2023/04/09 - 2023/04/10
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y_0236さん
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ナカジマ カツという画家がいる。
大阪府出身、京都の同志社大学工学部卒という画家としては異色の経歴の持ち主。
2008年頃、彼は画家になることを生涯の使命と悟るのだけれど、この画家の生まれがが1954年。
つまり画家になることを使命と悟ったのは54歳。
経歴も画家になった年齢も、その写真のような絵もかなり刺激的。
その絵を見るために、伊豆高原の池田20世紀美術館へ。
せっかくだし、泊っちゃえと美術館からほど近い亀の井ホテル 伊豆高原に宿を取った。
池田20世紀美術館でのナカジマ カツの個展は、
2023年3月30日木曜日~6月27日火曜日まで。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
東名高速厚木IC、小田原厚木道路、国道135号を走って最初に車を停めたのが道の駅 伊東マリンタウン。
https://ito-marinetown.co.jp/道の駅 伊東マリンタウン 道の駅
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駐車場にはものすごい数の車が停まっていたけれど店内はさほど混んではおらず。
海はえぇなあ。 -
海鮮関係の店がずらりと並んでいるけれど、スルー。
コーヒーを飲んで小休憩。
伊東マリンタウンの中にカフェはなく、小さなベーカリーのコーヒーマシンにて。 -
次いで今回の旅の目的である池田20世紀美術館。
ニチレキ株式会社の創業者、池田英一が作品と土地、建物を寄付し、1975年に設立した美術館とある。(公財)池田20世紀美術館 美術館・博物館
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作品の撮影はOKだが、SNSにUPしてはならぬ、ということなので差しさわりのない画像を。
右を向いた絵がナカジマ カツ氏の自画像だ。
刺激的な作品は下記でどうぞ。
https://www.katsunakajima.com/
常設展示作品も、シャガール、ムンク、ミロ、ピカソからアンディ・ウォーホルまでずらり。
展示作品は凄いし、雰囲気も良い美術館なれど先客一人。後客二人。
ゆっくりと、お茶でもしようと思っていた館内のカフェは営業しておらず休憩所になっていた。 -
さて、亀の井ホテル 伊豆高原へチェックイン。
駐車場に車を停めて建物を眺めると頭をよぎるデジャブ。
この妙な感覚が正しかったことは後程判明する。
https://kamenoi-hotels.com/izukougen/亀の井ホテル 伊豆高原 宿・ホテル
-
イチオシ
おーっ!
いいねえ。海岸にいるようだ。
館内に入ると目の前に駿河湾。
伊豆諸島を望む高原リゾートホテルという触れ込みは伊達じゃないな。
全室オーシャンビューだし。 -
部屋は角部屋だったからか、風の音が凄い。
こりゃ、眠れないかもしれないと思ったがやがてぴたりとやんだ。
空調の関係だったのかもしれない。
部屋は60㎡あり、まずまずの広さ。 -
洗面台は二つあり過不足なし。
クレームをつけるまでもない、掃除のミスが2つあったがまあよろし。 -
この部屋着というかホテル内着がめっぽう着心地が良かった。
-
トイレは普通。
そうそう、右利きの知人が右肩を脱臼してトイレで難渋したという話を思い出した。
右手を固定してたので左手でウォシュレットのボタンが押せなかったらしい。 -
部屋露天風呂。
熱ければ水を足せ、ぬるければフロントに連絡を。
といった案内があった。フロントで温度変更ができるんだ。凄いな。 -
部屋から大島を望む。
東京湾や湘南の海は馴染みがあるが伊豆の海はまた違うな。
それにしても眼下の森からうるさいくらいの鶯の声。
熾烈な縄張り争いが行われているに違いない。 -
何はともあれ、温泉、温泉。
貸切風呂もありました。(介護機能付き家族風呂) -
大浴場は男女入れ替え制。
サウナがあるのはありがたいな。
サウナは片方はミスト、もう片方はドライサウナ。 -
内湯と露天。
ビジネスホテルじゃないので、タオルは部屋から持ってけ、なんてことはない。 -
のんびり湯に浸かっていたら、何かが木を揺らした。
ちらりと見えたのはリスだったのか、サルだったのかわからず。 -
ところで、デジャブ。
2021年4月1日に、「かんぽの宿 伊豆高原」は名称を「JPリゾート 伊豆高原」に変更してリニューアルオープン。
ネットで調べるとJPリゾート 伊豆高原は結構大々的にリニューアルオープンセレモニーを行っている。
で、2022年7月に亀の井ホテルにリブランド。
ほぼ居ぬきでホテルの経営母体だけが変わっている。
何があった?
コロナの影響ですかね。
そう、かんぽの宿 伊豆高原にはその昔に泊ったことがあった。 -
プレミアムラウンジ (13:00~21:00)
が、プレミアムルームとスイートに泊まったゲストに用意されている。
意外とちゃんとした酒が用意されていた。
ウィスキー、日本酒、焼酎、赤白ワイン、ジンまである。
ビールは無し。
アルコールの他はコーヒー、紅茶、ハーブティー等 -
はい、しこたまいただきました。
-
まあ、でもねえ21時過ぎたらアルコールはどこかのプロレスラー状態。
ここまでしなくても、と思はなくもないが悪い前例があるんだろうねえ。
この場所、誰でも入ってくることができるし。
因みに部屋の冷蔵庫は空でした。
コンビニは車で2分のところとにあるらしいがこのホテル、いったん中に入ると出るのが億劫になるので、必要なものは事前購入がベター。 -
夕食はダイニング匠海というレストランで。
17時30分と19時30分スタートの二部制となっており、遅い時間を予約しておいた。
ところで、このダイニング匠海、いや亀の井ホテルさん.
ドリンクメニューの値付けが結構お高い。ワインなんて都心の高級フレンチかと思ったし、日本酒も良いものを置いている。
スタンダードルーム泊にして宿泊費を安く上げようとしても、ここでワイン1本頼んだら、タダ酒が飲めるプレミアムルーム泊より高くなっちゃうんじゃないかな。
だから鎖なのかもしれないな。 -
別に何か飲み物を頼め、と圧があったわけじゃないけれどただ酒ばかりじゃ申し訳ないのでフリードリンクコーナーには無いビールを。
銘柄はわからなかったが美味しいビールだった。 -
【春夏旅セール】【人気NO.1】地元産旬の食材を活かしたプレミアムディナープラン(夕朝食付)
1100円プラスでカニ食べ放題。カニは中国人観光客向けですかね。
この時期、しかも伊豆でズワイガニというのもねえ。
タカアシガニなら手拍子で乗るところだけれど。
食べ放題というものに手を出さなくなってから久しい。
前菜6種盛
鯛の子豆腐
帆立貝のふんわりムース
鶏二色巻き
グリンピース団子
蛍烏賊の黄身酢掛け
笹湯葉おこわ
帆立貝や蛍烏賊が地元産旬の食材とは思えないが、どれもおいしかった。 -
お造り 地魚四種盛
鰺
鱒
金目鯛
尾長鯛
中伊豆産山葵と河津産満月の塩
鮫皮で山葵をおろして頂く。
河津って塩も作ってるんですかね。 -
なんじゃこれ?
-
煮物 春の蕪蒸し
でした。
今日イチはこれ。
生麩、久しぶりだ。桜の花のイメージだろうねえ。
下に敷かれた桜の葉が香る。
桜と蕪と菜の花の競演。 -
強肴 牛のサーロインステーキ伊豆味噌チーズソース
産地は記載されていなかったけれど、美味しいステーキでした。 -
炊き込みご飯
しめ椀 しらす真丈
香の物
この炊き込みご飯と椀がまた素晴らしかった。 -
夕飯は全く期待していなかったので正直ちょっと驚いた。
“ご夕食は和食調理人の技と心、何より旬を味わう特別な和食料理をお楽しみください。”
とあったが、美味しくいただきました。
水菓子 亀の井饅頭 シャーベット
シャーベットはどってことなかったが、亀の井饅頭も饅頭生地がサブレみたいで面白い。 -
イチオシ
食後は水盤テラスで星を眺める。
-
良い雰囲気だが、部屋の居心地が良いのか人の姿なし。
-
こちらのホテル、ドーミーイン(夜食に夜泣き蕎麦を提供するビジネスホテル)のように、担々麺の提供を行っている。
地獄めぐり、なんて仰々しい名前がついているからてっきり味を選べるものと思っていたが、地獄めぐりをするのは作り手だった。 -
この日は紫芋を使った紫地獄。せめて赤地獄にしてもらいたかった。
まあ、これは要らんかったな。
飲みすぎ、食べ過ぎのおかげで寝苦しい夜を迎えることになることをこの時はまだ知らない。
夜食にチャレンジする場合は、夕食の時間は早めにしたほうがよろしかろうと。 -
夜食が終われば部屋の風呂で月見酒。
たまらんな。 -
伊豆高原に朝が来た。
この水盤テラス、洒落てるが夏は日差しがきつくて使い物にならないんじゃないかな。 -
さて、朝食。
-
朝食は、まあそれなりに。
初回はビニール手袋をはめてトングを使ったが、二度目はすっかり忘れた。
ほんとのど元過ぎればである。 -
昨晩の担々麺の影響がまだ残っているが、鯛めしが美味しいと聞いては食べないわけにはいかぬ。
こちらの鯛めし、一般的な鯛そぼろのそれではなく、鯛の刺身が隠されたとろろをご飯に乗せて食べるという趣向。
これはたしかに旨かった。 -
朝食を終えたばかりだが、ランチの話である。
河津に大川屋というめっぽう評判の良い鰻屋があり、この日は河津まで車を走らせる予定であった。 -
関東には珍しく鰻を蒸さずに関西風に焼くという珍しい店だ。
行ってみたかったが、賛同が得られず諦めることに。
すべて紫地獄のせいである。
レイトチェックアウトを目いっぱい使ってもお腹が減ることは無かった。
やれやれ、今日の予定が白紙だ。
ところで、リゾートホテルや旅館にありがちだけれど到着時は、ウェルカムドリンクやら館内の説明やら、物凄く持ち上げるにもかかわらずチェックアウト時は塩対応。
どうにかならんもんですかね? -
イチオシ
まあ、でも読書感ならぬ、宿泊感は悪くなかったですよ。
日曜宿泊ということで客が少なく天気も言うことがなかった、という点が大きいんだけれど。
何時だったか、伊豆の宿でその筋の方ご一行と同宿し傍若無人ながきんちょにホトホト閉口したなんてこともありましたっけ。
その時に比べりゃ天国。 -
伊豆高原駅
亀の井ホテル伊豆高原はこの駅まで送迎あり。
河津の鰻をあきらめたので、城ヶ崎海岸、小田原城経由で横浜へ帰ることに。伊豆高原駅 駅
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このあたり、桜並木で有名ですがさすがに桜は散った後。
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門脇埼灯台
展望台?は閉鎖されていた。門脇埼灯台 名所・史跡
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なかなかスリリングな吊り橋。
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落ちたらひとたまりもないな。
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海燕が頭の上で飛び交っていた。
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写真ではお伝え出来ないが、結構な強風で橋が揺れスリル満点。
では、小田原城へ向かいましょう。 -
報徳二宮神社
https://www.ninomiya.or.jp/
二宮尊徳翁を祭神とする神社。
小田原城に寄り添うように建っている。
二宮尊徳翁といえば二宮金次郎。
二宮金次郎が小田原出身だとは知らなかった。報徳二宮神社 (小田原市) 寺・神社・教会
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最近、神社内にカフェがあるのをよく見かけるがこちらにも。
神社は緑に囲まれているので立地として最適なんだろうねえ。 -
イチオシ
二宮尊徳翁の教えを慕う6カ国(伊豆、三河、遠江、駿河、甲斐、相模)の報徳社の総意により、翁を御祭神として、生誕地である小田原の、小田原城二の丸小峰曲輪の一角に神社が創建されました。
とHPにある。
公益社団法人大日本報徳社は、二宮尊徳の報徳思想を信条とする日本の公益社団法人、だそうな。
まったく持って知らなんだ。 -
小田原城にはかつて動物園があり象が居た。
そして裏手は遊園地になっており、豆汽車が走っている。
子供の頃、象を見てこの汽車に乗った記憶がある。
もっともこのあたりに住んだことはなく、本当のことなのか虚偽記憶なのかは謎だ。 -
小田原城
北条氏が100年にわたり関東を治め、秀吉が一夜城を造り北条を滅亡させた。
100年を一晩で潰した、とも言えるな。
https://odawaracastle.com/小田原城 名所・史跡
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そういえば数年前、大阪城に入場する際は体温を測るだけではなく住所も書かされたんだよなあ。
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現在の天守閣が復興されたのは昭和35年のことらしい。
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天守閣からは駿河湾が見えた。
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ところで、象。
名はウメ子。
小田原城に居た象は昭和25年に小田原動物園に来園し、平成21年9月17日に老衰のため死亡したらしい。
伊豆は一時ダイビングをするためによく通った。
とすると、何かの折に小田原城に立ち寄って象を見たとしても不思議じゃないが、いい大人が豆汽車には乗らないよな。 -
遅めのランチは回転寿司 北條 ミナカ小田原店で。
小田原だから回転寿司は一味違う!なんてことはなくやや消化不良。
ワカメの唐揚なんてメニューがあったので試してみた。回転寿司 北條 ミナカ小田原店 グルメ・レストラン
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西湘フードスタジアムという不思議な施設があったので覗いてみる。
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このところ美味しいアジフライの店を探しており、先ほどの回転寿司店でも頼んだが期待外れだった。
鰺の唐揚という暖簾を期待せずに潜る。 -
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鰺の唐揚と味噌汁のセットで400円くらいじゃなかったか。
フレーバーが複数あり、カレー味を選択したのだけれど、これ、めっぽう美味しかった。
小田原じゃアジは唐揚だな。頭からバリバリと。 -
お土産に駅弁を買っていこうと意見が一致し、小田原駅へ。
並んでいる駅弁の何割かは横浜や鎌倉で見慣れた大船軒のものでちょっと拍子抜け。
そりゃそうだな、小田原は神奈川県だ。
静岡の駅弁が並んでいてもよさそうだけれど。
それにしても小田原駅、いつの間にこんなにきれいになったんですかね?小田原駅 駅
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ということで、夕飯は自宅で駅弁。
天気にも恵まれた良い旅でした。
久しぶりのホテルに宿泊も楽しめたし。
GWが始まった。
ニュースによると都内や横浜のホテル料金が高騰しているそうな。
いずこも同じかと思いますが、横浜はものすごい人出。
外国人旅行者も多い。
東京・横浜においでになられるトラベラーさん、人疲れしませんように。
良い旅を!
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