6年ぶりの熊本、海も山も。（海編）

2023/03/08 - 2023/03/08

2017年5月以来、約6年ぶりの熊本県1泊2日の旅。初日は海側へ行き県南部の水俣市を初訪問し、不知火湾を見ながら新八代駅へ。八代市出身、平成の日本プロ野球三冠王・松中信彦氏のミュージアムを見て熊本市へ宿泊。夜は熊本グルメを味わいました。
2日目は山側へ。豊肥本線と路線バスを乗り継ぎ南阿蘇村ヘ行き、高森湧水トンネル公園と白川水源の2箇所を巡り、あとは2016年4月の熊本地震で被災したエリアを見学してきました。日記は久々に2回に分けて初日の前編は「海編」、2日目の後編は「山編」とします。

※「山編」はこちら↓
https://4travel.jp/travelogue/11814274

※「海編」「山編」をそれぞれ動画にもまとめてみました。よろしかったらご覧いただけますと幸いです↓
（海編）
https://youtu.be/NqWgjfLbscU
（山編）
https://youtu.be/o4hjZVDCXfI

※前回の熊本旅行記はこちら↓
https://4travel.jp/travelogue/11733205

エリア 熊本

朝4時過ぎのすき家からスタート！

朝4時からカレー牛かよｗｗｗ

地元東十条駅は南行始発列車で出発。

東十条駅 駅

浜松町駅からのモノレールも始発列車。

浜松町駅 駅

羽田空港第1ターミナル駅下車。JAL利用です。

羽田空港 第1旅客ターミナル 空港

6時半発の阿蘇くまもと空港行きへ搭乗します。

羽田空港 第1旅客ターミナル 空港

多分中央アルプス。

大分県別府市や日出（ひじ）町辺り。

阿蘇の山ん中。

熊本県益城町とかかな。

熊本県熊本市市街地をかすめて。

阿蘇くまもと空港には8時15分に到着。

熊本空港 (阿蘇くまもと空港) 空港

8時45分発の熊本市街地行き連絡バスに乗車。

熊本空港 (阿蘇くまもと空港) 空港

のどかな空港周辺からの。

熊本市中心部の通町筋。

熊本駅には9時40分に到着。

熊本駅 駅

本日宿泊するザ・ブロッサム熊本やアミュプラザ。

とりあえず、JR熊本駅へ。

熊本駅 駅

九州新幹線へ乗り継ぎます。

熊本駅 駅

行き先は新水俣駅。初めて行く場所だ。

熊本駅 駅

新幹線が来るまで20分以上あるので物色。

熊本銘品蔵 グルメ・レストラン

なんじゃいな。気になるわ。

熊本銘品蔵 グルメ・レストラン

買ってしまいました、ヒレメンとやら。

熊本銘品蔵 グルメ・レストラン

中にはメンチカツサンドとヒレカツサンドが1切れずつ。これは美味かった。

熊本銘品蔵 グルメ・レストラン

くまモンに見守られながらいただきました。

熊本駅 駅

10時8分発の鹿児島中央駅行き新幹線へ乗車。

熊本駅 駅

10時33分、新水俣駅下車。

新水俣駅 駅

とりあえずタクります。

新水俣駅 駅

水俣川からの。

福田牧場が最初の目的地。

湯の児スペイン村 福田農場 テーマパーク

このアングルなかなか。

湯の児スペイン村 福田農場 テーマパーク

不知火湾が美しいね。

湯の児スペイン村 福田農場 テーマパーク

スペインチックな白亜の建物。

湯の児スペイン村 福田農場 テーマパーク

この海を眺めたくてやってきました。

湯の児スペイン村 福田農場 テーマパーク

パン屋さんが営業しているので入ります。

グラシア グルメ・レストラン

買っちゃいました。海を眺めながらいただきます。

グラシア グルメ・レストラン

鶏肉ときんぴらごぼうの惣菜パン。甘夏がパンに練り込まれていい酸味を出していました。

グラシア グルメ・レストラン

こちらはハート型のホワイトチョコレートパン。こやつも美味かった！

グラシア グルメ・レストラン

桜がほどよく咲いています。ってか、むしろ葉桜気味。

湯の児スペイン村 福田農場 テーマパーク

熊本のスペイン村なのね。

湯の児スペイン村 福田農場 テーマパーク

高台から下っていきます。

湯の児スペイン村 福田農場 テーマパーク

桜のピンクと不知火湾のブルー。

湯の児スペイン村 福田農場 テーマパーク

桜のピンクと柑橘のオレンジとそれぞれの緑が混ざり合う。

湯の児スペイン村 福田農場 テーマパーク

タクシーで上がってきた道を下っています。

最終的には下の建物のほうへ行く形になりますね。

福田農場が頂上とすると5合目くらいまで来ました。バスが走っています。

不知火湾のブルーがいろんな角度に映るから撮りたくなる。

湯の児フィッシングパークの釣り桟橋が見えました。

湯の児海岸 自然・景勝地

結構大きな旅館だったのね。廃墟が容赦なく現実を突きつけます。

湯の児温泉 温泉

湯の児島が見えてきました。

湯の児温泉 温泉

もうすぐ海に辿り着けそう。

湯の児海岸 自然・景勝地

バス通りだと遠回りになるため、民家の間の狭い生活通路を下ります。

生活通路の樹になっていた柑橘類。

いよいよ海岸線へ。

湯の児海岸 自然・景勝地

一帯は湯の児温泉街。

湯の児温泉 温泉

建物はたくさんあるけど、賑やかなのかというとそうでもない。

湯の児温泉 温泉

平日だからだろうけどね。日祭日や海が近いから季節が違うと、またもっと賑やかなのかも。

湯の児温泉 温泉

なわけで、海岸線に降りてきました。

湯の児海岸 自然・景勝地

後で向こうに見える湯の児島にも上陸します。

湯の児海岸 自然・景勝地

ボコボコ水の音がするなぁと思ったら、どうやら誰か潜っていたようです。

湯の児海岸 自然・景勝地

この古めかしいのは廃墟だね。

湯の児海岸 自然・景勝地

向こうに見える建物は湯の児フィッシングパークだな。

湯の児海岸 自然・景勝地

赤い桟橋。有料なので中には入らない。

湯の児海岸 自然・景勝地

来た道を戻ります。

湯の児海岸 自然・景勝地

まだ潜ってるのね。

湯の児海岸 自然・景勝地

あとはあの島を見て散策終わりだ。

湯の児海岸 自然・景勝地

橋でも砂浜でもつながってるのね。

湯の児島公園 公園・植物園

ほな、渡りますか。

湯の児島公園 公園・植物園

海の色ね。

湯の児島公園 公園・植物園

沖縄みたいな海と白砂。

湯の児島公園 公園・植物園

島内マップ。

湯の児島公園 公園・植物園

島の左側を歩きます。

湯の児島公園 公園・植物園

まあまあ歩きやすいかな。

湯の児島公園 公園・植物園

島から温泉街を。

湯の児島公園 公園・植物園

亀さんがいました。

湯の児島公園 公園・植物園

さらに向こうの島へ。

湯の児島公園 公園・植物園

こちらにも亀さんがいました。

湯の児島公園 公園・植物園

軍艦のような帽子のようなタジン鍋のような。

湯の児島公園 公園・植物園

上に上がっておきます。

湯の児島公園 公園・植物園

上がり下りしやすいです。

湯の児島公園 公園・植物園

展望デッキから眺めます。

湯の児島公園 公園・植物園

帰りは砂浜を通って温泉街へ戻ります。

湯の児島公園 公園・植物園

砂洲ってヤツね。

湯の児島公園 公園・植物園

海の色がさまざまでステキでした。

湯の児島公園 公園・植物園

散策終了です。バス停へ向かいます。

湯の児島公園 公園・植物園

12時40分、湯の児温泉バス停発水俣駅行きコミュニティバスに乗ります。

湯の児温泉 温泉

湯の児温泉街が遠ざかります。

水俣駅到着。

水俣駅 駅

列車まで50分ほどあるので、付近を歩きます。

水俣駅 駅

海へつながる水辺に来ました。

奥まで行きましょう。

奥から撮影。

百間（ひゃっけん）排水口。水俣市でかつて発生したメチル水銀中毒症公害のいわば発病源の場所となります。

水俣駅前にある株式会社チッソからの排水にメチル水銀化合物（以下、水銀）が含まれていて、水銀を蓄積させた魚を食べた住民が相次いでメチル水銀中毒症になった公害事件。

蓋がされているのは、水銀流出を防ぐための処置ということか。

魚が泳いでたなぁ。まあ捕ることはしないんだろうけどね。

そーゆーことであえて「メチル水銀中毒症」という言葉を使わせていただきました。

帰り道、株式会社チッソの前を通りました。チッソのいわば企業城下町になっていた水俣市。チッソで働いていた水俣市民も多かっただろう。

被害者と加害者が隣り合う現実は、人が思う以上にハードだったのかもしれませんね。

13時55分発の新八代駅行き列車に乗車。前回、20数年前に乗車したときはJR鹿児島本線でした。

水俣駅 駅

今は肥薩おれんじ鉄道ですね。九州新幹線開通により、JRがかつての本線ルートを手放して第3セクターへ移管したわけですね。

別にそれがどうのこうのと言うことはありません。

あの突き出た岩は重盤岩と呼ばれ、麓からモノレールで向かうみたい。

重盤岩眼鏡橋 名所・史跡

この路線の好眺望エリアへ突入します。

不知火湾アゲインですね。

向こうに見えるのは天草諸島ね。

天草もまた機を見て訪れてみたいなぁ。

ずっと動画を回してました。

球磨川を渡りまして。

八代駅。ホントはこちらで降りてマチナカ散策と思ったけど、急遽行ってみたい場所ができたので下車せず。

八代駅 駅

結局、終点の新八代駅まで来ちゃいました。

新八代駅 駅

目指すのは駅近の松中信彦スポーツミュージアム。

新八代駅 駅

ちょうど開幕したWBC＝ワールドベースボールクラシック。その第1回、2006年大会に日本の4番打者として活躍。またプロ野球ではダイエー～ソフトバンクホークスの主軸として、平成唯一の打撃三冠王も獲得した松中信彦選手はここ八代市出身。

タイムリーなこともあり、またたまたま地図で見て見つけたのもあり、寄ってみたくなった次第。

松中信彦スポーツミュージアム 美術館・博物館

あとは私と同い年というのも大きい（笑）。

松中信彦スポーツミュージアム 美術館・博物館

そうね。この打撃フォーム。内角の球を腕を折り畳んでスタンドへ運ぶのが鮮やかだった。

松中信彦スポーツミュージアム 美術館・博物館

バットが折れたホームランって、これまたタイムリーな（笑）。

松中信彦スポーツミュージアム 美術館・博物館

もっとも、個人的には長距離打者の代名詞「豪快」よりは、すごく丁寧にボールをスタンドへ運んでいるというイメージが。

松中信彦スポーツミュージアム 美術館・博物館

今から19年前、2004年の三冠王レリーフ。なかでも打率の高さが特筆よね。

松中信彦スポーツミュージアム 美術館・博物館

2005年も本塁打王・打点王の二冠。打率.315は1位の西武・和田一浩選手.322と7厘差の3位（2位は同僚のフリオ・ズレータ選手の.319）。なかなか惜しかったのよね。

松中信彦スポーツミュージアム 美術館・博物館

記念すべきWBC第1回の日本の4番。「よみがえれ福留！」の名アナウンス、福留孝介選手の先制2ランをお膳立てする、韓国との準決勝戦に放ったツーベース。二塁ベースを叩いて喜ぶシーンも印象的。

松中信彦スポーツミュージアム 美術館・博物館

WBCの時期に来られるとは良きタイミング。

松中信彦スポーツミュージアム 美術館・博物館

2003年から2005年まで、史上初の3年連続120打点以上。打率も3年連続3割超、ホームラン数は30本→44本→46本。この3年間が彼のピークだったね。

松中信彦スポーツミュージアム 美術館・博物館

対する令和の三冠王・村神様。打率が最後心配になりましたが獲れて何より。WBC今大会で4番に座りますね。

松中信彦スポーツミュージアム 美術館・博物館

松中選手、最後が寂しかったねぇ。ホークス一筋で引退とならず、自由契約になるもオファーなし。郷土の先輩であり、当時ソフトバンクホークス監督だった秋山幸二氏の不興を買ったのも痛かった。

松中信彦スポーツミュージアム 美術館・博物館

さあ、本日の宿がある熊本駅へ向かいます。

新八代駅 駅

熊本駅到着後、そのまま駅前のザ・ブロッサム熊本へチェックイン。

ダブルベッドのお部屋。1泊朝食つきにしました。

お部屋からは熊本市街地を望めます。

18時過ぎ、晩ご飯をいただきに行きます。

熊本駅 駅

こんな水辺があるのね。

熊本駅 駅

熊本市電に乗ります。乗客多かった。

熊本駅前停留場 駅

辛島町停留場で下車。

辛島町停留場 駅

水曜日の夜のアーケード街ってこんなもんなのかね。

さらに繁華街の中へ。

「西銀ぼたん」へ予約していきました。後から結構予約客が入ってきていました。

西銀 ぼたん グルメ・レストラン

日本酒とお通しのウニ茶碗蒸し。

西銀 ぼたん グルメ・レストラン

馬刺し盛り合わせ。1人前用にしてもらいました。

西銀 ぼたん グルメ・レストラン

桜ユッケ。少なっ。

西銀 ぼたん グルメ・レストラン

刺身4種燻製盛り合わせ。これもちょこちょこ。

西銀 ぼたん グルメ・レストラン

一番美味いと思ったのが、あか牛の肉じゃが。周りはパリパリ、中はホクホク。

西銀 ぼたん グルメ・レストラン

すべていただき、日本酒ももう1杯いただいて8000円ちょい。コースのほうが安いとは聞いていたけど、なかなか高かったな。

西銀 ぼたん グルメ・レストラン

なので、肉じゃがを待ちながら次の店をあれこれ考えてましたよ。まだお腹に入るからね。

二次会？は西銀ぼたんから近かったので、熊本といえば熊本ラーメンの雄・桂花ラーメン本店へ。

桂花ラーメン 本店 グルメ・レストラン

豚の角煮が入った太肉麺（ターローメン）のフルサイズ……は自重して、3分の2サイズの「こたろう」を選択。

桂花ラーメン 本店 グルメ・レストラン

麺は細麺。久々にいただいて美味かったね。

桂花ラーメン 本店 グルメ・レストラン

そしてミニ炒飯……って、どこが自重してんねんって感じ（爆）。

桂花ラーメン 本店 グルメ・レストラン

せっかくなので熊本城のライトアップが見たいぞ。

熊本城 名所・史跡

街灯と城壁のムーディーなライトアップ。

熊本城 名所・史跡

加藤清正公像もゴールデンに。

加藤清正公像 名所・史跡

城の南側から入ろうとしたら、あちこち通行止めでした。

熊本城 名所・史跡

加藤神社、行けるのかいな。

熊本城 名所・史跡

結局、熊本城にも加藤神社にも近寄れず、遠巻きに熊本城のライトアップを撮影して退散です。

熊本城 名所・史跡

花畑町停留場から熊本駅へ向かいます。21時近かったですが、座席はほぼ埋まっていました。

花畑町停留場 駅

熊本駅前の水辺でリフレクション。ちらほら撮影客もいましたね。

熊本駅 駅

部屋へ入る前にロビー・フロント前の庭園を見ていきます。

なかなか濃密な熊本旅の予感。2泊3日の旅にすればよかったかなと後悔した、季節外れの暖かい熊本の夜でした。
（「6年ぶりの熊本、海も山も。（山編）」へつづく）

※「山編」はこちら↓
https://4travel.jp/travelogue/11814274