2023/04/07 - 2023/04/08
446位(同エリア2402件中)
ゆうさん
この旅行記のスケジュール
2023/04/07
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vabali
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この旅行記スケジュールを元に
イースターの4日間は学校が閉まっていて練習ができないので、友達と一緒にベルリン旅行へ行きました。
何回もベルリンには行っていますが、きちんと観光をしたのは今回が初めてです。戦争の爪痕が残る市内、古代オリエントの遺跡を体験できるペルガモン博物館、ドイツのB級グルメ"カリーヴルスト"、そして世界でもトップのクオリティと言われる混浴サウナなどを訪れました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ベルリンに着いてまず始めに向かったのは博物館島。ここはシュプレー川の中洲にある島で5つの博物館が集まる世界遺産です。
博物館島 博物館・美術館・ギャラリー
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その中でも今回訪れたのは、ドイツに来てからずっと行ってみたかったペルガモン博物館!
ここは中東の遺跡を中心に展示してある博物館で、迫力満点の展示品に感動しました。名前の由来となったペルガモンの大祭壇は修復中で見られませんでしたが、それでも満足できる充実した展示です。ペルガモン博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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日本語のオーディオガイドを借りて見学スタート♪博物館の遺跡というとエジプト、ローマ、ギリシャがほとんどなので中東の展示にワクワクします。
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猛禽類の巨大記念像
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天候神ハダドの巨大像
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全体的な雰囲気としてはエジプトに似ているなという印象。
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サムアルのエサルハ・ドンの勝者の石柱
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ヤズルカヤの岩石のレリーフ
現地の遺跡に行った気分になれるように移籍そのものを再現しているので、ベルリンにいるのに海外旅行している気持ちです。 -
サムアルの城門
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印章
これでどうやってはんこを押すの?って最初は思いましたが、コロコロ転がして壺や壁にこの模様を模写するそうです。 -
粘土釘モザイクのファサード
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ハブバ・カビラの部屋
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カラ・インダシュのイナンナ神殿のファサード
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イシュタル門のレリーフ
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紀元前6世紀のバビロンの模型
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ここを見て「エターナルズ」で見たやつだ!って思い出しました。
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ハンムラビ法典の石柱
ルーブル美術館で見逃してしまったので、レプリカですがここで見れてラッキー! -
近づくとしっかり文字が刻まれているのが分かります。
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バビロンの行列道路
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イシュタル門と同じ青い釉薬瓦で出来た壁で、ライオンが描かれています。真ん中にベンチがあるので座ってじっくり見れました。
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バビロンのイシュタル門
これが見たくてペルガモン博物館に来ました。写真では伝わらないですが、圧巻の迫力です。 -
この門はバビロニアの古都バビロンの中央北入口の門を飾っていた装飾を博物館内で再構築したものです。
バビロンのあった現在のイラク周辺は残念ながら戦争地域という印象しかありませんが、紀元前にはこのような素晴らしい建築があったのはほんとに驚きです。 -
ミレトスの市場の門
イシュタール門の後ろにはこれまた豪華なミレトスの市場の復元があります。これが市場とは… 神殿と言われても納得の建物です。 -
ローマで色んな遺跡を見て回ったのを思い出します。
ちなみにミレトスはエーゲ海をはさんだギリシア本土の対岸にあった都市です。 -
ミレトスのモザイク床
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ハドリアヌスの巨大頭部像
世界史で絶対覚えなければいけない五賢帝!ネルウァ、トラヤヌス、ハドリアヌス、アントニヌス・ピウス、マルクス・アウレリウス・アントニヌス。今でもちゃんと覚えているので世界史の先生に感謝。 -
トラヤヌスの巨大頭部像
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ミレトスの模型
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十字架が彫られたアウグストゥスの銘板
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2階に上がるとイスラム関係の展示です。馴染みの薄いイスラム文化について詳しく触れられます。
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サーマッラー宮殿の漆喰浮き彫り
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鳥の形の道具
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カーシャーンの礼拝用
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コンヤのミフラーブ
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木製のコーランの置き場
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球体の香炉
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ポロ騎手のビン
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鍾乳石飾りの壁がん
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グラナダの木製ドーム
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タイルの壁
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ヴィルヘルム・フォン・ボーデとベルリン・カーペット・コレクション
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16世紀頃のムガール時代のカーペット
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アレッポの部屋
貴重な展示なのでガラス越しに見学です。鮮やかな赤色を基調とした豪華な装飾です。 -
この部屋では修復作業をしてました。
ペルガモン博物館は今まで行ってきた博物館の中でもトップクラスの満足度でした。出土した遺跡をベルリンに持ち帰って展示してしまうとは…
こうして海外の色んなものに触れると改めて世界史を勉強したくなります。 -
ペルガモン博物館を満喫したのですぐ近くにあるベルリン大聖堂に向かいます。
ベルリン大聖堂 寺院・教会
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色んな教会を訪れましたが、ベルリンも他に負けない素晴らしい教会です。主祭壇はとっても豪華できらびやかな装飾で、ずっと眺めていたくなります。
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ドームの内側は八福を表す8つのモザイク画とステンドグラスがあり、とても美しいです。
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今まで見た中で一番パイプオルガンって聞いて想像する姿に近い!
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忘れちゃいけないのが展望フロアです。階段を頑張って上っていくと、ベルリンを一望できる開放感のある展望台に到着します。
ここから見えるのはベルリンテレビ塔。 -
ドイツの他の街並みと違って赤茶色の屋根じゃないのが都会っぽいです。
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この方角は高層ビルがたくさんあります。
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東ドイツの中心地だったアレキサンダー広場にあるのは「ウーラニアー世界時計」。レトロな近未来感は趣を感じさせます。
ウーラニアー世界時計 モニュメント・記念碑
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少し早いですが、1日目の締めに"vabali"というサウナへ。ここはドイツNo.1という人も多い、超有名なサウナ施設です。
ドイツでサウナ初体験なので、ドキドキしながら来ました。ドイツのサウナの特徴は水着なしの混浴、そして日本でも知られるようになってきたアウフグースの本場ということです。 -
受付はホテルみたいな雰囲気です。値段は2時間、4時間、1日の3つに別れていて自動で更新されるシステムです。館内のロッカーや飲食はリストバンで全部行い、お会計は最後にまとめて支払いました。
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施設の内装はバリの雰囲気を十分に表現していて、またまた海外旅行気分です。
今回は友達に聞いて、ドイツサウナの必需品「バスタオル2枚、バスローブ、ビーチサンダル、水」をしっかり持ってきましたが、有料で借りることもできました。 -
ほんとに異世界を体験しました。老若男女関係なく全裸でサウナを楽しむのは日本ではとても考えられません。5つのサウナで30分ごとに行われている異なる趣旨のアウフグースはスタッフさんが全力で行ってくれるし、説明もしてくれるので大満足です。塩やハチミツを塗ったり、ヴィヒタを使ったり、まさかのサウナで瞑想までしました。アロマも時間ごとに変わるので、匂いでも楽しめます。温度はサウナによって違い、意外と途中退室する人がいました。アウフグースで体が熱くなったら、シャワーで汗を流して、プールで泳ぎます。開放感のある外のプールを裸で泳ぐのはめっちゃ気持ちいいことを知りました。
休憩したい時は外にも中にも大量にベンチはあるし、ウォーターベッドまで完備しているので言うことなし!ご飯やお酒もあり1日ここで過ごせます。
また、シャワーには石鹸も常備してありドライヤーもあるので、スッキリして帰れました。 -
2日目最初に向かったのはイーストサイドギャラリー。ベルリン東駅から出て、シュプレー川に向かって歩くとすぐに到着です。
朝一で来たので人が全然いなくて、快適にお散歩できました。イーストサイドギャラリー 博物館・美術館・ギャラリー
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東ドイツに関わる風刺画など色々なアートが壁に描かれています。思ったよりも長い距離に渡って描かれているので、一枚一枚止まっているとけっこう時間が経っていました。
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壁を後ろから見るとこんな感じ。壁は意外と薄かったです。
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日本関連のアートもありました。
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ニューヨーク、ベルリン、東京。これは何を表現しているのかな?
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少ないですが立体的になっているアートもあり、目を引きます。
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平和を願うアートはもちろん、
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半分落書きのようなアートまで様々な種類があるので見ていて飽きなかったです。
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イーストサイドギャラリーで一番有名な作品の「一番旧ソ連のブレジネフ書記長と旧東独のホーネッカー書記長のキス画」です。ここはさすがに人だかりになっていました。
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ストリートアートとして文句ない素晴らしいスポットでした。考えさせられる作品も多くあり、より平和を願う気持ちが強くなりました。
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端っこまで行くとオーバーバウム橋があります。写真を撮っているとちょうど電車がやってきてラッキーでした☆
オーバーバウム橋 建造物
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やって来ましたブランデンブルク門。多くの人がドイツときいて思い浮かぶ超有名観光スポットです。
ベルリンの中で一番観光客が集まってました。ブランデンブルク門 建造物
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もともとはベルリンからブランデンブルクという都市へ向かう際に、この門をくぐって通行してました。荘厳で豪華な迫力ある建築です。
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続いてホロコースト記念碑に来ました。ここは戦時中にホロコーストで犠牲になったユダヤ人たちに捧げられた記念碑で、大小様々な2711基もの石碑が並んでいます。
虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑 (ホロコースト記念碑) モニュメント・記念碑
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中心部は深くなっていて、外が見えなくなるので迷路みたいです。しかし中は少しひんやりしていて、石碑も墓石のように感じるので神聖な気持ちになります。
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ポツダム広場にやって来ました。ここは東西統一後の再開発エリアの中心地です。
ポツダム広場 広場・公園
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落書きされてますがここにもベルリンの壁の展示があります。
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そしてチェックポイントチャーリーに来ました。ここはドイツが東西分裂していた時に国境となっていた検問所です。
チェックポイントチャーリー 散歩・街歩き
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これは1960年代に使用されたアメリカ側の検問所の小屋です。
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中はこんな感じ。
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マックもすぐ近くにあり、観光地としては地味ですが、近代の歴史を感じられる興味深いスポットです。
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近くには東西分裂中のドイツに関する展示がありました。
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これもベルリンの壁です。
ベルリン市内には色んな場所にまだこうして壁の名残がありました。今でもドイツでは東西格差が問題となっているので、ドイツにとってこの歴史はとても大事なことです。 -
お昼はベルリンで大人気の"CURRY 36"のカリーヴルストを食べに来ました。お昼の時間をそこそこ過ぎていましたが、長蛇の列。とっても期待が高まります。
カリー36 (動物園店) ファーストフード
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ドイツ定番のB級グルメなので色々な所のを食べたことがありますが、ここのカリーヴルストはソースが美味しい!
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少し歩いてカイザー・ヴィルヘルム記念教会に来ました。
ヴィルヘルム皇帝記念教会 寺院・教会
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第二次世界大戦の時に破壊されたままの状態で残されている教会で、戦争の悲惨さを感じさせます。
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一方、礼拝堂は衝撃的な内装です。とてもモダンでライトアップまでしてあり、教会とは思えない雰囲気でした。壁びっしりに貼られた青いステンドグラスがとても美しく、ただただ見惚れてしまいます。
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戦勝記念塔へ。ここは登れますが、今回はベルリン大聖堂ですでにベルリンの景色は見れたのでパスしました。
ジーゲスゾイレ (戦勝記念塔) モニュメント・記念碑
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近くにあるのはベルビュー宮殿。ここはドイツ連邦大統領の官邸です。
ドイツは首相と大統領の2つの役職がトップにいますが、実際の政治は首相が行っているので大統領の名前すら知りませんでした。ベルビュー宮殿 (ドイツ大統領官邸) 城・宮殿
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中には入れませんが、外観だけでも美しい佇まいを堪能できます。
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周りは公園になっています。まだまだ寒かったですが、ちょっとずつ春らしくなってきました。
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事前にインターネットで予約をしていたドイツ連邦議会議事堂にやって来ました。日本、ハンガリーに続いて3つめの国会です。
ここはなんと無料で見学することができます!とはいってもブダペストみたいに議場を見学するのではなく、最上階の展望フロアのみです。ドイツ連邦議会議事堂 現代・近代建築
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空港のような手荷物検査をし、エレベーターで最上階まで上がります。
日本語のオーディオガイドは残念ながらなかったので、ドイツ語で聞きました。 -
くるくる回りながら上に進みます。ベルリンにある観光名所を説明してくれるので、訪れた場所を思い出しながら眺めます。2日間の締めにぴったりでした!
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ベルリン旅行終了!
ベルリンには戦後の歴史を感じられる場所をが多くありました。一方で海外の色んな文化も受け入れられていて、ベルリンにいながら海外旅行気分を味わえました。何度も来ているのに観光を全然してなかったので、今回こうしてじっくり旅行できてよかったです。
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