アートと美食　早春の金沢旅2023

2023/03/03 - 2023/03/03

少し時間ができたので、旅行支援を利用して金沢に行ってきました。

エリア 金沢(石川)

• 旅行の手配内容: 個別手配

小松までは飛行機利用。
立山連峰がきれいです。

小松空港に到着。バスに乗って金沢まで約１時間。

小松空港 (小松飛行場) 空港

金沢の中心、香林坊でバスを降り、金沢21世紀美術館へ徒歩で向かいます。香林坊からは徒歩10分くらい。
途中にある旧制石川四校の建物が印象的です。

いしかわ四高記念公園 公園・植物園

金沢21世紀美術館の敷地にはたくさんの野外展示作品があり、無料でみることができます。

金沢21世紀美術館 美術館・博物館

目的は、企画展のイブ・クライン展。
インターナショナル・クライン・ブルーという名で知られる青が印象的な20世紀の現代アートを代表するフランスの画家です。

イブ・クラインは柔道にハマって日本に暮らしていた時期があり、具体派に関心を持っていたそうです。
大阪で見た具体派展を思い出させるような作品展示もありました。

「色と空間」と題された展示スペースにて。

展覧会の展示は、イブ・クライン以外の作家の作品もあります。
布施琳太郎「あなたの窓がぼくらの船になる」。

時を超えるイブ・クラインの想像力ー不確かさと非物質的なもの
とのサブタイトルが、すごく内容を表していた展覧会でした。

中庭にある展示は、イヴ・クライン「ピュア・ブルー・ピグメント」。

ハルーン・ミルザ「青111」。
インターナショナル・クライン・ブルーです。
青に染まるような感じ。すごい素敵でした。

特別展のチケットでコレクション展も見ることができます。
コレクション展2　Sea Lane - Connecting to the Islands　航路 - 島々への接続より、イザベル＆アルフレド・アキリザン「移動：もうひとつの国」。

この美術館の作品を代表する有名なレアンドロ・エルリッヒの「スイミング・プール」。
以前はプールを上から見る分には、チケット不要でしたが、今はコレクション展などのチケットが必要です。
そして、プールの中に入るのは予約制で、別料金です。

このプールを見るためにたくさんの人がこの美術館を訪れていて、チケット売り場はとても混んでました。

金沢21世紀美術館は、無料で見れるアートがいくつかあります。
通称タレルの部屋。ジェームズ・タレルの「ブルー・プラネット・スカイ」。
天井にぽっかり空いた空間から差し込む光、空、流れる雲、ぼーっと見ているだけで癒されます。

スイミング・プールだけじゃなくて、こちらも体感して欲しい。
知名度が低いのか、ほとんど訪れる人もいなくて、空いています。

こちらも無料スペース。加賀友禅をモチーフにしたウォールアート、マイケル・リン「市民ギャラリー　2004.10.09 -2005.03.21」。
椅子もあるので、休憩している人多数。

屋根の上に注目。ヤンファーブルの「雲を測る男」。

これは、イブ・クライン展のキムスージャの「息づかい」という作品なのですが、無料ゾーンからも見れます。

金沢21世紀美術館、こういう展示方法も面白いです。

続いて、KAMU KANAZAWAにやってきました。

KAMU KANAZAWA 美術館・博物館

レアンドロ・エルリッヒの「インフィニット・ステアケース」。お得意の鏡を利用した、永遠に続く階段。正面から写真を撮ろうとすると、作品の中に入り込まざるを得ないので、斜めアングル。

KAMU KANAZAWAは市内に複数ある現代アートのギャラリーで、エルリッヒの作品がある建物は、チケットセンターを兼ねています。
2階と３階には、また別の作家のアートが展示されています。

3階は桑田卓郎の陶芸作品。

2階にはステファニー・クルールの動物たち。

1階のロッカーの上にも作品がありますよ。

美術館のカフェでランチをしようと思っていたのですが、並んでいる人もいたので、しいのき迎賓館に行くことにしました。

しいのき迎賓館 名所・史跡

1階にカフェブラッスリーポール・ボキューズがあります。穴場です。
アスパラガスとポーチドエッグのクレープを食べました。コースになっていて、前菜とパン、デザート、食後のお茶付きでした。

カフェ&ブラッスリー ポール・ボキューズ グルメ・レストラン

食後は金沢城公園の玉泉院丸庭園を通り、

金沢城公園 玉泉院丸庭園 名所・史跡

城を抜けて

金沢城公園 公園・植物園

兼六園に来ました。

兼六園 公園・植物園

３月上旬で、梅はまだわずかに咲く程度。

金澤神社で御朱印をいただきました。

金澤神社 寺・神社・教会

レンガの建物は、石川県立歴史博物館。

石川県立歴史博物館 美術館・博物館

国立工芸館。休館中でした。残念。
この建物の隣は、県立美術館があります。

国立工芸館 (東京国立近代美術館工芸館) 美術館・博物館

KAMU KANAZAWAの１日券を購入したのでKAMU SsRgにやってきました。

サイモン・フジワラの「Once Upon a Who?」という映像（アニメ）作品が見れます。

続いて堅町にあるKAMU k?kへ。

諏訪綾子の「TALISMAN in the woods」です。

すぐ近くにはKAMU BlackBlackがあるので、まとめて回れます。

黒川良一の「Líthi」。クラブみたい。これは受けそうなアート。

KAMU TATAMI。閉まってました。

KAMUは18時まで。
続いて、ディナーに行きましょう。

ミシュラン２つ星の天ぷら屋「天ぷら小泉」さん。
住宅街の中にあって、Googleマップなしでは辿り着けなかったです。

天ぷら 小泉 グルメ・レストラン

天ぷらの前に、あてにぴったりの料理が何品か。
脂の乗ったメバチマグロ。美味い。

目の前で揚げてもらう今日のネタ。

例えば、ふきのとう。サクッとしてふんわり春の香り。

しめは、天丼、天茶、天バラから選べます。天バラです。
この後、デザートのフルーツが出ておしまい。

食材に恵まれた金沢です。料理人の腕も素晴らしく高レベルです。

東京より値段が安いのもありがたい。また来ようと思わせられます。

金沢に１泊して、明日は、能登に向かいます。
続きます。