2022/11/07 - 2022/11/07
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2022年11月 秋の北陸3県の旅の第1日目は信州から白川郷を経て五箇山までの旅となりますが、その2は岐阜県から富山県へ入ります。
五箇山菅沼合掌造り集落に寄ってから五箇山相倉集落まで行って泊りとなります。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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白川郷・萩町から庄川沿いに国道156号線を下ってきました。
越中五箇山菅沼合掌造り集落駐車場です。
東海北陸自動車道五箇山ICの近くで駐車料金は500円です。 -
国道沿いに展望台としての歩道が設けられ、菅沼集落が見渡せます。
20年前、城端へ抜ける際に歩道の無かった国道からこの集落を見つけました。
車で通り過ぎただけでしたが、白川郷を展望台から見た後に、多くはないがまとまってあるのに感動したことを覚えています。 -
駐車場から小道を下って菅沼集落に下ります。
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秋は陽が落ちるのが早く、山の影になってしまいました。
白川郷と違い人影がまばらです。 -
越中五箇山菅沼は9戸の合掌造りの家屋が並ぶ集落です。
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五箇山民俗館です。
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中に入ります。
入館料は210円です。
フラッシュ撮影は禁止とありました。
受付のあるところがミジヤで炊事場、右側がマヤで牛馬を飼っていた所とありました。 -
1階のオエと呼ばれる居間です。
囲炉裏があります。
奥がチョンダ、寝室ですが入れません。 -
1階は様々な民具が展示されています。
奥は仏壇がありませんが仏間です。
手前の部屋はオマエ、仏事などに使われると説明がありました。
この左がチョンダとなります。 -
仏間の横でしたので控間です。
こちらは什器が並べられていました。 -
オマエの手前のデイ、作業場とありました。
ここから2階に上がります。
かなり急な階段です。 -
2階に上がりました。
スノコ状の床ではなく床板が敷き詰められていました。
3階へは上がれません。 -
白川郷の長瀬家より小ぶりなので合掌の部材も細いです。
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生活感があります。
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こぢんまりとした長閑な集落です。
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帰りは小道を上がらずエレベーターを利用します。
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エレベーターへのトンネルの入口です。
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駐車場へのエレベーターです。
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エレベーターに乗って駐車場に出て来ました。
五箇山相倉集落に向かいます。 -
菅沼の下流にある小原ダムです。
高さ52m、堤長158.2m、堤体積93,000立方メートル、1939年着工、1942年竣工のコンクリート重力式ダムです。逆光で分かりませんがダムの左側に45,700kwの小原発電所が付属しています。
右の白い建物は1980年に竣工した45,000kw新小原発電所です。
1939年に電気事業を国家管理にするため日本発送電が設立されます。庄川水系の発電所も日本発送電に統合され戦後は同社が解体されて関西電力に引き継がれます。
従って、北陸の地にあるにも関わらず関西電力の縄張りとなります。黒四の黒部川水系もしかりです。
戦後、引き継いだ関西電力は庄川にいくつもダムを建設し発電所を運開して行きます。これらのダムは小さいので庄川の水を必ずしも有効に利用できていませんでしたが、御母衣ダムが完成したことによって十分に利用が可能となりました。
このため発生電力量も増加するので、下流増ということでこの分は電力会社の負担になります。
また、発電運用の見直しも可能になったことから、ピーク負荷対応として発電所が新設されました。新小原発電所も新たに建設された発電所です。 -
越中五箇山相倉合掌造り集落の展望台からの眺めです。
菅沼同様こぢんまりとした集落です。 -
集落の中です。
16時前ですが陽が山に傾き逆光です。 -
集落の中を歩いてみました。
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小高いところがあって展望台となっていました。
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集落の反対に下りると萱の干場がありました。かなり広い面積です。
萱葺き屋根を維持するのはこの小さな集落でさえ大変なことです。 -
今夜の宿、民宿長ヨ門です。
20年前から気になっていた五箇山での宿泊です。 -
中に入ります。
普通の民家の玄関です。 -
玄関を入るとこんな感じです。
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居間です。
中央に囲炉裏が切ってあり、炭が燃えています。
座布団が4枚なので客は4人です。
正面の4枚の障子の奥が一部屋になっています。
この写真は翌日の朝食時のものです。 -
居間の天井です。
太い梁が目を引きました。
天井にスノコ状の板が見えますが、その上に板が張られています。 -
居間の隣の部屋です。
居間と同様に天井がスノコの板の上に板が張られていました。
奥が、今回泊まった部屋になります。 -
床の間付きの部屋に泊まりました。
床の間の右は仏壇だと思います。(開かないですが)
隣の部屋とふすまで仕切られています。
天井が写っていませんが、居間とは違い普通の天井が張られていました。
ハッキリ言ってきれいな部屋とは言えません。
テレビは有りません。 -
風呂です。交替で入ります。
浴槽は足を延ばすことが出来ませんが、きれいにしてあります。
トイレは男女共用ですが、とてもきれいでした。 -
全国旅行支援のクーポン券を貰いました。
上の1,000円券は富山県のクーポン券で一人3枚、有効期間は11月7、8日の両日です。
下の500円券は南砺市のクーポン券です。一人4枚、有効期間は来年の2月13日までで、南砺市内の店で使えます。
従って、5.000円をゲットしたことになります。良くわかりませんでしたがラッキーでした。
これで飲み物代を除いて、実質一人当たり千円札2枚で事足りのました。良いのでしょうか?
南砺市のクーポン券は早速相倉の土産物屋さんで使いました。 -
夕食は山菜料理です。
春に採った山菜を保存して出しているそうです。 -
囲炉裏で岩魚を焼きます。薪ではなく炭を使います。
6月に行った花巻東和の南部曲がり屋では囲炉裏に薪がくべられており、部屋中濛々と煙が漂っていました。
白川郷でも菅沼でも囲炉裏に炭が使われていたのは煙を避けたのでしょう。
また、天井を塞いでいるので薪は使えないとも言っていました。
屋根の萱の話になり、どっちに転んでも20年に一回は葺き替えないといけないので同じとの事でした。
ここでも1、2年前に葺き替えて請求書が来るのが怖いと言っていましたが、市や国からの補助があるので助かるとも言っていました。 -
岩魚が焼きあがりました。右上の豆腐は当地で食べられるもので、一般の豆腐よりかなり固いものでした。
豪華とは言えませんが夕食を頂くには十分です。 -
今夜泊まるのは2組4人です。
この民宿は3部屋泊まれるのですが、コロナ禍もあって2部屋に制限しているとの事でした。
このうちネットでの提供は1部屋で、こちらで予約を取りました。
もう1部屋は3、4日前にダイレクトで予約を取ったバリ島在住のスペイン人の2人でした。
壁にささらがかかっていたので、興味を持った外人さんが訊ね、おかみさんがさらさを使ってこきりこ節を歌ってくれました。
ついでにこきりこも出して披露してくれました。
日本人ならささらを知っている?ので気に留めなかったでしょうが、外人さんがいてラッキーでした。
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