2022/11/15 - 2022/11/16
194位(同エリア1187件中)
クッシーさん
この旅行記のスケジュール
2022/11/15
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飛行機での移動
羽田空港(6:25) → 鳥取空港(7:45)
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バスでの移動
砂の美術館前(16:51) → 鳥取駅(16:55)
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この旅行記スケジュールを元に
介護生活の気分転換に毎月1回は夫と旅をすることに決めたのですが・・・夫とはどうしても仕事の都合上週末の旅になってしまいます。でも今は全国旅行支援で平日旅がとってもお得。ということで、1泊2日の弾丸ひとり旅のお許しをもらって、まだ行ったことのなかった鳥取に行ってきました。
1日目はネットで見てそのビジュアルに一目惚れした「カニ丼」と鳥取砂丘をメインに。でも、おまけのつもりで行った鳥取城跡と仁風閣にもどっぷりはまってしまいました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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1泊2日の鳥取弾丸一人旅
まだ真っ暗なうちに自宅を出て6:25発の鳥取行に搭乗 -
7:45 鳥取空港到着
今は「鳥取砂丘コナン空港」と言うんですね。ネーミング通り、コナン君と砂のプレートが出迎えてくれました。鳥取空港 鳥取砂丘コナン空港 空港
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空港からはバスに乗り鳥取駅へ
今回はペーパードライバー、クッシーの一人旅なので、頼りは公共交通機関です。が、バスのルートやバス停などがネット検索ではわかりにくかったので観光案内所に直行。今日行きたい場所、やりたいこと(鳥取城跡・仁風閣見学→カニ丼→砂の美術館見学&砂丘で風紋を撮る)を伝え、廻り方やバス停、時刻等々を教えてもらいました。写真は観光から戻った時に撮ったのでクローズ後のものですが、とても親切なスタッフさんが丁寧に詳細を教えてくれましたよ~☆彡
砂の美術館の割引券(¥800→¥600)もここで購入できました。鳥取市観光案内所 名所・史跡
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宿泊は駅から徒歩5分ほどのホテルモナークを予約していたので一旦ホテルによって不要な荷物を置き、身軽になってから駅前の「すなば珈琲」で一休み♪
鳥取にきたからには一度は入ってみたかったんですよね(笑)
お店の前にはモーニングの看板、和食もありなかなか庶民的なカンジ。ちょうど出社前の人たちが食べ終わって出ていったあとのようでお店はすいていました。オーダーは各テーブルに置かれたタブレットで行うシステムです。すなば珈琲 鳥取駅前店 グルメ・レストラン
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ブラジル産のコーヒー豆を鳥取砂丘の砂で焙煎したという「砂焼きコーヒー」なるものに興味をそそられましたが、寝不足の胃はもう少し胃に優しいものを欲していたのでカフェオレをオーダー
温まりながら、観光案内所でもらった地図やバスの時刻表を確認しながら今日のスケジュールをおさらいし、いざ出発~! -
まずは観光案内所で教えてもらった100円循環バス「くる梨(kururi)」で鳥取城跡と仁風閣に向かいます。
この循環バスは1周35分ほどのエリアを赤・青・緑3つのコースに分けて走っており、文字通り1回100円で乗車できるミニバス。1日乗車券も200円とビックリの料金です。20分おきに出発するのも嬉しい!鳥取駅バスターミナル 乗り物
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「くる梨」緑コースで約8分、仁風閣・県立博物館で降りると間の前が鳥取城跡・久松公園
鳥取城跡 久松公園 名所・史跡
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織田信長に名城と言わしめた鳥取城
現在は大手門などが復元され、山麓は久松公園となっています。見学したかった仁風閣もここにあります。 -
桜の名所でもある公園、まだわずかですが紅い葉が残っていました。
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白亜の洋館 仁風閣
旧藩主、鳥取池田家14代の池田仲博侯爵が明治40年に建てたもので、設計は迎賓館赤坂離宮や京都国立博物館などを設計した片山東熊氏。
明治40年5月には嘉仁皇太子(のちの大正天皇)の山陰行啓の際の宿舎として利用されました。大正時代に鳥取市が池田家から譲り受け、その後は県の施設、時にはレストランが洋式宴会場、結婚式場として使用したこともあったそうですが、昭和48年に国指定重要文化財に指定、保存修理が行われ現在一般公開されています。
(仁風閣パンフレットより)仁風閣 名所・史跡
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イチオシ
詳細はこれ位にして
フランス風ルネサンス様式を基調とした洋館にさっそく入ってみます。 -
イチオシ
珍しい支柱のないらせん階段
高さ4mの曲線美! -
明治期の洋風建築では国内唯一だそうです。
当時のまま残されている階段は実際に使うことは禁じられていましたが、1階と2階から見学できるようになっています。 -
1階は主に仁風閣の歴史や皇太子行啓時の資料、池田家の所蔵品などの展示がされていました。
窓越しには紅葉した庭園ものぞめます。庭園にもあとで行ってみよ~♪ -
その前に建物2階へ
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御座所
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謁見所
皇太子の宿舎として使われた当時の名称で呼ばれています。 -
イチオシ
デザインや調度品がいちいちステキ
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灯りも凝っています。
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横浜のホテルニューグランドや東京都庭園美術館を彷彿とさせる洋の世界
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明るい光が差し込むバルコニー
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一部の歪んだ窓ガラスは当時のもの?
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バルコニーや庭園では映画「るろうに剣心」のロケが行われたとか。
館内ではその時の様子をパネルで紹介していました。佐藤健さんファンは必見? -
建物の外観
ゴシック風の八角尖塔は、らせん階段がある部分です。 -
イチオシ
建物裏手に回ってみました。
ベランダや煙突がアクセントとなって外観も美しい。
建物に近い部分は芝生で洋風な庭園ですが、クッシーがいる場所は和風庭園になっていました。この和風庭園は「宝隆院庭園」と言って第12代鳥取藩主池田慶徳が、若くして未亡人となった先代慶栄の夫人宝隆院を慰めるために造営した回遊式池泉庭園です。 -
今も四季の草花とともに美しく手入れされていました。
仁風閣は老朽化のため令和6年春から再び保存修理に入るそうです。令和10年春頃まで閉館するそうなので、見学するなら今がチャンスですよ~ -
庭園から鳥取城跡へ
石垣に案内板? 読んでみると「お左近の手水鉢」とあり、池田長吉が鳥取城主となり改修した際、難航していた三階櫓の石垣に長幸(長吉の子)夫人の侍女、お左近(おさご)の手水鉢を入れ込んだところ無事完成したとの伝承があるとのこと。その手水鉢と思われる石材が昭和3年に見つかり、石垣修復時に元の位置に復元されたと書かれていました。 -
久松山の自然地形を利用して築かれた鳥取城
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山城だけに眺望がなかなか
紅葉が景観に花を添えます。 -
三階櫓跡
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眼下に仁風閣
ジオラマのよう -
登ってきた石垣
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平日なのであまり観光客はいませんでしたが、紅葉ハイキングや、愛犬とのお散歩に久松山を訪れる地元の方々何組かとすれ違いました。
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そうそう、バス停に着いた時には地元の中学生かな? マラソン大会かなにかで運動着姿の生徒さんたちが大勢山を走ってました。
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走るのが嫌いなクッシーはゆっくり景色を楽しみながらお散歩
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穏やかな小春日和
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鳥取城跡の見所のひとつ天球丸巻石垣
球面の石垣は国内唯一なんだそう
何故に球面?と思い調べたら、「1807年(文化4年)頃に背後の石垣が孕みだし、その崩落を防止するために築かれた」と鳥取城の公式パンフレットに書かれていました。珍しいものが見られてラッキー☆彡
※https://kojodan.jp/castle/78/memo/3535.html -
それにしても山は紅葉まっさかり
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この鳥居をくぐった先に山頂まで続く道があるようです。
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が、クマもいるんですね ^^;
時間もないし、今日は登山はやめておきましょう -
下りの道からみた仁風閣
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紅葉とともに
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久松公園のお堀まで戻ってきました。
写真左上は公園入口に建つ鳥取市出身の音楽家・岡野貞一氏の歌碑。メロディーボックスからは作曲した「ふるさと」が流れてきます。
右下は鳥取のしゃんしゃん祭で用いられる「しゃんしゃん傘」をモチーフにしたご当地マンホール
※しゃんしゃん祭り
http://tottori-shanshan.jp/about岡野貞一歌碑 名所・史跡
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鳥取城跡と
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仁風閣を後にし、再び循環バス「くる梨」に乗って次の目的地へ
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観光案内所で教えてもらった戎町で下車
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袋川沿いを歩き
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目的地『味暦あんべ』さんに到着
お目当ての「親がに丼」をいただきます♪♪♪味暦あんべ グルメ・レストラン
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じゃ~ん!
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これがネットで一目惚れした「親がに丼」
丼の左右にはプレーンのかに身とかに味噌であえたかに身、甲羅の中は塩ゆでした内子、真ん中のウニのようなオレンジ色は生内子の醤油漬け、その上にはプチプチ食感の生外子の醤油漬けが乗った夢のようなカニ丼☆彡
生の内子は鳥取県民でもなかなか食べられないそうで、ランチメニューはかに丼のみにもかかわらず平日でも予約必須の人気店です。 -
お代わり自由のかに汁も身が詰まったかにが殻ごと入り、だし汁がしみまくった大ぶりの大根がアクセントとなった超絶品!
とてもボリュームがあるのですが大概の人がお代わりをしていました。もちろんクッシーもお代わりしましたが、なかには10杯飲んだ人もいるそうですよ~ -
絶品かに丼とかに汁をいただき1年分のカニを食べたようなハイな気分で、紅葉の道を戻ります。
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桜並木もカニ色だ~(笑)
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食後はいよいよ鳥取砂丘へ
砂丘センター見晴らしの丘からは名前の通り展望台から砂丘が見渡せるようですが、観光バスがたくさん来ていたので先を急ぐことに。砂丘センター 見晴らしの丘 名所・史跡
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砂丘センターからは砂丘入口までリフトが設けられています。
鳥取砂丘リフト 乗り物
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が、クッシーが砂丘より先に行きたかったのは「砂の美術館」
鳥取砂丘砂の美術館 美術館・博物館
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今期(2022年7月30日ー2024年1月3日)のテーマはエジプトです。
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砂丘センター側にあるサブゲートから入ったので、野外展示を先に見ることになりましたが、メインの展示エリア(屋内)はこの先
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館内に入ると砂像彫刻家兼プロデューサーとして国内外で活躍している茶圓勝彦氏の紹介がありました。砂の美術館では茶圓氏が総合プロデュースを務め、海外各国から砂像彫刻家を招いて、毎年「砂で世界旅行」をコンセプトとした世界最高レベルの砂像を展示しています。
※砂の美術館公式HP
http://www.sand-museum.jp/about/ -
展示スペースに足を踏み入れると、そこはいきなりエジプト
ルクソール神殿 -
砂で作ったとは思えないほど精巧なカイロのバザールやナイル川の景観
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アクエンアテン王とその家族
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死者の書
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アブ・シンベル大神殿
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精巧さもさることながら、その大きさにもびっくりです。
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カデシュの戦い
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クレオパトラ(右)にロゼッタストーンの発見(左下)
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紀元前3000年の人々の生活から1922年のツタンカーメン王の墓の発掘までが22の作品によって表現されています。
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茶圓勝彦氏と作品に携わった各国の砂像彫刻家の皆さん
会期が終われば砂像は全て取り壊され砂に戻すのだそうです。美術館のHPに砂像の作り方が紹介されていましたが、これだけ大きなものを作る労力は計り知れません。この芸術を直に見られて良かった!
http://www.sand-museum.jp/sazou/ -
砂の彫刻に感動したあとは本物の砂丘へ
鳥取砂丘 自然・景勝地
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お~っ!
青空と海と砂丘の三重奏 -
風紋が見たかったので観光案内所で風紋スポットを教えてもらって来ましたが、この日は風が強かったのでスポットへ行くまでもなく、砂丘に入ってすぐに見られました。
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夕方なので人の足あとはそれなりにありましたが、それも入口付近だけ
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特にクッシーが利用した砂の美術館側の入口は、駐車場のあるビジターセンターや砂丘リフト乗降場側の入口ほど観光客が多くないので、荒らされていない砂丘が見たい方にはオススメかもしれません。
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イチオシ
この風景を独り占め!
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イチオシ
キレイな風紋もたくさん!
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砂丘に咲く花
健気だな~ -
砂丘の人気スポット「馬の背」が見えてきました。
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風が強い中、登っている人もいるんだな~
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風紋の上には出来立ての自分の足あと
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色々な風紋が見られて嬉しい♪
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イチオシ
見たかった風紋も見られたし、せっかくここまできたのだからやっぱり「馬の背」登ってみようかな~
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と思って、望遠レンズで「馬の背」をのぞいたら、この砂嵐!!!
カメラのことを考え、「馬の背」登りは即決でやめました(笑) -
その代わりに砂丘の風景をたくさん撮りました~
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イチオシ
一面風紋
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砂丘の奥には青空と雲と日本海
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イチオシ
雪原にできた動物の足あとみたい
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自然が生み出した芸術
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観光客が多いエリアにやってきました。
といっても11月の平日、それほど人の姿はありません。 -
風が強かったせいでラクダもいない・・・
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イチオシ
ビジターセンター側の入口にはそれなりに人がいましたが、この強風を嫌がって数枚記念写真を撮るとそそくさと帰って行く人多数(^^;)
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クッシーもカメラをコートで守りながら歩きましたが、スニーカーもリュックも砂まみれ。コートやリュックは、はたいて砂をすぐ落とせる生地のものをオススメします。中には靴の上からレジ袋を履いて砂丘に入って行く人もいました!歩きやすいかどうかは定かではないですが・・・
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日がだいぶ傾いてきました。
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この日は夕日がみられそうだったのでビジターセンターで少し休憩し、再び砂丘散策
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砂しかなさそうな砂丘ですが、所々に植物の姿
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風紋とのコラボ
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風紋も刻々と形や陰影を変え、見ていてあきません。
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そろそろ日沈
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夏場は海に沈むそうですが、冬は砂丘に沈んで行きます。
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あたりは一瞬にしてシルエットに
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帰りのバス停から見た夕陽
早朝から計画通りに旅ができ、楽しめて大満足の1日でした。
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この旅行記へのコメント (4)
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- kiyoさん 2023/04/25 17:24:38
- 参考になりました
- クッシーさん、こんにちは。
私は来月、お墓参りで岡山へ里帰りするついでに、レンタカーで鳥取へも足を伸ばす予定です。鳥取は初めて行くのですが、「砂の美術館側の入口から鳥取砂丘へ入ると、荒らされていない砂丘が見れる」「コートやリュックは砂を落としやすい生地がいい」など、クッシーさんの旅行記はとても参考になりました。ありがとうございます。
介護は大変だと思いますが、体調を崩されたりはしていませんか?
先の見えない毎日で気が滅入ることも多いかと思いますが、無理はなさらずに。
kiyo
- クッシーさん からの返信 2023/04/26 16:36:04
- Re: 参考になりました
- kiyoさん、こんにちは。
介護&体調のこと、気にかけてくださりありがとうございます。
まぁ、先が見えないけどボチボチやってます^^;
来月のご旅行、季節も良いし楽しみですね。
鳥取砂丘は風が強いとカメラが大変だけど
その風がないときれいな風紋が見られない・・・
なかなか悩ましい状況ですが
もし風紋にご興味があればビジターセンターで風紋のできる仕組みや
いろいろな風紋を画像で紹介しているのでオススメですよ♪
kiyoさんに所縁のあるエジプト展を開催中の砂の美術館も、ね!
是非楽しんできてください。
クッシー
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- クサポンさん 2023/01/01 10:43:24
- 風紋いいな~
- クッシーさん
クサポンです
あけましておめでとうございます。毎回綺麗な写真楽しみにいています。
今回は鳥取砂丘に行かれたんですね。
私が行った時は雨で、靴は濡れ、砂だらけ、風紋もわからなかった(-。-;
リベンジを誓ったのでした。
砂の美術館は私の時とテーマが違いますね。精巧な造りにびっくりしました。
倉吉は夕方行ったので人も歩いてなくて、帰りのバス停も分からず泣きそうになりました。
コナン好きなので鳥取空港お気に入りです。
今年も旅行記楽しみにしています♪
- クッシーさん からの返信 2023/01/01 22:56:37
- Re: 風紋いいな~
- クサポンさん
あけましておめでとうございます。
いつも旅行記みてくださってありがとうございます。
クサポンさんが砂丘にいらしたときは雨だったのですね。
私もラクダがいなかったのは心残りですが、風紋は感動ものでした!
是非リベンジしてくださいね。
それにしても倉吉のバス停がわかりにくいのは同感!
私はなしっこ館から倉吉駅に戻る時に、別のバス停から乗る予定だったのですが迷いそうになり、結局なしっこ館正面に戻ってなんとかバスに乗りました。
これをのがすと倉吉からの空港連絡バスに乗り遅れてしまいそうだったので焦りましたよ~(^^;)
そして出雲大社と松江、実は12月に夫と行って来たので
旅行記、懐かしく拝見しました。
一畑電車に出雲大社駅、私は見られなかったので羨ましい!
出雲大社では神楽殿を見損ねるという大失敗をしましたし・・・
私は出雲にリベンジかな。
今年も健康&ケガ(私も旅先で転んで腕をやりました)に気をつけながら、楽しい旅行をしましょうね~♪
本年もよろしくお願いいたします。
クッシー
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