2023/02/16 - 2023/02/17
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2月16日は、秩父で「牡丹鍋」を食べてきました。
猪肉は意外と食する機会がありました。
鹿肉はあっさり、熊肉はゴソゴソとした感じ、兎の肉は食べている所は見ましたが口には入りませんでした。
一番ポピュラーで、山の冬料理と言えば牡丹鍋が頭に浮かびました。
その2は、日光東照宮の後半戦と二荒山神社、輪王寺を見て回り、秩父まで行きます。
秩父で泊り「牡丹鍋」食べて翌17日に東京へ戻りますが、途中であしがくぼの氷柱を見てきました。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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東回廊を抜けて奥社へ向かいます。
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木立の中の階段を上がります。
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銅鳥居
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奥社拝殿
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奥社宝塔
徳川家康の墓所、右は鶴の燭台と唐獅子の香炉です。 -
宝塔の脇にある叶杉
立て看板には、樹齢600年、願い事を唱えると叶うと伝えられているとあります。 -
国宝の御本社、右が本殿
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拝殿と本殿に入れますが、写真撮影は禁止です
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鼓堂の裏にある本地堂
本地仏薬師如来を安置したお堂です。
本地仏は「日本の神は仏が姿を変えて現れたものである」とする本地垂迹説に基づくもとづくもので徳川家康=東照大権現(神)の本地仏が「薬師如来」です。
中に入りますが、写真撮影は出来ません。
天井画の鳴き竜があり、竜の頭の下で拍子木をたたくと拍子木の音が共鳴して鈴を鳴らしたような音が聞こえます。
説明者が拍子木を叩いてくれますが、竜の頭から離れると共鳴してくれませんでした。 -
本地堂は、東照宮境内にあるのですが、神仏分離令によって東照宮と輪王寺が切り離されてしまいます。
薬師如来を祀るお堂である本地堂は輪王寺所管の薬師堂になり、神社の境内にあるお寺ということになります。
薬師堂は1961年に焼損し、1968年に再建されたものです。 -
東照宮を出て二荒山神社に向かいます。
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楼門
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見取り図
右の楼門から境内に入ります。
左上が神苑で入場料200円が必要です。 -
楼門の下に大黒様です。
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銅鳥居の先が境内です。
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二荒山神社の拝殿でお参りします。
日光二荒山神社は、古くは二荒山(男体山)を御神体とする神社ですが、創建は下野国の僧・勝道上人が767年二荒山(男体山)の神を祭る祠を建てたことに始まるとされます。
日光連山の主峰・日光三山が神体山で、三山の男体山(深田久弥の百名山)、女峰山(同)、太郎山にそれぞれに神をあてて祀っています。
男体山は大己貴命(大国主命・父)、女峰山は田心姫命(母)、太郎山は味耜高彦根命(子)とされています。 -
拝殿前に兎がいました。
台座を含め張りぼてです。
大黒様といいこの手のものがいくつか見受けられます。 -
神苑に入りました。
本殿です。
手前がる正応5年(1292年)銘の銅灯籠(国の重文)です。 -
「化灯籠」と通称され、火を灯すと怪しげな姿に化けたといわれます。
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化けた灯籠を武士が刀で斬りつけたと言われる傷が無数に残されています。
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左が大国殿
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大国殿の内部
左の刀は「長ーーい」ものでした -
御神体の遥拝所
見えませんが、背後に日光連山がそびえます。 -
日光連山を模した岩が置かれていました。
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本殿と拝殿
本殿は徳川秀忠が1619年に寄進した日光山内で最古の建物です。
国の重文です。 -
手前が日枝神社、奥が重文の神輿舎で修復中でした。
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神苑をでます。
こちらが神門で、奥が拝殿です。 -
神門前に建つ大鳥居
ここまで一生懸命歩いて疲れました。 -
大鳥居前の常行堂
輪王寺のお堂です。
本来は仏様の周りを歩きながら念仏を唱える修業(常行三昧)が行われるお堂ですが、現在は、先祖供養の場になっています。
右奥が大猷院です。 -
中に入れますが、写真撮影は出来ません。
大きく立派なお堂でした。 -
大猷院
徳川家光の墓所です。
拝観料が必要です。
入口から写真撮影不可という表示が有ったので入りませんでした。
(東照宮だけでもお腹がいっぱいです)
輪王寺の所管です。
神仏分離令により東照宮(神社)が家康、輪王寺(寺)が家光と分かれているということになります。 -
大猷院の配置図だけ写真をとってきました。
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輪王寺に向かいます。
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日光山 輪王寺
勝道上人が766年に創建した天台宗のお寺です。
相輪橖
青銅製で高さ13.3m、1643年の建立です。国の重文です。
仏塔の一種で1本の柱の上に相輪(五重塔や三重塔の頂部にある飾り)取り付けたもので、下に経典など納めるものです。
後方は本堂です。 -
大護摩堂
護摩祈願所 -
本堂の三仏堂
東日本最大規模の木造建築で1645年徳川家光の寄進によるものです。
入るのに拝観料が必要です。 -
左が本堂、正面が護摩堂です。
二荒山神社と輪王寺は奈良時代に山岳信仰の社寺として創建されたものですが、後に東照宮が徳川家康を「東照大権現」という「神」として祀る神社が出来ました。
江戸時代までは東照宮、二荒山神社、輪王寺を総称して「日光山」と呼ばれていて、山内の仏堂、神社、霊廟等をすべて含めて「日光三所権現」と称し、神仏習合の信仰が行われていました。
明治維新の神仏分離令で二社一寺に分かれますが、東照宮境内に輪王寺の「経蔵」「薬師堂(本地堂)」などが残ることになります。
二荒山神社の神橋を渡ると輪王寺、その奥が家康の墓所がある東照宮、山側に行って二荒山神社、その隣が家光の墓所のある輪王寺の大猷院と何ともゴチャゴチャしています。
寒い時期ですが、人も疎らでゆっくり見ることが出来ました。
ただ、輪王寺まで来たときはやっとたどり着いたという感じです。
これで日光を離れ秩父に向かいます。 -
北関東自動車道・大田強戸PAで途中休憩です。
当初、足尾を抜け伊勢崎を経て秩父に向かう予定でした。
しかし、何日か前に雪が降って金谷ホテルのロータリーには解け残った雪が凍り付いていたので、ホテルのバスの運転手さんに状況を聞きました。
分からないとの前置きの後、山越えで標高も高いところから日陰には凍っているところがあるのではということでした。
このため遠回りですが、東北道、北関東自動車道を経て上越道の花園ICから秩父を目指すことにしました。 -
本日の宿、「民宿すぎな」です。
牡丹鍋を出す宿を秩父で調べると小鹿野に多く見られましたが、奥に入るので市内にないかと探しました。
手前の長瀞に2軒ありましたが今一つで、奥の三峰口手前に良さそうな宿がありました。
ここに決めて、国道から中に入るので道をチェックしたら、かなり狭く冬道となった事態を考え断念しました。
市内でもう一軒あったのが、ここで写真ではちゃんとした鍋が写っていたので決定です。 -
玄関ののれんが少し汚れていたので少し心配になりました。
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玄関に入ると立派なしつらえです。
元は旅館ということです。 -
ロビーです。
民宿という感じはしないです。
特別室1室を含む全5室です。
泊まった芸能人の色紙が多数ありましたが、10年より前のもののようでした。 -
泊まった部屋は特別室です。
12畳間+広縁ですが左の2畳間×2は何なのでしょうか?
壁に少しですが汚れがあり、サッシが木製です。
12月末に予約を入れたのですが、特別室に9,000円のクーポンが付いていて一般室より安くなっていました。
予約を入れて、調べて見ると12月初めより「行っ得ちちぶキャンペーン」が有ったことが分かりました。
一定の金額以上が9,000円で、一般室はこの下のランクですが、予約した時点では打ち止めになっていました。
明けて、全国割が始まりましたが、割引+クーポンが同額、一般室なら総額では安くなります。
ただ、クーポンを貰っても土産代になるだけなので宿泊代が安くなった方が得と考えて予約の取り直しはしませんでした。 -
隣に6畳間がありますが、エアコンが無いので物置以外にこの時期使用することは出来ません。
この部屋の前に、大小のトイレと洗面台があります。
入り口を挟んで洗面台2台と使用不可の浴室がありました。
無駄に広いのですが、以前はかなり豪華な部屋です。 -
とくとく埼玉クーポンを貰いました。
全国割のクーポンとは別です。 -
風呂が素晴らしいです。
女湯も同様なようでした。
今回泊まった、ささ遊、くるみやの2ヵ所の内湯と比べ広さといい外の眺めといいこちらの方が格段に良かったです。 -
部屋からは秩父の市街が一望できます。
武甲山の夜景です。 -
秩父市内中心の夜景ですが、広がりが今一つです。
ただ、展望の宿というだけのことはあります。 -
夕食は大広間でいただきます。
本日は3組7人です。 -
「牡丹鍋」、一応牡丹の花が開いたように見えます。
二人前なのでこの程度でしょう。
猪肉は少々硬めで、獣臭さもありました。
ニジマスの甘露煮というより煮浸しという感じ、とろろがあるのはご飯で頂くと言うことでしょうか?
他には・・・ -
揚げ物と秩父名物の豚肉の味噌漬け、2合の熱燗です。
二人分の揚げ物は天ぷらではなく説明のしようがなく、味噌漬けも二人分です。 -
〆のほうとうは美味しかったです。
猪肉は、若い頃の任地で、新宿・旧小田急百貨店(本館→別館→ハルク→現ビックカメラ)裏にあった「取ってきて来て焼いて食はせる山くじら」の栃木屋で良く食しましたが、獣臭さの記憶がありません。
近年では丁度3年前の冬(コロナ禍が始まった時)に食しました。この時は脂身が多く牡丹鍋というより猪鍋という感じでしたが獣臭さは有りませんでした。
「連れ」も以前頂いた猪肉を食べた際は何ら問題なく食べたのに、今回は獣臭いと言いすすみませんでした。
意外でした。 -
右端が武甲山
条件が良ければ雲海が見られるということでしたが、この朝は見られませんでした。
左の煙はセメント工場でしょう。
24時間稼働なので朝でも煙が出ています。 -
朝食
中央の左端の漬物を含む5品は二人分です。この中で食べたのは左から二番目の卯の花だけでした。
これは昨日の夕食といい・・・
施設が旅館でも高級といったジャンル(古びていますが)に入るので、懐石料理もどき位が出てくるのではと思われてしまう?ということで?部屋に「旅館」ではなく「民宿」という張り紙があり、「家庭料理」ともありました。
大洗のくるみ屋の今回のコース(あんこう鍋と船盛)を民宿で泊まった場合の料金と同じなので安くはない料金(民宿として)です。
高級旅館?が廃業して、家族で民宿を営むことになった?のですが、施設は維持しなければならない?
惜しむらくは・・・
宿に泊まって食事を楽しむと言った向きには・・・ -
秩父アミューズパークの旅立ちの丘に立ち寄りました。
展望台に上がります。
「旅立ちの日に」のメロディーが流れます。
秩父市立影森中学校の校長先生の作詞、音楽教師の作曲ということだそうです。 -
展望台からの武甲山の眺め
標高1304mです。
武甲山は石灰岩の山なので、セメントの原料として採掘がなされています。
山頂から大規模にベンチカットで切り下がってきています。
西武線が吾野からお花畑(現西武秩父)まで延伸した際に横瀬からだったと思いますが登りました。
反対側に登山道があり、採掘側に立入禁止の表示がありました。 -
秩父神社に詣でます。
日本三大曳山祭りの一つ秩父夜祭で有名です。 -
参道
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神門
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御本殿正面の拝殿
創建は平安時代初期とされ、社殿は1592年、徳川家康の寄進とされています。
祭神は4柱ですが元々は八意思兼命(岩戸隠れに出てくる神)と知知夫彦命(ちちぶひこのみこと)で後に2神が合祀されます。 -
手挟みや長押に極彩色の彫刻が施されています。
修復されて間もないのでしょうか鮮やかです。 -
破風の下の彫り物
左上は小槌を持っているので大黒天、右上は釣竿持っているので恵比寿様、下は?
縁起のいい彫り物です。 -
拝殿正面の虎の彫り物
右の子虎と戯れている虎の彫り物が伝左甚五郎の「子宝・子育ての虎」です。 -
御本殿の壁にも様々な彫り物が施されています。
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こちらには三猿の彫り物があります。
「よく見て・よく聞いて・よく話す」の「お元気三猿」です。 -
本殿の背面は修復中です。
ここには「北辰の梟」の彫刻があるのですが見られませんでした。 -
こちらの側面には伝左甚五郎作の「つなぎの龍」があります。
秩父神社のホームページには由来が記されています。「その昔、秩父観音霊場札所十五番である少林寺の近くの天ヶ池に住みついた龍があばれた際には、必ずこの彫刻の下に水溜りができていたことから、この彫り物の龍を鎖で繋ぎ止めたところ、その後、龍は現れなくなったという不思議な伝説が伝わっています。」この彫刻が、「つなぎの龍」です。
「竹の水仙」や「抜け雀」のような話です。 -
国道299号線で東京に戻りますので、途中にある「あしがくぼの氷柱」を見に行きます。
「道の駅果樹公園あしがくぼ」の駐車場は平日にもかかわらず多くの車が停まっていました。 -
道の駅をすり抜けて行きます。
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チケットを買います。
400円です。
横瀬町の観光協会の主催で、例年1月上旬から2月下旬にかけて行われます。 -
山道を歩きます。
ほぼ平坦です。 -
会場にたどり着きました。
受付から10分位でしょうか? -
西武鉄道の線路の下をくぐります。
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抜けると氷柱が現れます。
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沢の左側(向かって)に沿って道がつけてあり、正面の小高い所の広場まで続いています。
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何故か鳥居があり、くぐって進みます。
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小沢の氷柱
日陰なので、融けにくいようです。
氷柱の公開は秩父で3番目、ここを含め「秩父三大氷柱」とされます。 -
砂防ダムがあり、この前後に氷柱が見られます。
川から汲み上げた水を、山林の斜面にホースやスプリンクラーで散水して氷柱を作ります。
HPによれば氷柱は、「高さ30m、幅200mメートルに渡って広がる」とあります。 -
沢を離れ、広場に向かって登ります。
中央が砂防ダム、その右が小沢です。 -
広場にたどり着きました。
左のプレハブで甘酒か紅茶が無料で頂けます。 -
広場から下に下りました。
沢の右下には砂防ダムがあります。
右下にライトアップの光源が置かれています。 -
氷柱をアップしました。
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道の駅に戻ります。
氷柱は西武秩父線の山側に広がります。 -
帰りは林道を歩きます。
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往きに歩いた山道を戻り、道の駅まで帰って来ました。
今回の旅行記は、ここで終わりです。
この後、無事に東京へ戻れました。
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