2023/02/01 - 2023/02/01
136位(同エリア665件中)
kiyoさん
この旅行記のスケジュール
2023/02/01
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電車での移動
自宅の最寄り駅(10時30分発)→ 京王線 分倍河原駅へ
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徒歩での移動
自宅の最寄り駅(10時30分発)→ 京王線 分倍河原駅へ
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徒歩での移動
「府中市郷土の森博物館」(16時00分発)→ 京王線 分倍河原駅へ
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電車での移動
京王線 分倍河原駅(16時25分発)→ 最寄り駅で下車して徒歩で自宅へ
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この旅行記スケジュールを元に
「府中市郷土の森博物館」の梅園が大好きで、毎年のように出かけていました。一番最後に行ったのは、2020年2月3日。
今から3年前のことです。新型コロナの爆発的感染が広がり、外出自粛が出る前の最後のお出かけが、この「府中市郷土の森博物館」の梅園となりました。
以降、自宅に引きこもり。
2022年10月に長野県茅野市へ一泊旅行に出かけるまで、一切、旅行には行きませんでした。
ですが、新型コロナ感染も収まってきて、徐々に旅行熱に火が付き始めた2023年2月。最後のお出かけから3年目となる節目として、今年2023年2月1日、府中市郷土の森博物館へ行ってきました。
3年前と比べて、どう変わったのか。あるいは変わっていないのか。
また、梅園で撮影した過去の画像も織り込み、旅行記を作ってみました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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「1)いろいろ変わっているかな
https://4travel.jp/travelogue/11815917」からの続きです。
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13時近くになると、急に強い風が吹きつけてきました。
ここは梅園の南端。
すぐ外を流れる多摩川からの風は冷たくて、このままでは風邪をひいてしまいそう。 -
ん? 何やらいい匂いがする。
マスクをしていてもわかる強烈な香り。
とは言え、嫌味は全くなく、香水が苦手な私でも心地よさを感じます。
香りの出どころは、梅園のそばにある「ロウバイの小径」。
正午頃には大勢いた見物客は、もう帰ってしまったのか。
周囲には、ほんの数人しか見かけなくなっていました。 -
イチオシ
ビュ~と風が吹きつけ、う~、寒い(><)
けれど、まだ帰るわけにはいきません。
蝋梅(ロウバイ)は、今まさに見頃なのです。 -
蝋梅という名は、花びらが蝋細工のように見えること。
開花が臘月(旧暦の12月)であることにちなんでいるそうです。
園内に植えられている蝋梅は、二種類あり。
「素心蝋梅(ソシンロウバイ)」と「満月蝋梅(マンゲツロウバイ)」が、全部で130本ほど植えられています。 -
上の画像と比べ、こちらの花びらは剣弁。
中央部の色も違うので、これが素心蝋梅でしょうか。
ただ、素心蝋梅と満月蝋梅を区別するのは難しいのだとか。
と言うのも、実世生産するうちに中間的な花が咲くことがあるそうです。 -
ロウバイの小径を抜けると、高さ1メートルほどの細い枝が植えられていました。これ、なんだ(?_?)
答えは「湯の宮座論(ゆのみやざろん)」という梅です。 -
昨年(2022年)、梅園が拡張されました。
ここがそのエリアで約60種、200本の梅が新たに植えられたそうです。このひょろりと細い「入日の海」も、 -
こちらの「扇流し」も、梅の木です。
聞いたことのない品種ばかりですが、どんな花を咲かせるのでしょうか。 -
拡張エリアに植えられた「小緑咢」。
これも高さ1メートルほどしかない梅ですが、たった一輪だけ花が咲いています。 -
まだどこか弱々しげな姿に、「頑張って大きくなれ~」とエールを送りたくなりました。
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拡張エリアから少し歩いて、この梅園で私が一番好きなエリアにやって来ました。
2020年2月にも撮影し、旅行記(1)にも画像を載せた場所ですが、見頃はまだ先のようです。ここは後日、再訪する事にして、 -
次にやって来たのは「鹿児島紅」や「雛曇」が植えられているエリアです。
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この画像は、2016年2月27日に来た時に満開だった鹿児島紅。
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今回、2023年2月1日の時点では8分咲きくらいでしょうか。
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一方、「雛曇」はまだ少ししか咲いていません。
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その雛曇の先を右折すると、
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「玉垣枝垂れ」という見事な梅があるのですが、開花はまだ先のようです。3年前の2020年2月3日に来た時も、蕾でした(=_=)
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花をつけた姿を見たのは、2017年2月11日のこと。
その時に撮影した画像がこれです。
今年は、いつ見れるかな。
また再訪しなくてはと心に誓い、この場を後にしました。 -
さらに梅園内をぐるりと歩いていくと、「大宰府の梅」が植えられている場所に出ました。
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2017年2月11日に来た時は、きれいに咲きほこっていましたが、2020年2月3日に来た時、こうした景色は見れませんでした(画像は、2017年2月11日撮影)。
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東風吹かば 匂ひおとせよ 梅の花
あるじなしとて 春な忘れそ
菅原道真が、無実の罪で大宰府に左遷された際に詠んだ歌です。
道真を慕い、京の都から大宰府まで、一夜うちに空を駆けてきたとされる伝説の「飛梅」は、太宰府天満宮のご神木となっています(画像は2017年11月、福岡の太宰府天満宮で撮影した「飛梅」です)。 -
その梅の一部が太宰府天満宮から、この府中市郷土の森博物館へ寄贈されました。それが、ここに植えられている「大宰府の梅」です。2023年2月1日時点で、まだ一分咲きといったところでしょうか。
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2016年2月27日に来た時は、ほぼ満開の姿が見れました。
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2016年、2017年、2020年と日時があちこち飛ぶので頭が混乱してきましたが、ここで2023年2月1日、時刻は15時に話を戻します。
日が傾いてきたので「県木園」エリアを駆け足で見学しました。 -
この枝垂れ梅の美しさは、園内でも一押しなのですが、
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まだ一輪しか咲いていません(´Д` ;)
2020年2月3日に来た時も、蕾でしたが、 -
花をつけた姿を撮影できたのは、2016年2月27日と、
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2017年2月11日です。
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イチオシ
可憐な花にテンションは上がりまくり (^^)/
夢中で写真を撮りました。
しかし、今回はそれもできず残念です。 -
すっかり冷えきった体に、歩き疲れた足は棒 (T-T)
この日はそろそろ帰ることにしました。
出口へと向かう途中、本館前に並んだ盆栽が目に留まりました。
以前から、ここに盆栽があるのは知っていましたが、 -
今日は、ただならぬオーラを感じます(0_0)
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幹が空洞なのに、花を咲かせる、その強さ。
どこから、そんなエネルギーが生まれるのか。
この盆栽は世話していた方が亡くなり、博物館へ寄贈されたそうです。
きっと丹精込めて育てていらっしゃったのでしょう。
この梅には、その方の魂も込められているのかもしれません。
以上、2020年2月3日と2023年2月1日の旅行記はこれでおしまいです。
この後、19日後の2023年2月20日にも梅園を再訪したので、その様子は「3) 19日経って、どうなった? https://4travel.jp/travelogue/11816004 」へ続きます。
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