2022/09/27 - 2022/10/04
1402位(同エリア11763件中)
れいろんさん
2022年9月~10月の旅行記です。
2022年5月長崎、五島列島、平戸などを旅行した際、平戸港から渡る2つの島(度島、的山大島)がとても気になったので、初秋に訪ねてみることにしました。
旅程を検討する中、隣の松浦市にも青島、黒島、飛島の3つの離島があることを知り、こちらへも明日を伸ばしてみようかなぁ・・・と。
羽田~長崎in、outで飛行機をとったのですが、松浦市を絡めるのなら、どちらか福岡空港を利用した方が効率が良かったようです。
土地勘がないというのは、こういう事だなぁと思います。
長崎空港 =(バス)= 佐世保で、佐世保が起点終点となってしまうので、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を構成している佐世保市の黒島にも足を延ばすことにして、なかなかがっちりとしたスケジュール(自分比)になりました。
なお、「私の離島基準」とは、(1)橋で本土と繋がっていない、(2)定期航路がある、(3)小中学校等がある、(4)「高校はない」です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 私鉄 徒歩 ソラシド エア
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
羽田からSOLASEEDエアで大村湾に浮かぶ長崎空港へ。
2022年は個人的に「ソラシドエア、贔屓&応援」年でした。 -
大村市上空、良いお天気です。
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長崎空港~佐世保駅。空港バスで移動してきました。
この日は駅前の東横インに泊まります。 -
佐世保の港は再開発が終わって、どこも広々、気持ちの好い場所です。
明日の晴れを期待させる夕日。 -
翌日。
まず、佐世保から平戸バスターミナルまで路線バスで向かいます。
ほんとうに普通のバスで、所々、車内は混雑しました。 -
「平戸市観光・交通ターミナル」は、バスターミナル、フェリーターミナル、観光案内所がまとまっていて、とても便利です。
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私はフェリーで「1島目」の度島に行きます。
度島は特別な見どころがないという小さな島で、平戸から日帰りもできるのですが、今回の旅では「訪問するすべての島に泊まる!」と決めたので、午後から島に渡って1泊します。 -
平戸と言えば・・・の平戸ザビエル記念教会。
高台に建っているので、港からでも、薄い緑色のファサードが良くわかります。 -
これから行く度島と、明日行く的山大島行のフェリーは、こちらの浮き桟橋から出港します。
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度島からのフェリー(フェリー度島)が近づいてきました。
折り返し便に乗船します。 -
平戸で何かの行事があった帰りかな。
先生に引率された小学生たちも一緒に乗船します。 -
では、行ってきます。
平戸城が見えますね。 -
船は平戸オランダ商館の前を航行して行きます。
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途中、的山大島から平戸に向かうフェリーが見えました。
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度島までは30分ほど。
平戸~飯盛(度島の東側)~本村(度島の西側)と寄港します。
2つの港はどちらも島の南側(平戸側)にあります。 -
私は、飯盛港で下船します。
度島は、面積 3.57km2の小さな島です。
島内の公共交通はなく、飯盛地区から本村へ行く人はフェリーを利用する場合もあるようです。 -
フェリーが本村港へ向かって離岸していきました。
港の名前からもわかるように、本村には簡易郵便局や診療所、商店などがあり度島の中心になっています。 -
飯盛港を見下ろす小高い場所に、本日の宿「民宿ふくみ」があります。
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港から徒歩5分かからない。
旅館のような民宿ではなく、本当の民宿です。 -
番犬(?)「ももちゃん」が、盛大に(吠えて)迎えてくれました。
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母屋の奥に宿泊する部屋があります。
その紹介などは個別の旅行記で。 -
民宿ふくみの敷地から。
小高い山は「丸島」と言い、飯盛漁港運動公園でつながっています。 -
ちょうど島の真ん中あたり、高い場所にある平戸市立度島小中学校。
※離島の小中学校は、災害時などの避難場所を兼ねるので、どこもとても立派です。 -
校庭からの眺めは素晴らしいの一言でした。
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本村の集落へ足を延ばしてみました。
疲れちゃったなぁ・・・と、のろのろと飯森地区へ戻る途中、通りかかった軽のワンボックスのお母さんに拾ってもらいました。
度島の人たちは、皆、親切で優しく、子供たちはとても礼儀正しかったです。 -
さて、魚尽くしのふくみの夕食。
魚介が大好きな私にとって、最高のごちそうです。
この日の宿泊客は私だけだったのに、何品も作っていただいて申し訳なかったです。
手前のお刺身は養殖している「度島マグロ」です。 -
夜はぽつぽつと街灯がついているだけで、真っ暗な度島の飯森港。
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おはようございます。
朝食は付けず、ゆっくり朝散歩を楽しんで、朝一のフェリーに乗船します。 -
ちょうど「あご漁」の時期で、朝6時に漁船が何隻も漁場に出ていきます。
※あご=トビウオ、ここのトビウオは主に「あご出汁」用。 -
度島はしみじみ心に残る「良い場所」でした。
特別ではないけれど、素晴らしい島だと思います。 -
平戸港に戻ってきました。ブランチを食べておきましょう。
昼1時発のフェリーで、的山大島に渡って1泊します。
航路が半分折り返すような形になりますが、度島~的山大島を直接結ぶ、定期航路はありません。 -
ではでは、的山大島に向けて出発~。
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40分ほどで的山港に到着します。
的山「大島」の名前どおり、大きな島(面積・15.19 km2)です。 -
的山港はフェリーの大型化に伴い、施設・設備などが新しくなったそうです。
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「大島」なので歩いて回るのは大変です。
島内の公共交通として、フェリーの発着にあわせた島内バス(マイクロバス)が運行されているので、利用します。 -
的山大島には温泉浴場を備えた公共の宿があるので、こちらに泊まります。
まず、荷物だけ預かってもらって・・・ -
細長く、海が入り混んでいる、あの湊町を目指します。
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重要伝統的建造物群保存地区に指定されている「神浦地区の町並み」。
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神浦は、江戸時代に捕鯨基地として大いに栄えたそうで、物見所を兼ねた、こんな立派な石段を持つ神社があります。
芸者衆を置くお茶屋も数軒あったのだとか。 -
切妻造りで桟瓦葺、腕木庇がつけらた家屋が立ち並ぶ中、狭い街路を歩いていると古い時代にタイムスリップしたみたいです。
人気のない家屋も認められたので、この街並みを維持していくのも大変だと思います。 -
少し前まで、平戸港~的山港~神浦港~田平港と運航していた大島フェリーですが、船の大型化に伴って、神浦港には入港できなくなってしまったそうです。
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神浦から島内バスを利用して、宿のそばまで戻ってきました。
的山大島は棚田とため池の景観でも知られているらしい。
・・・ということで、ため池です。高い場所にいくつもありました。 -
宿に戻ってチェックイン。
大浴場で温泉に浸かって、湯上りに眺める本土の田平方面。
だんだん夕闇が近づいてきました。 -
宿には大量の漫画本コレクションがあったので、数冊抜き出して、普段読まない系統の漫画に目を通します。
夕食は一番安いプランで予約。
宿のHPに掲載されている内容と比べて、かなり寂しかったです。 -
おはようございます。
宿から的山港まで宿の車で送ってもらいます。 -
朝7時発の一便に乗って、的山大島を後にします。
-
この1便だけが田平港に寄港します。
田平港までは約45分。田平に入港する直前の平戸大橋。美しい~。 -
田平で下船する的山大島の住民が多かったので驚きました。
だから、朝一便は田平経由になるのでしょうが、島に戻るには平戸までバスで移動して、フェリーに乗らないといけませんね。 -
フェリーは平戸港へ向かって出航しました。
私は松浦鉄道の「たびら平戸口」駅から、松浦方面に向かうのですが、時間はたっぷりあります。 -
なので、一服。
朝9時から開店している、こちらのお店でモーニングを食べていきます。
ワンオペレーションの珈琲屋「PEA BERRY」。 -
ポップな店内と粋な店長さん&自家焙煎のコーヒーと、お洒落な要素満載。
実際、休日などはかなりお客さんが多いようですが、この日のこの時間は私だけ。
ゆっくりトーストとコーヒーをいただきました。 -
荷物をゴロゴロ転がして「たびら平戸口駅」へ。
-
言わずと知れた日本最西端の駅。
最近は「日本最西端の鉄道の駅」と言わないといけないですね。
(最西端の駅は那覇都市モノレール=ゆいレールの「赤嶺」駅です。鉄道じゃありませんけれど。) -
昔の駅舎が残されていて、一部が鉄道博物館になっています。
無料なので、入館(正しくは入室)し、JR時代の貴重な品々やジオラマを見学しました。 -
何より、この「線路を横切ってホームを移動する方式」が良いですね。
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「鉄道むすめ(?)」も松浦鉄道のPRに活躍中です。
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佐世保行の電車が入ってきました。
数人が下車し、数人が乗り込んで、電車は去って行きました。 -
しばらくすると、私の乗る電車も入ってきました。
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1両編成の車内。内装はこんな感じ。
あっさりしていました。 -
最後尾から単線の線路と田圃を撮影。
単線って美しいよ~。 -
御厨という駅で降ります。
今回は「たびら平戸口駅」で切符を買いましたが、無人駅ではワンマンカーの車内清算です。
スイカなどのICカードタッチでも乗れるのは便利です。 -
御厨駅の外観。以前は観光案内などもあったようなのですが、今は薬屋が併設されています。
(道を挟んだ正面には病院がありました。) -
駅から1Kmほどの御厨港へ。
この日二度目の「荷物ゴロゴロ歩き」です。 -
松浦市の青島に渡ります。
松浦市と佐賀県唐津市の間の会場も沢山の島々があります。
そのうち規模の大きい鷹嶋、福島は橋で本土と繋がっています。
本当の離島は、青島、黒島、飛島の3つ。 -
そのうち、飛島、黒島とも人口50人未満で、小中学校がないので、「私の離島基準」からは外れます。
そうなると行き先は青島の一択でした。
※ 黒島、青島、飛島などの名前を持つ離島や集落は各地にありますが、長崎県松浦市の島のことです。 -
では、青島に向けて出航~。
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松浦は漁業や水産加工業が盛んだと聞いていましたが、船上から円形の生簀が沢山確認できました。
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御厨港から20分ほどで、小さな小さな青島(面積 0.90km2)に到着です。
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この日の宿は港を挟んだ所にある料理自慢の民宿です。
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この度の民宿の中では一番立派な建物でした。
食堂も併設しています。 -
そして猫ちゃんがお出迎えしてくれました。
綺麗な毛並みの懐っこい仔ですが、この宿の仔ではないとのことです。 -
早速、島歩き開始。
小中学校を横目で見ながら・・・ -
宝の浜海水浴場へ。
ビーチは西を向いているので、まだまだ高い場所にある夕方の太陽が眩しい!! -
台風の進路によっては強風にさらされる場所なので、浜小屋の軽瓦屋根の上には網がかぶせられています。
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民宿川上の部屋から眺める青島港の夕暮れ。
奥に見えるのは鷹嶋のようです。 -
川上でも宿泊客は私一人でした。
料理自慢の宿で、海鮮尽くしの豪華な夕食です。
若女将も調理に関わるので、白身魚のグラタンなど洋風の皿も並びました。 -
朝ご飯は「朝から御飯3杯」コースです。
小さなガラス鉢に「塩漬け雲丹」がたっぷり。 -
青島も人口減少が進んでいて、令和に入って200人をきってしまったそうです。
でも、なかなか「元気な島」という印象を受けました。
民宿の女将さんの話も興味深いものだったので、個別編ではそんな話も書ければいいなぁ。 -
土曜日の朝の青島から御厨へのフェリーには「お買い物」に行く親子連れや、「病院」に行く方(お見舞いかな?)など、島の人達で賑やかでした。
-
港から松浦鉄道の駅まで歩いて、佐世保方面行の電車を待ちます。
御厨駅は無人駅なので、料金は車内清算。
乗車時に回数券をとり、下車時に現金で支払います(または乗下車時にICカードをタッチ)。 -
やってきた電車はレトロ風の特別な車両でした。
帰宅後調べたところ、日蘭交流400周年記念事業の一環として、2000年1月から営業運転を開始した・・・ -
・・・愛称「レトロン号」!!
「れいろん」と「レトロン」。似ているね~~。
写真は、下車駅の相浦駅で撮影した「レトロン号」外観です。 -
これから黒島に行きます。
こちらの黒島は、駅の壁に掛けられたこの画でもわかるとおり、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」に登録された「黒島の集落」がある島です。 -
駅から相浦港まで、またまた荷物をごろごろ転がして、歩いて行きます。
-
相浦港から、高島経由のフェリー(黒島旅客船)に乗って、信仰の島・黒島へ。
-
世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を構成する黒島は、今までの3島と異なり、宿泊施設も多くあります。
佐世保を起点とすれば、島で昼食をとって、その後、天主堂などをゆっくり見学できるので、日帰り観光客も多いようです。 -
船内は教会の祭壇を思わせる装飾(ステンドグラスなど)がなされていました。
今から、黒島へ行くぞっ! という雰囲気です。
やはり、観光の島ですね。 -
乗船時間は(高島を経由するので)50分ほどかかります。
港の上、少し高い場所にある集落が見えてきました。 -
港のそばには、こぎれいな観光案内所「ウエルカムセンター」があり、観光案内、レンタサイクルの貸し出し、お土産の販売などを行っています。
私は宿のお迎えの車に乗って・・・ -
この日の宿「山下旅館」へ。
山下旅館は、島の食材を使った豪華でボリュームのある「島めし」を提供する食堂を兼ねているので、ちょうど昼食の後片付けの真っ最中でした。 -
黒島といえば、先ほどから繰り返していますが、潜伏キリシタン(隠れキリシタン)関連の史跡などが見どころです。
この島では、今も、カトリックの信仰をもつ人が多く、こちらの黒島カトリック共同墓地は現役のお墓です。
黒島天主堂の建立に尽力したマルマン神父(1912年没)のお墓もここにあります。 -
黒島天主堂。(1998年、国の重要文化財に指定)
先の墓地に眠るマルマン神父が自ら設計し、集落の信徒の寄進や労力奉仕などによって、1902年に完成したレンガ造りの天主堂。 -
天守堂の背後には司祭館、手前に管理人が常駐する資料館がありました。
見学には、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンター」に事前登録が必要です。 -
海越しに見えるのは九十九島方面でしょうか。
-
山下旅館でも、宿泊客は私一人でした。
土曜の夜だから、きっとほかのお客さんがいると思ったんだけどなぁ。
「島めし」は追加料金が必要なのでで、通常の夕食でお願いしましたが、十分すぎるボリューム。
黒島の大豆で作られる名物「黒島豆腐」も並びました。 -
朝ご飯もボリューム満点。
焼き立ての甘い卵焼きが美味しかったです。 -
山下旅館には「飼っている猫はいない」とのことですが、周囲に地域猫が沢山います。
昨夜、仲良くなった仔が、お別れのあいさつに来てくれました。
フェリーの時刻にあわせて港へ荷物を届けてもらうことにして、私は歩いて宿を後にします。 -
黒島の港の上部に見えた集落を散策しましょう。
黒島の「顔」にあたる場所に位置するこの集落は、「仏教の集落」だそうで、お寺や神社があります。 -
集落から階段交じりの細道を降りて、漁港のそばに着きました。
何だろう? 修復工事をしているこの施設は?
田代砲台発電所跡。終戦間際(1945年)、2つの砲台に電気を供給するために建てられ、戦後は地元に払い下げられて黒島の集落に初めて電気を供給した施設だそうです。 (日本遺産に指定) -
佐世保に戻ってきました。ホテルの部屋から、佐世保港と沈む夕日を眺めて。
五島列島や対馬など「大きな離島」ではない、小さな島々を巡った、今回の島旅もほぼ終了です。
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