オレンジ色の一の倉沢の紅葉＆天神平の星空に感動…2022年10月・みなかみ絶景＆温泉巡り旅～

2022/10/28 - 2022/10/31

こんばんは。いよいよ今回の旅行記から「全国旅行支援」を利用した旅の紹介が始まります。ここのところ私の嗜好が以前と大きく変わりはじめており、プラチナチケットを予約していた鉄道旅行ですら、直前にキャンセルするようになってしまいました。そんな状況で色々考えた結果「10月の末→11月上旬の間、長い旅に出て自身を見つめなおす」ことを決定。
そんな長期間の旅はまず「みなかみに行って星空＆紅葉鑑賞→その後北海道にぶっ飛び、大自然の景色を満喫」という、私にとって大好きな場所を沢山めぐる「フルコース」のような行程となりました。

今回ではそのうち、渡道前のみなかみ観光の部分をご紹介。終始天気にも恵まれ見ごろを迎えた紅葉や、久しぶりに見ることができた「天神平」での夜の星空もとても綺麗で最高でした。それでは出発～

エリア 水上温泉(群馬)

★20：15
待ちに待った宿泊費の割引「全国旅行支援」が使えるようになったことから、今回は金曜出発→前泊というスタイルに。金曜に宿に泊まると、翌日使える旅行支援のクーポンが3000円も貰えてしまうので、とってもお得なんです。

というわけで高速バスに揺られてやって来たのは伊勢崎のビジネスホテル「平成イン」さん。

ビジネスホテル伊勢崎平成イン 宿・ホテル

早速部屋にチェックインし、荷ほどき。今回利用した「ビジネスシングル」はバストイレ付のワンランク上の客室にあたり、綺麗で広く快適そのもの。

ビジネスホテル伊勢崎平成イン 宿・ホテル

UBはちょっと狭めですが、男性用大浴場が別にあるので部屋風呂を使う必要はなし。大浴場は内湯のみですが綺麗で雰囲気が良くて、快適でした。

ビジネスホテル伊勢崎平成イン 宿・ホテル

★8：00
翌朝は天気と相談して早めに出て先に一ノ倉沢へ行くか、翌日に回すか決めることにしていましたが、土曜日は雲が多い感じだったので結局翌日に回すことに。遅めの朝食を平らげた後、ゆっくりと出発です。

ビジネスホテル伊勢崎平成イン 宿・ホテル

JR線の伊勢崎駅までは歩いて20分ほど。青空の下を歩くのはやっぱり気持ちいいものです。

そして伊勢崎駅に到着。思ってたより早く歩け、予定の一本前の電車の発車を下から見ているほどでした。さてのんびりと駅ホームへ向かいましょう。

伊勢崎駅 駅

★9：20
両毛線の電車に乗車。4両編成なのでそこそこな混雑。上越線との分岐点新前橋まで向かいます。

伊勢崎駅 駅

新前橋で上越線に乗り換え、一路北へ。10月下旬になると稲刈りのシーズンは過ぎ、沿線の田んぼはすっきりした姿に。

後閑駅 駅

諏訪峡を過ぎればいよいよ水上駅。今日は寒気の流れ込みが強いのか、水上駅周辺は雲行きが怪しい状態…ちなみに一ノ倉沢は雨が降ってたらしいので、今日はパスして大正解でした。

清流公園 公園・植物園

10時半過ぎに水上駅に到着し、歩いて移動開始～今日は特にやることを決めていないので、惰性走行で温泉街方面へ。

全国旅行支援の効果か、いつもはひっそりとしている温泉街の道路もずいぶんと車が通るなぁ…11月には久しぶりに「新築での」新しい旅館もオープンしたらしいし、（来月泊まりに行きます！）今後温泉街に活気が戻ってくることに期待したいもの。

湯原温泉公園 公園・植物園

足湯のある温泉公園で一息っと。

湯原温泉公園 公園・植物園

★11：10
今日は旅行支援のある土曜日ということで、食事処は混雑することを予想。私お気に入りのお店であるしゃぶしゃぶ屋さん「雨ニモマケズ」さんへ入店。

雨ニモマケズ グルメ・レストラン

予想していた混雑はなく、すぐに着席できました。今日は3000円分のクーポンがあるので、奮発しても大丈夫ということで…

雨ニモマケズ グルメ・レストラン

上州プレミアム豚の食べ比べセットを注文。肉の旨味満点でとても美味しい「麦豚」に、スッキリしていて上品な味わいの「やまと豚・赤城ポーク」の食べ比べができてしまうこちらのセット。個人的には「麦豚」が一番気に入りました。

雨ニモマケズ グルメ・レストラン

〆のラーメンまでついており満足満足。

雨ニモマケズ グルメ・レストラン

★12：30
食後は宿のチェックイン時刻まで適当に過ごします。「道の駅水紀行館」の駐車場は混んでいましたが、満車状態ではなくやってきた車は必ずどこかに置ける状態。これなら車出来ても大丈夫そうです。

清流公園 公園・植物園

清流公園では改良工事が行われていて、一部エリアが封鎖されているのですが…

清流公園 公園・植物園

ここの看板がどこを見ても群馬のゆるキャラ「ぐんまちゃん」のオンパレード状態に（笑）

清流公園 公園・植物園

工事用の柵までもぐんまちゃんに支配済み。いやいやかわいいですね～！

清流公園 公園・植物園

★14：40
道の駅界隈で1時間ほど時間を潰した後、今宵泊まる宿へチェックイン。

湯原温泉公園 公園・植物園

今日は旅行支援の手続き等がある為、15時を過ぎると混雑することを予想。20分ほど早めに行きましたがスムーズに案内していただき部屋に入れました。ありがとうございます～

水上温泉 みなかみホテルジュラク 宿・ホテル

案内されたのは最上階の和室。「最上階」と聞くと特別感があってワクワクしてしまいますねぇ。

水上温泉 みなかみホテルジュラク 宿・ホテル

広くてきれいな和室で、のんびりできそうな部屋。

水上温泉 みなかみホテルジュラク 宿・ホテル

窓辺に向かえば最上階から利根川を見下ろすことができ、最高じゃないですか。

水上温泉 みなかみホテルジュラク 宿・ホテル

窓の近くに来れば、上越線の鉄橋と利根川を合わせて一望できます。

水上温泉 みなかみホテルジュラク 宿・ホテル

群馬県の旅行支援クーポンにも、ぐんまちゃんのイラスト入りでこれまた可愛い★これは明日のバス代に使いました。

水上温泉 みなかみホテルジュラク 宿・ホテル

部屋で荷ほどきし、温泉に浸かった後はラウンジルームへ。コーヒーと軽いスイーツなどが無料で頂くことができ、しかも雰囲気もめっちゃ素敵なんです。

水上温泉 みなかみホテルジュラク 宿・ホテル

テラスに出ると、そこは上越線の鉄橋すぐ脇。列車の通過時は鉄橋の重いジョイント音が、周囲に響き渡ります。

水上温泉 みなかみホテルジュラク 宿・ホテル

更に屋上に向かうとこんなスペースも。天気が良いとここの真正面にみなかみの名峰「谷川岳」が見える展望テラス。お洒落な雰囲気も良いのですが今日は寒気の影響か風が冷たく寒い…

水上温泉 みなかみホテルジュラク 宿・ホテル

足早に撤収して隣接するギャラリーへ。こちらはみなかみで活動されてるイラストレーターさんの作品が展示されてるコーナーで、かわいらしいイラストの雰囲気がまた良いもの。

水上温泉 みなかみホテルジュラク 宿・ホテル

水上と言えばやっぱりこれでしょうか。往時の上越線の名優であった「かぼちゃ電車115系とSLみなかみ」が描かれたイラストを発見。背後の窓からは上越線の線路もちゃっかり見えます。

水上温泉 みなかみホテルジュラク 宿・ホテル

★17：00
部屋に戻ると山がオレンジ色に萌えていて、とても綺麗な色を放っていました…

水上温泉 みなかみホテルジュラク 宿・ホテル

今日は夜にバスでとある場所に向かう予定なので、夕食がついておりません。月が顔を出す天気のなか、温泉街へ繰り出します。

そしてやって来たのはみなかみの町中華の名店「雪松中華」。近年はあちこちに餃子の無人販売店が出店している「餃子の雪松」の本家がここ。

雪松中華 グルメ・レストラン

本家だからと言って特別な雰囲気はなく、店内はまさに「普通の町中華」そのものです。

雪松中華 グルメ・レストラン

私は雪松がここまで有名になる前の2019年にもここを訪れているのですが、その時よりもメニューが大幅に減ってしまったよう。ですが目的はやっぱり「餃子」ですよね。

雪松中華 グルメ・レストラン

そして着弾した餃子がこちら。ニンニクとショウガでしょうか。強いけど、くどくない香辛料のパンチが絶妙で、病みつきになってしまいそうです！
まだ無人販売の冷凍餃子を味わったことはないのですが、これはオススメしたい逸品そのもの。

雪松中華 グルメ・レストラン

餃子と一緒に頼んだラーメンも又、優しい味で美味しかった～ここは夜のみの営業なので、宿で2食付きにすることが多い私にとってはなかなか来る機会がないお店なんです。次は誰かと一緒にここにきて、お酒と一緒に餃子を楽しめたら良いなぁ…

雪松中華 グルメ・レストラン

★19：30
夕食後部屋に戻った後、送迎バスに乗って夜の道路へいざ出発！この夜道をバスで移動するあの感覚は5年ぶりで、懐かしいなぁ…そして谷川岳ロープウェイ乗り場へ向かうと、まさかの大混雑！「天空のナイトクルージング」には今回で5回目なのですが、こんなに混んだの初めてです。

谷川岳ロープウェイ 乗り物

ロープウェイ通路のこんなお洒落な仕掛けもまた、ここ数年で始まった企画になります。

谷川岳ロープウェイ 乗り物

以前の素朴な雰囲気も良かったのですが、集客するにはこの方が良いのでしょう。結局ロープウェイに乗るまでは20分位掛かったかな。

谷川岳ロープウェイ 乗り物

そして10分弱の乗車で天神平に到着。さてさて本日の星空はどうでしょうか～！？

天神平 自然・景勝地

うぉ～～～っ！過去参加時もご縁に恵まれ毎度星空に感動していたのですが、今回もまた、みなかみの神様が微笑んでくれたようです。5年ぶりの天神平は流れ星も見える最高のコンディションに恵まれ、ついつい涙が溢れてきてしまいました…

天神平 自然・景勝地

初めて天神平の星空を見た高校でのみなかみ旅行は、私がみなかみ好きになるきっかけを与えてくれたものでした。それから10年の月日が流れた節目に重なった、今回のみなかみ旅行。満天の星を眺めながら、様々な思いが頭の中をよぎります。

天神平 自然・景勝地

ゲレンデに寝っ転がり、ただひたすらに美しすぎる星達を眺めるひと時…何度見ても最高なんです。

天神平 自然・景勝地

折角なので望遠鏡で星空観察もしてみました。混んでいたため一瞬しか見られませんでしたが、こちらからも凄く綺麗に星空が見え感無量。

天神平 自然・景勝地

その後は屋内施設「ビューテラスてんじん」の中に入ってほっと一息。標高の高い場所にある天神平は屋外にいるととっても寒いのですが、こちらは暖房が効いていて快適そのもの。

ビューテラスてんじん グルメ・レストラン

カウンターで売ってたクラムチャウダーを買って頂きます。いやいや寒いときにはあったかいクラムチャウダーが最高ですね！

ビューテラスてんじん グルメ・レストラン

★20：35
いや～5年ぶり5回目の「天空のナイトクルージング」。ばっちり楽しめ大満足です～ちなみにナイトクルージングにスポンサーである自動車メーカー「スバル」の車に乗って行くと、500円の駐車場代が何と「無料」になっちゃうんです。インプレッサやレヴォーグ、フォレスターなど、スバル車に乗られている方には必見です。

谷川岳ロープウェイ 乗り物

帰りのロープウェイ乗車もかなり混んでおり、やはり待ち時間が発生…復路はすいすい行けるかと思ったので、これは誤算でした。

谷川岳ロープウェイ 乗り物

それでも何とか送迎車の発車時刻前に下山。マイカー利用なら大丈夫ですが、宿の送迎バス利用の方は早めに麓に降りるようにしましょう。

谷川岳ロープウェイ 乗り物

★22：00
無事に宿に戻ってきました～温泉に入って冷えた体を温め、風呂上り牛乳を飲んでほっと一息～その後は疲れもあり、一気に眠りの世界へ入ったのでしたzzz…

水上温泉 みなかみホテルジュラク 宿・ホテル

ちなみに今回食べられなかった夕食バイキングの様子はこんな感じ。ローストビーフにお寿司など、老若男女問わず楽しめる美味しい料理が盛りだくさんです。

水上温泉 みなかみホテルジュラク 宿・ホテル

★8：00
翌朝の朝食はバイキング。じゅらくさんのバイキングではライブキッチンで出来立てを提供してくれる料理もあり、とても美味しいのです。

水上温泉 みなかみホテルジュラク 宿・ホテル

今日はたくさん歩く予定なので、しっかり食べてエネルギーを蓄えます。

水上温泉 みなかみホテルジュラク 宿・ホテル

食後はレストラン脇の屋上テラスへ行き、谷川岳方面の様子を観察。今日は昨日よりもコンディションが期待できそうです。

水上温泉 みなかみホテルジュラク 宿・ホテル

★9：20
じゅらくさんは水上温泉の一番北側にある宿なので、水上駅までは歩いても10分位。ですがちょうど駅行の送迎バスが使えそうだったので、それに乗って移動します。

水上温泉 みなかみホテルジュラク 宿・ホテル

今日は紅葉が見ごろな休日なので、道路混雑によるバスの遅延を予想。ということで水上駅からはバスではなく電車で移動致します。4両編成のE129系はボックス席に余裕でありつけるほど空いていて、このまま終点の長岡まで行ってしまいたくなるもの。

水上駅 駅

土合駅までは2駅10分の旅。湯檜曽まで利根川沿いを進んだ後、国境の長いトンネルに入ります。

★9：54
土合駅に到着。下り線のホームはトンネル内にある為、地上まで500段弱もの階段を登らなくてはなりません。

土合駅 駅

すっかりこの光景にも慣れてしまうほど、ここ土合駅には何回も来ている私。

土合駅 駅

7分ほどで階段を登り切り、国道の上を通る橋部分へ。

土合駅 駅

その橋の部分は湯檜曽川が下を通っており、意外と良い景色なんですよね。でもガラスが汚くて見づらいのが残念です。

土合駅 駅

この橋部から駅舎までは少しだけ、階段と通路を移動します。

土合駅 駅

廃墟のような雰囲気もある、コンクリブロックの通路を通り抜けると土合駅の改札に到着。

土合駅 駅

現在は駅の工事をしている関係で、通路が狭くなっています。しかし土合駅に来る車の数が多いなあ…

土合駅 駅

駅前にはお洒落なお店もオープンしているし、土合駅に活気が出てきて嬉しいものえす。

土合駅 駅

そして駅前のバス停から土合口のロープウェイ乗り場行のバスに乗車。混雑していて乗れるか不安でしたが、今日は2台体制。余裕で2号車に乗車できました。

土合駅 駅

★10：25
谷川岳ロープウェイ乗り場の前でバスを降り、その先は歩いて移動開始。ちなみにこの先は一般車両は通行止めなのですが、結構な確率で車で先を目指そうとされる車を見かけます。車で一ノ倉沢に来る場合はロープウェイ乗り場に駐車→徒歩という形になりますので、ご注意くださいませ。

谷川岳山岳資料館 美術館・博物館

というわけで山岳資料館先の道路は、車がいないのでマイペースで歩けます♪

一の倉沢 自然・景勝地

歩くのが大変な方向けに走る電気バス「倉ちゃん」。近年は利用が増えてるので、いつみても満員御礼が慢性化しています。シーズンを中心に増便してほしいもの。

一の倉沢 自然・景勝地

道路は最初のつづら折りを過ぎれば登りがない舗装路ので、とっても楽に歩けます。この辺りはまだ下の方なので、紅葉にはまだ少し早い感じです。

一の倉沢 自然・景勝地

入口から2～30分ほどで、中間地点の「マチガ沢」へ。ここにはベンチもあり、一息つくのにぴったりな場所です。

一の倉沢 自然・景勝地

まだまだ元気いっぱいなので休憩もそこそこに、先を目指します。

一の倉沢 自然・景勝地

先ほど歩いている途中に追い越ししていった、電気バス倉ちゃんが折り返して戻って来ました。シーズンの週末に乗車希望の方は、1～2便待つ覚悟でいた方が無難です。

一の倉沢 自然・景勝地

「警笛ならせ」のところまで来ると、紅葉の色づきもグレードアップ。一ノ倉沢はもうすぐそこ。

一の倉沢 自然・景勝地

実は私、紅葉の時にここに来たのは初めてなんです。さてさてどんな眺めが待っているのでしょうか～

一の倉沢 自然・景勝地

★11：25
一ノ倉沢の絶壁前に到着。一度紅葉の時に来てみたいと思っていましたが、
いや～綺麗ですねぇ。

一の倉沢 自然・景勝地

今日は雲が多いながらも時折日差しが差す天気で、日が差すタイミングを見計らってパチリ。

一の倉沢 自然・景勝地

山が真っ赤に輝いて、とにかく美しいです。

一の倉沢 自然・景勝地

今年の10月は天気の良い週末が多くて、全国旅行支援と相まってまさに「当たり」の年でしたね。

一の倉沢 自然・景勝地

一通り撮影を終え、一息ついた後はゆっくりと麓へ戻ります。

一の倉沢 自然・景勝地

帰りは片勾配の下り坂なのでとっても楽ちん。

一の倉沢 自然・景勝地

どこまでも続く「紅葉のトンネル」の中を、ご満悦な気分で駆け抜けて行きます。

一の倉沢 自然・景勝地

★12：00
土合駅からの列車時刻に合わせるため、マチガ沢でいったん休憩。

一の倉沢 自然・景勝地

オレンジ色に染まる周囲の景色に癒されたのち、谷川岳ロープウェイ乗り場を経由し徒歩で土合駅へ移動。

一の倉沢 自然・景勝地

★12：30
帰りも上越線の時刻に合わせ、電車で移動します。

土合駅 駅

土合駅の駅事務室の跡は現在、カフェとして整備されておりコーヒー等を頂くことが可能。ここに来るときは時間が限られてしまうことが多く、まだ入ったことがありません。一度は入ってみたいものです。

駅茶mogura グルメ・レストラン

そして水上行の電車に乗車。土合駅出発後、なんだかやけに遅くな～い！？

土合駅 駅

その正体はずばり「バスより遅い時速45キロ制限」が、本年のダイヤ改正から土合→湯檜曽の大半で掛かってしまったよう。

土合駅 駅

これは景色を楽しむためのサービスなんでしょうか。ただ所要時間は以前よりも数分延びてしまい、路線バスよりも遅い状態となっているそうです。良いのか悪いのか…

湯檜曽駅 駅

★13：00
水上駅に戻って来ました。昼飯を調達する為、駅から又15分ほど歩いて温泉街へ。

湯原温泉公園 公園・植物園

水上駅はここまで来ないと、コンビニにすらいくことができないんですよね…朝ごはんが沢山だったので、昼飯はおにぎり2つと控えめに。利根川にかかる橋の上にあるベンチに座って、おにぎりを頂きました。

★14：20
上越線の高崎行電車に乗車し、みなかみを後に。

水上駅 駅

沼田駅手前の田園風景を眺めながら、先へ進みます。

後閑駅 駅

★14：35
沼田駅に到着。今日の夜の朝食付きプランということなので、夕飯を予め調達しなくてはなりません。

沼田駅 駅

丁度あったバスは今宵の宿の近くまで行ってくれないこともあり、いったん坂の上にある沼田の市街地で買い出しすることに。

そして買い物後沼田市街地からバスに乗車し、16時過ぎに老神温泉に到着。冬はここまでくるバスが全滅してしまう、寂しい温泉地でもあります。

老神温泉 温泉

大型の旅館も含め、多くの旅館が「廃業」となっている老神温泉は「オワコン」ムードを感じずにはいられません。

老神温泉 温泉

そんな中低料金路線で頑張っているのが、本日宿泊する「楽善荘」さん。

老神温泉 湯元 楽善荘 宿・ホテル

宿に入ろうとすると横の土産物店（楽善荘さんで営われているようです）から女将さんが登場。暖かい対応をして頂き、いざ部屋へ。

老神温泉 湯元 楽善荘 宿・ホテル

今回選んだのは新館のウォシュレットトイレ付和室。楽善荘さんでは一番高い部屋になるのですが、それでも朝食付きで7000円。

老神温泉 湯元 楽善荘 宿・ホテル

窓からの眺めも良く、一人泊にはゆとりある広さがあるので文句なしです。

老神温泉 湯元 楽善荘 宿・ホテル

部屋の手前にはこんなスペースも。これなら大グループの宿泊もいけそうですが、こちらには冷暖房の装備がありません。古い建物なのでエアコンの効きも悪く、ちょっと快適に過ごせないかもしれません…

老神温泉 湯元 楽善荘 宿・ホテル

そして水回りはこんな感じ。ウォシュレットにはなっていますが、古い規格のためかとにかく狭い…これはまあ、「値段なり」といえば割り切れるところでしょう。

老神温泉 湯元 楽善荘 宿・ホテル

いつの時代からあるかわからない、トイレのペーパー入れに貼ってあったこちらのステッカー。「昭和」を感じますねぇ。

老神温泉 湯元 楽善荘 宿・ホテル

今回宿泊した部屋は「定員7名」となっていました。この建物ができたであろう高度経済成長期は、社員旅行を楽しむ多くのオッサン達で賑わっていたことでしょう。

老神温泉 湯元 楽善荘 宿・ホテル

ちなみに楽善荘さんには、部屋にトイレがないリーズナブルな部屋もあります。但しその場合共同トイレが「和式のみ」という訳あり要素があります。私のように洋式でないと厳しい方は、トイレ付の部屋がオススメです。

老神温泉 湯元 楽善荘 宿・ホテル

さてさて、温泉に行きましょうか。楽善荘さんの温泉は内湯のみですが、源泉かけ流しのお湯がふんだんに使われています。

老神温泉 湯元 楽善荘 宿・ホテル

宿泊した日は宿泊者がほとんどいなかったようで、他の方とかち合うことは一切なし。良質の温泉を終始独占でき、大満足でした。

老神温泉 湯元 楽善荘 宿・ホテル

★18：00
夕食は沼田市街地のスーパーで買った弁当を頂きます。

老神温泉 湯元 楽善荘 宿・ホテル

たまたま安売りをしていた「うなぎ弁当」があったので、今日は久しぶりの鰻飯♪やっぱり鰻を食べるとパワーがみなぎりますねぇ。

老神温泉 湯元 楽善荘 宿・ホテル

風呂上り用の牛乳もしっかり購入。夕食がないと時間の使い方が自由になるのが良いもの。ダラダラ過ごしながら温泉にも入り、就寝っと。

老神温泉 湯元 楽善荘 宿・ホテル

★8：00
朝食は下の階の食堂で頂きます。きのこご飯に目玉焼き、汁物等とシンプルな内容。目玉焼きは冷めていましたが、安いのだからまあこんなもの。

老神温泉 湯元 楽善荘 宿・ホテル

古さやWi-Fiがないなど、不便な点もありましたが1泊7000円の低料金と、気さくな宿のご夫妻の雰囲気などを考えれば実に良い宿だと思います。温泉街の衰退に負けず、これからも頑張ってほしいものです！

老神温泉 湯元 楽善荘 宿・ホテル

今日は大事な予定（鴻巣でのみなかみ町の親善大使・歌手なつこさんのコンサートに参加）がある為、観光はスルーして首都圏に戻ります。こちらの大型ホテル「朝日ホテル」は如何にも営業している雰囲気なのですが、実はこれも廃墟なんです。

老神温泉　朝日ホテル 宿・ホテル

朝市など、温泉街を盛り上げようとしている企画も一応あるにはあるのですが、立地柄なかなか難しい状況なんでしょう…

★10：00
老神温泉からバスに乗って沼田市街地へ。「全国旅行支援」のクーポンのおかげで、沼田⇔老神温泉間の往復バス代は実質タダに。（関越交通さんは、バス運賃に旅行支援のクーポン使えるのです。）こりゃ美味しいですねぇ。

そして沼田からは電車ではなく、高速バス「アップル号」に乗車。高速バスでありながら、東京ではなく前橋終着の地域密着型。関東ではかなり珍しいタイプの高速です。

関越道もまた景色が良くて、特に沼田インター直後の「片品川橋」からの眺めは大好きなんです。さらにバスだと床が高いので、車よりも一層眺望が効くのも良いのです。

渋川伊香保手前で利根川を渡り、一気に関東平野へ。「アップル号」では上越線とはまた違った景色が楽しめることに加え、沼田や前橋の市街地に直行できるメリットがあります。

★11：15
「運転試験場前」バス停でアップル号を下車。

国道17号沿いにあるこのバス停からは、10分ほど歩いて新前橋駅へ行くことが可能なんです。今日は新前橋で食事する予定なので、駅南にあるショッピングモール「フォレストモール」へ。

モール到着後は、すぐに目星をつけてたカフェ「シードカフェ」さんへ入店。

シードカフェ グルメ・レストラン

ここでも旅行支援クーポンが使えるので、ちょっくら奮発気味で行きましょう。

シードカフェ グルメ・レストラン

注文したのはトマトソースのオムライス。たっぷり入ったトマトソースが美味しい逸品で、食べ応えもあり満足満足。

シードカフェ グルメ・レストラン

そして最後に余ったクーポンを使って、スーパーで飲み物+翌日朝用のパンを購入。1000円分を無理やり使って色々買った結果かこんな感じで、意外と色々買えちゃうんですよね（笑）

フォレストモール新前橋 ショッピングモール

★12：30
新前橋駅から列車に乗車。こちらは鉄道150周年記念の、ペットボトルキャップで作られたアート。185系に165系モントレー色とは、かなりマニアックですねぇ。

新前橋駅 駅

ホームに入ると、10月末に引退した485系「華」が車庫に停車中。しかも通電しているようで、ＭＧ音が聞こえてきて今にも走り出しそうな雰囲気でした。ですがこの撮影から約2週間後、郡山への帰らぬ旅に出てしまったそうです…（泣）

新前橋駅 駅

待合室に入ると、こんなイラストを発見。そう。かつての上越線の主「115系」をあしらった、「いってらっしゃいませ」のメッセージ。引退から早いもので4年以上の月日が流れましたが、皆さんの心の中ではまだまだ現役を続けているようで嬉しくなるもの。

新前橋駅 駅

さて、列車がやって来たので移動することとしましょうか。

新前橋駅 駅

コンサートの会場である鴻巣までは、高崎で高崎線に乗り換えて移動。

高崎駅 駅

高崎駅を発車後、豪華寝台列車「四季島」とすれ違い。四季島の3泊4日コースは上越線→信越羽越線を経由し、私の大好きな北海道に連れて行ってくれるという、まさに今回の旅のコースそのものなんですよね。
毎度申し込んでる抽選をパスできないので、なかなか乗車機会に恵まれず。いつかは四季島のご縁に授かり、「夢」のような極上の旅を満喫したいもの。

GALERIE 四季島 (2016年1月16日オープン) 美術館・博物館

そんな将来の夢に思いを馳せながら、列車は目的地の鴻巣へ。無事になつこさんのコンサートを聞いた後は、一旦荷物整理のため慌ただしく帰宅。夕食を食した後に、23区内の前泊地に向かったのでしたとさ。

つづく。