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この時期、湯浅町と広川町の間を流れる広川で、四つ手網漁によるシロウオ漁が行われています。新型コロナウイルス感染拡大防止のために、令和2年から中止になっていた「紀州湯浅のシロウオまつり」が、3月19日(日)に催されると知り、出かけることにしました。また、醤油発祥の町湯浅町の重伝建地区も散策しました。

和歌山県 湯浅町シロウオまつりと重伝建「醤油の町」

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2023/03/19 - 2023/03/19

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tomochan

tomochanさん

この時期、湯浅町と広川町の間を流れる広川で、四つ手網漁によるシロウオ漁が行われています。新型コロナウイルス感染拡大防止のために、令和2年から中止になっていた「紀州湯浅のシロウオまつり」が、3月19日(日)に催されると知り、出かけることにしました。また、醤油発祥の町湯浅町の重伝建地区も散策しました。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
交通手段
自家用車
  • 令和2年3月に、JR湯浅駅の改修と並行して建設された「湯浅えき蔵」です。蔵に似せた建物の中には、観光交流センターや町立図書館が入っています。

    令和2年3月に、JR湯浅駅の改修と並行して建設された「湯浅えき蔵」です。蔵に似せた建物の中には、観光交流センターや町立図書館が入っています。

  • 左側の建物が「湯浅えき蔵」で、右側の建物がJR湯浅駅です。シロウオまつり会場の案内が出ています。

    左側の建物が「湯浅えき蔵」で、右側の建物がJR湯浅駅です。シロウオまつり会場の案内が出ています。

  • JR湯浅駅から5分ほど歩くと、広川に架かる広橋に到着です。屋台が出ています。

    JR湯浅駅から5分ほど歩くと、広川に架かる広橋に到着です。屋台が出ています。

  • 広橋では、湯浅町PRキャラクター「ゆーあちゃん」のお出迎えです。

    広橋では、湯浅町PRキャラクター「ゆーあちゃん」のお出迎えです。

  • こちらが「シロウオ」です。5㎝程度の小さい魚ですが、これで成魚です。シロウオは、スズキ目ハゼ科の細く小さな透明の魚で、漢字では「素魚」と書くそうです。ちなみに「シラウオ(白魚)」と名前は似ていますが、シラウオはサケ目シラウオ科で全く別の魚とのことです。

    こちらが「シロウオ」です。5㎝程度の小さい魚ですが、これで成魚です。シロウオは、スズキ目ハゼ科の細く小さな透明の魚で、漢字では「素魚」と書くそうです。ちなみに「シラウオ(白魚)」と名前は似ていますが、シラウオはサケ目シラウオ科で全く別の魚とのことです。

  • シロウオ漁は、毎年2月中旬から3月下旬頃、「四つ手網」という特殊な網を使い、行われます。

    シロウオ漁は、毎年2月中旬から3月下旬頃、「四つ手網」という特殊な網を使い、行われます。

  • 「四つ手網」を沈め、シロウオが網に入るのを見て引き上げます。

    「四つ手網」を沈め、シロウオが網に入るのを見て引き上げます。

  • 網の中に捕れたシロウオを、長いひしゃくですくい取ります。

    網の中に捕れたシロウオを、長いひしゃくですくい取ります。

  • 風が吹くと、引き揚げた網が流されるようで、難しそうでした。

    風が吹くと、引き揚げた網が流されるようで、難しそうでした。

  • 「四つ手網」漁は、全国的にも珍しいものです。

    「四つ手網」漁は、全国的にも珍しいものです。

  • 川の反対側では、シロウオ漁の網を引き揚げる体験コーナーが行われていました。

    川の反対側では、シロウオ漁の網を引き揚げる体験コーナーが行われていました。

  • 網は水を含んでいるため、引き揚げ作業は重労働です。

    網は水を含んでいるため、引き揚げ作業は重労働です。

  • 皆で、助け合って引っ張り上げます。

    皆で、助け合って引っ張り上げます。

  • シロウオが入っているかどうか?

    シロウオが入っているかどうか?

  • こちらは、「四つ手網」の小型で、シロウオすくいのイベントです。

    こちらは、「四つ手網」の小型で、シロウオすくいのイベントです。

  • 難しそうでした。

    難しそうでした。

  • シロウオまつり会場を後にして、湯浅町の「重要伝統的建造物群保存地区」に移動します。途中、おいしそうなたこ焼きがあったので、おやつにしました。

    シロウオまつり会場を後にして、湯浅町の「重要伝統的建造物群保存地区」に移動します。途中、おいしそうなたこ焼きがあったので、おやつにしました。

  • なかなか、美味しかったです。

    なかなか、美味しかったです。

  • 重伝建地区を表示する、つぼ型の看板が現れてきました。

    重伝建地区を表示する、つぼ型の看板が現れてきました。

  • 古い街並みに来ました。

    古い街並みに来ました。

  • 醤油は、今から約750年前の鎌倉時代に和歌山で生まれたそうです。覚心和尚が中国の径山寺(きんざんじ)で「なめ味噌」の製法を学び、現在の和歌山県由良町にある興国寺で金山寺味噌を作った。その時に出た”汁”が醤油となったそうです。

    醤油は、今から約750年前の鎌倉時代に和歌山で生まれたそうです。覚心和尚が中国の径山寺(きんざんじ)で「なめ味噌」の製法を学び、現在の和歌山県由良町にある興国寺で金山寺味噌を作った。その時に出た”汁”が醤油となったそうです。

  • 江戸時代になると、徳川御三家紀州藩の保護を受け、湯浅港近くの大仙堀周辺には100軒近い醸造所があったそうで、醤油を運ぶ船は、ここから全国に出荷したとのことです。

    江戸時代になると、徳川御三家紀州藩の保護を受け、湯浅港近くの大仙堀周辺には100軒近い醸造所があったそうで、醤油を運ぶ船は、ここから全国に出荷したとのことです。

  • 今は、大仙堀に「角長」の蔵が面影を残しています。

    今は、大仙堀に「角長」の蔵が面影を残しています。

  • 天保12年(1841年)創業の老舗醤油醸造蔵「角長」です。

    天保12年(1841年)創業の老舗醤油醸造蔵「角長」です。

  • 角長の醤油資料館です。

    角長の醤油資料館です。

  • 醤油は、このような船で全国に運んだようです。

    醤油は、このような船で全国に運んだようです。

  • こちらは、角長職人蔵です。

    こちらは、角長職人蔵です。

  • 古い道具が展示されています。

    古い道具が展示されています。

  • 重伝建地区を散策します。

    重伝建地区を散策します。

  • 街並みは、町の方々の手によって、大切に保存されていることが伝わってきます。

    街並みは、町の方々の手によって、大切に保存されていることが伝わってきます。

  • こちらは、かつて「フジイチ」の屋号で醤油醸造をしていた「旧栖原家住宅」です。

    こちらは、かつて「フジイチ」の屋号で醤油醸造をしていた「旧栖原家住宅」です。

  • 蔵の中には、年代物の醤油の樽が展示されていました。

    蔵の中には、年代物の醤油の樽が展示されていました。

  • 別の蔵の中には、雛段が飾られていました。

    別の蔵の中には、雛段が飾られていました。

  • こちらも年代物でしょうか。

    こちらも年代物でしょうか。

  • こちらは「甚風呂」です。幕末から昭和の終わりまで営業していた銭湯とのことです。この建物は、明治前期に建てられたと推定されています。

    こちらは「甚風呂」です。幕末から昭和の終わりまで営業していた銭湯とのことです。この建物は、明治前期に建てられたと推定されています。

  • 「甚風呂」の中には、古い映画のポスターが展示されていました。

    「甚風呂」の中には、古い映画のポスターが展示されていました。

  • 重伝建地区の散策を終え、湯浅城に来ました。といっても、こちらは温泉宿泊施設の「湯浅城」です。

    重伝建地区の散策を終え、湯浅城に来ました。といっても、こちらは温泉宿泊施設の「湯浅城」です。

  • ちょっと見ると、本物のお城と間違ってしまいそうです。ゆっくりと温泉に入って帰宅することにします。

    ちょっと見ると、本物のお城と間違ってしまいそうです。ゆっくりと温泉に入って帰宅することにします。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • ポテのお散歩さん 2023/09/06 06:07:19
    湯浅の春
    tomochanさん 初めまして。

    旅行記を見て下さって、ありがとうございます。
    tomochanさんが行かれた湯浅へは、いつかゆっくり歩きたいと思っています。
    シロウオ漁も見てみたいし、重伝建の町並みを歩いて
    金山寺味噌のお店巡りもしたいです(^^)

    『シロウオまつり』があるのは知りませんでした♪
    湯浅に春を告げる風物詩なのですね。
    tomochanさんの他の旅行記も気になっている所が満載で、
    また拝見させて下さいね(*^-^*)

      ポテのお散歩

    tomochan

    tomochanさん からの返信 2023/09/06 07:58:25
    Re: 湯浅の春
    コメントありがとうございます。私も西国33所を回ったことがあり、懐かしく読ませていただきました。私が回っている頃、醍醐寺が落雷にあい、山上に行けなかったことを思い出しました。これからもよろしくお願いします。

tomochanさんのトラベラーページ

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