2022/11/26 - 2022/11/26
95位(同エリア534件中)
ポポポさん
この旅行記のスケジュール
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
紅葉のシーズンが終わる頃、ふと8年前に訪れた禅寺の紅葉を今一度見たくなり車を飛ばして訪れてみた。
そこは知る人ぞ知るという隠れた紅葉の名所であったが、10年前に住職の意向で何本もの大きなモミジの木が一挙に伐採されたため、錦織なす紅葉の景色にぽっかり大穴が空いてしまった。
その傷は癒えているとの風聞を聞き今一度訪れてみたいと思ったのだ。
もう紅葉の時期は過ぎていたのであまり期待はしていなかったが参道には赤く染まった紅葉が私を迎えてくれた。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
11月26日紅葉シーズンも終盤のこの日、思い立って久しぶりに山口市鋳銭司にあるもみじ寺「両足寺」を訪れることにした。
両足寺はここ鋳銭司の里山にある小さな臨済宗の禅寺である。周囲は山と田んぼに囲まれている辺鄙な場所のため、訪れる人も檀家の人以外はなかろうと思われる場所にある寂しげな寺であるが、秋のこの時期だけは近在の町はもちろん遠く広島や北九州、果ては福岡からもマイカーで多くの人が訪れる知る人ぞ知る隠れた紅葉の名所である。
この寺は里山にあるため路線バスは通っていない。そのためマイカーで無いとここには来れないがバスは通行が不可能、ワゴン車でも道が狭くて離合ができないかも。
そのため軽自動車か小型普通自動車が望ましい。植えられているモミジは山モミジで焼く150本、狭い区域に密集して植えられているので紅葉の時期は境内が真っ赤に染まる。
近年はネットでも場所や道順が紹介されているが、14,5年前ごろにはまだあまり知られていなかったようで、訪れる人も少なく紅葉真っ盛りの時期でも慶大が観光客で混み合うという事はなかった。
当時はまだ無料駐車場が2か所だったが、今期来て見ると駐車場が3か所に拡張されていた。
すでに紅葉シーズンを過ぎていたので駐車場の車もまばらだった。これがシーズン真っ只中であれば駐車場が満車で渋滞していたことであろう。 -
この寺はもう8年近く訪れていない。何故かと言うと、10年前の事だったと思うが山門を潜って本堂に上がる階段の右手にあった大きなモミジの木が多数伐採さていたのだ。
住職の指示で伐採されたそうだが、なぜ伐採されたかは知る由もない。
寺の一番の見所であったモミジのトンネルが片側だけ切り倒されて、ぽっかり大穴が開き、青空が見渡せるようになっていたのだ。
今まで見られた素晴らしいモミジの景観は崩れ去り、傷心の内に家に帰りついたことを昨日のように思いだす。
このことがあり、それ以降ここを訪れることは無くなったが、今年ここを訪れた友人から紅葉の写真を見せてもらった。
友人の話では切り倒された右手の土手にはモミジが紅葉していたという。あまり違和感はなかったとのこと、この話を聞いて8年ぶりに訪れてみることにした。
こちらが第一駐車場。私が駐車したのは第2駐車場だった。第一駐車場の下に第3駐車場がある。 -
普通なら本堂に続く表参道を歩いて行くのだろうが、紅葉の時期は山門を通って紅葉の谷を上がって行く。
写真に写る小道が山門へ続く道である。 -
山門の側に立っている大モミジ。
幸いにもこのモミジは今を盛りと色づいていた。 -
両足寺の山門である。
先程の大モミジの側を歩いて行くとこの山門にたどり着く。
山門としては小振りで質素な造りである。
山門の右背後のモミジはまだ紅葉していない。この辺りは今から色づくようだ。 -
山門の奥には石段があり上がり切った所に本堂がある。
この石段の両側に大小多くのモミジの木があり、両側から紅葉したモミジの枝が垂れ下がって紅葉のシーズンになると赤いモミジのトンネルの中を歩いて行くかのようだった。
私はここをモミジの谷と呼んでいたが、右側の大きなモミジの木々が根本から伐採されてからはその景色はもう見れなくなってしまった。
そこは今どうなっているんだろうか?モミジの木々がどこ程度回復しているのか気になって仕方がない。 -
山門右のモミジの木。これらは伐採を免れた木々であり紅葉にはあと数日要するようだ。
-
中には紅葉し始めてるモミジの枝もあった。
-
山門を抜けた所から見たモミジの谷の様子。
右側緑のモミジ葉の奥に多数のモミジの木が立ち並んでいた。紅葉の時期なら真っ赤に紅葉したモミジの枝が本堂に上がる階段の上を埋め尽くしてまさにモミジの谷、紅葉の谷と呼ぶに相応しい景観を醸していたが、往年の面影はない。
ただ何本かは落葉した枝が見えるので伐採の傷は少しは回復しているようだ。
左側はモミジの枝が幾本も石段や石段手前の参道の上を覆っているが、すでに紅葉の時期が過ぎ去ってモミジ葉は落葉して地面に積もっていた。
紅葉の最盛期であれば左側のモミジだけでも美しいと想像できる。 -
石段手前の参道には落葉したモミジ葉が積もり、赤い道と化していた。
-
石段の上のモミジはもう皆散ってしまったんだろうか。
-
山門から見ると今を盛りに赤く紅葉したモミジと今から赤く染まるモミジとが色彩のコラボを演じていた。
-
紅葉のシーズンはすぎているがこうして色づいたモミジが残っていあたのは有り難い。
-
赤く染まったモミジではあるがすでに落葉した枝もある。
-
山門入り口にあるモミジなので観光客の目を引き、誰もがカメラ片手にこのモミジの写真を写していた。
-
山門脇のモミジから表参道沿いのモミジを写した写真である。
赤と緑やオレンジの色彩のコラボが美しかった。 -
山門の中から写したモミジが3本。
-
再び山門横のモミジの景色に目が移る。
-
山門付近ではこのモミジが一番綺麗に色づいていた。
-
目を石段の方に向けて見ると、この方向のモミジは既に終わった感が強く、落葉した枝ばかりが目についてしまう。
-
石段右側の土手のモミジは伐採されてしまい、太い幹のモミジ葉数本しか残っていなかった。
-
山門側のモミジは伐採を免れたモミジの木である。
山門付近の紅葉の見所の主役は写真の彼らであった。 -
石段右の土手はモミジの林だったのだが伐採されてしまいすっかり様変わりしていた。
しかし、月日の経過とともに残されたモミジの幹が太り、ぽっかり穴が空いた空間を埋めるため大きく枝を広げているモミジの木もあり、以前のようなガッカリ感は幾分薄れた。
伐採された多くの紅葉の切り株は掘り起こされて取り除かれていたが、取り除かれずにそのまま朽ち果てた切り株もあった。 -
切り株の残る土手は落葉したモミジ葉で赤く染まっている。
もう3,4日早く訪れていたら落葉前の紅葉が見れたのかもしれない。 -
同じ土手に映えているモミジのでも山門付近の木は紅葉が始まったばかりらしい。
-
本堂がある境内から山門がある階段下を見下ろしたところ。
右のモミジの紅葉は盛りの時期なら綺麗だっただろうな。でも残念ながら紅葉したモミジ葉はすでに落葉していた。 -
左のモミジは美しい。日が差し込んで逆光で見る紅葉したモミジはとても美しいと思う。
欧州では日本のように赤く紅葉した景色を見ることは無い。
欧州では秋には木々が黄色く染まるので黄葉と呼ばれている。木々の葉が赤く染まるのは日本や韓国や中国などのアジアやカナダなどでしか見れないそうだ。 -
上って来た石段に積ったモミジ葉。
-
山門から石段に至る参道と紅葉をスマホで写した写真だが、ピンボケ気味で写りも悪かった。
-
本堂前に並ぶ石塔の一つ宝篋印塔。
塔の周囲は紅葉したモミジに囲まれていた。宝篋印塔が一年で一番綺麗に輝く時かもしれないな。 -
宝篋印塔の下の石垣と紅葉を切り取ってみたが、こちらの方が景色がしっくりしていいかもしれない。
-
宝篋印塔の並びにはお地蔵様や仏像が並ぶ。
これらの石仏の背後には真っ赤な燃えるような紅葉が見られるのだが、紅葉の盛りを過ぎていたため多くのモミジは落葉していた。 -
それでも紅葉の気分を盛り上げてくれていたのが幹の細い若木のモミジだった。
迫力は幾分劣るが、それでもそこだけ切り取って見れば紅葉の気分は満喫できる。 -
境内の中には今を盛りと色づくモミジがあったが落葉した他の木のモミジ葉が混じって黒っぽく見えたのは残念だった。
-
両足寺の本堂、臨済宗の禅寺である。
紅葉の時期境内に立ち入って紅葉を鑑賞したり写真を写すのは無料で自由だが、写真撮影に三脚を用いるのは禁止、ペットの持ち込みや境内での飲食も禁止という立て札があった。
ちなみに拝観時間は午前9時から午後4時半まで。 -
庫裏と本堂とは渡り廊下で結ばれているが、これは禅宗様式らしい。
-
本堂横の小さな庭の一画には椿の木が植えられている。
10年前に訪れた時はまだ若木の椿だったが、10年の間に逞しく成長して今では大きな椿になっていた。 -
この椿は五色八重散椿という珍しい椿で、両足寺の見所の一つになっている。
五色八重散椿は一本の椿の木から紅、白、桃、黄、白地に紅の縦絞りと5色の花が咲き、普通の椿とは異なり花弁が1枚1枚散って行く。
ちなみにこの椿の開花時期は4月。 -
太陽の光が降り注ぐとモミジは鮮やかな紅葉に変化する。
その場合逆光で写すと紅葉は美しく仕上がる。
この写真は明るく輝いた部分をアップにしたもの。 -
こちらは標準で写した写真。
シーズンの終わりに訪れてみたが、まだこのように赤いモミジが残っていた。 -
ここは山門から眺めた時に左側に見えたモミジの木々。
多くはすでに紅葉の時期が過ぎてモミジ葉が落葉した場所である。まだ幾本かは紅葉しているモミジが残っていた。 -
僅かに残っていた紅葉したモミジ。
-
全く意識せずに写した写真だが、偶然にも3色のコラボ写真になっていた。
右から常緑樹の緑、中央には紅葉した赤色、左はすでに落葉したモミジの木々の枝で白だ。
左から白、赤、緑と3色のグラデーションになっており面白い写真になった。 -
こちらは同じ場所から中央の紅葉したモミジをアップにしたもの。
無意識に写していたので3色のバランスを取ることなどは考えていなかった。 -
紅葉の奥下に見えているのが山門。
落葉したモミジで赤く染まった地面が美しい。 -
山門の登り口周辺の紅葉。
-
上りの石段沿いの紅葉したモミジ。
紅葉の時期を過ぎていたため落葉した木が多かった。 -
本堂前の境内から山門の周辺を見下ろす。
ここからの景色は紅葉が盛りの時が一番美しいと思う。 -
落葉したモミジで赤く染まった山門付近の景色。
このような景色は紅葉がピークを過ぎた今の時期でないと見れないが、紅葉の盛りの美しさとはまた別のそこはかとない美しさがある。 -
残りのモミジ葉も後数日で散ってしまいそうだ。
-
夕方近くになると日が影ってきた。
日の光に照らされた紅葉のモミジは美しいが、日が陰ったモミジも美しいものだ。 -
今だけ見れる落葉したモミジ葉の景色。
今は赤く染まっているがやがて茶色に変化して冬の装いに代わって行く。 -
地面が赤く染まった景色も美しかった。
山門から本堂周辺の紅葉の様子をお伝えしましたが、次は表参道の紅葉の様子を旅行記にしたいと思っています。
訪問下さり有難う御座いました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
山口市(山口) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 隠れた紅葉の名所両足寺
0
53