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「府中市郷土の森博物館」の梅園が大好きで、毎年のように出かけていました。一番最後に行ったのは、2020年2月3日。<br /><br />今から3年前のことです。新型コロナの爆発的感染が広がり、外出自粛が出る前の最後のお出かけが、この「府中市郷土の森博物館」の梅園となりました。<br /><br />以降、自宅に引きこもり。<br />2022年10月に長野県茅野市へ一泊旅行に出かけるまで、一切、旅行には行きませんでした。<br /><br />ですが、新型コロナ感染も収まってきて、徐々に旅行熱に火が付き始めた2023年2月。最後のお出かけから3年目となる節目として、今年2023年2月1日、府中市郷土の森博物館へ行ってきました。<br /><br />3年前と比べて、どう変わったのか。あるいは変わっていないのか。<br />また、梅園で撮影した過去の画像も織り込み、旅行記を作ってみました。

3年ぶり! 郷土の森の梅園へ(2) まだ3分咲きだけれども

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2023/02/01 - 2023/02/01

136位(同エリア665件中)

旅行記グループ 3年ぶり! 郷土の森の梅園へ

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kiyo

kiyoさん

この旅行記のスケジュール

2023/02/01

  • 自宅の最寄り駅(10時30分発)→ 京王線 分倍河原駅へ

  • 自宅の最寄り駅(10時30分発)→ 京王線 分倍河原駅へ

  • 「府中市郷土の森博物館」(16時00分発)→ 京王線 分倍河原駅へ

  •  京王線 分倍河原駅(16時25分発)→ 最寄り駅で下車して徒歩で自宅へ

この旅行記スケジュールを元に

「府中市郷土の森博物館」の梅園が大好きで、毎年のように出かけていました。一番最後に行ったのは、2020年2月3日。

今から3年前のことです。新型コロナの爆発的感染が広がり、外出自粛が出る前の最後のお出かけが、この「府中市郷土の森博物館」の梅園となりました。

以降、自宅に引きこもり。
2022年10月に長野県茅野市へ一泊旅行に出かけるまで、一切、旅行には行きませんでした。

ですが、新型コロナ感染も収まってきて、徐々に旅行熱に火が付き始めた2023年2月。最後のお出かけから3年目となる節目として、今年2023年2月1日、府中市郷土の森博物館へ行ってきました。

3年前と比べて、どう変わったのか。あるいは変わっていないのか。
また、梅園で撮影した過去の画像も織り込み、旅行記を作ってみました。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
同行者
一人旅
交通手段
私鉄 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 「1)いろいろ変わっているかな<br /> https://4travel.jp/travelogue/11815917」からの続きです。<br />----------------------<br /><br />13時近くになると、急に強い風が吹きつけてきました。<br />ここは梅園の南端。<br />すぐ外を流れる多摩川からの風は冷たくて、このままでは風邪をひいてしまいそう。

    「1)いろいろ変わっているかな
     https://4travel.jp/travelogue/11815917」からの続きです。
    ----------------------

    13時近くになると、急に強い風が吹きつけてきました。
    ここは梅園の南端。
    すぐ外を流れる多摩川からの風は冷たくて、このままでは風邪をひいてしまいそう。

  • ん? 何やらいい匂いがする。<br />マスクをしていてもわかる強烈な香り。<br />とは言え、嫌味は全くなく、香水が苦手な私でも心地よさを感じます。<br /><br />香りの出どころは、梅園のそばにある「ロウバイの小径」。<br />正午頃には大勢いた見物客は、もう帰ってしまったのか。<br />周囲には、ほんの数人しか見かけなくなっていました。

    ん? 何やらいい匂いがする。
    マスクをしていてもわかる強烈な香り。
    とは言え、嫌味は全くなく、香水が苦手な私でも心地よさを感じます。

    香りの出どころは、梅園のそばにある「ロウバイの小径」。
    正午頃には大勢いた見物客は、もう帰ってしまったのか。
    周囲には、ほんの数人しか見かけなくなっていました。

  • ビュ~と風が吹きつけ、う~、寒い(><)<br />けれど、まだ帰るわけにはいきません。<br />蝋梅(ロウバイ)は、今まさに見頃なのです。

    イチオシ

    ビュ~と風が吹きつけ、う~、寒い(><)
    けれど、まだ帰るわけにはいきません。
    蝋梅(ロウバイ)は、今まさに見頃なのです。

  • 蝋梅という名は、花びらが蝋細工のように見えること。<br />開花が臘月(旧暦の12月)であることにちなんでいるそうです。<br />園内に植えられている蝋梅は、二種類あり。<br />「素心蝋梅(ソシンロウバイ)」と「満月蝋梅(マンゲツロウバイ)」が、全部で130本ほど植えられています。

    蝋梅という名は、花びらが蝋細工のように見えること。
    開花が臘月(旧暦の12月)であることにちなんでいるそうです。
    園内に植えられている蝋梅は、二種類あり。
    「素心蝋梅(ソシンロウバイ)」と「満月蝋梅(マンゲツロウバイ)」が、全部で130本ほど植えられています。

  • 上の画像と比べ、こちらの花びらは剣弁。<br />中央部の色も違うので、これが素心蝋梅でしょうか。<br />ただ、素心蝋梅と満月蝋梅を区別するのは難しいのだとか。<br />と言うのも、実世生産するうちに中間的な花が咲くことがあるそうです。

    上の画像と比べ、こちらの花びらは剣弁。
    中央部の色も違うので、これが素心蝋梅でしょうか。
    ただ、素心蝋梅と満月蝋梅を区別するのは難しいのだとか。
    と言うのも、実世生産するうちに中間的な花が咲くことがあるそうです。

  • ロウバイの小径を抜けると、高さ1メートルほどの細い枝が植えられていました。これ、なんだ(?_?)<br /><br />答えは「湯の宮座論(ゆのみやざろん)」という梅です。

    ロウバイの小径を抜けると、高さ1メートルほどの細い枝が植えられていました。これ、なんだ(?_?)

    答えは「湯の宮座論(ゆのみやざろん)」という梅です。

  • 昨年(2022年)、梅園が拡張されました。<br />ここがそのエリアで約60種、200本の梅が新たに植えられたそうです。このひょろりと細い「入日の海」も、

    昨年(2022年)、梅園が拡張されました。
    ここがそのエリアで約60種、200本の梅が新たに植えられたそうです。このひょろりと細い「入日の海」も、

  • こちらの「扇流し」も、梅の木です。<br />聞いたことのない品種ばかりですが、どんな花を咲かせるのでしょうか。

    こちらの「扇流し」も、梅の木です。
    聞いたことのない品種ばかりですが、どんな花を咲かせるのでしょうか。

  • 拡張エリアに植えられた「小緑咢」。<br />これも高さ1メートルほどしかない梅ですが、たった一輪だけ花が咲いています。

    拡張エリアに植えられた「小緑咢」。
    これも高さ1メートルほどしかない梅ですが、たった一輪だけ花が咲いています。

  • まだどこか弱々しげな姿に、「頑張って大きくなれ~」とエールを送りたくなりました。

    まだどこか弱々しげな姿に、「頑張って大きくなれ~」とエールを送りたくなりました。

  • 拡張エリアから少し歩いて、この梅園で私が一番好きなエリアにやって来ました。<br />2020年2月にも撮影し、旅行記(1)にも画像を載せた場所ですが、見頃はまだ先のようです。ここは後日、再訪する事にして、

    拡張エリアから少し歩いて、この梅園で私が一番好きなエリアにやって来ました。
    2020年2月にも撮影し、旅行記(1)にも画像を載せた場所ですが、見頃はまだ先のようです。ここは後日、再訪する事にして、

  • 次にやって来たのは「鹿児島紅」や「雛曇」が植えられているエリアです。

    次にやって来たのは「鹿児島紅」や「雛曇」が植えられているエリアです。

  • この画像は、2016年2月27日に来た時に満開だった鹿児島紅。

    この画像は、2016年2月27日に来た時に満開だった鹿児島紅。

  • 今回、2023年2月1日の時点では8分咲きくらいでしょうか。

    今回、2023年2月1日の時点では8分咲きくらいでしょうか。

  • 一方、「雛曇」はまだ少ししか咲いていません。

    一方、「雛曇」はまだ少ししか咲いていません。

  • その雛曇の先を右折すると、

    その雛曇の先を右折すると、

  • 「玉垣枝垂れ」という見事な梅があるのですが、開花はまだ先のようです。3年前の2020年2月3日に来た時も、蕾でした(=_=)

    「玉垣枝垂れ」という見事な梅があるのですが、開花はまだ先のようです。3年前の2020年2月3日に来た時も、蕾でした(=_=)

  • 花をつけた姿を見たのは、2017年2月11日のこと。<br />その時に撮影した画像がこれです。<br /><br />今年は、いつ見れるかな。<br />また再訪しなくてはと心に誓い、この場を後にしました。

    花をつけた姿を見たのは、2017年2月11日のこと。
    その時に撮影した画像がこれです。

    今年は、いつ見れるかな。
    また再訪しなくてはと心に誓い、この場を後にしました。

  • さらに梅園内をぐるりと歩いていくと、「大宰府の梅」が植えられている場所に出ました。

    さらに梅園内をぐるりと歩いていくと、「大宰府の梅」が植えられている場所に出ました。

  • 2017年2月11日に来た時は、きれいに咲きほこっていましたが、2020年2月3日に来た時、こうした景色は見れませんでした(画像は、2017年2月11日撮影)。

    2017年2月11日に来た時は、きれいに咲きほこっていましたが、2020年2月3日に来た時、こうした景色は見れませんでした(画像は、2017年2月11日撮影)。

  • 東風吹かば 匂ひおとせよ 梅の花<br />あるじなしとて 春な忘れそ<br /><br />菅原道真が、無実の罪で大宰府に左遷された際に詠んだ歌です。<br /><br />道真を慕い、京の都から大宰府まで、一夜うちに空を駆けてきたとされる伝説の「飛梅」は、太宰府天満宮のご神木となっています(画像は2017年11月、福岡の太宰府天満宮で撮影した「飛梅」です)。<br />

    東風吹かば 匂ひおとせよ 梅の花
    あるじなしとて 春な忘れそ

    菅原道真が、無実の罪で大宰府に左遷された際に詠んだ歌です。

    道真を慕い、京の都から大宰府まで、一夜うちに空を駆けてきたとされる伝説の「飛梅」は、太宰府天満宮のご神木となっています(画像は2017年11月、福岡の太宰府天満宮で撮影した「飛梅」です)。

  • その梅の一部が太宰府天満宮から、この府中市郷土の森博物館へ寄贈されました。それが、ここに植えられている「大宰府の梅」です。2023年2月1日時点で、まだ一分咲きといったところでしょうか。

    その梅の一部が太宰府天満宮から、この府中市郷土の森博物館へ寄贈されました。それが、ここに植えられている「大宰府の梅」です。2023年2月1日時点で、まだ一分咲きといったところでしょうか。

  • 2016年2月27日に来た時は、ほぼ満開の姿が見れました。

    2016年2月27日に来た時は、ほぼ満開の姿が見れました。

  • 2016年、2017年、2020年と日時があちこち飛ぶので頭が混乱してきましたが、ここで2023年2月1日、時刻は15時に話を戻します。<br />日が傾いてきたので「県木園」エリアを駆け足で見学しました。

    2016年、2017年、2020年と日時があちこち飛ぶので頭が混乱してきましたが、ここで2023年2月1日、時刻は15時に話を戻します。
    日が傾いてきたので「県木園」エリアを駆け足で見学しました。

  • この枝垂れ梅の美しさは、園内でも一押しなのですが、

    この枝垂れ梅の美しさは、園内でも一押しなのですが、

  • まだ一輪しか咲いていません(´Д` ;)<br />2020年2月3日に来た時も、蕾でしたが、

    まだ一輪しか咲いていません(´Д` ;)
    2020年2月3日に来た時も、蕾でしたが、

  • 花をつけた姿を撮影できたのは、2016年2月27日と、

    花をつけた姿を撮影できたのは、2016年2月27日と、

  • 2017年2月11日です。

    2017年2月11日です。

  • 可憐な花にテンションは上がりまくり (^^)/<br />夢中で写真を撮りました。<br />しかし、今回はそれもできず残念です。

    イチオシ

    可憐な花にテンションは上がりまくり (^^)/
    夢中で写真を撮りました。
    しかし、今回はそれもできず残念です。

  • すっかり冷えきった体に、歩き疲れた足は棒 (T-T)<br />この日はそろそろ帰ることにしました。<br />出口へと向かう途中、本館前に並んだ盆栽が目に留まりました。<br />以前から、ここに盆栽があるのは知っていましたが、

    すっかり冷えきった体に、歩き疲れた足は棒 (T-T)
    この日はそろそろ帰ることにしました。
    出口へと向かう途中、本館前に並んだ盆栽が目に留まりました。
    以前から、ここに盆栽があるのは知っていましたが、

  • 今日は、ただならぬオーラを感じます(0_0)

    今日は、ただならぬオーラを感じます(0_0)

  • 幹が空洞なのに、花を咲かせる、その強さ。<br />どこから、そんなエネルギーが生まれるのか。<br /><br />この盆栽は世話していた方が亡くなり、博物館へ寄贈されたそうです。<br />きっと丹精込めて育てていらっしゃったのでしょう。<br />この梅には、その方の魂も込められているのかもしれません。<br /><br />以上、2020年2月3日と2023年2月1日の旅行記はこれでおしまいです。<br />この後、19日後の2023年2月20日にも梅園を再訪したので、その様子は「3) 19日経って、どうなった? https://4travel.jp/travelogue/11816004 」へ続きます。

    幹が空洞なのに、花を咲かせる、その強さ。
    どこから、そんなエネルギーが生まれるのか。

    この盆栽は世話していた方が亡くなり、博物館へ寄贈されたそうです。
    きっと丹精込めて育てていらっしゃったのでしょう。
    この梅には、その方の魂も込められているのかもしれません。

    以上、2020年2月3日と2023年2月1日の旅行記はこれでおしまいです。
    この後、19日後の2023年2月20日にも梅園を再訪したので、その様子は「3) 19日経って、どうなった? https://4travel.jp/travelogue/11816004 」へ続きます。

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