リヨン観光四日間D１美しきローヌ川

2022/11/01 - 2022/11/01

リヨンは、ローマ帝国の時代から2000年以上の歴史をもつフランスで第2の都市。学校休暇中リヨン大学が中学生向けに開催される無料開放の数学講座を受けるため、リヨンに4日間滞在することになりました。息子が受講する昼間には、リヨンの町を散策しました。
全行程:
D1、ローヌ川沿岸。

エリア リヨン(フランス)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

パリのGare de Lyon 駅。朝9時発、10:56リヨン到着予定の列車を待ちます。

イタリアの高速列車。ミラノ行き。
切符は前日ネットで購入、改札口で携帯の切符QRコードを見せて乗車。

満員でした。

発車後乗務員が検札に来ます。

車内のトイレ。

車体はとても綺麗。Hitachi 製か。

向かい合う席に指定されていたが、先に座っていた親子に頼まれ、横並びの席になりました。それは別にいいけど、途中その中学生らしい子供が眠ってしまい、足をまっすぐにこちらの座席下まで大きく伸ばして来ました。こちらが窮屈になり、苦しい数時間の旅になりました。やはり同伴者とは向かい合う席の方がいい。

車窓からの風景。

二時間弱でLyon Part-Dieu 駅着。

カードで駅前のトラム駅の機械で1日券購入。並んで待っている人が多いのでちょっと焦ります。

6ユーロ一枚で家族大人2人、子供３人まで1日乗り放題。とてもお得。

トラムに乗車。人数分切符を刻印しなければならない。

トラムで約10分、リヨン第一大学に到着。

広くて開放的な校舎。

教室。もうすぐ授業が始まります。

ヴァカンス中のため、校舎はガラガラ。

子供たちを残して親たちが教室を出ます。こちらは図書館。祭日で閉まっています。

大学近くの自然公園　Parc Naturel de la Feyssine を散策。

公園を出たら、ローヌ川Le Rhôneの絶景が広がります。
永井荷風が1907年、8ヶ月間のリヨン滞在を『ふらんす物語』にまとめ、ローヌ河岸の景色を
「河霧立ちこめし河岸通の景色よし」
「薄き霧に掩われし河の景色は病める美女の微笑めるに似たり」と述べています。

今日は天候が良く、空が晴れ渡り、青空に浮かぶ真っ白な雲が優雅そのもの。悩める美女より爽やかな少年少女の姿に彷彿とさせます。

橋Passerelle de la Paixを渡ります。
橋から眺める両岸の風景は絶佳です。

交通が便利になった今、いつでもまた来られるので、「余はロオンの流れを見るも今宵限りぞと思へばおのづから歩みも遅く欄干に凭れて涙を流しぬ」との感傷もなく、絶景だと素直に嬉しいだけ。

ローヌ川の向こうに水道博物館Musée des Eaux de Lyonがあります。写真を撮り損ねたが、公園Parc Saint-Clair のすぐそば。かっこいいクラシックカーが通ります。

橋 Pont Raymond Poincareを渡った交差点周囲に数軒のホテルがあり、歩き疲れたので、一番手前にあるホテルB&Bにチェックイン(予約なし)。受けのお嬢さんが手際よく手続きしてくれました。名前を言って現金を支払っただけ。陰性証明やワクチン証明など一切不要。マスク要求もなし。部屋は７階にあり、眺望もよし。

バストイレ。タオルシャンプーあるが、歯ブラシ歯磨き、そしてスリッパがありません。近くのスーパーで調達しました。やはり普通のスーパーよりやや高めですね。

ホテルから徒歩1分のバス停。何本ものバス路線があり、交通はとても便利。

夕方リヨン大学に戻り、授業を終えた子供を迎えて市内中心へ。

地下鉄に乗ります。

Part Dieu 駅向かい側にある巨大なショッピングセンターに入り、スーパーで買い物した後、レストランで夕食をしてからホテルへ。

ホテルからの夜景。左手にある建物がibis ホテル。１日目終了。お休み。