房総旅行（1日目）・房総半島横断　/　いすみ鉄道キハ２８乗り納め

2022/11/12 - 2022/12/13

本旅行記は、千葉旅行・1日目の旅行記です。2日目の旅行記は、完成し次第アップロードいたします。

２日目：https://4travel.jp/travelogue/11801867

2022年11月12日ー13日で、千葉に旅行に行った。1日目は房総半島横断、2日目は銚子に旅行した。
使用した切符は「サンキューちばフリーパス」という切符で、2日間で房総半島のＪＲは勿論、いすみ鉄道や小湊鉄道などといった私鉄、東京湾フェリーが利用できる。

行きは東京駅からわかしおで大原に行った。自由席を利用したが、かなりガラガラで乗客の数は少なかった。しかし、蘇我あたりから乗客の数が少し増えたが、私が下りた大原駅では比較的多くの人が下りた。

A・B席は海側のため、景色が良かった

乗車車両は９両編成の特急　２５５系で、数年以内の引退が噂される特急車両である。

いすみ鉄道の混雑は大変ひどく、都会の満員電車を彷彿とさせるものであった。列車は1両しかなく、身動きが取れなかった。乗換駅の大多喜まで、この混雑が続いた。

大多喜からは、今回のお目当てであるキハ２８系に乗車した。キハ２８系はJR西日本が使用していた車両で、引退後はいすみ鉄道が譲受し、いすみ鉄道で活躍を続けた。JRからキハ２８が引退すると、日本国内で現役で走るキハ２８はいすみ鉄道のみとなり、貴重な車両となった。

しかし、車両の老朽化が深刻で、来年に控えた検査の費用が、いすみ鉄道の運賃収入を上回ることもあり2022年11月27日を以て定期列車での運転を終了。2023年3月までは、貸し切り列車などで使用するという。

引退後は国吉駅で実車を保存するほか、メタバース空間上での保存も行う予定だという。

大多喜に到着すると、係員に誘導されて駅の外まで移動し、列に並んだ。列車がホームに入線すると再び係員に誘導されながら列車に乗り込んだ。列車内には多くの人が乗っており、ボックス席は他の人と相席であった。私は車端部のロングシートに着席した。

キハ２８は単行運転（1両編成での運転）はされない列車のため、キハ５２とペアを組んで運転される。大多喜から上総中野へ向かう電車は、キハ52が先頭となる。

添乗員は非常にサービス精神がある方で、鉄道ファンに対し、「いい写真は取れましたか？」などと声をかけていた。

上総中野駅に到着したが、小湊鉄道が来るまで1時間ほどの時間があったため、周辺を散策することにした。
駅の周りには田園風景が広がっており、千葉らしい景色が広がっていた。

散策終了後、小湊鉄道で里見駅まで移動した。里見駅には砂利運搬用の貨物列車が使用していた里見砂利山線の廃線跡があるため、行ってみた。しかし廃線跡は草木にまみれてよく見えなかった。

次に高滝駅に行き、高滝湖とダムを見てきた。そして2017年に国の登録有形文化財に指定された上総山田駅に行き、1日目を終えた。

（サンキューちばフリーパスについて）
千葉県内のJRと小湊鉄道、いすみ鉄道、銚子電鉄、流鉄、東京湾フェリーと日東交通などの一部のバス/京成タクシーの指定路線が２日間乗り放題の乗車券。自動改札機も通れる。

購入は指定席券売機で可能（みどりの窓口では購入できない）

価格　大人：3,970円　小人：1,980円

エリア 千葉

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩

わかしお（255系）の車内

さざなみ・わかしお５０周年記念ラッピング（E２５７系）
２０２３年３月中旬まで運転予定

自由席特急券とサンキューちばフリーパス（往路）
往路の券は、最初の下車駅で回収される

葛西臨海公園の観覧車

東京ディズニーランドホテル

夢の国への入口

東京湾を眺める

田園風景

255系の　View　のロゴ
房総特急において、ビューさざなみなど、特急名の前にビューを関する列車は運転されていない

２５５系も、２０２３年度中の廃車が予想されていたが、ダイヤ改正後も残りそうである。しかし、数年以内に引退する可能性が高い

いすみ鉄道の車両
車両はいすみ300系

国吉駅で保存されているキハ30系
運転体験の際に使用される

キハ28に乗車する人の列
一部の人の顔とネームタグ（係員）はモザイク処理を施しています。

キハ２８乗車口の看板

キハ２８トイレにある喚起窓

キハ28の顔
準急　清澄のヘッドマークを付けていた

これからキハ２８・５２に乗る乗客の列

上総中野駅にある観光案内図

上総中野駅駅名標

上総中野駅駅舎

上総中野駅を出発したキハ２８（前）・キハ５２（後ろ）

上総中野駅付近の田園風景

上総中野駅横にあるトイレ
竹をイメージしたもの？となっている

小湊鉄道の車両（右）といすみ鉄道の車両（左）が共演

里見砂利山線廃線跡
草木に埋もれ、線路が申し訳程度に見えるのみ

里見駅構内

里見駅に泊まっていたキハ40系
いずれもJR東日本から譲受した車両で、5両が活躍している

高滝湖

小湊鉄道のトロッコ列車　房総里山トロッコ　
高滝駅にて

高滝駅の駅名標

キハ40系の運転席にある表示
JR時代のものが残されており、JRのロゴもそのまま残されていた

上総中野駅の駅舎
2017年に国の登録有形文化財に指定された

上総山田の田園風景

遠くまで続く１本道

市原市のマンホールのふた
火消しの子供が纏を持っているデザインとなっている

レール運搬貨車が置かれていた

構内の踏切

踏切より撮影

かなり劣化している警報機

夕日と駅舎

レトロな案内表示
昭和時代から使われていると思われる

五井駅に留置されている小湊鉄道キハ４０系
秋田県の男鹿線で使用されていた車両で、塗装も男鹿線時代と変わっていない