20日　朝チェックアウトし、空港ラウンジで寛いだ後、昼便で帰国。
3月21日　午後成田到着。

エリア バンクーバー(カナダ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

久方ぶりの海外。ネット環境整備にはeSIM。前回どうしたっけ…と自分の旅行記を読み返したのでした。
今回はMayaで5GBにしました。セットアップ時にちょっとした問題があったのですが、メールで問い合わせると即レス。懸念事項が直ぐに解決しました。Maya Mobile、合格！
連れはテザリングのつもりでしたが、結構重たくて、ほぼ私1人で使用。5GBの半分以上余りました。

ホテルはいつも立地重視でリーゾナブルなところを選びます。今回は次男が一緒なので、やや広めの部屋プランにしたので、少し予算オーバー。ロブソン通り沿い、近所にお店が充実していて、まずまずのグッドチョイスでした。

チップで使うと思い、C$100.00の現金を用意。結局ほとんど現金は使用せず。帰りの飛行場までのタクシーで使ってきました。
カナダドル、透明な部分があって、綺麗なお札ですね。
あと、旦那が前にバンクーバーで使ったコンパスカード(Suicaのようなプリペイド交通カード)も持参。現地でチャージして、ちゃんと使えました。

次男が持病の薬を服用しているので、入管で聞かれた時のために英文の薬の説明書を準備。くすりのしおりというサイトのお世話になりました。
https://www.rad-ar.or.jp/siori/

さあ、いざゆかむ。
今回は成田発着なので、日暮里から京成スカイライナーです。座席の足元が広いし、速いし、快適だし。日暮里まで出るのが少々面倒でも、今のところこれ一択。

久方ぶりの成田空港！　混んではいませんでした。月曜の午後だしね。
チェックイン時にパスポートに紐付く必要書類(eTAなど)のチェックあり。

こんなところにチーバ君、いた。

せっかくのビジネスクラスなので、まずはANAラウンジ。記憶通りの、窓のないラウンジ。ここは混んでました。やっぱりラーメンは食べないとね。
軽食はまあまあ揃ってましたが、デザートっぽいものが見当たらず。

ユナイテッドのラウンジにもお邪魔しました。こっちは大きな窓があるし、デザート系も充実。何より搭乗口に近いのでギリギリまでここでチルしました。
そうそう、コンセントが3穴で、ここから既に北米な感じ。

今日は1番前方の扉から搭乗。庶民なので、ワクワク嬉しい。

アメニティはグローブトロッターのハードケース。眼鏡ケースにもできそう？
次男にはスリッパを必ず持ち帰るように指示。ホテルの部屋で便利ですから。

機内食、美味しく頂きました。お酒があまり飲めないので、ちょっと損した気分になる機内の飲み物。カボスジュースは美味しかったです。

2回目の食事は和食をチョイス。北米大陸が見えてきました。

バンクーバーYVR空港に到着。皆様の旅行記でお見かけした像が、目の前にどーん。空港内ではトーテムポールも幾つかありました。
入管は機械でパスポートを読み取り、サクサク…と思ったら、その後ゲートを通過するのにかなり並んで待ちました。
eSIMの正常稼働を確認後、カナダライン(無人運転の電車)の空港駅に立ち寄り、2枚目の Compass card を自動券売機で購入し、C$20ずつチャージもできた。で、電車じゃなくってタクシーでホテルに向かいます。事前に調べた通り、タクシー代はチップ込みでC$50ほど。タクシーのクレジットカード払いでもチップが設定できます。行きも帰りも、タクシーの運転手さんはインド人のお兄さんでした。

バンクーバー国際空港 (YVR) 空港

ブルーホライゾンホテルにチェックイン。高層階のお部屋にしてもらいました。十二分に広く、バルコニーからの眺めも良し。高所恐怖症ぎみの私はちょっとすくみましたが、高い所大好き次男には気に入ってもらえた様子。湾の向こうには大型タンカーが一杯浮かんでました。港湾都市なのねー。

ブルー ホライズン ホテル ホテル

時差と乗り物酔いでちょっと休憩後、旅の主目的であるラッコに会いに、水族館を目指します。

ホテルから3ブロックくらい歩いてバス停に。乗るべきバスは、番号で識別。バスの行き先が必ず番号でも表示されるのはわかりやすいですよね。

事前調査で調べた通り、運賃は乗車時に Compass cardをピっとします。前乗りね。降りる時は窓側の黄色いコードを引っ張るか、各地のバスによくある赤いボタンを押して、運転手に知らせます。降車ドアを開けるのに自分で押す(車両によってはボタンを押して扉を押す)のが日本とちょっと違うくらいかな。Compass card さえあれば楽勝です。後日、更に頼れるツールも入手。

バスを降りてスタンレーパークを歩いて水族館を目指します。自転車フレンドリーな公園。

水族館、入場料は結構します。2人でC$99.40。

バンクーバー水族館 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

イルカのようにも見える原地色が強いオブジェ。

ラッコ～～
可愛い。くるっくると動き回っているラッコ。餌やりショーも見られました。ラッコって毎日自分の体重以上の餌を食べるんですね。寒さに対応する為に毛皮が厚い事は知ってたけど、大量に食べるメタボリズムも寒さ対策なんですって。へぇー。

アザラシ～～

お昼寝アザラシ～
ぬくそう～

こっちも、お昼寝アザラシ～
この子、顔が笑ってない？

ペンギンもいた。彼らはずーっと岩の方に向き合ってた。

ちょっと寒かったから食べなかったけど、お魚型のコーンよ？

ここは水族館。のはず。だけど色んな生き物がいました。カエルやアナコンダはまだ水っぽいからわかる。

イグアナまでいた。気持ち良さげに寝てる。

サルまでいたよ。もはや水族館の範疇を超えている。

海洋ゴミの展示もあり、環境について考えさせられる。

水族館が保護に貢献したアザラシやオルカ(シャチ)。名前が付いているのね。
ショップイチオシのラッコのぬいぐるみ。
次男はペンギン柄の水筒を見つけて、即購入。旅行中さっそく使ってました。

名残りのラッコ。
4D映像(水飛沫などが飛んでくる)を観たりして、閉館時間までいました。
5時の閉館後も外はまだまだ明るい。昨日の日曜日からサマータイムだしね。

スタンレーパークを、今度は海沿いに歩いて戻ります。綺麗な街。

ワンコフレンドリーでもある。右を向くと、紐に繋がなければならないエリアだけど…

左を向くと、繋がなくていいエリア。

バンクーバーはミラーガラス主体のビルが目立ちます。えぐれているビルもある！

ロブソン通りの小籠包が美味しいとの評判の中華レストラン。ラーメン好きの次男は坦々麺を注文しようとしたところ、店員さんが全力で阻止。日によって美味しい時と美味しくない時があるからと。店員さんにそう言われるってどーゆーこと??
で、結局別のスープ麺を頼んだんだけど、お味は「・・・」。私が注文した謎の海老スープ＆麺も、ぼやけた味で食べきれず。もう一品頼んだ肉野菜炒めはお持ち帰りさせて貰いました。い、いやぁ、いかに普段、日本で食べている料理が美味しいか思い知りました。

お持ち帰りした料理を食すための割り箸を求めて、ホテル目の前の日本食材屋さん、コンビニ屋へ。「おーいお茶」等の日本ブランドのお茶も売ってました。お値段高め。(写真はHannam Supermarket。アジア食材の店がいっぱいあります。)

コンビニ屋 和食

ホテルの部屋からの眺め。キラキラ綺麗。

ブルー ホライズン ホテル ホテル

昨夜はイマイチなディナーだったので朝食で仕切り直しです。朝食専門店を目指します。そのお店もロブソン通り沿い。滞在中、何度もロブソン通りを行き来しました。
さて、あちこち工事中。このベランダ、どんな風に出来上がるんだろう。

お散歩ワンコも頻繁に行き交います。

立派な枝ぶり。

ここのお店は朝食とランチの専門店。朝6時から午後3時までの営業。充実の朝食メニューです。

コラ ブレイクファースト & ランチ その他の料理

いわゆる朝食っぽい卵やベーコンに、甘いクレープの付いた sweet & salty。美味しかったけど量が多い。遅めの朝ごはんだったから昼食は要らないね。
担当してくれたベテランのウェイトレスさんが超有能。感じ良くってテキパキしてる。私が何か頼みたがっている視線を敏感に察知して、隣のテーブルをサーブしながら、ちょこっと振り返ってウィンクしてきた！以心伝心。スマートな応対。お会計時にチップ多めに支払いました。

カモメ。場所柄なのか沢山いました。あ、カラスもいっぱいいた。スズメもいた。そこは東京と変わらん。

昨日、公園側から見たえぐれているビル。中はどうなっているんだろう。

消火栓は赤いのと青いのがありました。

日本食レストランが本当に多い。オーナーは日本人じゃないかもしれないけど。この大魚さん、看板ロゴは静岡県ですね。

何度も通ったロブソン通りのWhole Foods Marketという成城石井的なスーパーマーケット。ここで買ったチョコレートブラウニーが激うまでした。もっと買ってお土産にすればよかった。

ホールフーズ マーケット (ロブソン店) スーパー・コンビニ

ロブソン通りをもうちょっと下ると大型スーパー Safeway もあります。

これは街中の小さめのスーパーですが、見よ！棚の両側、手前から奥まで全部チップス！

ホテル近くのロブソン通り沿い。パーキングメーターが米国とそっくり。

バンクーバー美術館を見やりつつ、カナダライン、地下鉄の駅に向かいます。

市内を縦横無尽に走っているバス。正面の鼻面についている金具は自転車を搭載するためのもの。

カナダライン、Vancouver City Centre駅から一駅、Waterfront駅まで移動します。地下鉄も Compass Card があれば乗り降り簡単。改札口にピッとカードをかざします。2両編成の無人運転車です。車内も駅も綺麗ですし、行き先表示もシンプルで分かりやすい。（路線自体がシンプルですからね。）

駅から蒸気時計方向に歩きます。日本人経営のお土産屋さんもありました。

ハドソン ハウス トレーディング カンパニー 専門店

蒸気時計。

次男のリサーチによると、この先の East Hastings St. は治安が悪い所があるとのこと。ここから奥へは行かずにUターンしてきました。。

蒸気時計 モニュメント・記念碑

Statue Commemorate serve To Canada

大型タンカーがコンテナを積み下ろししています。ヘリコプターもブンブン離着陸。

カナダプレイス、こっち側～。

カナダプレイス、そっち側～。
船みたいな形してますね。

カナダプレイス 広場・公園

赤いコート着たお姉さんがカッコ良くて。真っ赤なコートに素足にサンダル。うーむ。そういう服装の季節って日本には無い？

フライオーバーカナダ。
昨日の水族館の4Dじゃないけれど、大型スクリーンにカナダ各地の美しい景色が投影されるアトラクションだとか。まぁ、時間もたっぷりあるし、観てみましょう。2人で C$77.70。
結論。観て大正解。自分が鳥か飛行機になった気分で、大自然の上を滑空する体験。ジェットコースター的なスリルもあり。20分くらいだったけど、もっと長く観たかったな。

ここからはオブジェシリーズ。まず、毛根。あ、いや、The Drop。

デジタルオルカ。

デジタルオルカは背中の方が可愛い。

友人と一緒に美味しいディナーを頂いた Cactus Club Cafeと、その手前にバンクーバーオリンピックの聖火台。

ここからは乗り物シリーズ。水上機。ヘリコプター同様に頻繁に離着陸してました。観光用かな。

飛行機とか船とか水上バスとか。色々、ワクワク。子供かっ。

面白いビルを発見。ビルを取り囲むように文字が書かれているのですが、スペースもピリオドもない英文。次男と2人でしばらく見入って、何て書いてあるのかパズルみたいに考え込みました。

友人との待ち合わせ時間まで、ちょっと時間があるので、展望台に行きましょう。写真真ん中の、丸い円盤が乗っかっているビルですね。

線路、コンテナ、タンカーからの荷積クレーン。バンクーバーならでは。

バンクーバー展望台 現代・近代建築

写真では伝わらないのですが、何が凄いって、目線のすぐ先に美しい山が迫っていること。海と山と。こんなに都会なのに、自然がすぐそこにあります。

友人とのディナー後、聖火台はライトアップされていました。

オリンピック聖火台 モニュメント・記念碑

カナダプレイスもライトアップ。

再び地下鉄一駅乗って、ホテルに戻る途中で。桜ではなかったけど、なんの花かしら。夜桜チック。

翌朝は、友人のお嬢さんに勧められた、バンクーバーで一番美味しいベーカリーで朝ごはん。ホテルのすぐそばでした。

美味しいパンとコーヒー。食べなかったけど、スイーツの品揃えが充実。私達の後から、店内はすごく混み合い出しました。開店早々に行くのがお勧めです。

一旦、ホテルをチェックアウトします。3日後、ホワイトホースから戻ったら再び同じホテルに泊まります。ホワイトホースへのツアーには、あまり多くの荷物は持ち込めないので、大きなスーツケースひとつホテルで預かってもらいました。

そしてカナダラインです。昨日は逆向きに一駅乗っただけだけど、今日は終点のバンクーバーYVR空港まで向かいます。
犬ゾリとオーロラ楽しんだら、また戻ってくるからね、バンクーバー。