2023/01/26 - 2023/01/26
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歩人さん
江戸時代の切り絵(地図)を頼りに半蔵門駅から東日暮里の羽二重(はぶたえ)団子店まで当時の道のみを歩いて小旅行をしました。
羽二重団子は芋坂の坂下に江戸時代当時から営業する由緒ある団子店です。
所要時間は約4時間ですが、歩くだけなら1時間半程度です。
道沿いには切り絵にも描かれている神社やお寺、坂道や江戸時代の名残がたくさんあり飽きることはありません。
ガイドブックには無いかもしれないお寺や坂道など江戸時代の風情を当時の地図と写真で紹介致します。
江戸時代へのタイムスリップ(したつもりで)をお楽しみ下さい。
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江戸時代の切り絵(地図のこと)で右上の(麹町谷町)とある場所が半蔵門駅の出口、一番町交差点辺りです。少し下から真ん中左方向に通る道を進みます。
この道を突き当りまで進みます。
切り絵の左端には法眼坂とだけ記載されていますが、当時より南法眼坂、行人坂、法眼坂と3つの坂をそれぞれの名称で呼んでいたようです。
南法眼坂を上って江戸時代にいざ出発!! -
南法眼坂です。
切り絵で楠田与右衛門と記載されてる前に
設置されています。
上り切ると暫くして下り坂となるのが行人坂です。 -
行人坂です。
切り絵で杉田鉄太郎と記載されている付近からの眺めです。
この坂を下り再度上がる坂を現在は東郷坂と
言いますが、この名前は明治時代以降丁字路右に有った東郷平八郎の邸宅(現在は公園)に由来しています。 -
行人坂を下り東郷坂(江戸時代は法眼坂)を上ると切り絵では丁字路になりますが現在は十字路になっています。
小栗新三郎と記載されている場所が後の東郷平八郎邸宅ですが現在は東郷公園となっています。通りを右に曲がり次の丁字路に向かいます。
千代田年金事務所前の信号を左折して一口坂を下ります。
*三番丁通と記載されている道は現在の靖国通りです。 -
一口坂を下り外濠に突き当るまで歩きます。
外濠少し手前右手に見えるのが富士見坂です。現在でも風情を感じる坂道です。
突き当ったら右折ですが道を歩かないで土手の上を歩くと景色が良いです。 -
土手の上を歩き切り絵の左端にある牛込御門に向かいます。
進行方向の左手は御堀で景色が良いです。
右手を見ると現在は法政大学や逓信病院など
大きな建物が並んでいます。 -
牛込御門の枡形跡です。
左右ともに石垣が残っていて当時の門の大きさがわかります。 -
近くには当時の写真付きで案内板が設置されています。
現在は飯田橋駅前となっています。 -
牛込御門を通り外濠を渡り右折します。
久世右馬吉さん宅を左折して立慶橋に向かいます。
現在は道幅があるので久世さん宅を左折してそのまま進むと立慶橋を少し過ぎてしまいます。ですので最初の横断歩道を渡り神田川沿いの歩道を歩きます。
風情のある現在は鉄制の立慶橋を渡って道なりに進み松平讃岐守邸を左折します。 -
小川家さん、という風情のある蕎麦屋さんが
松平邸の前にあります。
切り絵では野中鉄太郎さん宅となっています。
鉄太郎? 行人坂にもいましたね~、江戸時代に流行の名前でしょうか? -
松平邸を左折して左下の赤で囲みのある牛天神に向かって道なりに進みます。
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中間当たりには、切り絵に描かれている諏訪町にある諏訪社があります。
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牛天神に到着しました。
現在は表門となっていますが江戸時代はここが裏門でした。
当時の表門はマンションとなって現存していません。 -
牛天神社です。
この境内の中に切り絵の牛坂の坂下に記載されている牛石が保存されているそうです。
後に切り絵をみて発見したので写真は撮れませんでした。 -
境内にある案内板です。
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牛天神の境内から見た階段です。
写真よりも高く、急階段に感じます。
江戸時代はかなり景色が良かっただろうと
思います。 -
上手に描かれている牛天神の急階段を下り牛坂を上ります。
切り絵を見ると牛サカと記載されている隣に牛石と○の石マークが記載されていますね! -
ウシサカの案内板です。
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ウシサカです。
見た目よりも急勾配です。
坂を上り切ったら左折して道なりに歩き常泉院に向かいます。 -
切り絵に記載されている常泉院です。
風情がありますね~。
お隣の西岸寺も同じ名称で存在しています。 -
西岸寺です。
現代的な雰囲気ですね。
こちらの西岸寺を過ぎて突き当たる通り(現在は春日通り)を右折します。
切り絵には酒井仁之助と記載されているところです。
次に佐山左門さん宅を左折しますが切り絵では距離が短かく描かれていますので、実際 に歩く場合はご注意下さい。 -
右上に記載されている佐山左門宅(現在は河合塾)の処にある信号を左折して堀内蔵介邸を右折します。
切り絵にはホリ坂と記載されていますね。
お隣も堀さんですね~。
それでホリ坂なんですかね?
ここも大変な急坂です。
掘邸の下にある源覚寺は現在もコンニャク閻魔さんとして有名です。 -
ホリ坂です。
突き当りは源覚寺隣の善雄寺です。 -
ホリ坂の坂下からの風景です。
右手が堀内蔵介邸跡ですね。 -
ホリ坂を左折して源覚寺裏を通り道なりにぐるっと一回りすると表に到着します。
風情がありますね~。 -
なかなか目立ってますね。
この付近はエンマ屋さんとか閻魔通り商店街とかエンマにあやかった名称がついています。 -
コンニャク閻魔から切り絵左手の菊坂町方面に進みます。
大きな通り(現在は白山通り)を渡って少し進むと興善寺というお寺がありますが切り絵では奥善寺となっていますので同じお寺かどうか不明です。お隣の大善寺は現存していないようです。中間に丁と記載された場所に
江戸の風情が残るお店を見つけました! -
こちらが奥善寺と描かれている場所付近にある興善寺です。
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こちらが切り絵では丁と描かれている場所付近にある石井炒り豆店です。
煎り豆店という商売があること事態初めて知りました!
店の前は煎り豆の香ばしいにおいが漂っていました。
こちらのお店を少し過ぎて菊坂下の信号を右折して菊坂を上ります。 -
此処は前田十吉と記載されている
付近で、切り絵では左手に菊坂町とあり道を挟んで下にムネツキサカと描かれている場所です。営業していませんでしたが風情あるお店です。あさひ菓子店という名称も良い!
この菓子店の手前を左折します。
暫くすると胸突坂の名前に相応しい坂道がドーントと構えていました。 -
胸を突かれながらやっと半分上りました。
坂の中間ですが写真でも急坂であることがわかりますね!
風明館の看板が痺れますね~。 -
坂の写真はムネツキサカが右に曲がった辺りから撮ったものです。風明館の看板は菊坂町と描かれている角付近にあります。
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こちらは切り絵で菊坂町と御中間と描かれている間の道を撮ったものです。
風明館の玄関があります。 -
風情がありますね~!
一度は泊まってみたいと調べたら現在は修繕中でデイユースのみの営業だそうです。
風明館から少し過ぎて右折して長泉寺と本妙寺に向います。 -
切り絵の御中間と描かれている場所と隣に
同丁と記載された場所の中間にある道を進むと突き当り右手に長泉寺がありました。
切り絵では広大な敷地に描かれていますが
住宅街となってだいぶ小さくなっているようです。
入口に関係者以外立入禁止の看板があった為
中には入れませんでした。
又、切り絵では隣接して本妙寺が描かれていますが現在は住宅街でお寺はありません。
本妙寺は江戸時代に起きた振り袖火事の火元となった事で有名なお寺です。 -
長泉寺と本妙寺があったと思われる住宅街を通り、切り絵の上手にある善福寺の裏手と菊坂基町と描かれている間の道を通り中山道に出ます。
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菊坂基町付近は現在でも風情のある場所ですね!
此処を通り過ぎて中山道を左折します。
中山道を直進して切り絵にある追分を少し過ぎた道を右折します。
上に森川金右エ門、下に西教寺と描かれている場所です。 -
中山道の風景です。
右手は加賀藩屋敷跡で現在は殆んど東京大学の敷地です。 -
中山道との追分を少し過ぎたところを右折すると左手に西教寺があります。
右手の森川金右エ門宅は現在東京大学の敷地内となっています。 -
西教寺表門の案内板です。
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西教寺と願行寺の中間に描かれている丁の場所に、なんとも渋い昭和の旅館がありました!
更新館という看板がありました。 -
こちらが願行寺です。表紙の写真はこのお寺の境内です。
風情のあるお寺です。 -
右上手の願行寺を過ぎて切り絵にある小笠原信濃守邸と大恩寺の中間の道を右折します。
切り絵では道が途切れていますが根津権現の
敷地内に道が通じています。
大恩寺は現存しません。
現在は教会になっています。
小笠原邸跡は東京大学の敷地となっています。 -
根津権現の鳥居です。
とても素晴らしい場所です! -
本宮山門の右横で子連れのママさん達が
ピクニックをしていました。
浮世絵風の風景ですね! -
なんとも癒やされる風景ですね!
右手にいる二人の女性がパワースポット?に向かってます。 -
パワースポットっぽい風景ですね!
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根津権現の鳥居を出て左折するとこの様な風景です。風情ありますね~。
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通りに出る前にあった飴屋さんです。
金太郎飴です!
写真の引き戸の奥でおじさんが飴を作っているようです。
一つ購入しました! -
通りに出て根津神社入口の信号を右折します。切り絵では根津門前町と記載された大きな通りです。
その後根津小学校入口の信号を左折して
切り絵上手にある三浦備後守邸に向います。 -
此処は左手が切り絵にある三浦備後守邸の角地です。
普通の住宅街となっています。
右手は小役人と描かれている場所です
この間の道を進んでミウラサカに向います。
この坂も三浦備後守に因んでいるのですね! -
こちらがミウラサカです。
中腹にあるのは工芸品のお店です。
風情ありますね~。 -
切り絵のミウラサカを上り切る手前に宗善寺上り切ると蓮花寺と延寿寺があり同じ名前で現存しています。
左手の領玄寺はありません。
現在は住宅街です。 -
宗禅寺は近代的で学校のようですね。
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こちらが延寿寺です。
風情ありますね。 -
蓮花寺です。
改修中でしょうか?
こちらの境内も素敵です。 -
こちらは蓮花寺と延寿寺の山門から切り絵にある灰色の場所を撮ったものです。
切り絵では丁字路のように描かれていますが
二股のようになっています。角地のパン屋さんは現在営業していませんが、なんとも絵になりますね~。江戸時代の雰囲気が感じられます。
そして右手の道を見てください。
細いですね!
此処も江戸時代の名残を感じる場所です。
もう少し新しい地図では灰色の場所は谷中町村分と記載されています。
角にそびえる大木も良いですね。
グーグルマップには谷中のヒマラヤ杉と
記載されてます。
浮世絵風の風景です! -
こちらも切り絵に描かれているパン屋さんの裏手にある妙行寺です。
風情があります。
こちらの細道に惹かれてこのまま進みます。
切り絵では隣接して妙福寺、妙仙寺、本覚寺とありますが? -
こちらのお寺も渋いですね!
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切り絵では妙福寺の裏手に描かれている仏心寺の山門です。
こちらもしぶそうですね! -
こちらは突き当りの右手、現在の言問通り側に入口がある本光寺です。
切り絵では本覚寺となっています。
このお寺と仏心寺山門の中間にあるはずの妙仙寺は気が付きませんでした。
しかしグーグルマップには妙泉寺と記載されていますので見過したかと。
切り絵で本覚寺と上ノと記載された間の
道を出て言問通りを左折しますと直ぐ一乗寺
に着きます。 -
一乗寺です。
前に在る谷中六丁目の信号を左折して突き当りまで歩きます。 -
一乗寺と谷中八軒間町の間の道を進み大行寺の角を右折します。
-
大行寺です。こちらも風情のあるお寺ですね。
此処の角を右折します。 -
大行寺を右折して大雄寺をすぎると通りに出ますので信号を左折します。
切り絵ではそのまま進むと丁字路のように描かれていますがY字路のようになっています。信号がありますので右手に進んでください。近くには案内板も設置されています。 -
右手に進み、花屋さんを右折したら道なりに
最後の行程、芋坂を通って羽二重団子店に
向かいます!
切り絵にも芋坂ト云と記載されていますね。
羽二重団子店は芋坂の坂下、切り絵では右端の植木屋と描かれている場所です。
この地図よりも少し新しい切り絵には羽二重団子と記載されていますので、植木屋から団子店に代わったのか植木屋さんが引っ越したのか?
知りたい方は直接団子店で聞いてみて下さい。 -
此処が花屋さんです。
風情のある店舗ですね~!
此処も江戸時代の浮世絵風な風景ですね!
簾の後ろに昔懐かしい手動のポンプが設置されています。素晴らしい!
ここを右折したら道なりで進みます。
谷中の墓地の真ん中を通って芋坂に向かいます。 -
芋坂の表示があります。
此処に着く前に風情のある坂道があったのに
撮り忘れました。
此処は羽二重団子店近くの最後の坂道となりますが、現在は電車が通り坂道は消失しています。
切り絵にあるお寺も住宅街か線路辺りなので跡形もありません。 -
坂道は現在歩道橋となり線路を渡っています。
まぁ悪くないですね。
現代風の浮世絵的風景ですかね? -
歩道橋を下りると最後の芋坂坂道となります。前方に見えるこんもりした木の処がが羽二重団子店です。
あと一歩です! -
到着しました!
江戸時代の雰囲気がある創りですね!右手の道が芋坂です。 -
店の入口です。
暖簾が良いですね!
創業開始は文政2年、1819年です。 -
こちらが名物の羽二重団子です。
開業当時は藤の木茶屋と言ったそうですが、
街道往来の人々から、この団子はきめ細かくて羽二重のようだね~、との評判だったそうで、これがそのまま商号となったそうです。
確かにきめが細かくて美味しい団子でした!
*羽二重(はぶたえ)とは上質で艶があり肌触りの良い絹織物のことだそうです。 -
年代が新しい切り絵で見ると、羽二重団子
が描かれていますね。
団子店の前の善性寺も現存しています。 -
羽二重団子店前の善性寺山門です。
江戸散歩はこれで終了致します。
此処から日暮里駅、鶯谷駅共に徒歩5~7分程度です。
鶯谷駅までの中間に萩の湯さん、というスーパー銭湯がありまして、お勧めです。
500円で散歩の疲れを癒やして下さい!
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