2023年3月那覇　日帰り弾丸の旅（前編）

2023/03/29 - 2023/03/29

「ANAにキュン！」で見つけた片道8,610円（税込）の羽田-那覇便。
３月は旅行の予定が入っていなかったので、日帰りで那覇旅行に行くことにしました。
せっかくの機会ですので、まだ行ったことのなかった首里城を見学し、沖縄料理を堪能してきたいと思います。
まずは前編。
首里城のすぐそばに、こんな素敵な場所があったなんて。

エリア 那覇(沖縄)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: ANAグループ 私鉄 徒歩

今回の旅の出発は羽田空港。
早朝便のため、早起きして向かいます。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

羽田空港入り口に設置されていたポケモンスタンド。
何らかのグッズが買えたり、何らかのバトルができるようです。

早朝ということもあって、空港は空いてます。

そして、噂通り、大型サイネージは撤去されていました。
寂しいです。
搭乗手続きは、最後のSKIPサービスで。
SKIPサービス、便利だったのに。
サイネージ撤去といい、SKIPサービス廃止といい、色々理由は付けていますが、実際のところはコストカットですよね。
コロナ禍の影響もあり仕方ないと思いますが、やっぱり寂しいです。

ラウンジもガラガラ。
朝ですので、牛乳とエスプレッソをいただきます。

羽田空港国内線ANAラウンジ (本館南) 空港ラウンジ

那覇行き461便は、定刻通り離陸です。
機体はA321。シートモニタもピカピカです。
右舷には、期待通り富士山が姿を現してくれました。
宝永火口もはっきりと見えます。

紙コップは鬼滅の刃。
機内エンタメでも、ずっと無限列車編を見ていました。

那覇空港着。
前回来たのが2019年10月なので、約３年半振りです。

那覇空港 空港

空港内のローソンでは、ポークたまごおにぎりを売ってました。

ローソン (那覇空港店) スーパー・コンビニ・量販店

ということで、ポーたまで腹ごしらえ。
空港内の店舗はいつも激混みと聞いていましたが、ちょうど行列が短かったので、並ぶことにしました。

ポーたま 那覇空港国内線到着ロビー店 グルメ・レストラン

おそらく一番人気の、ゴーヤの天ぷら。
ゴーヤはほろ苦く、ポークは少し塩気があり、たまごはほんのり甘く、三位一体の味で美味しかったです。

腹ごしらえが済んだら、早速移動です。
今回の旅ではレンタカーも考えましたが、うかうかしているうちにレンタカーの予約がいっぱいになってしまったので、ゆいレールを活用することにしました。

那覇空港駅 駅

ということで、１日乗車券を購入。
使い倒します。

独特なお顔をお持ちのゆいレールに乗車。

モノレールに揺られることおよそ30分。
首里駅に到着です。

首里駅 駅

この辺りは、多くの家で赤瓦が使われています。
ローソンも赤瓦。

郵便局の赤瓦は郵便マーク。
街並みを見ているだけで飽きません。

龍潭。
深い緑色の池です。

龍潭 名所・史跡

首里駅から歩くこと15分。
当初は直接首里城に行こうと思っていましたが、近くに玉陵（たまうどぅん）という遺跡があることを知り、立ち寄ってみることにしました。
玉陵は、琉球王国の王家が眠るお墓です。
2000年に、首里城などとともに世界遺産に認定されています。
ゆいレールの１日乗車券があれば、団体割引と同じ入場料で入場することができます。

玉陵 名所・史跡

玉陵を見る前に、まずは展示室で玉陵や琉球王国の歴史についてお勉強です。
予備知識も何もなく訪問してしまったので、こうやって解説してくれるのは大変ありがたいです。

これは、厨子（ジーシ）と呼ばれる、いわゆる骨壺です。

玉陵の構造。
中室で遺骸を安置・洗骨したのち、王様と王妃は東室に、王子や王女は西室に、それぞれ葬られたそうです。

そういう知識を得てから見る実物は、見え方がまるで違います。
ただ迫力のある建造物、というだけでなく、悠久の歴史を感じます。
琉球なだけに。

玉陵の周りには、多くの木々が植えられています。
これはガジュマルの樹。
幹から垂れ下がった気根が地面に届き、やがてそれらが太くなって、新たな幹となるようです。

強風でなぎ倒されそうになっても踏みとどまり、成長を続ける。
生命力を感じます。

何の気なしに立ち寄った玉陵でしたが、琉球の歴史を学べ、遺跡に圧倒され、自然に癒されて、いい時間を過ごすことができました。

後半に続きます。