尾花沢：雲をかき分けた先にはトトロと大正浪漫の街並み

2022/12/03 - 2022/12/04

山形旅行
条件付き運航のため視界不良のため2階着陸を試みてようやく着陸しました。
天候が悪い日は到着も大変と感じた。
昼食はトトロカフェにいって、内装がかわいらしく落ち着いた雰囲気でいい喫茶店でした。トロロスパゲッティは美味しかったし、トトロカフェで食べると特別な気がします。
滝と蕎麦の宿滝見館という宿は宿泊者用のラウンジがあって、コーヒーやソフトドリンクアルコールといろいろありましたが、ラウンジだけでなく、部屋で飲んでもいいということはかなりいいサービス。
部屋で飲むことができるのはゆっくり自分のペースで自由に飲めるしありがたかった。
銀山温泉は昼も良かったけど、夜になるとかなり大正チックな雰囲気があってかなりよかった。ライトアップもされている時期で特に白銀の滝はライトアップで映えた。温泉街も夜だと黄色の電灯で温かみのある街並みになっていました。
山形市内では文翔館は無料の施設だけど各地域の展示や明治から現代にかけて時代の移り変わりの紹介もあってかなり充実した施設でした。建物も産業遺産になっており、昔の洋風レトロな建物でキレイな建物だった。

エリア 銀山温泉(山形)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JALグループ 新幹線 JRローカル 徒歩

飛行機に乗って山形空港へ。
条件付き運航のため、引き返す恐れもあるといわれましており、
空港周辺は低い位置に雲が立ち込めていて、視界はかなり悪め

空港に向かって1回目の着陸の試み

１回目の着陸は滑走路に降り立とうとしましたが、
視界不良のため再び上昇、
空港周辺に雲が立ち込めていますが、少し離れると晴れているので、
上空で待機してもう一度着陸を試みます。

２回目の着陸、上空で３０分待機したので空港周辺の雲も少し良くなってきました。

雲をくぐって２回目の着陸の試み

無事に滑走路に到着！！
定刻より５０分ぐらい遅れたけど、着陸できてよかった。

山形空港 空港

山形空港は東京からだと新幹線の競合も大きそうで、少し小さ目の空港。

展示スペースでは旅のスケッチの展示がありました。

旅先の風景が水彩画で描かれていて柔らかい雰囲気。
詩もセットで載せてあるので、旅先の思いもわかるし、ロマンがありました。
旅はいいもんだ

詩だけでなく歌もセットで風景を描いているイラストもありました。
大地讃頌は懐かしい。自然の美しさにあってる気がした。

山形空港から電車に乗って大石田駅へ

大石田駅 駅

大石田駅は駅舎の屋根が階段になっていて、上がれるようになっているのは特徴的な駅構造。
ここで座って休憩もよさそう。

ランチは大石田駅の近くにあった喫茶トトロで、
最上屋旅館という旅館に併設されているカフェとなります。

最上屋旅館 宿・ホテル

内装は落ち着いた雰囲気でトトロのイラストもあったりしていい雰囲気

入り口にはトトログッズがたくさんあってかなりトトロなカフェで可愛い。

メニュー表、定食もおつまみ系もデザートやケーキ等もあって結構メニューは豊富です。
トトロなカフェにきたのでトロロパスタをいただきます。

トロロスパゲッティとドリンクはアイスココアをいただきました。
トトロカフェでトロロスパゲッティは言葉合わせで面白い。
味は卵ととろろが入っているため口に入れた雰囲気はかなりまろやかでした。
味は醬油ベースの味。
アイスココアはクリームの甘みが強めでチョコもかかっていておしゃれ。

大石田駅からバスに乗って銀山温泉へ。
天候は晴れていましたが地面には雪が積もっていました。

銀山温泉 温泉

白銀の滝。温泉街ですが滝もありました。
滝つぼは広くないため、かなり近くまで寄ることができます。

白銀公園 公園・植物園

昼の銀山温泉の風景。昼でも和風な街並みがとても良くて、
早く夜の景色が待ち遠しくなりました。

昼の温泉街の風景

能登屋旅館 宿・ホテル

泊まった旅館。滝と蕎麦の宿 瀧見舘

滝と蕎麦の宿 瀧見舘 宿・ホテル

部屋の窓からは先ほどの白銀の滝を眺めることができます。

宿泊者専用のラウンジ。滝を眺めることができる部屋でゆっくり時間を過ごせます。

良かったところはコーヒーサーバーのみならずアルコール系やソフトドリンクも飲み放題なところ。
部屋に持ち帰って飲んでもいいのでかなりいいサービス。

今回の旅館は滝見亭の別邸のお部屋。
貸切風呂もあるので楽しみ。
銀山温泉街の紹介している紙もチェックイン時に渡してくれました。

銀山温泉から少し歩いて銀山荘というお店へ。
内装はお土産中心に販売していました。

売ってあるカリーパンと揚げパンを購入しました。

揚げパンはケーキのような味わい。ずんだも甘くておいしい。

カリーパンも食べて小腹を満たします。

夜の白銀の滝。この時期は期間限定でライトアップされていて、
色鮮やかな白銀の滝をみることができました。
昼とは違って景色。

ライトアップで黄色に染まった白銀の滝。
他にも緑や赤色の滝の景色も見ることができました。

夜の銀山温泉。昼もいいけど夜だとより温かみのある雰囲気ですごい良い。
電球も黄色っぽくて温かみを感じます。

夜の銀山温泉の景色

夜の銀山温泉の景色

川はライトアップされていて、
色々な映像が流れていました。

ライトアップ映像による鯉が泳いでいる様子。
他にも紅葉が流れていたり、雪の結晶が舞う様子もありました。

温泉街には温泉が蛇口のように流れているところもありました。
触るとなかなか熱め４０度弱くらいか？
龍の蛇口が温泉街の街並みにあっています。

ライトアップのほかにシャボン玉も飛んでいました。

ライトアップは９時に終わるので９時過ぎにもう一度温泉街のほうに向かいました。
９時過ぎると人も少なくなって静かな雰囲気。
建物の明かりも少なくなりました。

ライトアップ終わりの温泉街の風景

川にかかったランタンも風情がありました。

白銀の滝もライトアップ終わると鮮やかさは少な目ですが自然な雰囲気

ライトアップ前後の温泉街を楽しんで宿に戻ります。
夜１０時頃になると人もかなり少ないのでかなり静かな雰囲気で見て回れました。

貸し切り温泉でのんびり。
１人なのでゆっくりとは入れるのはいいね。
お湯は熱めで、少しずつ体を慣らしてから入りました。
入った後すごく肌が滑らかな感触がしました。いい湯！！

脱衣所。スペースは貸し切りなので十分なスペース
入るときは扉の札を裏返して入浴中として入ります。

温泉成分。硫黄系の温泉のようです。

ベッドでゆっくりして朝食。
旅館って感じの彩色中心の健康的な和風の食事で、
派手さはないけどとても美味しそうな料理。
白菜は少し辛め。野菜系も醤油ベースの味がついていてとても美味しく食べられました。

滝を見ながらゆっくりと朝食を食べる素敵な時間を過ごせました。

銀山温泉を出る前にお土産屋でクジラ饅頭を購入。
銀山温泉 めいゆう庵というお土産屋さん。

大石田駅から山形駅へ向かいます。

大石田駅前の休憩所で面白いなと思ったことで、方言紹介のパネルがありました。例文があって裏面には回答があります。

こういうパネルが結構並んでいて、そういう意味なんだーと面白かった。

山形新幹線で山形駅に到着！

山形駅 駅

くぢら餅をいただきます。
材料にクジラを使っているわけではなく、
保存が良くきく餅なので、久しく持つ良い餅→「久持餅（くじらもち）」という名をつけたり、サイズがおおきいのでその大きさをくじらに例えてクジラ餅といった説があるようです。
味は羊羹みたいな味でした。触感は少し羊羹よりぬめりけのある食感。

山形駅近くには霞城セントラルという大きな展望台のビルがありました。
建物の構造は低層棟は古き洋風な雰囲気。重厚感を感じます。

霞城セントラル 名所・史跡

山形駅近くの展望タワーではクリスマス前でフォトスポットがありました。
水色と白でエレガントな雰囲気。

展望台は商業テナントやオフィスフロアで一般的なタワービル。

エレベーターで展望台フロアへ。

霞城セントラル展望ロビー 自然・景勝地

展望台からはいろんな角度から山形の景色を望めました。山に囲まれた平地といった景色で雪は積もりそう。

昼食は山形のローカルグルメである冷やしラーメンをいただきました。

栄屋本店 グルメ・レストラン

メニューには冷たいラーメンの由来も紹介してありました。
夏に食べるとかなり気持ちよさそうです。
山形は内陸で夏はかなり熱くなるし、冷やしラーメンは良さそう

メニュー表。冷やしラーメンにもいろいろ種類がありました。

冷やしラーメンをいただきます。
激辛ラーメンを食べました。辛味ペーストは普通に食べると辛いけど、スープと混ぜるとかなりいい辛味。
激辛といいつつ、飲食店で出されるラーメンだし、
辛さは4万5000スコヴィルの激辛ペヤングより辛さうすめ。
ココイチの5辛と比べても辛くはないと感じた。

山形県郷土館｢文翔館｣へ
無料で入れる施設はいいね。
建物はかなりレトロでキレイ。

文翔館(山形県旧県庁舎及び県会議事堂) 名所・史跡

館内マップ。

建物の構造は中庭を囲んで建物が作ってあります。

ギャラリ５～８のあたりは工事中で閉まっていました。
工事期間外は展示がしてあったのでしょうか。

麹資料の展示室へ

工事に関連する方の紹介や文具や履歴書等の展示がありました。
当時の文献を参考に建物の修理とかもしていて、近代化産業遺産となっているようです。

会計課の部屋では当時の様子がマネキンで再現されていました。
家具も現存している家具を修理して、
不足分は当時の意匠を参考に作成したと結構凝って作られているんだと感じた。

地域の展示室では山形の各地域の名産品が展示してあって、
県の各地の特徴を知ることができてよかった。

新庄の屋台の模型。五重塔もあってかなり和風でおしゃれ。

置賜地域の笹野一刀彫という彫刻。
デザインが独特に感じた。

当時のお部屋の様子も再現。
こちらは貴賓室でおもてなしの部屋。

講堂は長机に椅子が並んであって迫力を感じた。

天井の大理石にもしっかりと花の模様が掘ってあって、
かなり綺麗に作られています。

記念碑の部屋へここは明治から現代にいたるまでの生活の様子が分かる品物が展示されていました。

まずは最初の黎明の時代へ。
各時代にはその時代を思わせる彫像が置いてあり、その周囲に展示物が置く形となっています。

明治時代の様子。山形の様子の展示ですが、
日本と同じように散切り頭やが流行っていたようです。

日本歴史すごろく。
昔のすごろくはマスというよりパネルが敷き詰められてそこを移動していく感じか？

説明書はついていないようで、一般的なすごろくと同じような遊び方のようです。

発展の時代へ

この時代は大正デモクラシーで民権運動の活動によるものや、
交通網で鉄道の発達の資料がありました。

昔の時刻表。
字体が明治・大正な雰囲気がします。レトロチック

次に激動の時代へ

この時代は戦争関連の展示が多めでした。

山形での檄や節約の求めの文書もあり、
生活の苦しさがありましたといった説明もありました。
日本中になりますが、山形でもこういう情勢だったようです。

次に復興の時代へ

戦後の復興に向けたパネルが多め。

テレビやテープレコーダーも使われ始め、
少しずつ庶民生活に家電の便利な生活が見えてきました。

最後の成長の時代へ

現代になると新幹線や山形空港もできてかなりモダンな様子が展示されていました。
明治初期から現代にかけて山形の歴史を知ることができて結構見ごたえあった。

中庭出ることもできます。
椅子もあったので休憩もできそう。

夕食はtipi cafeというところで食事。
水色がかなりおしゃれな雰囲気。

Tipi cafe グルメ・レストラン

メニューもパネルの展示があって写真付きでわかりやすかったです。

ローストビーフサンドとキャラメルラテをいただきました。
ローストビーフサンドは玉ねぎとマヨネーズ風のドレッシングがかなり美味しい。ビーフはあっさり目。かなりボリュームあって満足。
キャラメルラテはキャラメルの甘さは控えめでコーヒーの味もしっかりとしていた。

山形駅に戻ってバスで山形空港へ行きます。
こういった羽のスポットはたまに見かけるけど、山形駅にもありました。

山形空港に到着。
空港バスはバンタイプで少し小さ目。

山形空港は夜でしたが雪が降っていていて、飛行機の出発も30分ほど遅れてました。
内陸はやはり雪が多いのを実感。

空港には地元の高校生作成のハーバリウムの展示もありました。
グラスに入った花の展示でおしゃれでした。

雪の山形から東京へ。無事到着

羽田空港 第1旅客ターミナル 空港