2023/01/23 - 2023/01/24
162位(同エリア1061件中)
玄白さん
昨年から始めた我が家の秘湯温泉巡りは年明けも続く。今年の最初の秘湯は、長野県と群馬県の県境にある標高2000mのところにある高峰温泉。この温泉は、野趣あふれる野天風呂が人気だが、それ以外にも温泉講座、野鳥観察会、星空観測会、スノーシュートレッキングなど、宿泊客を飽きさせないイベントが盛りだくさん、しかもそれらすべてが参加費無料というサービスの良さが徹底している。今回の旅のもう一つの狙いは、樹氷、霧氷をテーマにした冬景色の撮影だったが、今年は異常に雪が少なく、目当ての冬景色には出会えなかったが、それでも余りある充実した宿泊だった。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
-
秘湯温泉巡りと並んで、連れ合いが嵌っているのが蕎麦の名店巡り。旅行の全体計画は玄白担当だが、必ず連れ合いが近くの蕎麦屋を探し出し、行きたいとリクエストしてくる。
連れ合いが選んだ蕎麦屋は小諸市にある信州そばの店「草笛」 -
今回、ちょっと贅沢して具が盛りだくさんの藤村そばをオーダー。\1,400也
煮リンゴやリンゴの天ぷらが珍しい。これが意外とそぼと相性がよい。大根の天ぷらが店のサービスだと言って付いてきた。
ぶっかけ蕎麦のスタイルだが、めんつゆはちょっと甘いかな。 -
小諸の蕎麦店でのランチのあと、早めだが高峰温泉の送迎の雪上車乗り場になっているあさま2000スキー場駐車場に向かう。通称「チェリーパークライン」と呼ばれる市道だが、かつては有料観光道路だったようで、道路の整備は行き届いている。
群馬県との県境付近から佐久平の市街地を見下ろす。ちょっと霞がかかっているが、彼方の山並みは霧ヶ峰、美ヶ原か? -
高峰温泉へのアクセスをGoogleMapで示しておこう。黄色の線が自家用車で行けるルート、途中の分岐の一方は群馬県側に下るルートだが、冬季閉鎖中だ。
スキー場の第5駐車場で宿手配の雪上車に乗り換え、宿に向かう。(白い線で示している)
赤い点線が夏場のアクセスルートだが、冬季はスキー場のゲレンデを横切ることになるため、通れないというわけだ。 -
雪上車の送迎時刻まで間があったので、駐車場から周囲の風景を撮影。
北側に見える山並みは四阿山かな?? -
浅間山は、手前の黒斑山、蛇骨岳の陰になって見えない。
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あさま2000スキー場のゲレンデ。平日のためかスキー客は少ない。
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近くの雪の吹き溜まりには野生動物の足跡。ノウサギだろうか?
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雪面に写った木立の影。
14:30の雪上車を予約していたが、40分ほど早く着いてしまったので、時間を持て余した。 -
そこで宿に連絡したところ、臨時で雪上車を出してくもらえることになった。
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高峰温泉保有の様々な雪上車。戦車のようなキャタピラーの車もあれば、トヨタの普通の車の車輪を小さなキャタピラーに替えた簡易的な雪上車もある。
臨時で迎えに来てくれたのは左上の写真の雪上車。我が夫婦だけの貸切だ。 -
ゲレンデの横をガタゴトと昇っていく。雪上車は、そんなに乗り心地の良いものではない。
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今年は雪が少ないらしく、人工降雪機で雪を補充していた。
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やがてスキー場から離れ、森の中を進む。
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およそ15分ほどで宿に到着。
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館内の様子。
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3つの温泉がある。「雲上の野天風呂」、内湯の「展望檜風呂」、「ランプの湯」
フロントの前のロビーで、どの温泉が空いているか分かるようになっている。 -
まずは目当ての野天風呂へ。建物の出口で、かごにタオルや着替えを入れて野天風呂に出かける。風呂の定員は4人なので、かごがなければ満員ということがわかるシステムだ。
ご丁寧に、ここは脱衣場ではないと注意書きがしてある。 -
雪が積もった通路を50mほど歩いて行く。
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文字通り、標高2000mの雲上の野天風呂だ。ワイルドな雰囲気がたまらない。
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ランプの宿を謳っているだけあって、いたるところにランプがある。本物のランプではなく、電灯であるが・・・
建て替える前の昔は、電気がなく本物のランプを使っていた時代があったようだ。 -
湯舟から身を乗り出せば、すぐ前は雪が積もっている。雪見風呂である。
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まだ誰も入浴客はいないので自由に撮影ができる。
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小諸の街並み、彼方の山並みは南アルプス、中央アルプスが遠望できる。絶景の野天風呂だ。
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そのうち、八王子から来たというお客さんが来て、しばし湯に漬かりながら旅の話で盛り上がる。
野天風呂では洗い場はないので、内湯に移動する。 -
2階にある展望檜風呂へ。
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脱衣所にこんな張り紙がしてあった。
何!石鹸もシャンプーもない!! 創生水ってなんだ??
実際に体や髪を蛇口から出る創生水を使ってみたが、う~ん、そんなにきれいになったという実感はわかないな~
ネットで調べてみると作り方は
①イオン交換樹脂で硬水を軟水に変える
②黒曜石に高圧の水をぶつけることで活性水素水に変換して還元作用を高める
(注:活性水素とはH2という分子を分解し、水素原子状態Hにするということ)
③活性水素水をトルマリン(電気石)の遠赤外線作用で水の界面活性を高め、それが洗浄力向上につながる
う~ん、何か怪しい。①は、確かに納得がいく。しかし、②の仮に活性水素ができたとしても半減期が0.33秒しかないので持続するわけがない ③トルマリンは過熱や応力を加えれば電圧が発生するが、常温・常圧で遠赤外線が出続けるわけがない
ということで、物理学科出身の玄白としては、これは似非科学のインチキと断じざるを得ないのである。
もっとも、軟水であれば、硬水より洗浄力が高まることは確かなので、創生水と使うことできれいになったと実感したり、料理の味が良くなったと感じる人がいてもおかしくはないが・・・ただ、それは創生水という特別な水ではなく、ただの軟水なのである。
ネットで検索すると、この創生水を作る機械を商売にいている会社が倒産したという記事もあった。 -
高峰温泉の泉質は写真の通りだが、かなり硫黄臭は強い。
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展望檜風呂の浴室。だれも入っていないので撮影した
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予報では午後から曇るということだったが、予報が外れて夕日が見られそうだったので、内湯から上がってからふたたび野天風呂へ出かけた。
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イチオシ
幸い夕食の時間が迫っていることもあり、入浴客はいないので、野天風呂と夕日のコラボ撮影だ。
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山の端に沈みゆく夕日にシャッターを押し続ける
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まもなく雲の中に沈む太陽
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日没
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夕空とランプの灯り
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温度計を見るとー4°。標高2000mのこの時間帯としてはそんなに寒くはない
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刻々と暗くなってきた
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イチオシ
この日は金星と土星が月の視直径より近づく大接近の日。数年ぶりかの珍しい天文現象が見られた。
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お待ちかねの夕食。山の中の温泉宿なので、そんな贅沢な料理ではない。
食前酒はかりん酒、前菜は舞茸の山椒煮、長芋豆腐、ブロッコリー香味漬けの3種、信州サーモンの刺身、茶碗蒸し、蕪と豚肉の煮物、鴨鍋、岩魚の塩焼き(撮影し忘れた)、天ぷらなど。
いわゆる旅館会席料理である。 -
イチオシ
夜も晴天が続いていたので、宿主催の星空観望会。天体望遠鏡を持ち出し、参加者は、宿のスタッフによる星座などの説明を聞きながらオリオン星雲や火星を覗いている。玄白は、それには参加せず、単独で星空撮影を楽しむ。
オリオン座ベテルギウス、おおいぬ座シリウス、こいぬ座プロキオンが作る冬の大三角、その上におうし座ヒアデス星団、スバル、そして赤く輝く火星。この冬空の定番撮影である。 -
さすがに星空撮影で体が冷え切ったので、もう一つの内湯「ランプの湯」で温まる。
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またも、 入浴客はいなかったので、浴室内をスマホでパチリ。
左側の白く濁った湯舟が源泉そのままで湯温は37度ほどの温湯。右側の湯舟は加温してあり、41度くらいかな。2つの湯舟を交互に出入りしていると、いくらでも入っていられる。 -
庭は照明されていて、冬枯れの木立がきれいだ。
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館内はランプの宿と謳っているとおり、いたるところに数多くのランプが吊り下げられている。
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イチオシ
ここまで来ると、照明という実用より装飾的な意味合いが強い。
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もう一枚
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アップでも一枚パチリ
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イチオシ
さて、翌日は早朝7:30から庭に設えられた野鳥の餌場に集まってくる鳥の観察会である。とにかく、この宿は、いろいろなイベントが催されていて忙しい。しかもすべて参加費は無料である。
観察会開始より早めに行ってじっくり野鳥の撮影をするつもりだったが、なんとテンが現れて、鳥のエサを食っているではないか! -
ふさふさの毛は、なるほど毛皮にはうってつけである。毛皮のために養殖されているというのもうなずける。
こいつは、もちろん野生ではあるが・・・
テンが居座っていると肝心の野鳥が寄ってこない。 -
満腹となってテンが立ち去るとやっと野鳥たちが登場。最初に来たのはホシガラス
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イチオシ
次から次へとホシガラスばかり集まってくる。
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少し離れた岩の上にカケスが来た。飛ぶと青色の美しい羽根がことのほか鮮やかなのだが、飛んでいる野鳥を撮影できるほどの腕が玄白にはない。
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すると、今度はリスが鳥のエサを横取りしようと現れた。
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餌場の屋根に陣取るリス君。しっぽが暖かそうだ。
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ホシガラスと入れ替わり、コゲラやカワラヒワなどの体が小さい小鳥たちが集まってきた。これはコゲラだ。
どうやら、体の大きさがエサにありつける順番を決めているようだ。 -
ホシガラスが立ち去るのをじっと近くの木の枝で待っているカワラヒワ
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一羽のカワラヒワが近くまで寄ってきた。
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コゲラをもう一枚パチリ
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野鳥の撮影に夢中になり、あっという間に1時間が過ぎた。
そろそろ朝食の時間となった。 -
朝食後、ふたたび野天風呂で朝風呂三昧。しかし、この日の朝は風が強く、いったん野天風呂に浸かると、なかなか出られなくなる。そうはいっても、そろそろチェックアウトの時間だ。
帰りもまた雪上車だ。宿のスタッフに見送られてスキー場駐車場に向かう。
この温泉宿、秘湯の会の会員宿だが、古色蒼然とした秘湯という感じはなく、設備は近代的で、宿泊客を楽しませる様々な無料イベントを企画しているなど、我が家のお気に入りの温泉の一つとなったのである。
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