2023/03/10 - 2023/03/12
96位(同エリア855件中)
TX-1000さん
- TX-1000さんTOP
- 旅行記301冊
- クチコミ5件
- Q&A回答0件
- 368,743アクセス
- フォロワー82人
2023春の青春18きっぷの旅 第二段として、2023年7月頃にHC85系へ置き換えが発表されている「特急 南紀」のキハ85系へ乗りに行ってきました。
引退までまだ少し時間がありますが、私のようなニカワ鉄は本気の方々が来る前の今のうちに乗り納めです。
このページでは、青春18きっぷで豊橋まで来て1泊。名古屋から「特急 南紀3号」に乗車して紀伊勝浦へ向かいます。
乗車券
3月10日
青春18きっぷ1回分 上野→豊橋 297.2km(5170円相当)
グリーン券 東海道線 上野→熱海 1000円(平日料金)
ライナー券 ホームライナー浜松7号 静岡→浜松 330円
3月11日
乗車券 豊橋→紀伊勝浦 5690円
新幹線特定特急券 豊橋→名古屋 990円
自由席特急券 特急 南紀3号 名古屋→紀伊勝浦 1530円(乗継割引適用)
青春18きっぷ1回分 紀伊勝浦→天満256.2km(4150円相当)
3月12日
阪急電車 梅田→西宮北口 270円
青春18きっぷ1回分 甲子園口→日暮里575.1
km(9130円相当)
グリーン券 東海道線 熱海→東京 800円(休日料金)
宿
3月10→11日
東横INN豊橋駅東口 5200円(全国旅行支援クーポン2000円付き)
3月11→12日
東横INN大阪天神橋筋六丁目 7000円(全国旅行支援クーポン1000円付き)
PR
-
仕事を終えてから上野駅にやってきて、青春18きっぷ2回目に入鋏してもらいました。
-
上野東京ライン東海道線・伊東線直通の伊東行きのグリーン車に乗車しました。
先ほど宇都宮線内で踏切内の安全確認があった為、7分ほど遅れで上野駅を発車します。 -
さっそくアルコール消毒しちゃいます。
なお本日は菊川~愛野間で人身事故があり、掛川~浜松間で先ほどまで運転見合わせしていました。予定では豊橋まで行ける計算ですが、どこまでいけるか。
仕事を終えて旅立つと必然的に深夜帯に差し掛かるので、泊まる場所選びのコントロールが難しいんです。終電間際なので、ちょっとしたトラブルでもリカバリー不能となるので、野宿にないように考えながら行動します。 -
神田付近を過ぎて...
-
東京駅に到着します。
-
新橋駅を発車しました。新幹線の回送列車と並び、追い越していきます。
-
京浜急行の列車と並んで多摩川を渡って川崎駅に到着します。
-
多くの人が待っている横浜駅に到着しました。
乗降に手間取り7分遅れで横浜駅を発車します。 -
大船駅を発車して鎌倉車両センターを過ぎていきます。
-
7分遅れを引きずったまま熱海駅に到着しました。
放送で急かされながら島田行きに乗り換えました。 -
静岡駅に到着しました。島田行きに乗っていたハズだったんですが、ダイヤ乱れにより静岡行きに変更になったんです。
今回持っていた一般的なラジオよりも少し広い範囲の周波数が聴けるラジオで、「せいてつしれい」と言うコールサインの静岡地区JR線運行情報専門のチャンネル聞いていたら、沼津駅停車中に指令から呼び出されて静岡行きに変更になりました。 -
静岡駅からは「ホームライナー浜松7号」に乗車します。
私の中で静岡以東で静岡県広すぎる病の発作が起きるので、330円のライナー券を購入して回避します。 -
ホームライナー浜松7号の乗車整理券です。
-
ホームライナーのヘッドマークがあるんですね。
-
こちらは方向幕です。
-
それでは車内に入ります。
あぁ、この感じ「ムーンライトながら」ですね(笑) -
18キッパーの私に特急用車両のクロスシートに乗せてくれるなんて、破格の待遇ありがとうございます。
-
着席しました。
外が真っ暗なのも、ながら感が出てますね。
リバイバル ムーンライトながら(笑) -
先ほど静岡駅でサンドウィッチと静岡茶を買ってきました。
-
それではいただきます。ん~、普通...
お茶の方は甘味があって美味しかったです。 -
JR東海の在線状態が見えるサイトで、後ろを豊橋行きの列車が追ってきているのを確認し、豊橋に今夜の宿を予約しました。
サンドイッチを食べていたら藤枝駅に到着します。 -
島田駅を発車します。
まだ静岡県広過ぎる病は発症しません。 -
富士川を渡って行きます。
夜遅くの気怠い雰囲気の中、373系のシートに座って「ムーンライトながら」を思い出していました。
高校生の時とか西へ向かうには18きっぷ&ながらしか経済的に取り得る選択肢が無かったので、数え切れないほど乗りました。私が乗り始めた頃は「ムーンライトながら」も走っていましたが、品川から無名の大垣夜行救済臨も出ていました。165系で列番は9375Mだったのを今でも覚えています。
あれから20年近く経ち...あれ?今も同じ様な事してる....ブレない私、カッコいい。 -
菊川駅に到着しました。
いやぁ、快適だなぁ。 -
静岡県広過ぎる病の発症は無く、快適に浜松まで来れました。
「ホームライナー浜松7号」であった車両は、神戸方の留置線に入るため入換信号機の開通を待っていると、西濃運輸のコンテナだらけの貨物列車が通過していきました。
貨物列車って詳しく無いんですが、これがカンガルーライナーってヤツでしょうか。 -
浜松駅で少し待って、熱海からずっと後ろを追いかけてきていた豊橋行きに乗車します。本日のラスト走者で、これで豊橋まで行ける事が確定しました。
さすがに熱海から豊橋までトイレ無し&ロングシートに乗り続けるのは厳しいです。。 -
神戸方が211系だったので移動してきました。
かぶりつきポジションをゲットです。って言っても、数人程度しか乗ってないんですけど。 -
豊橋駅に到着しました。
既にJR線は岡崎行きしか無く、名鉄を使えば名古屋まで辿り着けなくは無いですが、本日は豊橋に宿泊します。 -
やってきたのは東横イン豊橋駅東口です。先ほど「ホームライナー浜松」の車内で予約しました。
1泊5200円ですが、2000円分のクーポンが付いています。 -
部屋です。
それではおやすみなさい。 -
おはようございます。
ホテルでのんびりしていたら時間が無くなって、慌てて朝食を食べて豊橋駅へとやってきました。貧乏人なので朝食付きなのに食べないって選択肢はありません。
あと宿についていた2000円分のクーポン券も豊橋駅のキヨスクでお菓子を買って使いました。 -
ホームに降りると列車が入ってきました。
-
それでは「こだま701号」に乗車します。
-
14号車の山側の窓際に着席しました。
-
豊橋駅では「のぞみ283号」と「のぞみ127号」を待避してから発車します。
-
先ほど豊橋駅の券売機で購入してきた乗車券類です。
昨日は豊橋までしか辿り着けなかったのですが、豊橋に1泊したのは、もう一つ訳がありました。
豊橋~名古屋間は新幹線特定特急券の対象区間なので990円で乗れて、更に「南紀」が乗り継ぎ割引の対象になって特急料金が半額になるのです。
なお、「南紀」の指定席は窓際が取れなかったので自由席に賭けてみます。 -
三河安城駅に到着しました。
上りホームに停車している列車は「こだま706号」です。 -
三河安城駅では「ひかり501号」の待避を行います。
-
下り本線を「ひかり501号」が通過していきます。
-
名古屋駅に到着して新幹線のホームから関西本線のホームにやってきました。
指定席は満席なので自由席も長い列ができていて、私のような無知なニカワ鉄では本気(ガチ)の方々に弾かれてしまうのではないかと心配していましたが、自由席は余裕で座れそうです。
名古屋駅の関西本線ホームで待っていると、「特急 南紀3号」となる列車が亀山方から回送でやってきました。 -
「特急 南紀3号」紀伊勝浦行きです。
-
どうしてもこの形を見ると「ワイドビュー」って言いたくなってしまいますが、今は言わないんでしたね。
-
「南紀」のヘッドマークです。
南紀と言うと、図鑑で見た緑地のヘッドマークのキハ82を思い出してしまう30代です。 -
それでは乗車します。
-
車内に入りました。
(紀伊勝浦駅で撮影) -
10時01分、定刻通り名古屋駅を発車しました。
エンジンの真上を選んで着席したのでエンジンの鼓動が伝わってきます。 -
ワイドビューチャイムに続く放送を聴きながら名古屋車両区を過ぎていきます。まだキハ85系がいっぱい居ますね。
HC85系のチャイムは現代風にアレンジした「アルプスの牧場」が復活しました。YouTubeで聞いた瞬間、鳥肌物の感動で、温故知新とは正にこの事だと思いました。
でも、この素晴らしいワイドビューチャイムも残して欲しいです。 -
隣を走るのは近鉄の急行 五十鈴川行きです。
おい!通勤電車ごときに思いっきり抜かされるゾ!
(この列車には、また後ほど会います。) -
近鉄の急行列車に抜き去られました。
ポイントの速度制限の為に減速して、ゆっくり八田駅を通過していきます。 -
八田駅構内を過ぎると加速して庄内川橋梁を渡っていきます。
-
春田駅を通過します。
この駅は1線スルーになっているんですね。 -
減速して蟹江駅を通過します。
-
減速して永和駅を通過します。
忙しいな。ほとんど力行か制動しています。 -
白鳥信号場に運転停車しました。
交換してから発車します。 -
走り出して速度が出てきたかと思うと減速して、弥富駅を通過します。
-
まずは全長約850メートルの木曽川橋梁で木曽川を渡ります。
-
続いて、全長約920メートルの揖斐・長良川橋梁を渡ります。
-
近鉄線と並んで桑名駅に到着します。
-
10時25分、2分ほど遅れて桑名駅に到着しました。
-
桑名駅を発車して1.5kmほど走ると、朝明信号場から複線になりました。桑名駅構内かと思いきや、独立した信号場なんですね。
-
まもなく冨田駅です。
三岐鉄道線の下を潜っていきます。 -
再び三岐鉄道の下を潜った後、続いて近鉄名古屋線の下を抜けていきます。
-
冨田駅に運転停車しました。
なんか運転停車って ワクワクしちゃうんですよね。だって駅に止まってるのにドアが開かないんですよ♪
え、そう思うの私だけですか...
なんて思っていると、「快速みえ6号」が上り本線を駆け抜けていきます。 -
10時37分、四日市駅を発車します。
-
南四日市駅を通過していきます。
-
河原田駅から伊勢鉄道線に入り、加速しながら関西本線と分かれていきます。
-
ここまで運転停車や駅構内の分岐制限なんかでダラダラと走ってきましたが、やっと特急らしい走りになって鈴鹿川橋梁を渡っていきます。
-
10時45分、定刻通り鈴鹿駅に到着しました。
-
やっと特急らしい走りになったと思ったのも束の間、減速して中瀬古駅を通過します。ここから単線になるのか。
-
伊勢鉄道線の高架橋には電化柱の台座があり、電化を意識した作りとなっています。(防音壁が切れている部分です。)
まぁ、いまさら電化なんて無いんでしょうけど。 -
上の写真の真ん中にあるキロポストのような物ですが、なんて書いてあるのかと思って拡大してみたら「名古屋鉄道管理局」と書かれているように見えます。固定している金具から下は読めないですね。
国鉄の香りがして胸が熱くなります。 -
まもなく津駅に到着の放送が流れると、紀勢本線が近づいてきました。
-
津駅に到着です。
近鉄のホームには伊勢志摩ライナーがやってきました。 -
津駅は「快速みえ8号」と交換してから、4分遅れで発車します。
-
津駅を発車します、
確かに遠目で見ると「?」に見えなくも...ないですね。
ところで後ろを走り去っていく近鉄の電車、なんか見覚えがあると思ったら、先ほど八田駅付近で抜かされた五十鈴川行き急行です。
あれ?近鉄の通勤電車に負けてんじゃん。 -
津駅を発車すると近鉄線と並んで走ります。
先ほど津駅の発車で先を越された近鉄の急行に追い付き.... -
抜き返してやりました(笑)
まぁ向こうは津新町駅に停車するからナチュラルに減速してるんですけど。
そもそも名古屋から65km走ってきて特別料金不要の通勤電車に並ばれてる特急って。。
しかもA特急料金です。 -
雲出川橋梁を渡っていきます。
-
減速して六軒駅を通過します。
-
六軒駅のホームを過ぎた場所にある踏切には「参宮線列車事故遭難者慰霊碑」があります。
かつて参宮線と呼ばれたこの場所で、1956年10月15日。死者42人、負傷者94人を出す大事故が起きました。
原因は裁判で争われ、公式には下り列車の機関士が通過信号機※を誤認したとなっており、出発信号機が停止現示になっている事に気づき非常ブレーキをかけたが間に合わず安全側線に突っ込み、脱線した客車が本線を支障しました。そして、その直後に上り列車が来て衝突したのです。
所定では松坂駅で交換する予定だった双方の列車ですが、遅延により直前に交換場所が六軒駅に変更となっていたのです。
結果として、この場所で大事故となってしましたが、急な交換場所変更の指令に駅側での信号扱いが間に合わず、正面衝突するシナリオもあったのではないか。と、私は個人的に思っています。
(裁判では安全側線に突っ込んだ下り列車に対して、一度構成した松坂駅までの進路を取り消したタイミングが争点になりました。)
※腕木式信号機だったので場内信号機を注意現示(=出発信号機は停止現示)が出来ず、場内信号機の位置に出発信号機の現示を中継する通過信号機がありました。 -
松坂駅到着の放送が流れていると、名松線の線路が見えてきました。
-
松坂駅に到着です。
-
松坂駅を発車して、次の徳和駅に運転停車しました。
ここでは「特急 南紀4号」と交換してから発車します。 -
多気駅到着前に櫛田川橋梁を渡って...
-
多気駅には5分遅れで到着です。
-
佐奈駅を通過していきます。
-
川添駅を通過していきます。
-
11時56分、4分遅れで三瀬谷駅を発車します。
-
三瀬谷ダムです。
-
構内の分岐制限で、ゆっくり滝原駅を通過していきます。
-
梅ケ谷駅通過します。走りが単調で眠くなってきました...
-
先ほど豊橋でクーポンで買ってきたお菓子を食べちゃいます。
-
12時26分、5分遅れで紀伊長島駅を発車します。
-
相賀駅を通過します。
-
12時49分、5分遅れで尾鷲駅を発車します。
-
新鹿駅に運転停車しました。
「特急 南紀6号」と交換してから発車します。 -
13時17分、定刻通り熊野市駅に到着しました。
ここで多くの人が降りていきます。 -
鵜殿駅を通過します。
-
熊野川橋梁で熊野川を渡っていきます。
ここから和歌山県へ入ります。 -
熊野川を渡り終えると新宮駅に到着します。
ここから紀伊半島西側の電化区間になります。 -
新宮駅からJR西日本区間に入り車掌を交代しました。
-
三輪崎駅に運転停車しました。
ここで「特急 くろしお5号」と交換します。
パンダくろしお(笑) -
ホームがカーブしている宇久井駅をゆっくり通過します。
-
終点の紀伊勝浦駅に到着しました。
「特急 南紀3号」は名古屋~紀伊勝浦間246kmを3時間45分で走るので、表定速度は65.6km/hです。駅の度に分岐の速度制限で減速したり、いろんなトコで運転停車したりしている割には悪くないと思います。 -
画一的な車両が作られていた国鉄時代が終わり、新しいJR各社を象徴するかのように百花繚乱の如くデビューした列車達の一つだったキハ85系は、誕生から30年以上経っても色褪せない素晴らしいデザインでした。
-
現在の「南紀」は2両編成が基本となっています。いや、少し前までは5両くらいで走ってましたよね...
紀伊半島の西側では阪和自動車道と紀勢自動車道がすさみ南IC開通し、その先は串本まで2025年春に開通する見込みとなっています。もう既に「くろしお」がタコ殴りにされてますし。
一方、「南紀」が走る東側も全線に渡り事業着手されていて、2030年頃に全通する見込みとなっています。
いずれ房総特急みたいに... -
キハ85系の床下には1台当たり350馬力のディーゼルエンジンが1両に2台装備されていて、1両当たり700馬力です。
この真上の座席に座っていました。 -
奥にディーゼルエンジンが見えます。
キハ85系と言えばセットで語られるのが、このカミンズ社製のエンジンです。カミンズはアメリカの会社ですが、このエンジンはイギリスで作られたそうです。 -
折返しまで紀伊勝浦駅に留置されず、どこかへ回送されるようです。
少し早いですがキハ85系。お疲れ様でした。 -
食べログを見ながらやってきたのは、まぐろ三昧那智です。入店したら満員だったので外で5分ほど待ちます。
-
注文したのはまぐろ三昧定食(2000円)です。美味いなぁ。
さて、長くなったので、その2へ続きます。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
那智勝浦・太地(和歌山) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ もうすぐラストラン!キハ85系の特急南紀に乗る旅
0
111