2022/11/23 - 2022/11/24
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TOSHIさん
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新嘗祭の日、早朝に横浜を出発して信濃國一之宮である「諏訪大社」に向かいました。4社ある中でも上社本宮は中央自動車道諏訪インターから比較的近い場所にあります。駐車場も完備しています。手水としての明神湯で清めた後眼に飛び込んで来るのは、社殿の四隅に曳き建てられた?御柱?(手前の2本しか見えませんが)。今年は式年造営御柱大祭の年に当たっており、4月の山出し・5月の里曳きを経て此処に樹齢200年程の樅の巨木がやって来ているのです。得も言われぬ神々しさが漂う異空間です。また拝殿の周りも荘厳な空気が流れています。さらに、新嘗祭で多くの企業関係者が集まっていたほか、奉納された野菜等もたくさん並べられておりました。
脇に朱塗りの門が見えたので、「法華(禅)寺」も訪れました。御朱印を書いていただいている間、本堂などの中も見学させていただきました。
そこから杖突峠を越えて高遠へ。「高遠城址」にはお城は残っておらず公園になっていますが、高台にあるので城下が見下ろせる素晴らしい展望がありました。桜の名所として有名ですが、紅葉もかなり美しい名所でした。
国道361号線で伊那谷へ向かいましたが、後で川沿いのナイスロードなる道路もあったことを知りました。駒ヶ根の蕎麦の名店として有名な山里乃蕎麦「丸富」で昼食。開店時刻だと思った11時半少し前に訪れると、駐車場は一杯でしたが出て行く車もありました。有り難いことに1台分が空いたので駐められました。祝日は11時開店だったようで、店内はちょうど満席。待ち列は2番めでしたが食べ終えたお客さんが出て来て10分ほどで案内されました。土日祝限定のしらびそ蕎麦は、どう表現してよいのか分からない(すいません・・・^^;)初体験の香りが鼻に抜ける逸品でした。数量限定の十割蕎麦も、蕎麦本来の旨さが感じられ、ともに歯応えにも本物を感じました。冷たい雨が降る日でしたが、温かい蕎麦はなく、それでも薪ストーブで暖められた広い店内でこだわりの蕎麦をいただき満足出来ました。
【以下は前回訪問時の感想です】
(近くには以前訪れた名刹「光前寺」が建っています。静岡県磐田市の見付天神社に「悉平太郎」として祀られている霊犬は、この信州駒ヶ根から妖怪である老ヒヒを退治しに行った伝説の霊犬「早太郎」として故郷であるここ光前寺に墓があります。早太郎伝説をたずねて訪れたのですが、思いの外立派な名刹でした。あの時はヒカリゴケも見ることが出来ました。
また、千畳敷カールに行った際に宿泊した温泉宿「やまぶき」の近くでもあります。当時、ウェルカムドリンクとともに出された牛乳餅がまず気に入りましたが、此処は夕食・朝食ともに美味しい宿でした。お風呂はきれいで、露天風呂も気持ちよく入れました。翌日も朝風呂をいただきました。夕食は南信州ビールの生がおすすめ。地ビールらしからぬクセの少ない味わいでした。お造りはこれまでに食した中でも最も美味しい信州サーモンも味わえました。また、囲炉裏でいただく豚と野菜の蒸篭蒸しや鶏の黄金スープも満足できる旨さでした。デザートのわらび餅がキツいほど大満腹となりました。朝食も、鮭の西京焼きが絶品。囲炉裏で仕上げたお味噌汁も熱々で満足しました。ご飯も大変美味しく、結構満腹なのにおかわりをしてしまいました。懐かしい思い出です。)【前回訪問時の感想ここまで】
駒ヶ根インターからは中央道で南下。座光寺PAに併設されたスマートインターを下りると5分ほどの位置に「元善光寺」はあります。推古天皇の時代に本多善光(よしみつ)という人が、物部氏によって堀に沈められていた阿弥陀如来像を見つけ、故郷のこの地に連れ帰ってお祀りしたのが起源…という、何とも歴史ロマンに満ちた縁起を有しています。その後阿弥陀如来のお告げによって現在の善光寺(長野市)へ御遷されたとのことです。じゃあ、今この寺に安置されているご本尊は?というと、本多善光さんが霊木をもとに同じ大きさの阿弥陀如来像を彫ったものなのだそうです。『善光寺だけでは片詣り』と言われている古刹を訪れた時は冷たい雨が降っていましたが、美しく色づいた木々が印象的でした。御朱印は本堂内の左にて頂けます。
飯田市の中心部に向かい、「川本喜八郎人形美術館」へ。向かい側にある市営の本町駐車場に駐めれば1時間は無料です。2階のエントランスから入るとまず、毎回NHKで楽しみに視ていたテレビ人形劇「三国志」の諸葛孔明の木目込み人形が出迎えてくれます。3階の展示室前では人形をどのように動かしているのかについての実演があり、表情を持つ頭部も含め、実に精巧な造りであることがよく解かります。展示は主に「三国志」と「平家物語」の登場人物から構成されているのですが、ガラスのすぐ向こうにかなりの大きさのアニメーション用人形が並べられているので、じっくり観て行っても飽きません。劉備玄徳・関羽雲長・張飛翼徳はもちろん、すっかり悪役キャラとなってしまった曹操のほか孫権など、懐かしくて見入ってしまいました。平家物語の登場人物もまさに今年の大河ドラマと同じ時代であるので、この後白河法皇を演じたのは西田敏行だったなあなどと重ねながら楽しめました。常設展示は撮影不可であるのが残念ですが。お土産も買い込んでしまいましたが、入館料もJAF割引で300円とはお安いと思います。
【以下は前回訪問時の感想です】
(「天龍ライン下り」もオススメです。車だと三遠南信道の天竜峡ICから比較的近い場所に乗舟場があります。上流の弁天~時又間を観光する天竜舟下りよりもアクセスは勝っています。体験したのは梅雨明け十日の夏場であり、川の上でも陽射しは強烈でしたが、舟を進めると風が心地よく、日陰に入るとホッとします。途中で冷たい飲み物を販売する舟に横付けして、船頭さんが売ってくれるのですが、皆買い求めていました。投網のアトラクションもあり、捕まえたウグイなどを掲げると、鳶がそれを目当てに飛んでくるので、舟のすぐ脇でパクっとやるショー的な要素も盛り込まれています。舟着場には唐笠駅が隣接しているので電車でも戻れますが、車1台につき500円を払えば、出発地点の駐車場までマイクロバスで送ってくれます。下條村を通過するので峰竜太さんの実家「スーパーさかや」の前も通過するなど笑顔になったことを思い出しました。)【前回訪問時の感想ここまで】
宿泊は阿智村で。此処は環境省に「星が最も輝いて見える場所」に認定されています。
【以下は前回訪問時の感想です】
(夏にも来たことがあるのですが、人気の「富士見台高原ロープウェイヘブンスそのはら」での繁忙期のナイトツアーは2部制で開催されます。私たちは人数が比較的少ない第2部に参加しました。ロープウェイ(と言ってもスキー場のゴンドラ)の山麓駅から、プロジェクションマッピングを使った演出が始まります。ゴンドラ乗り場もスターツアーズのようですし、ゴンドラで昇って行く際にはモニターに太陽系からの旅路のような映像が流れます。山上に着くと、レジャーシートに寝転んで完全消灯を待ちます。涼しいので夏でも長袖は必須です。あいにくの曇り空でしたが、夏の大三角ほか星々を眺めることはできましたが、新月の1週間前あたりが最も条件が良いそうです。次回は月明かりの少ない晴天時に是非再び体験したいものだと思っていたのですが・・・。11月中旬で残念ながらシーズンはおしまいでした。
あの時泊まったのは昼神温泉の「吉弥」という素晴らしい宿でした。伝統は長くなくとも、山形温海温泉のたちばなやを思わせる雰囲気でした。家族4人での宿泊でしたが、無料アップグレードをしていただけたようで、和スイートといった落ち着く部屋でした。大浴場は別館のものも使え、どちらにも露天風呂がついていました。もちろん24時間入れるので、到着後・ナイトツアー後・起床後と3回も入ってしまいました。夕食・朝食ともに、別室でゆっくりいただけるのも最高でした。その点ではたちばなや以上かも知れません。夕食は全て美味しかったのですが、例えば鯉の煮付けをこんなにクセなく食べさせてくれる所は多くないと思います。朝食も和食ですが、ロビーでは無料のコーヒーがいただけます。ヘブンスそのはらでの天空の楽園ナイトツアーのチケットと送迎バス(1,000円)も予約でき、至れり尽くせりです。温泉街では朝市も開かれていましたが、店舗数が多く得意ジャンルがそれぞれありそうで、地元の方々との会話も楽しくできました。)【前回訪問時の感想ここまで】
今回の宿は不動温泉の「華菱」。ちょうど紅葉も見頃でした。ph9.9の湯を求めての宿選びだったのですが、囲炉裏テーブルでの夕食が想像以上に満足感が高かったです! あんなに身がふわふわの山女魚は生まれて初めて食した気がしますし、猪鍋も濃すぎない味噌味なのに全く臭味もしつこさも無く、実に素直なジビエでした。馬刺しもイケました。別の広間でいただいた朝食に出された鮎の一夜干しも、ほぼ丸ごといただけました。お風呂へは3階から行くのですが、期待値に近い湯の感触でした。男性の露天風呂には、不動明王から階段を1つ下りた冷泉風呂からさらに階段を下りて進むので、足元と寒さにご注意を。不動滝は立ち上がると眺められました。部屋は「お任せプラン」でしたので普通でしたが、エアコンは快適の部類だと思います。「夏のリベンジだ!」と早起きしての星空の美しさも忘れられません。
2日目は朝食を済ませてすぐに国道153号線を南下して「香嵐渓」へ。まだ駐車場は空いていましたが、ほどなくあちこちが満車表示になっていました。巴橋から待月橋の両岸には観光客が密状態となっていたため、香積寺の裏山にあたる飯盛山に登ったのですが、時間的には15分程度と短いもののそれなりの登りと一部にはぬかるみも見られましたので、運動靴以外で登って行くのはオススメできません。飯盛山頂の紅葉も美事ですし、そこからの足助城も画になります。もちろん巴川へ下山して行く時の香嵐渓の風景は見逃せません。
昼前に人混みを退散し、岡崎市から新東名高速道路で帰途につきました。昼食は岡崎サービスエリア内に出店している人気店「矢場とん」でみそかつにしました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- 楽天トラベル
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