2022/11/21 - 2022/11/25
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2022年11月21日(月)兵庫丹波の古刹、三寶寺秘仏十一面観世音菩薩立像が50年に一度の御開帳との情報により、庭園の紅葉も見頃とのこと参拝に訪れます。同日新西国霊場、播磨高野の光明寺、と小野の国宝浄土寺を巡拝。
同月25日(金)新西国霊場の神戸、太山寺と須磨寺をお参りします。
表紙は、三寶寺 樹齢80余年の大もみじ
- 旅行の満足度
- 5.0
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11月21日(月)9時50分、兵庫丹波の三寶寺を訪れます。参道を紅葉で彩ります。
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三寶寺山門
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本光山 三寶寺 本尊十一面観世音菩薩像 50年に一度の御開帳
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本光山 三寶寺 本堂
室町時代の文明4年(1472)太宗守順和尚により開山、天正5年(1579)明智光秀軍の兵火に遭い焼失、再建されるが失火、慶長11年(1608)再建、そして現在の本堂は天保4年(1833)に建てられた。今年創建550年。 -
本堂前の大もみじが真っ赤です、そして苔の上に赤いじゅうたんを敷き詰めたようです。樹齢は80余年とのことです。
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本尊十一面観世音菩薩立像
秘仏として50年に一度御開帳、三寶寺創建より300年ほど古い平安末期(12世紀前半頃)の作と推定されている。
像高 109.2cm 一木像(内刳) -
彫眼 黒漆塗り 左手に水瓶、右手に錫杖を持たれる。
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庭園の風景が机に映り込みます。
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枯山水庭園
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本堂からの大もみじ
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鮮やかなもみじ
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本堂玄関欄間の彫刻
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紅い落ち葉に埋もれたタヌキが可愛い!
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″老松”の襖絵
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五百羅漢襖絵の一部
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五百羅漢襖絵の一部
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本光山 三寶寺 御朱印 大悲殿
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大もみじ
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三寶寺門前のもみじ
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新西国三十三霊場 第28番 五峰山 光明寺に到着です。
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駐車場からの滝野、加東市街
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光明寺本堂まで上り坂約500mです。
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参道を登って行きます。
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塔頭の遍照院で御朱印を頂きます。
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遍照院境内
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五峰山 光明寺 御朱印 大悲殿
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塔頭大慈院善導大師御影堂、二重塔の前を過ぎます。
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五峰山 光明寺 仁王門
元禄6年(1693)山麓よりこちらに移転再建、1981年解体修理。 -
高さ8尺の仁王像二尊
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本堂に向かいます。
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もみじが鮮やか!
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本堂前の石段
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五峰山 光明寺 本堂
大正14年(1925)鎌倉時代の建築様式をもって再建。
本尊千手十一面観世音菩薩と脇士として不動明王と毘沙門天王の二尊像を奉安。
五峰山光明寺 寺・神社・教会
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新西国三十三霊場客番 極楽山 浄土寺を参拝します。
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国宝浄土寺案内
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極楽山 浄土寺 境内図
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極楽山 浄土寺 国宝浄土堂(阿弥陀堂)
創建年 建久5年(1194) 開山 行基菩薩 復興 重源上人
浄土堂本尊 阿弥陀如来及び両脇侍立像(国宝)
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浄土堂本尊 阿弥陀如来及び両脇侍立像 快慶 作(国宝)
阿弥陀如来像高 530cm
両脇士 観音菩薩 勢至菩薩 それぞれ370cm
背面の透かし蔀戸から差し込む西陽が〝西方極楽浄土よりの来迎の姿として浮かび上がらせる”と説明されています。 (案内書撮影)
横、背面と360度お姿を拝むことができます。
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国宝浄土堂
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浄土寺薬師堂(本堂・重要文化財)
建久8年(1197)に上棟されたと伝えられていますが、明応7年(1498)焼失、永正14年(1517)再建。本尊薬師如来坐像。
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極楽山 浄土寺 御朱印 瑠璃光殿
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11月25日(金)新西国三十三霊場 第25番札所 三身山 太山寺を参拝します。
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太山寺 仁王門
室町中期(1393-1466)の建立、国の重要文化財 -
阿形仁王像
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吽形仁王像
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太山寺周辺のすがすがしい朝です。
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残してもらっている熟した柿にヒヨドリがやってきます。
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紅葉をバックに白いサザンカ
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紅いカエデと白いサザンカ
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石畳で整備された参道を進みます、三重塔が見えてきました。
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石段を上って中門へ進みます。
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太山寺及びその周辺
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太山寺中門
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太山寺 三重塔
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三身山太山寺本堂(国宝)
創立は不詳、弘安8年(1285)の火災で焼失しましたが、鎌倉時代の永仁年間(1293~99)に再建されたもの、本尊は薬師瑠璃光如来(秘仏)です。 -
お前立の薬師如来像がお立ちです。ご本尊は厨子の中に祀られ、ご開帳はないでしょうとのことです。
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太山寺本堂外陣
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三身山 太山寺 御朱印 普照閣
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本堂からの境内です。
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太山寺本堂
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太山寺 三重塔
〝現在のこの塔は、心柱の墨書銘から貞享5年4月(1688)に再建されたものである。各層の屋根がほぼ同じ幅のまま立ち上がる逓減率(屋根幅の減率)の小さいものであり、重厚感のある安定した造りである。江戸時代中期のものとしては、中世以来の古い様式を保った塔である。
初層内部には四天柱をたて、天井などには極彩色の装飾が施されている。中には、本尊の金剛界大日如来と四天王が祀られている。特に仏壇及び高欄は室町時代の形式に類似するが、前身の塔の再利用か、貞享年間に旧形式を模して新造したものかは、現状では判断できない。″と説明されています。 -
阿弥陀堂
現在の堂宇は、貞享5年(1688)に再建されたもの(宝殊柱の銘により) -
阿弥陀如来坐像(国の重要文化財)鎌倉初期の作と伝えられます。
″時代は百五十年ほど違うが、宇治の平等院鳳凰堂にある定朝作の阿弥陀如来坐像とほぼ同じ大きさ(約2.7m)・様式である” と説明があります。 -
阿弥陀堂
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境内のもみじ
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境内のもみじ
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奥の院へ進みます。
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太山寺原生林
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閼伽井橋
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閼伽井橋を渡った先の自然は11ヘクタールの″太山寺原生林”として、 県の天然記念物になっています。
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奥の院の石像仏
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奥の院の石像仏
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奥の院 地蔵堂
一願地蔵といって一つの願いに限ってお蔭をいただくという巷説で名高い、とのことです。 -
奥の院のもみじ
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太山寺境内を離れ、車で県道16号線に出て摩崖仏の方向に進みます。
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車を止めて伊川沿いを歩いて行きます。
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太山寺摩崖不動明王
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市指定史跡 太山寺磨崖不動明王
指定日:平成9年(1997)10月23日
時 代:鎌倉時代後期
弘安年間(1278~1288)
案内標識には次のように書かれています。
″兵庫県下最古の磨崖仏は、太山寺の東側を流れる伊川の主流約300mの左岸にあります。対岸の旧道から見る花崗岩の岩壁、高さ6m、幅4mほどの岩面がやや平坦になった部分に、上下236cm、左右135cmの舟形を彫りくぼみが作られ、その中に像高175cmの厚肉彫りの不動明王立像が刻まれています。
忿怒相の不動明王立像は迦楼羅炎光背(かるらえんこうはい)を背負い、両眼は見開き、牙は向かって左が上、右が下を向きます。右手に宝剣、左手に羂索を持つ。頭上に花冠、左肩へ垂れる弁髪、胸前には条帛を複雑に組み合わせ、臂釧、腕釧などの腕飾りをつけます。
全体的に丁寧な彫りで、眉根は渦を巻き、両目には点眼を入れ、剣や索を握る親指や手のひらの表現も素晴らしく、保存も良好です。
平成6年(1994)12月に調査を実施し、向かって右側の像容と火炎の間から「方口(弘)安」の年号を検出しましたが、それに続く銘文は解読できませんでした。
この像の数m下に水がよどむ渕があり、その昔、行場としていたために不動明王を刻んだものと考えられています。”
神戸市 -
太山寺磨崖不動明王
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近くの神戸ワイナリーに立ち寄り、新種ワインを求めることと、ランチを頂きます。
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今年の新種〝みのり″紅白を頂きます。
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神戸ワイン入りハンバーグランチを頂きます。
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ワイナリー園内には月に一度はウオーキングに訪れます、冬がまもなくやってきます。
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新西国三十三霊場第24番札所 上野山 須磨寺をお参りします。駐車場は山の中腹にあり、歩いて坂を下り境内に向かいます。
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上野山 須磨寺 本堂
創建年 仁和2年(886) 開基 光孝天皇(勅願)聞鏡上人
本尊 聖観世音菩薩須磨寺(福祥寺) 寺・神社・教会
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本尊 聖観世音菩薩
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上野山 須磨寺 御朱印 大悲殿
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市街地側の須磨寺入口まで下りて、あらためて境内に入ります。
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須磨寺参道
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龍華橋
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須磨寺仁王門
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阿形仁王像
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吽形仁王像
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源平一の谷戦いの浜 平敦盛と源氏の熊谷直実
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平敦盛の笛が収められています。
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青葉の笛(太い笛) 高麗笛(細い笛) 敦盛所持
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源義経腰掛松
″この松に腰を掛けて敦盛の首を実検したと伝う 以て一名首実検の松と云う” -
源平合戦と須磨寺その1
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源平合戦と須磨寺その2
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平敦盛卿首塚
〝敦盛卿の御首を埋葬す 敦盛卿は首と胴とを別々に埋葬せしものにて胴塚は其討死の場所たる一の谷にあり″ -
須磨寺 三重塔
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山中暗くなりかけてきたため、奥の院はまたの機会にして帰路に就きます。
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