2020/10/04 - 2020/10/04
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sio爺さん
今回は山寺・蔵王旅行記NO5で、これが最終回になる。東北旅行4日め、午後のフライトに合わせて午前中は仙台市内半日観光とした。交通手段は何といっても市内観光循環バス「るーぷる仙台」だ。半日ではあるが、るーぷるの始発が9:00なので見学地を絞り、仙台城跡と大崎八幡宮とした。両方とも私はかつて見学しているが、妻は初めてなのでこの2か所とした。
- 旅行の満足度
- 4.0
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スタートはホテル出発からだが、宿泊した「ホテル法華クラブ仙台」について記しておきたい。ご当地の方はご存知のことと思われるが、ホテル法華クラブ仙台はコロナの影響で宴会需要が減少したため、建物の賃貸契約が満了するタイミングで退去することを決定、2022年1月5日に営業を終了したということだ。これを知った時、ショックだった。数年前、現職時代に宿泊して気に入ったので、妻にも味あわせてやりたくて2泊したのに、今やコロナ禍により閉館とは、何とも残念の極みだった。
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私のお気に入りだった、ここの朝食も、もう味わうことができない。
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気を取り直して旅行記を進める。
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仙台駅前のペデストリアンデッキ(高架橋)を昇って、市内観光巡回バス「るーぷる仙台」の乗車券売り場に行く。
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この時は一日乗車券が630円で、1周約1時間のコースを乗り降り自由だ。
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9:00始発の朝イチ便にさっそく乗り込む。
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「るーぷる仙台」には既に2回乗っているが、以前と違うのは車内アナウンスだ。前回は運転手さんのトークがメチャクチャ楽しく、降りたくないほどだった。しかし今回、運転手さんは停留所案内のみで、ガイドは音声アナウンスだった。これもコロナ対策なんだろうね。
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広瀬川に架かる橋を何か所か渡った。
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最初の訪問地、仙台城跡、大手門脇櫓が見えてきた。昭和42年の復元だ。
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護国神社の鳥居も見えてきた。
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ここで「るーぷる」を降りて、
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宮城縣護國神社の鳥居をくぐって、石段を登っていく。
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築城期の石垣モデル(17世紀初頭~初代藩主政宗時代)
この石垣モデルは埋め戻された石垣の構造を再現したもので、石質の同じ石材で積み上げているそうだ。 -
本丸北壁の石垣モデル(17世紀後半~四代藩主綱村時代)
この石垣モデルは江戸時代に築かれた石垣の石材で、破損のために再利用できなかった石を用いて積み上げたということだ。 -
仙台城見聞館、これは前回訪問時にはなかった。ここは仙台城のガイダンス施設だ。
本丸大広間の50分の1模型があり、政宗が座ったという上段の間のコーナーでは、床の間を実寸大で再現し、鳳凰図屏風の障壁画も再現されていた。 -
本丸大広間50分の1復元模型
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仙台城の大広間説明
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仙台城本丸大広間の障壁画「鳳凰図」、実物大の復元ということだ。
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「鳳凰図」横の違い棚
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「藩主が座った上段の間の床の一部を原寸大で再現した展示」というのは、この畳だろうか?
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仙台城の遺物
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城跡からの景観を眺める。
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政宗公と久々の対面
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いつ見ても凛々しい
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仙台城跡の説明表示
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東日本大震災の記憶~昭忠碑
(以下、「昭忠碑」手前に掲示の説明文より引用抜粋)
昭忠碑は西南戦争・日清戦争等戦没者慰霊碑として明治35年に設置された。しかし平成23年3月11日の東日本大震災により、鵄(とび)が塔上から落下し、大きく破損した。 -
破損した鵄は平成25年2月、文化財レスキュー事業により、石段前に仮設置され、平成26年5月から文化庁補助事業として、保存修復事業が開始された。
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平成28年10月、修復作業が完了し、石塔の安全性を考慮し、塔の上ではなく、基壇上に設置された。
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正面大鳥居をくぐって、宮城県護国神社にもちょっと行ってみた
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拝殿・本殿
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時間が限られているので、るーぷる乗り場に戻る。
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るーぷる仙台に乗って、次の目的地、大崎八幡宮に向かう。
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大崎八幡宮の一の鳥居は、国道48号線に面しているため、鳥居の真下から撮ると、こういう画像になる。ちなみに鳥居上部の扁額の大きさは畳4枚分とのこと。
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一之鳥居をくぐると、石造の二之鳥居が見えてくる。一之鳥居よりやや小ぶりだが、四代藩主伊達綱村が寄進し、1668年築という由緒ある鳥居で、宮城県の有形文化財に指定されている。
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二之鳥居をくぐって、石段を登っていく。
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この大石段は98段だが、踊り場を2段と数えると100段になるということだ。両脇の木は常緑樹の榊(さかき)。生命力を表しているそうだ。
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昇りきると、三之鳥居だ。
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手水舎があったが、
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感染拡大防止のため、柄杓は外されている。でもこの当時は、竹筒より流れる水で、手と口元を清めることができた。
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鳥居から奥に進むと、伊達政宗が建てた御社殿(国宝)の手前に長床があった。長床とは、画像の建築物のこと。
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元来、長床とは修験道等における拝殿をさすが、この建物は中央が通路になっている「割拝殿」の形式になっている。建てられたのは社殿より後の寛文年間(1660年代)とみられ、社殿の一環をなす重要な建造物で、国の重要文化財に指定されている。
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長床の通路の部分には、「必勝」と書かれた大きな絵馬が飾られていた。
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大崎八幡宮の社殿は、本殿と拝殿とを石の間でつないだ、いわゆる権現造りで、政宗公の命を受け、日本全国からトップクラスの職人たちを招き、1604(慶長9)年から3年の歳月をかけて創建された。
権現造は、神が宿る本殿と人が参拝する拝殿を、石の間と呼ばれる部屋で繋いで一体化した神社建築の事。 -
桃山文化の現存最古(京都の北野天満宮社殿と共に)の典型として、1903(明治36)年に重要文化財に指定され、1952(昭和27)年には国宝に指定されている。
正面に見えるのが拝殿のようだ。その奥に本殿が鎮座しているはずだが、本殿の画像はない。後で調べて分かったのだが、拝殿の奥に続く本殿は御社殿の左側から見られるということだ。
桃山建築の傑作と謳われ、仙台市内の建造物としては唯一となる国宝だが、社殿の周りにテントなどの物が設置されて全貌を見ることができないのが残念。 -
当日は七五三参りの家族連れが多かった。画像はないが、社務所でるーぷる仙台のチケットを提示すると、絵葉書と甘酒サービス券を頂いた。
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無料で国宝社殿を拝観させて頂いた上に、こんなにご利益をいただいていいのかね?
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神馬舎(しんめいしゃ)
八幡宮の御神馬の厩(うまや)として大正期に建造され、昭和20年ころまで御神馬がいたという。
平成23年、近代和風の優れた厩建築物として国の登録有形文化財に指定されている。 -
るーぷる仙台のバス停を目指して戻る。
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バス停は一之鳥居のすぐ近くだが、「作並街道」の標識もあった。「作並街道」とは、宮城県と山形県を結ぶ国道48号線の宮城県側をいうようだ。
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るーぷる仙台に乗って、仙台駅を目指す。
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アクセス線に乗って仙台空港に到着。
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仙台空港外観
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フライトまで時間があったので、展望デッキに行ってみた。
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さすがの飛行機の発着の様子が良く見えた。
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まだ時間があったので、ずんだシェイクを味わった。
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プロペラ機初搭乗だ。高い所が苦手なので、プロペラ機だけの路線は今まで全く想定していなかった。でも今回、当初予約した便が欠航となり、取り直した便も欠航となって、もう選択の余地はなく、帰路はプロペラ機に乗るしかなかった。
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あの機体がプロペラで飛ぶはずがない! という思いが強く、乗るまで本当に不安だった。定員70名程度なので、大型バスより少し大きい位かと想像していたが、当日いざ乗ってみると、思った程機内は狭くなかった。
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座席は車輪が見える位置だった。ちょっとビミョーだった。
機内では「気流が不安定で到着時間が少し遅れました」とアナウンスがあったが、その割には酷い揺れではなかった。 -
新千歳空港に着いた時は、やはりホッとした。ちなみに、その後プロペラ機には何度も乗っているが、少し慣れてきたといえるかどうか。
以上で終了します。ここまでご覧いただき有難うございます。
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この旅行記へのコメント (2)
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- fuzzさん 2022/12/21 22:16:20
- 法華クラブ
- sio爺さん、こんばんは☆
仙台の法華クラブホテル、私達夫婦も気に入っていたので残念です。
確かに古さは否めませんが、朝食が好きでした。
それだけじゃなくて、多分いまは伊達政宗像は、あそこにいないかもしれません。
地震で台からずれてしまい修理?療養中らしいです。
伊達政宗像のお姿を久々に拝見して嬉しいです。また、そのお姿が仙台に戻ってくる日が待ち遠しいです。
fuzz
- sio爺さん からの返信 2022/12/23 10:13:38
- Re: 法華クラブ
- fuzzさん
おはようございます。
返信が遅くなってすみません。
この度、旅行記にご訪問といいね、そしてメッセージをいただき、有難うございます。
法華クラブ仙台の件、同調して下さる方がいらっしゃって嬉しいです。
政宗公の騎馬像が今年3月の地震で被害を受けたと知った時もショックでした。そこで敢えて、タイトル画像に載せてみました。今回、fuzzさんからメッセージをいただき、現在修復中ということに、私も何か触れておくべきだったかと思っているところです。
政宗公の凛々しい姿が早く戻ってきてほしいと願っています。
sio爺
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