2023/01/26 - 2023/01/26
34位(同エリア193件中)
susuさん
コロナ禍以降は再び海外に行ける日を待ち望む日々でしたが、長く待たされすぎて遂に海外旅行熱が冷めつつありました。PCR検査だ隔離だと制限のある旅行は億劫で、パスポートも切れたしもう今後は趣味で海外に行かない人生になるのかも…。
そんな2022年10月、Kiwi.comで購入してコロナ禍キャンセルになりずっと音沙汰がなかったロシア旅行のチケット代金の一部が、2年以上の時を経てついに返金されるというアナウンスが!がしかし、なんと返金までが長すぎてクレジットカードが更新されたために組み戻せないとか言ってポイントで返ってきやがりました。渡航制限の緩和もあり漸く海外旅行熱が再燃して、戸籍抄本を取り寄せる所から始めて年末にパスポートを取得。
もたもたしてたらコロナ禍がぶり返すかもしれない、寒い時期だし転職して長い休み取れないから近場のアジアだ!
個人的なこだわりで初訪問国がない旅行には行かない主義でしたが、ベトナムは入国して空港内をうろうろしたことがあるだけという物凄く微妙な存在。ベトナム行ったことある?と訊かれるたびに歯切れの悪い返事しか出来なかったので行っとこう。
ハノイに行けば当然ハロン湾にも行くつもりでしたが、調べてみるとチャンアンの方が気になってきた。チャンアンがニンビンという町にあって、タムコックという見所もあると知りそっちメインで行ってみることに。
そして出発直前に初めて、今年のテト休暇(1/20~1/26)と日程が被っていることに気が付きました。みんな地方に帰省するからハノイは閑散として店が開いてないとかいう情報が出てくるけど本当?
旅行先としてメジャーなベトナムで短期旅行なので油断していたら、思いがけず波乱万丈で濃い旅になりました。
成田~ハノイ(Vietjet Air)往復55,913円
1/25(水)成田~ハノイ
1/26(木)ハノイ~ニンビン~タムコック
1/27(金)タムコック~チャンアン~ムア洞窟~ハノイ
1/28(土)ハノイ
1/29(日)ハノイ~成田
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩 バイク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- ブッキングドットコム
PR
-
7時に目覚ましをかけて、30分くらいゴロゴロしてからシャワー。お湯が脈打つように出るのが特徴的だけど普通。
8時過ぎに朝食を摂りに出かけました。昨日と違い曇っていて、きっとこれがこの時期のハノイらしい天気なんでしょう。少し湿気のある空気で上着はいらない。
昨日は自分の意志でマスクを付けていましたが、この日からは付けずにバッグに入れて過ごしました。なんとなく、日本と違ってここにウイルスはいない感じがする。マスク着用率は地元の人・旅行者共に2~3割くらいの印象。西洋人旅行者も意外とマスクを付けています。ベトナムにはコロナ禍前からマスク文化があったと思いますが、西洋人がマスクに抵抗なくなったのはコロナ唯一の功績だと思う。
昨日買えなかったバインミーPhoへ。ベトナムらしいメニューと迷いつつ、グリルドチキンバインミー(35,000VND≒196円)を購入。セットでコーヒーも買ってお店の前で食べるつもりでしたが、今の時間は(?)コーヒー販売してない的なことを言われる。朝食向きのメニューなのにマジすか。
各メニュー2種類の値段が書いてありますが、安い方でした。ランチとディナーの違い?と思ったけど、夜に買っても安い方だった。翻訳してみるとどうやらサイズの違いらしい。何も言わなければ小さい方を出してくれるのは良心的。 -
バインミーは具材を挟んでからオーブンで焼いてくれるので熱々。すぐ食べたいけど仕方ないからホテルまで急ぐ。写真撮ってから食べたいし。
立派な街路樹が多いハノイ旧市街、木によっては近所の家のガーデニングスペースになっているようです。 -
正月らしい飾り。
たまに「シンチャオ(こんにちは)」ではなく「ハッピーニューイヤー」と挨拶してくれる人がいました。 -
トゥオン劇場近くの路地を覗くと、野菜市場のようになっていました。
-
冬でもフルーツいろいろ。この薄茶色のロンガンが食べてみたかったけど機会が無かった。
-
通りの向かいの席へ出前するらしい。
-
出発前にYoutubeで屋台料理を作る動画をいろいろ見て楽しみにしていましたが、結局機会がありませんでした。普通のお店でもほぼ野外なので屋台感が楽しめたのと、季節柄か地域柄か汁麺ばかりで目新しさがなかったので。バインセオ(クレープみたいなやつ)が食べてみたかったけど、あれは中南部の料理らしい。
-
結局昨日行ったフルーツジュース屋さんに行きました。まだ開店準備中で注文できないけど、席を勧めメニューを出してくれました。
隣のダックキムの様子がよく見える。朝食から営業していていつの間にか満席になっていました。野菜やブン(麺)がどっさり置いてあって興味深い。 -
開店準備に時間が掛かるようなので待ちきれず、まだほんのり温かいバインミーを頂く。バインミーは日本でも食べたことなくて完全に初めて。
-
サクッパリッとした軽い食感のパンで、柔らかいチキンは所々軟骨の食感があり、オーロラソースのような味付けでとても美味しい!なますが入っているのがバインミーの特徴らしいけどパンに合うんだなあ。あっという間に食べ終わりました。
座っていると寒くなってきたので、上着を持って出てきて良かった。 -
ココナッツスイートスープwithコーヒー(40,000VND≒224円)という謎ドリンクを注文したら、ドリンクじゃなくてスイーツが出てきました。何これ~興味津々!
グニグニした食感の、ココナッツの内側を削ったらしきものや、ナタデココかグミのようなものとクラッシュアイスの上にココナッツとコーヒーのソースが掛かっている。ベトナム語でDua Damというのでチェーではないんだろうけど、チェーってこういうもののような気がする。Dua Damを翻訳すると「依存」と出てくるのでますます謎、分からなくもないけど。
味はココナッツ感はあまりなくて純粋にカフェオレで、程よく濃厚だけど甘すぎなくて美味しい。しかしクラッシュアイスとグミの見分けがつかず、どこまで食べていいのか分からない。結局見分けられた氷一欠片残して綺麗に完食。ガリガリ氷を食べまくってめちゃくちゃ寒い!(笑) -
イチオシ
それからハノイ大聖堂を見に行きました。
途中の路地(入らない)が素敵! -
目立つフォーのお店。後から知ったけど人気店らしい。
-
イチオシ
歩道は駐輪場。ハノイは歩行者を本当に全く見ないので、地元の人はどこへ行くにもバイクに乗るに違いない。乗れる年齢なら全員バイクを持ってるんだろうな。
-
道中にあったお寺、扶擁望祠。ベトナムの人は漢字を読めないらしいけど、漢字自体はあちこちで見かけます。
ひっそりしていたので少し中を見てみました。桃の木や金柑の盆栽があり、鼎があったり象の像があったりして、中国やタイのお寺とそれぞれ少しずつ似てる気がする。 -
少し進むと別のお寺、季國師寺。
-
こちらは大勢の人がいてお経が聞こえてきます。全員同じ服を着ている。
-
ハノイ大聖堂の周辺は、外国人に限らず観光客向けのお店が沢山で過ごしやすそう。
-
1900年代に今の形になったハノイ大聖堂(セントジョセフ教会)。表面が汚れている(歩き方に「カビと埃」と書いてある!)ので重厚感がありますが、よく見ると彫刻はあっさりしているので綺麗ならのっぺりしていそう。
教会と桃の花の組み合わせは珍しくて良いね。 -
教会の前にはシクロが停まっていて声を掛けられます。ベトナムでは何の客引きでもそうでしたが、笑顔で断るとすぐに引いてくれて爽やか。
-
ジャングルみたいな木まで生えてるハノイ旧市街。
-
これは正月飾り?常設?
-
街路樹の生え方が本当に大胆!木陰のために残してるのかな。
-
宿に戻る途中の土産物屋でポストカード(30,000VND≒168円)を購入。この辺りの土産物屋は値札が全く無いし高いな。切手もあるそうなのでそちらも頂く。
切手も30,000VND≒168円だけど、歩き方の情報の倍額だなあ。2021-22の歩き方とはいえコロナ禍以降は情報更新されてなさそうなので古い情報かもだけど、郵便局で切手代を確認してから使うことにしよう。
店員さんは親切な感じで、「15,000ドン切手が2枚だけど、必ず2枚とも貼ってね」と何度も念を押してくれました。 -
お茶屋さんの店先にメジロ。丸っとして可愛い。
10時頃に宿に戻りチェックアウト。ハノイ駅へ向かいます。 -
自転車の荷台から果物がコロッと1つ落ち、すれ違う屋台の人が拾ってあげていました。ほのぼのする光景。
-
歩道はこのように塞がれている所が多い。
寒いので温かいものが欲しくなるけど満腹。 -
入口に門松の絵があると思ったら、日本製専門店!
-
洋花が飾られた街路樹。
大通りに出てきましたが、やっぱりバスを見かけないなあ。そしてバス停が分からない。地図のバス停の位置には何もないように思える。
通り沿いの建物から不意に犬が駆け寄ってきたのでヒャア~と避けたら人懐っこく私の前でジャンプ。慌てて顔を出した飼い主らしきおじさんがそれを見て微笑む。癒されるなあハノイ。 -
天福寺。駅近の建物が密集している所にあるとは思えないくらい緑豊か。
-
チェーン店風のブンチャーのお店。完全に建物内で食事できるお店は少し珍しい。メニューもあるだろうし利用しやすそう。
-
布張りの提灯素敵~!
-
店先で火を燃やしているのを何度か見かけました。料理の火種を作ってるのかな。
-
洋風の花屋さん。
-
のすぐ横でベトナムらしい(?)花輪を作成中。
-
チケットを買う時に10:40になったらホームに入れると聞いていましたが、ちょうどそのくらいにハノイ駅に到着。
改札の係員にチケットを見せると、指で「7」とプラットフォームナンバーを教えてくれて親切。頭上の電光掲示板にも表示されています。 -
高架を通ってホームへ。ここでも列車番号が分かって便利。
-
向かいに停まっている電車はなんと22時発。ホームをバイクが走っていくので面食らいましたが、端まで行くとそのまま段差なく街に出られるようになっていました。
駅員も乗客も少なく静かだけど、スーツケースを持っている人もいる。駅員にチケットを見せて乗車、席でもチケットの確認がありました。 -
11:18発のニンビン行きはなんと寝台列車!終点はどこなんだろう。
同室に西洋人女性が来ました。マスクをしているので私も付けるべきかな…と思っているうちにマスクを外して話しかけてきてくれました。ボストン出身のアメリカ人で、2週間の日程で東南アジアを廻っているそう。 -
定時にゆーっくり車両が動き出しました。ずいぶんスピードが遅いと思ったら、そのままゆーっくり建物が密集したエリアを抜ける。そりゃスピード出せないわ。
ハノイ駅南のトレインストリート、列車の写真を撮る観光客の姿が見えました。列車は滅多に通らない珍しい存在なんだな。 -
発車から30分後に車内販売が回ってきました。同室の女性がコーヒーを購入。
-
ハノイのザップバット駅以降はナムディンまでノンストップ。ナムディン経由でちょっと遠回りだからチケットが安いのかも?
途中の田園風景では池に大量のアヒルが飼われていたり、ニンビン近郊はやたら石屋が多いなどの特徴がありました。チャンアンやタムコックの地形からして石の産地なんでしょうね。
車窓から見える多くの民家(?)はカットしたカステラのような形をした3~4階建てで、カステラでいうと包丁が入った面はコンクリートむき出しで窓が少なく、道に面する狭い面が装飾的なのが特徴的でした。ハノイ市内だとカステラの両脇もカステラでぎっちり詰まっているので違和感がないけど、郊外に1軒ずつ建ってると側面の殺風景さが分かりやすい。
そしてニンビンに着く頃には晴れてきました!ラッキー! -
13:30頃ニンビン駅に到着。
初めはニンビンの市内に泊まって観光地を回るつもりでしたが、ニンビンは広くて宿から駅やバスターミナルが遠いし、タムコックはボート乗り場周辺が1つの町のように栄えているようだったのでタムコックに泊まることにしました。 -
タムコックの宿とBooking.comを通してメッセージのやりとりをしていました。迎えに行くのでニンビンに着いたら連絡下さいとのことでしたが、私はWi-Fiが使える所じゃないと連絡とれないと答えたら、時間に迎えに行くのでチケットの写真を送ってと言われその通りに。
したのに迎えが来てないな…。
人の良さそうなバイタクドライバーに声を掛けられちょっと揺らぐけど、入れ違いになる訳にもなあ…。だから迎えを頼んだりするのは好きじゃないんだよな。自力で行く方が確実。 -
駅のツーリストインフォメーションに行き、知らされていた携帯番号に電話を掛けて貰いました。インフォメのテーブルには包丁と剥いた果物があってのんびりした雰囲気。15分で迎えに来てくれるそう。宿からそのくらいだと思うし、時間に迎えに来るというのは何だったんだ?
15分ということは絶対15分で来ないだろうな(哲学)。タムコックのボートは今日乗りたいんだけど間に合うか?インフォメの前が待合室なので日記を書いたりして過ごす。インフォメのお姉さんが入口から出たり入ったりしていると思ったら、なんと引き続き宿と連絡を取り合ってくれていたらしい!なんて親切!
結局30分以上経ってから、お姉さんが呼びに来て迎えと引き合わせてくれてそのことを知りました。カムオン(ありがとう)! -
迎えに来たのは思ったより若い青年(以下青年)。ニキビの跡がフレッシュな年頃で、もしかして未成年?もう一人中年女性(以下お母さん)が来ていて、バイク2台で私とバックパックを運んでくれるそう。いいけどさ、車で迎えに来ると言ってたのも何だったのか?
久しぶりのバイタク怖っ!掴む所がなく足を置く所もない(と思っていた)ので脚で締め付ける力だけが頼り。めちゃくちゃ怖いのに写真を撮るな私。青年は英語が話せ、ワールドカップの侍ジャパンの活躍を讃えてくれました。ベトナムの人もサッカー見るんだね! -
予約しているのはタムコックのボート乗り場からすぐの宿のはずですが、あれ?今通り過ぎたよね?!スマホを出して(出すな)確認すると、ボート乗り場からどんどん離れていく。立地で選んだのに全然違う場所へ連れていかれてるんですけど!
バイクを降りるなりそのことを指摘。看板に案内され、宿名が正しいことを確認させられる。いやBooking.comの地図では全然違う場所なんですけど。これはひどいでしょ。ツーリストエリア遠すぎ!
予約している宿の別荘にでも連れて来られたのかと思いきや、英語の話せないお母さんとGoogle翻訳でやりとりするに、どうやら「Booking.comの地図で示している位置は、この辺りが貧しくて地図が正確じゃなかった頃の情報の名残」らしい。いや納得できるかい。 -
とりあえず椅子に座らされ説明(?)される。かなり憤慨して、本気で送迎代だけ清算して別のホテルを探しに行こうかと思いましたが、Booking.comを見ると写っているのは確かにこの建物なんだよな。地図をよく見るとボート乗り場まで思ったよりは近く、500~600mで歩ける距離ではある。
もうここでいいか、宿の人達憎めない感じだし、建物良い感じだし。これがそうとは思いたくないけど、面と向かって詐欺を働くなら「憎めない感じ」というのは重要な要素だなとこの時思いました。 -
やっとチェックインして3階に上ったら、眺めが良すぎて思わず唸る。
-
Tam Coc Tuong Vy Homestay、Booking.comで予約して朝食ありバストイレ付き1泊で242,100VND(約1,356円)。
新築同様の綺麗な部屋!テレビは無いけど無料の水2本、コーヒー、冷蔵庫など十分な設備。 -
洗面台はバスルームの外。歯ブラシ、ドライヤーあり。
-
イチオシ
タムコックの奇石が見えるこの眺め、そして最高の天気。
-
隣の宿の人も何故か集まり、総勢5人と2匹がかりでツアーアレンジ(笑)これだけ囲まれても圧迫感がないのが凄い。お母さんは物理的に凄く近いんだけど。
明日チャンアンに行って夜までにハノイに戻ると言うと、チャンアンまでバイクで往復、宿まで迎えに来るリムジンバスを13時発で予約することに。 -
13時発は早すぎるからニンビンバスターミナルから自力で帰りたいなと難色を示しましたが、明日はテトから帰省する人で満席になるのでリムジンバスの空きは次は18時発、ニンビンバスターミナルから出るローカルバスも一杯になると言う。いやそんなことある?15分に1本出てるのに。かなり半信半疑だけどまあいいか。
ニンビン駅からの送迎が120,000VND、チャンアン往復が450,000VND、ハノイまでのリムジンバスが250,000VND、宿泊費込みで端数を割引きして1,000,000VND(約5,600円)ということで決まるも、カードが使えず現金が足りないので支払いは後で。 -
もう16時、早くタムコックのボートに乗りに行かないと!急に急ぐ私に宿の人達は「チャンアンで乗るならタムコックのボートは乗らなくていいのでは?」という雰囲気でしたが、乗り比べしたいんだよ私は。
お母さんがバイクで送ってくれました。 -
しかもチケット売り場まで行って世話してくれる。まあ結局自分で「1人」「カード使える?」と訊くことになるんだけど。270,000VND(約1,512円)、なんとここもカード不可!どこならカード使えるんだベトナム。
終わる頃に迎えに来るというお母さんに、歩いて帰るから大丈夫と断ると「本当?」と意外そうな顔をされる。遠いって散々ごねたからだろうか?(笑)握手して一旦別れました。 -
イチオシ
救命胴衣を受け取り、改札を通ってボート乗り場へ。
乗客が大勢いるけど並ぶほどではない。 -
歩き方には料金12万ドン+ボート代15万ドン(乗船人数で割る。1隻に外国人は2人まで)と書いてありますが、今はそんな面倒なシステムはなくなったらしい。一律27万、外国人料金とかも無し。
同乗ではなく1人で乗れました。 -
乗り場から右手の方向へ出発!
-
何か所か橋の下をくぐります。
-
タムコックは一直線の川を行って戻るルートなので、復路の人達と続々すれ違います。
-
川沿いに宿泊施設がありました。
-
レストランも。
-
復路の人達の多くはすっかり凍え切った顔をしているのが印象的でした。水の上は寒そうだしこれからもっと寒くなる時間帯なので、ダウン着てきて正解。
救命胴衣を着て寒そうな顔をしていると完全に救助されてきた人の見た目になるので、私は帰りも楽しそうにしていたいなあ…。 -
車道の下も通ります。
-
タムコック名物の足漕ぎボート。平泳ぎのような足の動きでめちゃくちゃ筋トレに良さそう。
客を乗せていないボートは写真撮影とか物売りとか。 -
川沿いに墓地がありました。
-
前方に奇石が見えてきます。
-
途中にサイクリングコース?地上からのビュースポット?がありました。
-
青空が見えて最高。この時期で晴れるのはかなり幸運だと思う。
-
山の上にビュースポットがありました。ムア洞窟。
-
前方の岩の隙間、あれが洞窟。
-
タムコックは3つの洞窟という意味らしい。その名の通り、道中3つの洞窟を通ります。
天井に触れていく人もいますが、かなりザラザラした質感なのと、ボートが意外と速くてチュンッと擦り傷を負いそうなので私はやめとく。 -
イチオシ
暗い洞窟から出た後の景色はまた格別でした。
-
タムコックもチャンアンも、2億4000万年前に出来たといわれる石灰岩のカルスト地形。
世界遺産になった頃からチャンアンの方が有名ですが、有名になったのはタムコックが先らしい。それで周辺が発展して町のようになってるんだそう。
私もタムコックは今回調べるまで知りませんでした。 -
チャンアンと比べたときのタムコックの特徴は、沿岸の生活感が味わえるところ。
川の水が自然と被りそうな高さに水田があります。案山子があるということは、時期によっては農作業の様子も見られるんでしょう。 -
夕陽って感じじゃないけど、陽が川面に映って輝いています。
-
イチオシ
一般的に観光地は空いている方がいいかもしれないけど、ボートは沢山並走している方が楽しい。
-
船頭用の折り畳み式背もたれ。これのお陰で足でグイグイ漕げるんですね。
-
外国人観光客はおそらく1~2割で、殆どがベトナム人観光客の印象。
-
私の船頭は韓国風ファッションの若い兄ちゃん。
何故か途中で一段前の席に移動させられました。意味が分からず暫く後ろ向きに乗ってしまう。 -
山の間に吸い込まれていくボート。
-
入口から向こうが見える短い洞窟。
洞窟の底が浅くてボートが突っかかることがありました。水が少なくても多くても通れなくなるなこれは。年間通して水量変わらないんだろうか。 -
3つめの洞窟を抜けたらそこがUターン地点でした。
-
上陸して休憩できるスペースもあります。
-
果物や飲み物、お菓子などを売るボートが出店しています。ボートが混雑していて、手が届かない人達のお金の受け渡しを手伝ったりして面白い。
私は喉乾いてないけど、ここで船頭に飲み物を奢るローカルルールがあったと思ったので兄ちゃんに尋ねると、いらないと言う。 -
そうなの?まあチップ払うしいいかと戻りかけたら別の船に捉まる。おばさんが「船頭にジュースを買ってあげなさい」と言うので頷いたら、船頭にも私にもポンポン寄こして10万ドンだという。ふざけんな。
私に寄こしてきた果物を押し問答の末に返しても80,000VND(約448円)で高けーよ、何本ジュース渡してるわけ?船頭への感謝を逆手に取った商売で腹立つ。笑顔で帰りたかったのに。
私の怒りを察してか、船頭が自分の分のブドウ?を私に寄こしてきました。いらないと言っても聞かない。ブドウに見えるけど硬いし、食べ方が分からないので手に持ってるだけ鬱陶しい。 -
イチオシ
気持ちを切り替えて復路へ。
-
イチオシ
希望に満ちた顔の往路の人を見たかったですが、17時で営業終了なので後続は来なかったのが残念でした。
-
車道の橋の近くで、大勢で水浴びしているアヒルが。人が誘導してる訳でもないのに、自分たちで水浴びして小屋とかに戻るの?!
-
所要1時間半と少しで乗り場に戻ってきました。
船が着岸するのをサポートする女性が、船頭にチップを渡すよう促してきましたが言われなくても渡すつもりでした。
20,000VND(約112円)を渡し、救命胴衣を片付けて乗り場を去ります。 -
乗り場の前には、バスを改装したバーが数軒出ていました。タムコックの夜は賑やかそう。
-
イチオシ
メインストリート沿いにレストランが沢山。
-
両替できる所を探すと、ATMと書かれた看板を出しているお店がいくつも見つかりました。その中の1軒に入ると、普通の商店だ。ATMがありそうもないのでレジの店主に両替できるか尋ねるとできる、レートは?と尋ねると、クレジットカードの会計用端末を見せてくる。えっどういうこと?
Wi-Fiを使わせてもらって翻訳アプリで尋ねると、クレジットカードでという。?と思いながらやってもらうと、どうやら空会計というかそういう感じで現金を渡してくれるようだ。それってクレジットカードの現金化というやつじゃないの?
30,000VND(約168円)の手数料を払って100万ドン両替。タムコックの両替はレストランや商店で行われるので、皆このやり方のようだ。合法かとか深く考えるのはやめておこう。 -
メインストリートを宿方向へ戻りながら、レストランのメニューをチェック。
そんなに高くないここにしよう。 -
案内された席にベトナム語のメニューしか置いてなかったので、店頭にもあった英語のを持って来て貰う。お店のおじさんは気さくでにこやか。さっきの両替商もそうだし皆そんな感じ。
-
寒いので温かい汁物が欲しい。フォーボー(35,000VND≒196円)とマンゴーシェイク(30,000VND≒168円)を注文。
マンゴーシェイクは初めグネグネ曲がったストローが刺さっていましたが、どこかに穴が開いているらしく吸えない。おじさんに吸えないことを実演して別のストローを出して貰う。マンゴーシェイクはシーズンじゃないからか、水で薄めたような味でした。
フォーボーは日本で食べるインスタントと同じ味でびっくり!具はたっぷりの玉ねぎ、パクチー、アサツキ、そしてステーキのような歯応えのある牛肉。フォーの具が玉ねぎって珍しい?普通何が入っているものなのかよく知らないけど。
ライムを絞ると味変で美味しい。しかし唐辛子のようなものを少し入れたら、そのほんの少しで激辛になって驚愕!スープから取り出しても変わらずビリビリ辛い。凄い水溶性の辛みなんだな…。
美味しかったけど、これでフォーの味を判断するわけにもいかなそうだな。ハノイでもう一度は食べよう。 -
イチオシ
途中の商店でポテトチップス(30,000VND≒168円)を買って、19時過ぎに宿に帰還。ポテトチップス高い!そしてどの商店も値段付いてなくてヤバい。観光客向けの店って訳でもないのに現地の人もこれで困らないの?
後に確信しましたが、別にぼったくられている訳ではなくて素で高い。日本経済が停滞しているうちに東南アジアが発展したんだと思う。結構高いタムコックやチャンアンの入場料を普通に家族分払って大勢が行楽するんだから。 -
部屋に戻ったらトイレットペーパーが無くなりそうだったので母屋に貰いに行く。お母さんは英語が分かりませんが、ペーパー、トイレットと1つずつ聞き取って理解してくれました。さらに明日の朝食は7時、チャンアンへの出発は8時と改めて確認。伝わったのが嬉しいのか、ハイタッチ!(笑)
シャワーを浴びてシートマスクして寛いでいたら、部屋のドアが激しくガチャガチャバンバンされる。なんだよ!服を着て出たら隣の部屋の子供が間違えたようだ。やめて!
ボートで買わされた果物をネットで調べ(ヒントが無いので「ベトナム 果物 緑 小さい」と辿っていく)、ミニキウイかな?と一応答えが出たのでウエッティで拭いて齧ってみる。カリッシャクッ!と予想外な食感!リンゴ?!味が殆ど無い。真ん中に梅や桃のような種があり、改めて検索すると青なつめ(タオ)というものらしい。つまり未熟な棗、棗ってドライフルーツみたいになったのしか見たことないな。美肌とか抗酸化作用があるらしく得した気分に。青いのは味が無くて食感を楽しむものという感じですが、黄色くて大きめなのは甘くてまさにリンゴの味!熟れてるほうが美味しいな、なんで敢えて青いまま食べるんだろう。量が多いけど日本に絶対持ち帰れないので、3日かけてコツコツ食べきりました。
外からずっとカラオケが聞こえてきます。タムコックは程よく観光地でいいなあ。ニンビンじゃなくてこっちにしてよかった。耳栓をして21時過ぎには寝ました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- hide-tさん 2023/04/17 11:37:41
- はじめまして♪♪
- 楽しく拝見させていただきました。
私もコロナ前にチャンアン、タムコック、ムア洞窟などに行きました。
旅行記の写真の中に宿泊したタムコックバンガローが写っていて思わず感動しました。
とても懐かしかったです。
追記:次のチャンアンの旅行記で約束の時間との戦いの描写が凄いと思いました。susuさんって行動力が半端なくそして時間の使い方がワイルドですね(凄!
何気に書かれていますが、一コマひとコマがリアルで濃いと思いました。
私には到底無理ですが、こんな時間の使い方、とても、しびれました。
- susuさん からの返信 2023/04/17 21:13:33
- Re: はじめまして♪♪
- hide-tさん
はじめまして!旅行記を読んで下さってありがとうございます。
タムコックバンガローに泊まったんですね。私はボートから見て初めて存在を知りましたが立地が最高ですよね!自分が泊まったホテルや行ったお店が他の方の旅行記に写っていると嬉しくなる気持ちわかります。
hide-tさんのニンビン旅行記を拝見しましたが、タムコックで同じレストランに行ってるかも?!しかも同じくマンゴージュース!
私は本来旅行中は30分前行動をするタイプなんですが、人に任せると(送迎を頼むと)時間が読めなくてスリリングでした。ムア洞窟も所要時間からして余裕だった筈なのに…。時間との戦いの臨場感が伝わっていたら嬉しいです。あのバイタク疾走は本当にワイルドでした(笑)
アクシデントは乗り切れれば後からいい思い出になりますね。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ニンビン(ベトナム) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 3年3ヶ月ぶりの海外旅行はハノイ・ニンビン
2
99