年末年始の休みを利用してフィンランドを旅行してきました。<br />職場の年末年始休暇（5日間）をフル活用し、2泊5日のスケジュールで追加の有給休暇を取得することなく旅行しました。<br /><br />フィンランドへの旅行は5回目のため、有名観光地はあまり訪れていませんが、フィンランド旅行を考えている方、長期休暇は取れないが海外旅行がしたい方の参考になれば幸いです。<br /><br />コロナ禍で情報が少ない最新のフィンランド旅行に関する情報についてもお伝えできればと思います。<br /><br /><br />その2（タンペレ市内観光）：https://4travel.jp/travelogue/11804472<br />その3（セルラキウス美術館）：https://4travel.jp/travelogue/11805083<br />その4（ヘルシンキ市内観光）：https://4travel.jp/travelogue/11807254<br />その5（ヘルシンキ空港～帰国）：https://4travel.jp/travelogue/11811279

2泊5日で行くフィンランド弾丸トラベル　その1

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2022/12/30 - 2023/01/03

14位(同エリア139件中)

エリア

タンペレ(フィンランド)

同行者: 一人旅

航空会社: JAL

旅行の手配内容: 個別手配

旅の始まりは夕方の伊丹空港から。
伊丹空港の国際線乗り継ぎ用カウンターでパスポートとeチケットを呈示すると伊丹空港で伊丹→羽田、羽田→ヘルシンキの搭乗手続きが可能なうえ、荷物もヘルシンキまで預けることができます。
今回国際線区間はビジネスクラス利用のため、伊丹空港でもサクララウンジが利用できました。
羽田行の便は年末ということもあり、満席近く乗っているようでした。
羽田空港に到着後はターミナル間連絡バスで国際線が発着する第3ターミナルに移動するのですがバスは満員・・・空港内はどこも混雑しており、出国前から少し疲れてしまいました。
第3ターミナルに到着しました。搭乗手続きは伊丹空港で済ませているため特に手続きをする必要はないのですが、Face Express（顔認証で保安検査や搭乗口を通過できるサービス）に登録しておきました。Face Express専用レーンを使うことでスムーズに保安検査場を抜けることができました。
出国審査を済ませた後はサクララウンジへ向かいます。
ラウンジ内では定番（？）のカレーとサラダを食べました。カウンターで注文、お皿に盛りつけた状態で提供されるので、見た目も自分で盛り付けるよりきれいでおいしそうに見えます。（見た目だけでなく実際の味も美味しかったです。）
夜の出発便も多く、ラウンジ内（特に食事が提供される場所付近）は混雑していました。
食後はラウンジ奥の落ち着いた空間で搭乗までの時間を過ごします。
シャワーはスマートフォンから予約する仕組みで、予約してから1時間後に順番が回ってきました。シャワーを利用したい方はラウンジに入ってすぐに順番をとる方がいいのかもしれません。また、登録しているアドレスにメールが届くので、こまめにスマホをチェックしておく必要があります。
いよいよ人生初のビジネスクラスに搭乗です。
行きは機材変更でSKY SUITE Ⅲの座席に変更となりました。
窓側の1人掛け席なので横に座る人を気にすることなく過ごせます。
座席に座り出発を待つ間、ウエルカムドリンクのサービスがありました。
東京周辺の夜景を見ながら離陸します。
この後は真夜中の海上を飛行するため、窓の外は到着まで真っ暗。
離陸後しばらくするとCAさんが食事の希望を聞きにきます。
フミコの和食のご飯は地上で食べるような食感で、お肉も柔らかく美味しかったです。
食後は照明が暗くなったので、座席をフラットにして寝ることに。ビジネスクラスの座席はとても快適で、ぐっすり眠ることができました。
離陸の8時間後、照明が少し明るくなり2回目の食事の時間となりました。
料理の前にドリンクとオリーブ・ナッツが出されます。
事前予約限定メニューのうなぎ御膳を予約しておきました。
これが機内食！？と思うほどうなぎはふわふわ食感で、デザートのフルーツまでおいしかったです。
往復の機内食の中でこれが一番おいしかったな～
順調に飛行を続け北極海上空を通過中。フライト時間が13時間のため、2回目の食事が終わった後も到着まで4時間くらい残っています。ここで嬉しいサプライズが。
お手洗いで席を立った際、CAさんが「オーロラが見えますよ」と教えてくださいました。後ろの方がよく見えますとのことでついていくと、右側の窓の外に白い雲のようなオーロラが！写真に写すことはできませんでしたが、見れただけでもラッキーです。他にも数名の方が窓の外を真剣に眺めていました。
13時間のフライトの後、ヘルシンキ空港に到着しました。
何度も利用している空港ですが、リニューアルでかなり雰囲気が変わっていました。以前はコンパクトな空港だったにも関わらず今回はゲートから到着出口までかなり歩く必要があり、その広さと以前と異なる雰囲気に少し戸惑ってしまいました。
ヘルシンキ空港からタンペレまでは鉄道で向かうため、鉄道の案内表示に従って空港ターミナル地下にある鉄道駅へ向かいます。鉄道駅は地下深くにあり、大きな手荷物のある方はエスカレーターではなくエレベーターを使うことを強くお勧めします。（エレベーターの方が安全なうえ早いです。）
タンペレまでの切符はインターネットで事前予約するか、ホーム上の券売機で購入可能。（改札はないので直接ホームへ入ることができます。）
左側の緑色券売機はVR（フィンランド国鉄）の長距離列車、右側の青色券売機はHSL（ヘルシンキ地域交通局、ヘルシンキ中心部へ行く方はこちら）となっています。
タンペレまではの切符は左側のVRの券売機で購入します。英語メニューがあり、シートマップから座席指定も可能、最後にレシートのような切符が出てきます。（支払いはクレジットカードのみ）
レシートのような切符はQRコードが印刷されており、車内検札時に車掌さんに呈示します。
奥に見えている紫色の列車がヘルシンキ～空港を結ぶ通勤列車です。タンペレ方面のIC（インターシティ）は空港駅を通らないため、P系統の列車でティックリラ駅へ向かいます。
広々とした車内。アナウンスや案内表示は英語もあるので安心です。
10分ほどでティックリラ駅に到着。ここでタンペレ方面のICに乗り換えます。
外は暗いですがすでに午前9時過ぎ。
乗車したIC23列車はロヴァニエミ行き。休暇を過ごすフィンランドの方が多く乗車していました。
8:41にティックリラを出発すると次の停車駅はタンペレ。9:58に到着しました。
タンペレ駅前は高い建物が無いフィンランドらしい風景。小雨が降っていることもあり少し暗いです。
宿泊するホテルに荷物を預け、観光に出かけます。

ご覧いただきありがとうございました。
タンペレ市内観光はその2へ続きます。